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ワーク・プランニング :生産性を飛躍的に高める仕事術
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- 8. 「Nice to Have」ばかりで
「Must Have」が欠ける
February, 2013 8 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
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- 13. February, 2013 13 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 15. l プロジェクトにおける「マスタープラン」
l 活動スケジュールやアウトプットの締切、ミー
ティングスケジュール
l 「週間」計画
l プロジェクト全体の進 や新情報に基づくプラ
イオリティ変更で常に修正する
チーム全体
クライアント
個人
/上司、等
l 個人の責任を明確にする l 開始/終了日時
l プロジェクト全体の方針や他チームへイン l 関係者との取り決め
プットするための作業は締切を明確にする
l 報告会日程
l 具体的な作業レベルで「日時」スケジュー
ル、毎日のTo Doを整理するのが望ましい
February, 2013 15 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
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- 22. 解決すべき「課題」の定義
YesかNoで答えられる争点
答えることで「アクション」が決まる
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- 23. 解決すべき「課題」の定義
YesかNoで答えられる争点
答えることで「アクション」が決まる
答えられてもアクションが決まらない
「課題」はイシューではない
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- 26. 「高齢化社会に向けた新規事業開発」
膨大なマクロ統計データ
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他国の事例収集
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- 27. 「高齢化社会に向けた新規事業開発」
膨大なマクロ統計データ
他業界の先行事例分析
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- 28. 「高齢化社会に向けた新規事業開発」
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他業界の先行事例分析
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- 29. 解決すべき「課題」の定義
答えることで「アクション」が決まる
「イシュー」を明確にする
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- 31. 設定された「イシュー」を
いくつかの「サブ・イシュー」に分解する
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- 32. 消費税は上げるべきか?
「サブ・イシュー」
=イシューに答えを出すために必要な要素
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- 33. 消費税は上げるべきか? 増税は必要か?
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- 34. 消費税は上げるべきか? 増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
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- 35. 消費税は上げるべきか? 増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
February, 2013 35 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 36. 消費税は上げるべきか? 増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
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- 37. 「サブ・イシュー」は
最終報告書のストーリー構成を
踏まえて設定する
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- 38. 「サブ・イシュー」は
最終報告書のストーリー構成を
踏まえて設定する
イシューの分解方法は複数あるが、
説得的で魅力的なストーリー構成が「良い分解」
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- 39. 増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
February, 2013 39 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 40. 増税は必要か?
日本の危機
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税である必要性
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
消費税率を上げることで
リスクヘッジ
マイナスの影響があるか?
February, 2013 40 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 41. • 日本の財政赤字は危機的なXXX
増税は必要か?
日本の危機 • 細かい改善の積み上げではなく、抜本的な収
支構造の改善が求められる
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税である必要性
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
消費税率を上げることで
リスクヘッジ
マイナスの影響があるか?
February, 2013 41 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 42. • 日本の財政赤字は危機的なXXX
増税は必要か?
日本の危機 • 細かい改善の積み上げではなく、抜本的な収
支構造の改善が求められる
消費税であるべきか? • 消費税は全税収の中で所得税に次いで大きい
(全税収の中でどの程度の 存在であり、XXX
大きさか?) • 他の先進諸国に比べても日本の消費税率は相
消費税である必要性 対的に低い水準で、増税の余地は十分にある
といえる
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
消費税率を上げることで
リスクヘッジ
マイナスの影響があるか?
February, 2013 42 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 43. タイトル:『消費税増税の必要性』
• 日本の財政赤字は危機的なXXX
増税は必要か?
日本の危機 • 細かい改善の積み上げではなく、抜本的な収
支構造の改善が求められる
消費税であるべきか? • 消費税は全税収の中で所得税に次いで大きい
(全税収の中でどの程度の 存在であり、XXX
大きさか?) • 他の先進諸国に比べても日本の消費税率は相
消費税である必要性 対的に低い水準で、増税の余地は十分にある
といえる
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
• 一方で、消費税は低所得層にインパクトのあ
消費税率を上げることで る税である
リスクヘッジ
マイナスの影響があるか?
• 生活必需品に例外を適用することで、低所得
層に対するマイナスの影響を排除することは
十分に可能
February, 2013 43 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 44. 消費税は上げるべきか? 増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
February, 2013 44 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 45. 消費税は上げるべきか? 増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
結論のストーリーを意識して分解
(MECEも大事だが・・・)
February, 2013 45 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 46. February, 2013 46 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 48. 我が社は中国に参入すべき 中国は成長している
February, 2013 48 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 49. 我が社は中国に参入すべき 中国は成長している
競合B社が参入した
競合C社が参入した
February, 2013 49 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 50. 我が社は中国に参入すべき 中国は成長している
競合B社が参入した
競合C社が参入した
競合D社も準備中の
February, 2013 50 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 51. 我が社は中国に参入すべき 中国は成長している
競合B社が参入した
競合C社が参入した
競合D社も準備中の
February, 2013 51 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 52. February, 2013 52 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 54. 最終結論のストーリー構成
グローバル戦略において、中国
我が社は中国に参入すべき
市場は必須なエリアか?
February, 2013 54 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 55. 最終結論のストーリー構成
グローバル戦略において、中国
我が社は中国に参入すべき
市場は必須なエリアか?
中国市場で求められる成功要因
を我が社は満たせるか?
強みを活かせるか?
February, 2013 55 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 56. 最終結論のストーリー構成
グローバル戦略において、中国
我が社は中国に参入すべき
市場は必須なエリアか?
中国市場で求められる成功要因
を我が社は満たせるか?
強みを活かせるか?
投資対効果、事業インパクトを
踏まえ、優先度は高いか?
February, 2013 56 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 61. l 「イシュー」から逆算して、必要な情報を定義する。やみくもに情報収集に着手しない
l 情報収集は仮説を検証するために存在する
イシュー 仮説 分析 必要な情報
l 消費税を増税の対象とす l 消費税が全税収の中で額 l 税目別の税収額比較 l 税目別の税収データ
べきか? の観点で上位 l 税目別の税収構成比の経 (10年分、国税庁)
年推移
l 消費税率は他の先進諸国 l 先進諸国の消費税率比較 l 先進諸国の消費税率
に比べて低い (直近、新聞雑誌記事)
February, 2013 61 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 63. l サブイシューの仮説を検証するための情報を得るために必要な「作業」を4タイプで整理する
l イシューのカタマリを作業のカタマリで分類する
作業の4タイプ
設計 データ収集 分析 フィードバック
l プロジェクト設計を含め、 l 情報ソースをリストアッ l 仮説の妥当性を検証する l クライアントやチーム
情報収集も闇雲に着手せ プしてから着手する のが目的。少なければ少 リーダーとのコミュニ
ず、計画する l エキスパートがいる場合 ないほど良い ケーションも重要なイン
l インタビューも「イ は、信頼できる情報源を …グラフの量産はしない! プット
シュー」に基づいて質問 確認する l F/Bを得るタイミングも
l 定性的な情報もどう整理
を準備する 「作業」として見積る
l 必要な情報を洗い出した するかを検討する
…後戻りできない 後、情報ソース毎に整理 …「分かったこと」リストに
する 甘んじない
February, 2013 63 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 64. イシュー 作業
専門家
増税は必要か? インタ
ビュー
消費税であるべきか? 国内
(全税収の中でどの程度の 分析
大きさか?)
専門家
インタ
ビュー
消費税率は他国の水準 海外
分析
に比べて、低いか?
専門家
消費税率を上げることで インタ
マイナスの影響があるか? ビュー
作業タイプのくくりで分担を設定する
(ケースバイケース)
February, 2013 64 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 66. l 工数だけでなく、クリティカルパスと優先順位、全体のバランスを検証する
マイルストーン設定に必要な視点
クリティカル
作業工数 優先順位
パス
l 精緻さよりも全体のバラ l 全体のスケジュールに最 l 重要度と不確実性で検討
ンス も影響する作業工程
(例) (例)
Ø 重要なタスクが手薄になって Ø 専門家インタビュー
いないか? Ø アンケート調査
Ø 特定のチームに負荷が集中し Ø 等
ていないか?
Ø B作業の全体となるA作業の修
了タイミングは間に合うか?
February, 2013 66 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 67. l 工場などで人員、工程管理などに用いられる帯状のグラフ
l 横軸に時間、縦軸に人員、製造設備等を配置し、工程ごとの個別の作業開始日、作業完了日
などといった情報を帯状に示す
l 各作業の責任者と締切を明確にすることが出来る
ガントチャート
Week
作業 作業内容
担当
進捗
1 2 3 4 5 6 7 8 9
2次情報調査
菅谷
済
インタビュー設計 / アポ取り
服部
着手
インタビュー実施
大橋 未
製品A
調査会社調整(定量調査)
服部
着手
戦略立案
定量調査設計 / 実施
服部
未
定量調査分析
大橋
未
戦略オプション抽出
全員
未
- 68. l 作業工程のステップ毎に所要時間と前後関係を表した図
l 相互に関連する作業を図示し、スケジュール全体を見通し良く把握することが出来る
l 最も時間を要する作業フロー(クリティカルパス)を明確にする目的に活用される
48日
45日
40日
- 70. l アウトプットやデータが出たところで当初仮説が正しかったかを検証し、仮説をブラッシュアップ
する
l 当初の仮説にこだわって無理やり仮説に当てはめようとせず、データが他の読み取り方が出来
ないか十分に考える
事前調査
仮説構築
仮説構築
仮説構築
イシュー 作業 作業 作業 アウトプット
仮説検証
仮説検証
仮説検証
February, 2013 70 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 73. 生徒1人当たりの 予備校の対象者
菅谷ゼミナールの売
授業料(単価)は改 (高校生、浪人生)
上は改善できるか?
善できるか? は増えるか?
X X
菅谷ゼミナールの市
菅谷ゼミナールの生
場シェア
徒数は増やせるか?
を高められるか?
有名大学 有名大学への 入学する学生の質
合格者数は増やせる 合格率は改善できる (学力)は向上する
か? か? か?
X
予備校の対象者
菅谷ゼミナールの講
(高校生、浪人生) 学生の成績上昇率は
師の質を改善できる
は増えるか? 改善するか?
か?
X
菅谷ゼミナールの市
菅谷ゼミナールの教
場シェア
材の質を改善できる
を高められるか?
か?
菅谷ゼミナールの設
備の質を改善できる
か?
- 74. イシュー 仮説 分析 作業
• ・・・ • ・・・ • ・・・ • ・・・
生徒1人当たりの
授業料(単価)
• ・・・ • ・・・ • ・・・ • ・・・
予備校に入ってくる
ような人の数
(高校生、浪人生)
• ・・・ • ・・・ • ・・・ • ・・・
菅谷ゼミナールの
市場シェア
February, 2013 74 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 76. イシュー 仮説 分析 必要な情報
February, 2013 76 Copyright © 2013 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
- 78. ワークプランはイシューからスタートする
l 「イシュー」とは解決すべき課題の定義
l 答えることでアクションが決まる争点であり、具体的なアクション(課題解決)に結び
つく問いの立て方が必要
l 各種フレームワークもイシューの立て方の一つと認識する。フレームワークを埋める
ことを目的化しない
チームとしてのワークプランが不明確な場合も自分のワー
クプランを作成する