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IT革命からコミュニティ、コミュニケーション革命に!
- 1. 振り返れば見えてくる、
自社のIT活用効果と今後の取り組
み
~中小企業の IT 活用 総括 10 年~
森戸裕一
ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役
ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役
http://www.tisiki.net/
http://www.tisiki.net/
一般社団法人日本中小企業情報化支援協議会 事務局長
一般社団法人日本中小企業情報化支援協議会 事務局長
http://www.biz-solution.org/
http://www.biz-solution.org/
- 2. プロフィール
一般社団法人 日本中小企業情報化支援協議会 事務局長
ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役
http://www.tisiki.net/
森戸 裕一 http://www.biz-solution.org/
セミナー・研修講師実績 専門分野
商工会議所様主催 IT活用セミナー 戦略的人材育成(人材育成・人材採用)
公的団体主催 Facebook ビジネス活用セミナー 戦略的企業情報化戦略(ERP、SFA、CRM、ナレッジマネジメント)
中小企業団体中央会様主催 人材育成セミナー IT経営手法(中小・中堅企業経営革新)
マイクロソフト様 IT実践塾(経営者セミナー:全国47都道府県) インターネット活用技術(Webマーケティング、セキュリティ)
マイクロソフト様 ERP導入セミナー基調講演 CGM活用によるコミュニティ型ビジネス創造
マイクロソフトカンファレンス クライアントシステム導入成功事例紹介 インターネットを活用した教育システム構築( e-Learning )
マイクロソフト様 パートナー向け営業担当者向け実践トレーニング
マイクロソフト様 パートナー向け戦略的情報共有セミナー
日本ヒューレット・パッカード様 中堅市場向け情報化セミナー コンサルティング活動
日本ヒューレット・パッカード様 パートナー向けカンファレンス 基調講演
富士通パートナー企業様 ソリューションフェア講演 組織改革(人材育成、情報共有、コミュニケーション)
富士通様 組織内情報共有研修 人材採用(採用支援、内定者研修、新人研修)
富士通ファミリ会様 組織活性化セミナー 営業システム導入(販売戦略、営業担当者研修)
NEC様、大塚商会様主催 IT経営セミナー IT戦略策定(中小・中堅企業向けIT戦略)
東芝様 管理職向け情報戦略立案研修(ナレッジマネジメント) ベンチャー企業支援(企画、マーケティング、営業戦略)
パナソニック様 上級幹部社員研修(最新技術動向)
ソフトバンククリエイティブ様 中堅中小企業競争力強化実践セミナー 基調講演
ソフトバンクBB ビジネス・パートナーセミナー 2007 秋 基調講演
その他活動
オービックビジネスコンサルタント様 奉行フォーラム講演
コマツ製作所様 インターネット戦略策定研修 教育工学会企業内研究部会(会員)
河北新報社様主催 東北ビジネスフォーラム 基調講演 日本ビジネスモデル学会(会員)
ホンダ技研様 戦略的人材育成に関する講演 早稲田大学IT戦略研究所リーダーズフォーラム(会員)
インフォコム様 企業コンテンツ管理による『見える化』セミナー サイバー大学 客員教授
他多数
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- 4. 10 年前、三種の神器
インターネッ
インターネッ
LAN
LAN 電子メール
電子メール
ト
ト
<当時、重要とされていたこと>
社外から社内の情報に
経営者が全社の情報を 迅速に低コストで アクセスすること、
把握すること 伝達すること 取引先や顧客との情報の
やりとりができること
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- 5. 新・三種の神器とは
スマートフォン
スマートフォン
SNS
SNS タブレット端末
動画
動画
タブレット端末
<今、重視すべきこと>
顧客、企業と どこにでも持ち運べ、 情報を
コミュニケーション 商品・サービスの リアルタイムに
コラボレーション 利用イメージを持って わかりやすく
すること もらえること 届けられること
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- 6. 自社の IT 活用度を振り返る
▼ 企業の情報システム活用の段階( IT 化ステージ)
出所:経済産業省、電子商取引推進協議会、野村総合研究所
「平成 14 年度我が国企業の IT 化に対応する企業経営の分析」より
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- 7. 自社の IT 活用度を振り返る 次の表を使って、自社の IT 活用につ
いて振り返りを行ってください。
「活用度」は次の5段階で評価してください。
5 :十分に活用した 4 :まぁ活用したといえる 3 :どちらともいえない 2 :一部しか活用していない 1 :ほぼ活用
していない
IT ツール等 導入年 導入費 運用費 動機、きっかけ 活用度
インターネット環境
電子メール
会計ソフト
業務用ソフト
共有サーバ
自社サイト
ブログ
グループウェア
e コマース:電子商取引
ノート PC など モバイル環
境
SFA :営業管理ツール
クラウドサービス
Skype など
インターネット電話
Facebook など 各種 SNS
スマートフォン
タブレット端末
その他
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- 8. 振り返ってみましょう
成果につながった IT ツール等 意味がなかった IT ツール等
↓ ↓
成功要因は何だと思いますか? 失敗要因は何だと思いますか?
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- 9. 自社の成功法則を見出す
全社で使いこなすまでの導入ステップを考えましょう
。 例 自社の場合
・社内で担当者を決める
検討期 ・ 3 つのツールを候補にあげ、比較検討し
て絞り込む
・試用版を一部の社員で利用する
導入期 ・活用モデルをつくって全員に共有
・利用におけるルールを策定する
・ある程度決められた使い方で利用する
運用期 ・定期的な勉強会を開催する
・新しい活用方法を提案させる
活用期 ・連携して活用できるツール、拡張機能の
利用を検討する
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- 12. そもそも、無料ツールは使えるのか?
用途 例 効果 活用には
・ Facebook すぐに利用者が増えるので プロに運用をサポート
・ Twitter 、初期に取り組んだ企業の してもらう、何らかの
社外への
・無料ブログ 一人勝ち状態。 有料ツールとの連携、
情報発信 ・無料ホームページ 後で取り組むほど、効果を 広告出稿などの投資が
他 感じるのは難しくなる。 必要。
・無料オンライン
ストレージ 使用できる機能や期間が制
社内の ・ Evernote 無料版 限されているため、効果が
有料版の利用が必要。
情報活用 ・グループウェアや 実感できるレベルまで活用
SFA 等の試用版 するのは難しい。
他
無料で効果が出るのであれば、
有料サービスは存在しないと考えるのが妥当
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- 13. 変革を阻む、現状維持バイアス
人間はよほど強い動機がない限り、
「今の状況を変えて何かを失うくらいなら、今のままがいい」
という心理が働く
||
現状維持バイアスが起きる
10 年前の対処法 これから 10 年の対処法
業務プロセスを大幅に 10 通りのアイデアを考
変え、 IT を活用した えてからの IT 活用。
仕事のやり方に変革せ “ 改善 ” の発想ではなく
ざるを得ない状況をつ 、“その時 ” うまくいく
くる。 “新しい ” やり方、それ
を考えることを習慣化
する。
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- 14. 5 年前、 10 年前に言われていたこと
セカンドライフで新しいビジネス空間ができる
セカンドライフで新しいビジネス空間ができる
携帯キャリアの公式サイトに掲載されると自社 Web サイトに集客
携帯キャリアの公式サイトに掲載されると自社 Web サイトに集客
できる
できる
チーム内のコミュニケーションに はメーリングリストを活用
チーム内のコミュニケーションにはメーリングリストを活用
PDA (インターネット接続不可)の活用で営業活動が円滑になる
PDA (インターネット接続不可)の活用で営業活動が円滑になる
メールマーケティングは不特定多数にとにかく送信
メールマーケティングは不特定多数にとにかく送信
今、「取り組むべき」と言われていることも、 5 年後、 10 年後に
は
当たり前のこと、あまり意味がないことになる可能性がある。
変化の激しい今の時代、正解と言えるやり方は
ない
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- 15. IT 活用成功の鍵は“発想 ”
制約がある無料の IT ツールを与えられて・・・
業務・ビジネスに活用するアイデアが次々に湧く人
||
経験者、専門家
中小企業の一社員にそれを求めてもほぼ期待できない
IT 活用がうまくいくための方法は・・・
活用に耐え得る有料のツールを検討し、
「どのようなことに活用できるか?」
既存の枠にとらわれず、
複数の視点でたくさんのアイデアを出す
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- 17. 何を“成果 ” とするか
1 章で振り返り、「意味がなかった」「成果が出なかった」とした
IT ツールは、本当に何ももたらさなかったのか?
継続すれば成果が出た可能性はないか?
成果の例)
部下と、共通の認識を持った言葉で会話ができるようになった
訪問できるお客様の件数が増えた
Web サイトの訪問者数が増えた
問合せの件数が増えた
部下からの質問が具体的になった
連絡がつかないことによるストレスが軽減した
売上や利益の増加に直結していなくても、そこにつながる
ステップの一つであれば、成果として考えたほうが良い
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- 18. 判断基準を考える
継続して活用度合いを上げていくためには、
ステージごとに“成果 ” を決める
社員の活用度だけでなく、
【期間】例) 1 年間は利用してみる
Stage4 :活用期
Stage4 :活用期
【投資額】例)○○万円まではかける SFA 導入の例)担当者自ら、不足のリード
数を把握し、対策を提案するようになる
など、判断する際の
条件も考える Stage3 :運用期
Stage3 :運用期
SFA 導入の例)遅延なく営業担当者全員が情報を入力する
Stage2 :導入期
Stage2 :導入期
SFA 導入の例)営業責任者が営業プロセスを確認するための数字を“読める”ようになる
Stage1 :検討期
Stage1 :検討期
SFA 導入の例)最低限、“見たい”数字を決める
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- 19. 新・三種の神器[SNS]
SNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービ
ス)
Web サイト上でコミュニティを形成することができるサービ
ス。人と人、企業がつながり、コミュニケーションを深めて
いくための様々な機能がある。
活用できないと感じる理
由
・プライベートの内容が多く、ビジネスにおいて活用する場合の情報の出
し方がよくわからない
・企業ページを作ることで、集客できる・商品が売れると考えている
・活用目的があいまいすぎる
・利用用途の視野が狭すぎる
・・・ etc.
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- 21. 新・三種の神器[スマートフォン・タブレット端
末]
スマートフォン・タブレット端末
持ち運びやすく、タッチパネルで操作する。インターネット
に接続でき、電子メール、動画の録画・再生、電子書籍の閲
覧など、様々なことに利用できる。
活用できないと感じる理
由
・書類を電子化したまでに留まり、パンフレットやカタログ以外の使い方
がわからない
・会社から支給したのみで、活用方法、管理方法が属人的になっている
・便利なアプリケーションを知らない
・・・ etc.
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- 23. 新・三種の神器[動画]
動画
動き、音声で伝えるため、文字よりも理解しやすく、インパ
クトもある。 YouTube やニコニコ動画など、動画共有サイト
の利用者も多く、 Web 上で拡散しやすい。
活用できないと感じる理
由
・高い費用で制作したため(映像)、古い情報のまま作り直せない
・動画コンテンツは持っているものの、たくさんの人に見てもらう方法が
わからない
・何をどのように動画にすればよいのかがわからない
・・・ etc.
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Hinweis der Redaktion
- http://www.fukunet.or.jp/event2/detail.cgi?eid=1087 振り返れば見えてくる、自社のIT活用効果と今後の取り組み ~中小企業の IT 活用 総括 10 年~ 日時 平成 24 年 11 月 13 日(火) 13 : 30 ~ 16 : 30 場所 福岡商工会議所 会議室