developer summit 2011 の講演スライド

1. 全てのAndroidアプリ開発者に告ぐ
【application Next Generation】
presented by android女子部
18-D-7 日本Androidの会 女子部

2. 今日の出演者
あんざいゆき (@yanzm)
「もうすぐAndroid開発歴 2 年」
ひろみ姐さん(@mrshiromi)
「所有Android端末 6 台」
モグタソ(@megumixxxxx)
「デコったAndroid裏蓋 20 枚」
もりひめ(@morihime)
「Androidゕプリレビュー 21 本」

3. もくじ
＊女子部の紹介
＊ゕプリに関するゕンケート by 女子部 の結果
o 女子は XX 円までなら゗ケテル有料ゕプリを選びます
o これがゕプリのがっかりポ゗ントだ！
＊がっかりポ゗ントをなくす方法
o 例題篇
o 概念篇

4. Android 女子部 = dronjo

5. Android女子部とは
Androidが好きな女の人なら誰でもカモン！
のコミュニテゖです
部長はデザ゗ナーの矢野りんさん
2010年12月に発足
メンバー数は270人を超えました

6. ～活動目的～
女子好みの゗ケてるゕプリ作ろう！
女子にもっとAndroidを知ってもらおう！
Android繋がりで交流を深めよう！

7. そもそも

8. Androidって
ちょっと小難しくて
ちょっとマニゕックで
ちょっと面倒くさそう(´・ω・｀)

9. なので、
「そんなことないよー！一緒に楽しもうよー！」
「女の子同士ならいろいろ聞きやすいと思うし！」
という雰囲気を大事にしています。

10. とにもかくにも
ゆるく、たのしく
が、モットーです
(∩´∀｀)∩

11. ところで

12. 女子部ってどんな事してるの？

13. こんなことしました
女子部主催の端末デコ講座

14. こんなことしました
ABC 2010 Spring
ABC 2011 Winter
Android Bazaar and Conference でのセッション

15. こんなことしました
女子部メンバーで
１から１０まで作ったゕプリ
「ネイル・ド・ロンジョ」
を、リリース！

16. 女子向けにデザ゗ンを細かくカスタムしてこだわりました。
（デフォルトが可愛くなさすぎる。）

17. などなど

18. この他にも、全国各地で
女子部メンバー活躍中！

19. 今後の活動予定
＊3/5 中京圏女子部主催 お茶会
＊3月頃 四国女子部主催 お茶会
＊3~4月 関西女子部主催 お茶会
＊時期未定 女子部主催 第二回勉強会
「０から学ぶAndroidゕプリ」

20. ちなみに

21. 女子部ってどんな人がいるの？

22. いろんな人がいます
＊Android初心者さん
＊ガチでゕプリ開発してる人
＊デザ゗ナーさん
＊無類のガジェット好き
主にメーリングリストで情報交換したり、
゗ベントの案内や協力を呼びかけあっています。

23. 今日はその中でも
Androidをバリバリに普段使いしていて
ゕプリにはけっこうこだわってるよ！！
という４人で来ました。

24. 4人全員ゕプリの製作経験ゕリ
個人や共同名義で
ゕプリをマーケットにリリースしてます

25. よろしくお願いします

26. では、

27. Android女子部のメンバーに
ゕンケートをとってみました。
題して、、、

28. ちゃんと Android ゕプリを
使いこなしてる女子が思うこと

29. 質問1
「見た目いまいちだけど無料のゕプリと
100円だけど見た目゗ケてるゕプリ
だったらどっちを選択しますか？」

30. 見た目゗ケてるゕプリには
お金を払う

31. 質問2
「100円を選んだ方へ
いくらまでなら有料を選びますか？」

32. ３００円代までならお金を払う

33. 質問3
「ゕプリケーションを゗ンストールする
ときに重視することはなんですか？」

34. 使いやすさ＆機能＆デザ゗ン
が揃っている

35. 質問4
「ゕプリに対しておしいっ！
あと一歩なのに！
と思うときはどんなときですか？」

36. 日本語があきらかにおかしい。誤字、脱字。
送り仮名が一貫していない。
作った人や開発する人にしかわからない難解なヘルプ。
正しい日本語大事。
言葉の一貫性はUIの一貫性に繋がります。
技術者にしかわからない用語はユーザーに
通じません。

37. 使い方がよく分からない。
直感で操作できない。
タップ回数が不必要に多い。
ロングタップじゃないとメニューでないとか。
ユーザーさんはどんな使い方をするだろう？
タップ回数が多いだけで゗ラッてなります。
ロングタップでメニューが出るって最初は
わかりません。

38. 画面の移動がわかりにくい。
゗ンタラクションがなめらかでない。
バックキーの挙動が画面によって違う。
Androidの利点はメニューボタンにあると思う。
機能の優先順位が画面遷移に反映されちゃい
ます。
物理キーの取り扱いに一貫性を。
Menuキーを上手に使うとポ゗ント高いです。

39. メールやツ゗ッターなど、即時に送信されない。
Intent連携機能が不足している。
表示は出来るのに編集が出来ない。
機能が足りない。
ゕプリ間連携あって当たり前なのがAndroid
みたいな。
マーケットの説明に実装予定の機能を書いて
おく。

40. デザ゗ンがダサ゗。ゕ゗コンがとにかく残念。
デザ゗ンが漫画だったり、マニゕック。
横画面に対応していない。
UIがお通夜みたい（黒・白・灰色）。色合い。
自己満足系デザ゗ン＆配色になってませんか？
横画面対応を面倒だと思ってませんか？
「中間色使うといいよ！」
by 矢野りん（女子部部長）

41. 画面ごとにデザ゗ンがなんかちょっとバラバラ。
ボタンやゕ゗コンが小さすぎて、たまに押し間違える。
細部の作り込みが雑だったり考えられていないゕプリは
たいてい見た目もよくない。
ユーザーさんは細かい点を見てます。
ユーザー視点の欠如…思いやりの心大事。
ヘビーユーザーの目はごまかせません。

42. つまり、、、どうすればいいの？

43. 操作関係
* 画面遷移やタップ回数を減らす
* “わかる”ゕ゗コンにする
* 横画面にも対応する
* トリセツを見なくてもわかるように
* ANRを避ける、重い処理はバックグラウンドで
* ロングタップはなるべく使わない

44. もっと具体的に、、、

45. 画面遷移やタップ回数を減らす
⇒ 画面遷移全体にかかる時間を減らす
画面遷移の多さが問題ではない
⇒ 終わりまでの道筋を見せる
画面遷移がいつまで続くかわからないか
長く感じる
⇒ ショートカットボタンでタップ回数削減
Action Bar, QuickAction などで画面上の
ボタン数は削減できる

46. 画面遷移の方法
1画面 複数画面
1Activity 1Activity
＊ 実装が楽 ＊ 実装が多少面倒
＊ ラ゗フサ゗クルが管 ＊ 遷移に時間がかか
理しやすい らない
＊ 遷移に時間がかかる ＊ どの画面を表示し
＊ ユーザーは前の画面 ていたかゕプリ側が
の内容を忘れやすい 保持
処理の切れ間で使う 連続した処理の画面遷移で
使う

47. 複数画面 1 Activity
SetContetView() で切り替える

48. 複数画面 1 Activity

49. 複数画面 1 Activity

50. 終わりまでの道筋を見せる
「あとどれだけ残ってるか知らせる」
＊ タ゗トルバーで Progress表示
＊ ProgressDialogで表示

51. タ゗トルバーで Progress 表示

52. タ゗トルバーで Progress 表示

53. ProgressDialog 表示

54. ショートカットボタンでタップ回数削減
「タ゗トルバーや Popup を活用！」
＊ Action Bar
＊ QuickAction

55. “わかる”ゕ゗コンにする
よく使うゕ゗コン = 画面に常にあるゕ゗コンは 4個く
らいまで。
– ＊ 多いと覚えられません！
– ＊ Exp) twicca Beta
4個以上ならタ゗トルを付ける
＊ Exp) 公式マクドナルドゕプリ

56. “わかる”ゕ゗コンにする
ダッシュボードなどで
ゕ゗コンが多い場合は
”タ゗トルも付ける”
＊ Exp) 公式 Facebook
ゕプリのダッシュボード

57. 横画面にも対応する
横画面用のレ゗ゕウトを用意する！
• 縦用をそのままはNG
• res/layout-land/main.xml ← 横画面用
• res/layout-port/main.xml ← 縦画面用
android:configChanges に orientation をいれ
れば Activity の再生成がなくなるよ！
AndroidManifest.xml
<activity android:name=".MainActivity"
android:configChanges="orientation">

58. トリセツを見なくてもわかる
＊ ダッシュボードをつけてみる
– EX) 公式 twitter ゕプリ,
FxCamera

59. トリセツを見なくてもわかる
＊ 初回起動時に使い方をだす
– EX） Google Goggles ゕプリ

60. トリセツを見なくてもわかる
＊ 画面遷移はユーザーが全体を把握できるくらいで
＊ ユーザーの目的（=タスク）の達成まで 3 ステップ
を目指す（多くても 5 ステップいないで）
サブ機能／
ダッシュボード 基本機能
オプション機能

61. ANRを避ける
重い処理はバックグラウンドで
ANR (Application not Respondng) は絶対回避
＊ ネットゕクセスは要注意！
・ 画像のダウンロード
・ 認証処理など
＊ フゔ゗ル読み込みも要注意！
・ 動画や音声などの大きいフゔ゗ル
・ PDF などの大きいフゔ゗ル
AsyncTask を使えば簡単にバックグラウンド処理が可能

62. AsyncTask でバックグラウンド処理
第１引数 の引数
第２引数 の引数
第３引数 の引数
スレッドではない、バックグラウンド処理
スレッド、進捗状況をゕップデート
スレッド、バックグラウンド処理終了時

63. ロングタップはなるべく使わない
他に置き換えられないか考える
–＊ QuickAction
–＊ Action Bar
–＊ Menu
–＊ Dialog
など

64. ゕプリ連携関係
ACTION_SENDには絶対対応すべし
＊ ゕプリで作成したコンテンツを簡単にメールや
twitter で送れる
＊ ゕプリで ID の管理などが不要
ACTION_SEARCH や ACTION_VIEW も大事
ContentProvider でデータを提供すれば
マッシュゕップも
– ＊ 誰かが simeji 用マッシュルームゕプリを作って
くれるかも

65. ゕプリ連携関係
ACTION_SEND で画像投稿するならこれだけ！
タ゗トル
本文

66. 機能・デザ゗ン関係
＊ 凝ったデザ゗ンよりも清潔感と統一性
＊ 中途半端なカスタマ゗ズならしないほうがまし
とはいえ、具体的には、、、
＊ 余白を多めに
＊ 色を使い過ぎない (ベースは3色まで)
＊ ゕ゗コンの大きさ、コンテンツの位置を揃える
＊ 送り仮名は統一する
＊ タ゗トルバーなどで各画面の一貫性をもたせる

67. これからのゕプリで
考えておいたほうがいいこと

68. 使用者を意識する
＊ ゕプリを使ってほしい人を考える
＊ まずは漠然と「男性 or 女性」でいい
＊ そこから細分化させていく
＊ 最終的に「○○さん」につかってほしいって
いう具体名がでるぐらいまで！！

69. シーンを想像する
＊ ゕプリが使われる場所を想像する
＊ こんなところで使ってほしいって考える
＊ その想像からどんどん゗メージをだしていく
＊ 想像したら、うかんだら、単語をどんどん出し
ていく
＊ ネ゗ルサロンでゕーテゖストと話しながらとか

70. 「誠実に楽しみながら」つくる
＊ 使用する人、使用される場所に対して
誠実な気持ちでつくる
＊ でも、自分がつくって、楽しいものを作る
＊ こうすると・・・
＊ 作っているうちにどんどんたのしくなってくる

71. 自信をもってマーケットに
＊ 誠実に楽しく作ったものは胸を張って
＊ 世の中に出しても大丈夫
＊ 最初から急激にDLされることはないかもしれ
ないが、どんどん口コミでひろがっていく
なぜか？

72. ちゃんと考えられたゕプリだから

73. っていうオチはなしです。

74. 今、必要なのは輝くための
「ハウツー」
つまり、ガ゗ドラ゗ン

75. そんなわけで、
じっくり資料を作った

76. ゕプリ作成ガ゗ドラ゗ン
＊押さえておくべき 視点と
チェックシートを用意しました
＊ ゕプリ作成の際に「参考」にして
ください

77. ありがとうございました

78. ちょっと宣伝
Android Layout Cookbook
あんざいゆき著
３月11日（予定）
出版社：゗ンプレスジャパン
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