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ボイスチェンジャーサービスの研究開発を通したインターンによる次世代人材育成
- 4. 技術分野: メタバース研究と音声信号処理
(弊ラボ) GREE VR Studio Laboratory: グリー
グループ でメタバース事業を推進するREALITY
株式会社にある研究開発部門であり、VRSNS・
メタバースのXR化によるUX開発、サービス開
発、関連する知財創出などを扱っている。
本論文では技術分野として特に、音声信号処理
ボイスチェンジャーサービス「転声こえうらな
い」をはじめとするサーバ技術、機械学習、モ
バイルやサーバプラットフォームにおけるリア
ルタイム処理やメタバース化における応用を
扱っている。
- 11. 堀部貴紀『転声こえうらない』利用者の基本周波数分析
実験結果 - 自己申告の性別を考慮した分析 -
• 音声と性別を紐づけるため, 2020年3月から収録音声に対して自己申告で性別を
男性,女性,中性の3種類の集計を始めた.
• 声のスタイルや自己申告の性別など詳細なデータを集計した 2020 年 3 月 1 日か
ら 3 月 31 日までの 1 ヶ月間について性別に基づいた平均基本周波数のヒストグ
ラム
● 男性を選択した利用者のF0
● 一般男性の平均125 Hz 近辺が 1 番多い
● 利用者の中にも, F0が200 Hz∼250 Hz近辺という結果になった利用者もいた
● 一般女性の声の高さのような特徴を持っていることがわかる
● 中性を選択した利用者:女性のように声が高い
● 本分析のサンプル数が少ないため, 今後も引き続き調査していく必要
- 15. 日々の働き方: オンラインでのインターン研究生活
・日々の作業スタイルは、朝9:30開始、夕方18:30までが定時
・朝会(Zoom)にてその日の行動方針や目標などを各インターンが 自律的に計画
・Google Slidesにて1日1枚の日報を書き、夕会にて成果を発表する。
・必要であれば個別に集中作業としてミーティングやペアプログラミング、
もしくはモブプログラミング(一人のコーディングを複数人が見ながら学習する)を行うこともある。
・ラボ内で常に 他のメンバーのプロジェクトを見ながら日々進行する
外部向けのコンテンツやPoCプロジェクト、学会発表などがある場合はQA作業やレビューに積極参加
大学の研究室と異なる点
・時給制のアルバイト社員であり、時間に対するパフォーマンスは常に評価される点である。
・終了時間は特に許可がない限りは残業しない方針。
学生視点での特色
・グリーグループはアルバイトであっても社員と同じ扱いをする。
・社員の全社ミーティングや総会といった比較的機密レベルが高い会議にも出席し、メタバース開発の現
場のサービス開発の現場を学ぶ機会がある。
・社外向けのBlog執筆や特許出願も推奨されており、発明報奨金などの制度も社員と同様。
・なおコロナウイルスに対するワクチン 接種も職域接種で実施した。