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Id基盤構築101
- 14. •
スモールスタート(段階導入)のススメと留意点
– スモールスタートのメリット・デメリット
• メリット
– 初期コストが少なく済む
– 立ち上げスピードが速い
• デメリット
– 手戻りが発生する場合も
– デメリットを極小化するために
• 手戻りするパターンと事前に考慮しておくべき事項
– ID体系
» グループ企業などへ展開するときに採番体系が足りるか?
– 接続したいシステムの技術的制約
» 利用インターフェイス、プロトコル、ドメイン名(特にク
ラウドの場合)は十分検討(最悪CSV)
» 技術的な制約事項であればID基盤のリプレイス時に機能追
加が可能な場合も多い
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- 32. まとめ
•
目的の明確化と割り切りが大事
– 目的への合致度合が低いことはしなくても良いはず
– 最悪システム化できなくても本来は良いはず
– 企画(案件)成立のための近道となる場合も
•
スモールスタートがオススメだが、将来は見据えた方がベター
– 企業では最先端の技術は使わない(ことが多い)ので技術的に将来を見
据えること自体がナンセンス(どのみち5年程度でID基盤システムもリ
プレイスされる)
– それよりも普遍的なもの(IDの利用範囲や、M&Aなどを含む事業のロ
ードマップ)を押さえておく
•
やっぱり上流工程が大切
– 企画・提案の段階で押さえられるところは押さえておく(体制等)
– 結局は企画・提案段階でどこまで見通せるか、にかかっている
– イメージできない場合はプロトタイプ、PoCなども
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