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分散JVMマイクロサーバの構築
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Tsutomu Yano
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Jini (Apache River) を使った、サーバーサイドでの分散システムについての解説です。
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分散JVMマイクロサーバの構築
1.
自律分散 JVM マイクロサービス・クラウド
矢野 勉 1
2.
モチベーション • ひとりでも保守できるようにしたい • アプリケーションとは本質的にステー
トフル • クラウドを生かすためにはステートレ スであるべき 2
3.
ひとりでも保守できるようにしたい
サーバというものは落ちるのが普通 落ちるたびにメール通知→即対応とかマジでウザイ 落ち着いて酒も飲めやしない 3
4.
ひとりでも保守できるようにしたい
サーバというものは落ちるのが普通 •落ちたサーバにリクエストが飛んで欲しくない → 死ぬならちゃんと死んでくれ •復旧作業とかしたくない → 落ちたサーバはもういなかったことにしたい 4
5.
ひとりでも保守できるようにしたい
自律分散 •サーバが死んだらサービスから自動的に切り離される •サーバを起動したらサービスに自動的に接続する 5
6.
Heart Beat
find AP Service Service Service Server Registrar Registrar Registrar return 6
7.
find AP
Service Service Service Server Registrar Registrar return Registrar 7
8.
Heart Beat
find AP Service Service Service Server Registrar Registrar Registrar return 8
9.
アプリケーションとステートレス
アプリケーション ユーザステートの管理 9
10.
アプリケーションとステートレス
アプリケーション きる トレスにで 理は ステー の処 個々ユーザステートの管理 でも 9
11.
Heart Beat
find AP Service Service Service Server Registrar Registrar Registrar return 10
12.
Heart Beat
find AP Service Service この部分は全部 Service Server Registrar Registrar Registrar「処理」 return なのでステートレス 10
13.
ステートレス 分散できる
11
14.
全部自分でつくるのがめんどくさい
時間もないし… 12
15.
Jini
13
16.
JINI • 大昔のJava用分散サービス仕様 • もともとは組み込み用途を想定
ランプの精 リトル・ジーニー • SunでBill Joyが開発してた • 現Apache River • gigaspace.com 14
17.
JINIで全部できる
Lease &Join Service Discovery AP Lookup Service Service Server Service Registrar Registrar notification Jini Extensible Remote Invocation 15
18.
Jini Extensible Remote
Invocation (JERI) 階層化されたプラガブルなリモート通信プロトコル Marshaling Layer Object Invocation Layer Transport Layer 16
19.
Jini Extensible Remote
Invocation (JERI) 階層化されたプラガブルなリモート通信プロトコル Marshaling Layer 差し替え可能 Object Invocation Layer 変更不可 Transport Layer 差し替え可能 16
20.
Jini Extensible Remote
Invocation (JERI) Message Pack/Protocol Buffer/Other Java Serialization Object Invocation Layer TCP-IP/SSL 17
21.
マイクロサービス・クラウド
Amazon Web Service Heart Beat find AP Service Service Service Server Registrar Registrar Registrar return さくら 自宅サーバ 自社 18
22.
あんなのとかこんなのとか 積み上げたい…
19
23.
めんどうなところ
20
24.
• セキュリティマネージャ • コードベースとクラスローダ •
バージョン管理 21
25.
コードベースと
セキュリティ・マネージャ リモートメソッド 戻り値 AP 外部 からク ラス コードベース Server をロー ド class コードベースからのダウンロードを 許可する設定が必要 コードベースのURLを書く必要がある セキュリティ・マネージャ 22
26.
サービスのバージョンアップ
リモートメソッド AP v1.1 Server コードベース class 23
27.
サービスのバージョンアップ
リモートメソッド AP v1.1 Server コードベース class どうやって変える? AP v1.2 Server 23
28.
com.uzabase.service.MyService
version 1.1 Javaは同じ名前のクラスを区別できない com.uzabase.service.MyService version 1.2 24
29.
com.uzabase.service.v1_1.MyService
version 1.1 名前を変えれば区別できる com.uzabase.service.v1_2.MyService version 1.2 25
30.
Q&A
26