暗号化されていないAuroraクラスタをできる限り少ないダウンタイムで暗号化されたAuroraクラスタにした時の話．

1. 家計簿サービス
株式会社 Zaim
西本 航
2つのAuroraクラスターを
同期した話

2. © 2016 Zaim Inc. All rights reserved.
エンジニア
iOS Web インフラ
株式会社 Zaim 西本航 （@watura)
自己紹介
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クチコミで普及した国内最大級のオンライン家計簿
500万ダウンロード突破!!
家計簿サービス 「Zaim」
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AWS RDS MySQL → Aurora
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TokyoRegionに来て，比較的早い段階で移行
•500万ユーザに向けて
•http://www.slideshare.net/watura1/zaim-500
•500万ユーザに向けて ∼Aurora編∼
•http://www.slideshare.net/watura1/zaim-500aurora
↑の要約
•サービス停止メンテの必要ができた
•じゃあ対象DBをAuroraに乗り換えてみよう！
•やってみたよ！
この頃，Auroraは暗号化に対応していなかったんです

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2015年12月 暗号化に対応
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•暗号化はしておきたい
•後から暗号化はできない
•replicaは暗号化みたいなこともできない
→ 1から暗号化されたデータベースを作りなおす

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いつもの手順
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•リードレプリカを作る
•リードレプリカのレプリケーションを止める
•リードレプリカを元に新しいクラスタを作る
•旧クラスタをマスターにしてレプリケーション
•delayが0になるまで待つ
•切り替え作業

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ダメでした
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•CALL mysql.rds_stop_replication; 使えない
•mysqldump ̶master-data=2 使えない
→Binary Log の positionがわからない

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力技で解決
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•dumpする直前に show master status
•それからdump
•dumpしたデータを暗号化されたインスタンスへ
•最初に表示した binary log position を使って
•call mysql.rds_set_external_master
•call mysql.rds_start_replication
•重複が発生するので
•call mysql.rds_skip_repl_error

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まとめ
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•暗号化されていないクラスターをマスター
•暗号化されたクラスターをリードレプリカ
•Binary Logの位置を書き出すのに苦労した
•レプリケーションできたらあとはいつもの手順
•無事に暗号化されました
•もっと頭のいい方法があったのではないか？？
•rds_skip_repl_error をひたすら連打とか．．．

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ご静聴ありがとうございました
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