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- 1. 救 急 統 計
2013 -2014年度 年度
- 3. ご挨拶
日頃より当センターの救急診療にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
倉 敷 中 央 病 院 は 、 2 0 1 3 年 4 月 1 6 日 付 で 岡 山 県 内 5 番 目 の 救 命 救 急 セ ン タ ー と し て 認 可
さ れ ま し た 。 こ の 救 急 統 計 は 、 2 0 1 3 年 か ら 2 0 1 4 年 の 2 年 間 の 実 績 と 取 り 組 み を ま と め た
ものです。この2年間はチャレンジの連続でした。そしてすばらしい2年間でした。
救 命 救 急 セ ン タ ー 開 設 に 向 け て 、 多 職 種 で 部 門 横 断 的 な 打 ち 合 わ せ を 繰 り 返 し ま し た 。
ま た 、 開 設 後 も 様 々 な 課 題 に 気 づ き 、 そ れ に つ い て 話 し 合 い や 調 整 を 繰 り 返 し て き ま し
た 。 こ の 経 過 を 通 し て 感 じ た こ と は 、 「 患 者 さ ん の た め に 」 「 こ の 地 域 の 救 急 診 療 の た め
に 」 と 、 難 し い 課 題 を も 自 ら の も の と し て 積 極 的 に 解 決 に 一 緒 に 取 り 組 ん で も ら え る 、 院
内や関連施設の職員の熱意と確かなプロ意識でした。
開設から2年たち、救命救急センターからの入院は年間9000人を越え、救急搬入件数は
年 間 1 万 人 に 迫 っ て い ま す 。 ま た 、 新 設 し た 救 急 I C U に は 年 間 約 5 0 0 例 の 入 院 が あ り 、 重
症外傷に関しても超緊急輸血や外来での緊急手術など、迅速な対応が実現しました。
人 材 の 採 用 と 育 成 も 進 ん で い ま す 。 2 0 1 5 年 4 月 に は 救 急 専 従 医 は 2 8 名 と な り 、 救 命 セ
ン タ ー 外 来 の 医 師 3 交 替 勤 務 が 実 現 し ま し た 。 ま た 救 命 士 を 目 指 す 大 学 の 卒 業 生 が 職 員 と
して採用され、様々な診療補助を担当しています。
このような体制整備の一方で、安全で有効な診療を提供するために、診療の質の評価と
改 善 を 継 続 的 に 続 け て い ま す 。 部 内 で は 、 医 療 安 全 ・ 倫 理 問 題 に 関 す る 多 職 種 で の カ ン フ
ァレンスや、各診療科との症例検討会を定期的に開催しています。
さ ら に 、 先 進 的 な 取 り 組 み も 行 い ま し た 。 重 症 外 傷 患 者 に 対 し て は 転 院 後 訪 問 に 加 え
て 、 倉 敷 E R n e t と い う 地 域 カ ン フ ァ レ ン ス を 定 期 的 開 催 し て い ま す 。 ま た 年 間 約 5 万 人 の
ウ ォ ー ク イ ン 来 院 患 者 さ ん の ト リ ア ー ジ に つ い て は 、 評 価 の 検 証 や 個 人 へ の フ ィ ー ド バ ッ
クが可能なシステムを開発・運用しています。これらの取り組みもこの中で紹介します。
最 後 に 、 「 年 報 」 が 2 年 間 の ま と め と な り ま し た こ と を お わ び し ま す 。 こ れ か ら は 毎 年
の発行を目指して進めてゆきたいと考えています。
こ の 冊 子 を ご 覧 の 上 、 お 気 づ き の 点 や ご 要 望 の 点 が あ り ま し た ら 、 ぜ ひ ご 教 示 く だ さ
い。今後とも、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
救命救急センター センター長 福岡 敏雄
- 6. 過去10年間(2005年-2014年度)の実績
01 受診患者数・紹介患者数 *受診患者数は複数科を受診した場合、それぞれを1件としている
02 救急搬送数・モービルCCU出動数
受診患者数
紹介患者数
66,480
5,477
68,711
5,571
71,704
5,806
66,142
5,862
70,981
6,036
66,662
6,306
66,820
6,179
63,659
5,755
64,249
5,603
63,887
5,687
2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年度 2014年度
救急搬送数
(うちモービルCCU)
7,077
632
7,554
587
7,805
517
7,731
490
8,217
435
8,527
488
8,415
437
8,423
445
9,229
506
9,919
508
2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年度 2014年度
ー 2 ー
7,077
7,554
7,805 7,731
8,217
8,527 8,415 8,423
9,229
9,919
632 587 517 490 435 488 437 445 506 508
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
件数
救急搬送数
モービル CCU
2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年度 2014年度
66,480
68,711
71,704
66,142
70,981
66,662 66,820
63,659 64,249 63,887
5,477 5,571 5,806 5,862 6,036 6,306 6,179 5,755 5,603 5,687
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
70,000
80,000
2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年度 2014年度
人数
受診患者数
紹介患者数
救急統計2013-2014
- 7. 03 処置等内訳
CPA受入数 手術 内視鏡 カテ 蘇生処置
CPA受入数
手術
内視鏡
カテ
蘇生処置
77
292
303
616
140
83
345
354
564
165
76
351
369
489
140
108
365
389
593
153
115
433
370
539
189
103
446
416
591
187
126
456
378
544
186
115
466
452
587
190
2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年
155
578
461
578
237
183
638
465
632
339
2013年度 2014年度
77 83 76
108 115 103
126 115
155
183
292
345 351 365
433
446 456 466
578
638
303
354
369
389
370
416
378
452
461 465
616
564
489
593
539
591
544
587
578
632
140
165
140 153
189 187 186 190
237
339
0
100
200
300
400
500
600
700
件数
2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年度 2014年度
救急統計2013-2014
ー 3 ー
過去10年間を振り返ると、受診患者数は2007年、2008年に7万人を超えていました。その
後徐々に減少傾向です。救急搬送数は10年間増加してきており、2013年の救命センター化
以降は増加は顕著になりました。2014年度は1万台に迫っています。
重症患者の受け入れ増加に伴い、救命救急センターからの手術件数は急増しています。
また、緊急カテーテル検査や蘇生処置(緊急気管挿管など)も増加してきています。
Point
- 8. *救急搬送=救急車、モービルCCU、ヘリ、他院車両の合計
受診患者数(実数)・入院患者数
受診患者数
(外来)
(入院)
救急搬送数
救急搬送率
紹介患者数
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
4,944
4,189
755
754
15.3%
521
5,797
5,050
747
779
13.4%
472
4,637
3,980
657
694
15.0%
444
5,071
4,346
725
876
17.3%
461
5,090
4,409
681
842
16.5%
477
4,834
4,121
713
737
15.2%
459
5,295
4,546
749
788
14.9%
464
5,559
4,755
804
776
14.0%
466
4,282
3,521
761
745
17.4%
479
4,576
3,844
732
733
16.0%
458
4,391
3,717
674
704
16.0%
423
5,260
4,474
786
801
15.2%
479
59,736
50,952
8,784
9,229
15.4%
5,603
合 計
ー 4 ー
2013年度-2014年度 救急統計
4,944
5,797
4,637
5,071 5,090
4,834
4,282
4,576
5,295
5,559
4,391
5,260
754 779 694
876
842
737 745 733
788
776 704
801
0
200
400
600
800
1,000
1,200
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
台数人数
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
受診患者数 救急搬送数
2013年度
01 受診患者数(実数)
02 入院患者数 ウォークイン⇒入院
4,373人 50%
4,411人 50%
救急搬送⇒入院
救急統計2013-2014
- 9. *救急搬送=救急車、モービルCCU、ヘリ、他院車両の合計
受診患者数
(外来)
(入院)
救急搬送数
救急搬送率
紹介患者数
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
4,303
3,545
758
768
17.8%
509
5,079
4,279
800
791
15.6%
504
4,003
3,263
740
780
19.5%
473
4,267
3,515
752
859
20.1%
477
4,280
3,565
715
856
20.0%
418
4,020
3,313
707
783
19.5%
429
5,128
4,348
780
896
17.5%
477
6,462
5,603
859
1,001
15.5%
518
3,889
3,133
756
799
20.5%
482
4,389
3,661
728
786
17.9%
461
3,928
3,190
738
783
19.9%
457
4,217
3,391
826
817
19.4%
480
53,965
44,806
9,159
9,919
18.4%
5,685
合 計
ー 5 ー
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
受診患者数 救急搬送数
2014年度
01 受診患者数(実数)
02 入院患者数 ウォークイン⇒入院
4,444人 49%
4,715人 51%
救急搬送⇒入院
4,303
5,079
4,003
4,267 4,280
4,020 3,889
4,389
5,128
6,462
3,928
4,217
768
791 780
859 856
783 799
786
896
1,001
783 817
0
200
400
600
800
1,000
1,200
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
台数人数
救急統計2013-2014
救命救急センターからの入院患者数は増加傾向であり、2014年度は9000人を超えました。受診患者数に占める救
急搬送患者の割合も少しずつ増えてきており、2014年度は18.4%となっています。月別ではゴールデンウイーク
のある5月、年末年始の12月1月が多い月になります。2014年度はインフルエンザのピークとなった1月が受診患
者、救急搬送患者ともに急増しました。救命救急センターからの入院患者はウォークインと救急搬送とがほぼ同数
となっています。
- 10. 2013年度
2013年度
救急搬送状況
地域別救急搬送状況
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
救急車
モービルCCU
他院
ヘリ
合計
倉敷
玉島
児島
総社
水島
笠岡
岡山
高梁
井原
新見
その他県内
県外
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
666
57
28
3
754
717
33
21
8
779
634
40
15
5
694
820
41
11
4
876
778
41
17
6
842
679
44
8
6
737
680
36
22
7
745
673
39
16
5
733
731
42
11
4
788
717
33
22
4
776
638
42
17
7
704
725
58
14
4
801
8,458
506
202
63
9,229
91.6%
5.5%
2.2%
0.7%
100.0%
(件数)
合計
666 717
634
820 778
679 680 673 731 717
638
725
57 33
41
44 36 39
28 21
11
8 22 16
3 8
40
15
5
4
41
17
6
6 7 5
42
11
4
33
22
4
42
17
7
58
14
4754 779
876
694
842
737 745 733
788 776
704
801
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
ー 6 ー
278
97
80
70
52
17
19
10
6
8
17
12
666
312
100
81
71
61
21
20
16
9
4
15
7
717
258
93
73
59
48
25
21
13
12
13
16
3
634
354
118
87
89
54
36
19
21
5
8
22
7
820
319
121
77
78
58
31
32
21
2
4
27
8
778
263
117
80
68
56
23
16
18
4
7
21
6
679
292
78
70
73
57
37
16
20
8
8
14
7
680
312
83
69
65
51
27
23
12
8
11
7
5
673
319
98
78
82
43
30
26
19
12
5
15
4
731
277
110
80
84
62
24
21
24
11
4
13
7
717
262
88
81
50
53
28
16
15
10
8
22
5
638
297
82
76
94
62
32
23
24
8
8
17
2
725
3,543
1,185
932
883
657
331
252
213
95
88
206
73
8,458
41.9%
14.0%
11.0%
10.4%
7.8%
3.9%
3.0%
2.5%
1.1%
1.0%
2.4%
0.9%
100%
救急統計2013-2014
救急車 モービルCCU 他院 ヘリ
- 11. 2014年度
2014年度
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
救急車
モービルCCU
他院
ヘリ
合計
697
48
9
14
768
730
41
12
8
791
728
36
8
8
780
801
36
14
8
859
810
34
8
4
856
735
28
15
5
783
747
34
9
9
799
738
33
12
3
786
830
49
14
3
896
931
47
18
5
1,001
707
54
11
11
783
736
68
8
5
817
9,190
508
138
83
9,919
92.7%
5.1%
1.4%
0.8%
100.0%
(件数)
ー 7 ー
救急車 モービルCCU 他院 ヘリ
救急統計2013-2014
倉敷
玉島
児島
総社
水島
笠岡
岡山
高梁
井原
新見
その他県内
県外
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
合計
306
91
82
54
68
22
25
12
8
2
21
6
697
320
88
84
76
60
32
23
9
6
4
23
5
730
341
77
85
65
67
23
18
11
15
2
18
6
728
324
99
113
98
57
29
25
19
14
5
15
3
801
352
96
100
77
61
39
21
25
4
8
18
9
810
288
88
96
94
63
31
17
9
15
5
23
6
735
288
99
86
75
66
40
22
26
6
11
24
4
747
314
93
96
62
59
25
25
20
5
12
23
4
738
336
108
94
111
65
40
16
19
9
5
21
6
830
377
108
114
96
82
44
34
17
16
9
32
2
931
325
81
84
61
49
23
24
16
11
7
21
5
707
318
84
72
79
54
42
28
21
7
8
17
6
736
3,889
1,112
1,106
948
751
390
278
204
116
78
256
62
9,190
42.3%
12.1%
12.0%
10.3%
8.2%
4.2%
3.0%
2.2%
1.3%
0.8%
2.8%
0.7%
100%
697 730 728
801 810
735 747 738
830
931
707 736
48 41 36
36 34
28 34 33
49
47
54
689 12 8
14 8
15 9 12
14
18
11
814 8 8
8 4
5 9 3
3
5
11
5768 791 780
859 856
783 799 786
896
1,001
783 817
0
200
100
300
500
700
900
400
600
800
1,000
1,100
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
救急搬送の内容は救急車が特に増えています。モービルCCUや他院患者搬送車はほぼ横ばいです。占める割合は小
さいですが、ドクターヘリの受け入れ台数は増加傾向です。
- 12. 2013年度
診療科別救急患者数
ー 8 ー
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
内科*
循環器内科
神経内科
小児科
外科
整形外科
脳神経外科
脳卒中科
皮膚科
泌尿器科
産婦人科
眼科
耳鼻科
形成外科
心臓血管外科
精神科
呼吸器外科
歯科
救急科
合計
1,932
362
21
1,455
105
540
185
91
70
49
99
67
133
150
29
1
15
1
5,305
2,265
377
28
1,801
130
587
215
98
109
89
114
103
142
167
21
1
20
6,267
1,851
332
30
1,202
93
560
214
79
138
63
87
68
111
125
22
8
4,983
2,069
332
33
1,409
124
532
188
72
158
54
92
71
118
165
21
13
5,451
2,131
294
30
1,374
115
538
171
78
168
72
78
69
125
164
22
1
15
5,445
1,942
330
31
1,317
114
455
186
86
138
63
109
63
124
163
37
3
14
5,175
1,814
339
29
1,096
114
436
155
78
104
40
87
48
91
158
28
1
13
4,631
1,877
330
33
1,329
101
482
177
71
61
48
87
52
107
140
22
2
8
4,927
2,266
352
36
1,518
111
487
176
82
67
53
120
94
146
146
26
9
5,689
2,558
353
25
1,506
98
533
170
84
67
61
117
84
132
157
26
4
5,975
1,974
337
27
1,253
89
324
166
53
39
43
86
56
116
122
19
11
25
4,740
2,209
377
21
1,595
101
453
178
83
62
59
110
68
121
123
37
5
59
5,661
24,888
4,115
344
16,855
1,295
5,927
2,181
955
1,181
694
1,186
843
1,466
1,780
310
9
135
1
84
64,249
24,888
4,115
344
16,855
1,295
5,927
2,181
955 1,181 694 1,186 843
1,466 1,780
310 9 135 1 84
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
内
科
*
循
環
器
内
科
神
経
内
科
小
児
科
外
科
整
形
外
科
脳
神
経
外
科
脳
卒
中
科
皮
膚
科
泌
尿
器
科
産
婦
人
科
眼
科
耳
鼻
科
形
成
外
科
心
臓
血
管
外
科
精
神
科
呼
吸
器
外
科
歯
科
救
急
科
人数
救急統計2013-2014
*専門診療科も内科に含まれる
- 13. 2014年度
ー 9 ー
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
*専門診療科も内科に含まれる
内科*
循環器内科
神経内科
小児科
外科
整形外科
脳神経外科
脳卒中科
皮膚科
泌尿器科
産婦人科
眼科
耳鼻科
形成外科
心臓血管外科
精神科
呼吸器外科
歯科
救急科
合計
2,000
332
20
1,362
105
348
191
77
68
64
87
60
111
129
27
4
13
73
5,071
2,092
366
32
1,708
111
485
159
81
109
74
134
95
137
162
37
2
15
1
70
5,870
1,807
316
44
1,144
86
438
153
76
108
53
115
71
119
104
29
2
11
109
4,785
1,981
324
24
1,219
103
493
155
73
147
54
80
80
114
149
15
8
107
5,126
2,027
336
34
1,126
82
528
161
78
168
70
109
58
90
123
21
1
8
116
5,136
1,835
294
31
990
117
561
164
79
118
55
88
73
133
114
19
16
116
4,803
1,775
338
33
1,000
103
473
187
77
86
49
93
61
119
123
24
1
10
136
4,688
1,956
275
23
1,340
102
505
167
92
81
61
89
52
135
132
19
17
130
5,176
2,397
344
20
1,655
94
500
160
72
59
69
109
78
136
149
30
17
135
6,024
3,384
400
43
1,998
105
543
160
87
77
65
110
82
129
116
22
15
127
7,463
2,059
337
32
1,064
65
396
116
69
41
40
95
44
105
104
22
16
106
4,711
1,998
366
18
1,200
100
474
135
89
41
36
84
59
128
117
23
12
154
5,034
25,311
4,028
354
15,806
1,173
5,744
1,908
950
1,103
690
1,193
813
1,456
1,522
288
10
158
1
1,379
63,887
25,311
4,028
354
15,806
1,173
5,744
1,908
950 1,103 690 1,193 813
1,456 1,522
288 10 158 1
1,379
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
循
環
器
内
科
神
経
内
科
小
児
科
外
科
整
形
外
科
脳
神
経
外
科
脳
卒
中
科
皮
膚
科
泌
尿
器
科
産
婦
人
科
眼
科
耳
鼻
科
形
成
外
科
心
臓
血
管
外
科
精
神
科
呼
吸
器
外
科
歯
科
救
急
科
人数
内
科
*
救急統計2013-2014
受診患者の診療科別の集計です。2014年2月から救急科としての多部位外傷患者の受け入れを始めていて、2014年
度は月100人を超えるようになりました。一方、小児科の受診患者はやや減少傾向です。
- 14. 2013年度
診療科別救急入院患者数
ー 10 ー
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計診療科
内科*
(消化器内科)
(呼吸器内科)
(糖尿病内科)
(腎臓内科)
(血液内科)
(内分泌代謝・リウマチ内科)
循環器内科
神経内科
小児科
外科
整形外科
脳神経外科
脳卒中科
皮膚科
泌尿器科
産婦人科
眼科
耳鼻科
形成外科
心臓血管外科
呼吸器外科
救急科
合計
252
116
80
9
12
20
15
159
7
75
61
49
28
56
9
32
5
4
8
6
4
755
222
111
65
15
4
19
8
138
12
92
78
42
16
67
3
12
26
5
4
7
9
14
747
206
112
56
7
3
18
10
142
12
56
45
58
18
47
1
9
22
12
2
7
6
14
657
233
117
64
13
6
21
12
123
16
57
89
61
24
48
3
5
26
1
9
2
7
8
13
725
246
130
54
15
9
24
14
106
11
49
57
56
29
37
7
16
24
1
4
1
8
14
15
681
228
131
57
9
7
11
13
134
13
58
71
43
23
54
4
13
28
6
1
14
5
18
713
260
132
76
18
2
23
9
126
13
86
75
52
18
53
8
6
31
4
2
10
4
13
761
245
137
64
7
6
18
13
146
14
77
60
43
24
47
1
7
23
9
2
9
7
18
732
266
136
84
9
5
18
14
139
12
74
55
45
23
52
1
4
26
5
7
8
5
27
749
292
133
93
12
8
33
13
152
12
72
58
61
20
44
2
10
34
4
3
3
8
3
26
804
241
126
77
10
4
16
8
129
17
63
55
42
20
34
2
4
25
7
4
5
7
19
674
244
125
75
8
6
15
15
166
15
76
59
54
10
63
3
5
32
1
8
2
12
4
32
786
2,935
1,506
845
132
72
236
144
1,660
154
835
763
606
253
602
35
100
329
12
79
27
103
78
213
8,784
*( )内の数字は専門診療科入院内訳
救急統計2013-2014
- 15. 2014年度
ー 11 ー
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計診療科
内科*
(消化器内科)
(呼吸器内科)
(糖尿病内科)
(腎臓内科)
(血液内科)
(内分泌代謝・リウマチ内科)
循環器内科
神経内科
小児科
外科
整形外科
脳神経外科
脳卒中科
皮膚科
泌尿器科
産婦人科
眼科
耳鼻科
形成外科
心臓血管外科
呼吸器外科
救急科
合計
246
122
84
12
2
17
9
148
9
72
72
44
13
49
12
33
4
1
12
9
34
758
251
123
72
11
12
20
13
150
12
79
71
47
22
52
4
10
38
2
5
2
19
12
24
800
255
129
87
8
4
16
11
115
20
65
55
49
17
52
9
9
39
6
1
9
6
33
740
250
127
55
12
24
19
13
142
6
81
66
48
21
47
5
9
24
10
2
7
6
28
752
260
130
63
7
19
25
16
129
18
52
48
44
19
53
6
6
32
8
9
3
28
715
220
114
58
8
9
20
11
104
19
67
77
49
15
56
4
8
36
1
12
2
4
7
26
707
247
124
65
5
14
26
13
146
17
64
72
37
15
55
3
7
34
2
7
1
8
9
32
756
240
121
65
7
16
18
13
104
12
70
64
46
15
74
12
28
6
1
10
8
38
728
253
129
69
10
15
17
13
141
16
80
55
39
22
59
5
14
29
1
5
4
16
7
34
780
287
119
100
8
17
27
16
162
20
76
66
51
17
66
4
11
34
1
10
3
9
8
34
859
267
129
80
5
14
26
13
146
11
59
40
44
13
53
1
12
34
1
5
10
12
30
738
285
144
80
5
17
27
12
148
9
70
72
37
18
70
3
14
28
7
2
14
9
40
826
3,061
1,511
878
98
163
258
153
1,635
169
835
758
535
207
686
44
124
389
8
85
19
127
96
381
9,159
*( )内の数字は専門診療科入院内訳
救急統計2013-2014
入院患者の診療科別集計です。多部位外傷患者などを受け入れる救急科の入院が増加し2014年度は381例でした。
内科系や小児科の入院患者数は横ばいです。
- 16. 2013年度
ー 12 ー
時間帯別患者数(実数)
救急統計2013-2014
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
日勤帯
(8:30~16:30) 1,841
2,447
656
4,944
2,097
2,854
846
5,797
1,667
2,282
688
4,637
1,714
2,546
811
5,071
1,827
2,498
765
5,090
1,909
2,275
650
4,834
1,469
2,180
633
4,282
1,790
2,173
613
4,576
2,166
2,409
720
5,295
2,318
2,539
702
5,559
1,682
2,143
566
4,391
1,967
2,596
697
5,260
22,447
28,942
8,347
59,736
準夜帯
(16:30~0:30)
深夜帯
(0:30~8:30)
合計
日勤帯
(8:30~16:30)
日勤帯
22,447
37.6%
準夜帯
28,942
48.4%
深夜帯
8,347
14.0%
割 合
22,447
28,942
8,347
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
35,000
人数
準夜帯
(16:30~0:30)
深夜帯
(0:30~8:30)
- 17. 2014年度
ー 13 ー
救急統計2013-2014
1月 2月 3月4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
日勤帯
(8:30~16:30) 1,460
2,242
601
4,303
1,837
2,554
688
5,079
1,467
2,017
519
4,003
1,531
2,146
590
4,267
1,636
2,043
601
4,280
1,515
1,967
538
4,020
1,435
1,906
548
3,889
1,693
2,085
611
4,389
2,001
2,397
730
5,128
2,628
3,025
809
6,462
1,478
1,929
521
3,928
1,419
2,199
599
4,217
20,100
26,510
7,355
53,965
準夜帯
(16:30~0:30)
深夜帯
(0:30~8:30)
合計
日勤帯
(8:30~16:30)
日勤帯
20,100
37.2%
準夜帯
26,510
49.1%
深夜帯
7,355
13.6%
割 合
準夜帯
(16:30~0:30)
深夜帯
(0:30~8:30)
20,100
26,510
7,355
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
人数
時間帯別患者数は、準夜帯(16:30∼0:30)がほぼ半数を占めています(2013年度48.8%、2014年度49.1%)。
- 18. 0.0
2.0
4.0
6.0
8.0
10.0
12.0
14.0
16.0
18.0
9時台 10時台 11時台 12時台 13時台 14時台 15時台 16時台 17時台 18時台 19時台 20時台 21時台 22時台 23時台 24時台 1時台 2時台 3時台 4時台 5時台 6時台 7時台 8時台
平均人数
2013年度平日
2014年度平日
2013年度休日
2014年度休日
2013年度
ー 14 ー
2014年度
時間帯別患者数(1日平均)
救急統計2013-2014
時間帯
平日 2.3
10.4
2.8
12.3
5.1
12.0
4.5
9.3
5.5
9.9
5.3
10.5
4.5
9.9
4.9
10.5
5.0
11.7
7.6
14.4
10.7
15.6
11.3
13.5
9.6
11.3
7.1
8.3
5.3
6.2
3.6
4.2
2.8
3.5
2.0
2.7
1.7
2.5
1.5
2.2
1.5
1.9
1.5
2.5
1.8
3.8
1.8
6.8休日
9時台 10時台 11時台 12時台 13時台 14時台 15時台 16時台 17時台 18時台 19時台 20時台21時台 22時台23時台 24時台 1時台 2時台 3時台 4時台 5時台 6時台 7時台 8時台
時間帯
平日 3.0
11.2
3.4
13.4
5.5
12.2
5.3
9.6
5.9
10.8
5.7
11.3
5.4
11.1
5.3
11.3
5.6
12.5
7.6
15.2
11.0
15.1
11.3
14.0
9.3
11.5
7.5
9.1
5.5
7.3
3.9
4.9
2.8
3.7
2.4
3.0
1.9
2.7
1.9
2.3
1.4
2.4
1.8
2.7
2.1
3.9
2.4
7.1休日
9時台 10時台 11時台 12時台 13時台 14時台 15時台 16時台 17時台 18時台 19時台 20時台21時台 22時台23時台 24時台 1時台 2時台 3時台 4時台 5時台 6時台 7時台 8時台
01 時間帯別ウォークイン患者数(1日平均)
9時台 10時台 11時台 12時台 13時台 14時台 15時台 16時台 17時台 18時台 19時台 20時台 21時台 22時台 23時台 24時台 1時台 2時台 3時台 4時台 5時台 6時台 7時台 8時台
平均人数
2013年度
2014年度
時間帯
平日 1.4
1.2
1.7
1.5
1.7
1.4
1.7
1.4
1.7
1.4
1.4
1.2
1.3
1.1
1.2
1.0
1.4
1.2
1.4
1.0
1.4
1.4
1.3
1.1
1.1
1.2
0.9
1.0
0.8
1.1
0.6
0.6
0.5
0.5
0.5
0.6
0.5
0.5
0.4
0.5
0.5
0.6
0.7
0.5
0.9
0.7
1.2
0.9休日
9時台 10時台 11時台 12時台 13時台 14時台 15時台 16時台 17時台 18時台 19時台 20時台21時台 22時台23時台 24時台 1時台 2時台 3時台 4時台 5時台 6時台 7時台 8時台
時間帯
平日 1.3
1.3
1.6
1.4
1.6
1.7
1.8
1.4
1.6
1.3
1.4
1.5
1.4
1.2
1.3
1.3
1.3
1.3
1.7
1.6
1.5
1.3
1.4
1.4
1.2
1.3
1.1
1.1
0.9
1.1
0.8
0.9
0.6
0.7
0.6
0.6
0.5
0.6
0.5
0.6
0.5
0.5
0.8
0.6
0.8
0.9
1.2
1.0休日
9時台 10時台 11時台 12時台 13時台 14時台 15時台 16時台 17時台 18時台 19時台 20時台21時台 22時台23時台 24時台 1時台 2時台 3時台 4時台 5時台 6時台 7時台 8時台
02 時間帯別救急搬送患者数(1日平均)
0.0
0.2
0.4
0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
1.8
2.0
2013年度平日
2014年度平日
2013年度休日
2014年度休日
1時間あたりの受診患者数を平日、休日別に集計しました。ウォークイン患者はいずれも準夜帯にピークがありま
すが、休日では10時台にもピークがあります。休日と平日の10時台のピークの差は10人近くになっていました。
救急搬送に付いては休日平日の差はほとんどありませんでした
- 19. 2013年度
2014年度
ー 15 ー
地区別紹介患者数
救急統計2013-2014
総社市
高梁市
浅口市
笠岡市
岡山市南区
新見市
岡山市北区
井原市
小田郡
都窪郡
広島県福山市
玉野市
香川県
広島県
浅口郡
579
304
251
242
171
136
110
98
70
61
61
47
42
27
21
エリア 件数
総社市
高梁市
笠岡市
浅口市
岡山市南区
岡山市北区
新見市
井原市
小田郡
都窪郡
広島県福山市
玉野市
香川県
浅口郡
真庭市
565
278
265
244
139
127
120
111
111
53
45
43
33
28
25
エリア 件数
倉敷 水島 児島 玉島 真備 船穂 その他 合計
1,746 575 374 427 152 18 2,311 5,603
倉敷 水島 児島 玉島 真備 船穂 その他 合計
1,810 557 432 399 141 26 2,320 5,685
500
0
1,000
1,500
2,000
2,500
倉敷 水島 児島 玉島 真備 船穂
人数
その他
2013年度
2014年度
真備地区
玉島地区
水島地区
児島地区
倉敷地区
船穂地区
倉敷中央病院
その他エリア内訳 TOP15
2013 年度 2014 年度
Area Map
救命救急センターへの紹介患者さんの紹介元の集計です。倉敷市内からが半数以上を占めています。
それ以外にも広島県や香川県からの紹介患者さんもいらっしゃいます。
- 20. 2013年度
2014年度
ー 16 ー
トリアージ
救急統計2013-2014
主訴
発熱
嘔吐・嘔気
咳嗽・鼻閉
腹痛
頭部外傷
No.
1
2
3
4
5
件数
3,847
1,012
801
507
398
0-14歳主訴トップ5
(対象:19,569人) (対象:20,471人) (対象:15,514人)
(対象:17,123人) (対象:17,704人) (対象:10,413人)
主訴
発熱
腹痛
嘔吐・嘔気
頭痛
咳嗽・鼻閉
No.
1
2
3
4
5
件数
1,821
1,071
763
545
400
15-64歳主訴トップ5
主訴
発熱
息切れ
腹痛
嘔吐・嘔気
動悸・不整脈
No.
1
2
3
4
5
件数
510
497
472
295
267
65歳以上主訴トップ5
発熱
3,847
嘔吐・嘔気
1,012
咳嗽・鼻閉
801
腹痛
507
頭部外傷
398
その他
13,004
その他
15,871
発熱
1,821
嘔吐・嘔気
763
咳嗽・鼻閉
400
頭痛
545
腹痛
1,071
その他
13,473
嘔吐・嘔気
295
動悸・不整脈
267
息切れ
497
発熱
510
腹痛
472
主訴
発熱
嘔吐・嘔気
咳嗽・鼻閉
腹痛
頭部外傷
No.
1
2
3
4
5
件数
6,613
1,386
1,241
785
781
0-14歳主訴トップ5
主訴
発熱
腹痛
嘔吐・嘔気
頭痛
咳嗽・鼻閉
No.
1
2
3
4
5
件数
3,094
1,924
985
906
634
15-64歳主訴トップ5
主訴
発熱
息切れ
腹痛
嘔吐・嘔気
動悸・不整脈
No.
1
2
3
4
5
件数
950
861
839
413
395
65歳以上主訴トップ5
発熱
6,613その他
6,317
嘔吐・嘔気
1,386咳嗽・鼻閉
1,241
腹痛
785
頭部外傷
781
発熱
3,094
腹痛
1,924
その他
10,231
嘔吐・嘔気
985
咳嗽・鼻閉
634
頭痛
906
発熱
950
息切れ
861
腹痛
839その他
6,955 嘔吐・嘔気
413
動悸・不整脈
395
ウォークイン患者さんのトリアージの主訴の集計です。年齢層で大きく変化しています。
発熱が最も多い主訴ですが、高齢者ではそれ以外の主訴が増加します。
- 21. ー 17 ー
当院で行っているトリアージ
救急統計2013-2014
当院には年間 6 万人程度の受診患者さんがいらっしゃいます。これらの患者さんが、その緊急性に応じて安
全に効率的に診療が受けられるようにするのが院内トリアージの目的です。
当院では 2010 年から院内トリアージを開始しました。2012 年より Japan Triage Acuity Scale(JTAS)
を導入したトリアージを実施しています。トリアージを実施する看護師の資格要件は、看護部ラダーレベル
Ⅱの後半以上(自ら自立して看護業務を遂行し、後輩指導が行えるレベル)、救急経験 2 年以上でトリアー
ジナース教育プログラムを修了した者としており、
専門的教育を受けた看護師が実施しています。
トリアージの流れとしては、まず、患者さんに問
診票を記載してもらい、受付、トリアージ、診察
という流れで進んでいきます。トリアージは「患
者さんが診察まで安全に待てる時間と場所を決定
する」という概念であり、トリアージナースのア
セスメントのもと、患者さんの状態に応じて、観
察室、処置室のリーダーと連携をとりながら行って
います。
トリアージの質の確保するための取り組みとして、認定看護師と医師との事後検証を開催しています。トリ
アージレベル 1、2、3 全症例を認定看護師が検証し、トリアージレベル 4、5 で入院になった症例を医師が
検証するようにしました。医師の協力を得ることで、医学的視点でのフィードバックがもらえ質の向上につ
ながっています。さらに、2014 年からは、自分のトリアージの事後検証結果や検証者からのコメントなどを
閲覧できる画面を作成し、タイムリーにフィードバックが行えるようになりました。このしくみ作りの結果、
アンダートリアージ件数は減少傾向にあり、一定の質を確保しながらトリアージを行うことができています。
コメント欄には検証者によるフィードバックが記入される。
的確なトリアージがなされた場合は「ナイストリアージ」マークもつけられる
トリアージナースが各自、自身のトリアージを検証できる。
■MyTriage 画面 ■トリアージ画面
- 22. 2013年度
ー 18 ー
救急ICU入院患者数
救急統計2013-2014
内科 169
外科 84
整形外科
39
救急科 114
その他
27
入室患者数:433名
入院時担当科
外傷 149
敗血症
96
呼吸不全
45 意識障害
39
その他
104
疾
患
分
類
0% 20% 40% 60% 80% 100%
救急外来 334 術後 89
病棟
10
入
室
経
路
0% 20% 40% 60% 80% 100%
生存 405 死亡 28
転
帰
0% 20% 40% 60% 80% 100%
204
41
73
31
143
128
100
25
0
50
100
150
200
250
処置・特殊治療
人工呼吸期間
(対象204名)
NPPV期間
(対象41名)
0%
20%
40%
60%
80%
100%
入院経過
(入院患者433名)
0%
20%
40%
60%
80%
100%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
stage1
43
stage2
21
stage3
24
stage0
301
AKI分類
ISS15未満
68
ISS15以上
81
外傷重症度 スコア
APACHEⅡ
SOFA
SAPSⅡ
平均
13.85
5.1
36.35
95%信頼区間
13.01-14.70
4.67-5.52
34.76-37.93
- 24. 2013年度
ー 20 ー
年間重篤患者数(来院時)
救急統計2013-2014
病院前心拍再開例、外来での死亡確認例を含む
切迫心筋梗塞、急性心筋梗塞又は緊急冠動脈カテーテル施行例
急性大動脈解離又は大動脈瘤破裂
来院時JCS 100以上、開頭術、血管内手術施行例又はtPA療法施行例
Max AISが3以上又は緊急手術施行例
Artzの基準による
来院時JCS 100以上又は血液浄化法施行例
緊急内視鏡施行例
感染性SIRSで臓器不全、組織低灌流又は低血圧を呈する例
熱中症又は偶発性低体温症で臓器不全を呈する例
ガス壊疽、壊死性筋膜炎、破傷風等
人工呼吸器管理症例(1から11までを除く)
人工呼吸器管理症例又はSwan-Ganzカテーテル、PCPS若しくはIABP
使用症例(1から11までを除く)
24時間以内に10単位以上の輸血必要例(1から11までを除く)
JCS 100以上が24時間以上持続(1から11までを除く)
血漿交換又は血液浄化療法施行例(1から11までを除く)
血液浄化療法施行例(1から11までを除く)
重症膵炎、内分泌クリーゼ、溶血性尿毒症性症候群などで持続動注療法、
血漿交換又は手術療法を実施した症例(1から17までを除く)
病院外心停止
重症急性冠症候群
重症大動脈疾患
重症脳血管障害
重症外傷
重症熱傷
重症急性中毒
重症消化管出血
重症敗血症
重症体温異常
特殊感染症
重症呼吸不全
重症急性心不全
重症出血性ショック
重症意識障害
重篤な肝不全
重篤な急性腎不全
その他の重症病態
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
155
529
82
25
23
6
15
383
93
14
3
120
222
2
9
1
1
0
1,683
9
504
75
20
20
5
15
373
83
10
2
108
200
0
9
1
1
0
1,435
146
25
7
5
3
1
0
10
10
4
1
12
22
2
0
0
0
0
248合計
No. 疾病名 基準 患者数 生存 死亡
155
529
82
25 23 6 15
383
93
14 3
120
222
2 9 1 1 0
0
100
200
300
400
500
600
死亡
生存
- 25. 2014年度
ー 21 ー
救急統計2013-2014
病院前心拍再開例、外来での死亡確認例を含む
切迫心筋梗塞、急性心筋梗塞又は緊急冠動脈カテーテル施行例
急性大動脈解離又は大動脈瘤破裂
来院時JCS 100以上、開頭術、血管内手術施行例又はtPA療法施行例
Max AISが3以上又は緊急手術施行例
Artzの基準による
来院時JCS 100以上又は血液浄化法施行例
緊急内視鏡施行例
感染性SIRSで臓器不全、組織低灌流又は低血圧を呈する例
熱中症又は偶発性低体温症で臓器不全を呈する例
ガス壊疽、壊死性筋膜炎、破傷風等
人工呼吸器管理症例(1から11までを除く)
人工呼吸器管理症例又はSwan-Ganzカテーテル、PCPS若しくは
IABP使用症例(1から11までを除く)
24時間以内に10単位以上の輸血必要例(1から11までを除く)
JCS 100以上が24時間以上持続(1から11までを除く)
血漿交換又は血液浄化療法施行例(1から11までを除く)
血液浄化療法施行例(1から11までを除く)
重症膵炎、内分泌クリーゼ、溶血性尿毒症性症候群などで持続動注療
法、血漿交換又は手術療法を実施した症例(1から17までを除く)
病院外心停止
重症急性冠症候群
重症大動脈疾患
重症脳血管障害
重症外傷
重症熱傷
重症急性中毒
重症消化管出血
重症敗血症
重症体温異常
特殊感染症
重症呼吸不全
重症急性心不全
重症出血性ショック
重症意識障害
重篤な肝不全
重篤な急性腎不全
その他の重症病態
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
183
571
106
22
231
0
12
395
83
10
3
75
202
1
9
1
3
1
1,908
12
540
98
19
220
0
12
381
67
8
3
69
182
1
9
1
2
1
1,625
171
31
8
3
11
0
0
14
16
2
0
6
20
0
0
0
1
0
283合計
No. 疾病名 基準 患者数 生存 死亡
183
571
106
22
231
0 12
395
83
10 3
75
202
1 9 1 3 1
0
100
200
300
400
500
600
死亡
生存
救命救急センターが集計で求められる年間の重篤患者数です。
急性冠症候群、重症消化管出血、重症急性心不全、重症外傷が多い疾病名でした。
- 27. ー 23 ー
倉敷ERnet倉敷ERnet当院では重症外傷患者に関する多職種の地域カンファレンスを行っています。
名称を倉敷ERnetといい、ERとはEmergency Room, Early Rehabilitation, Early Recoveryという
3つの言葉の頭文字です。
当院では重症外傷患者に関する多職種の地域カンファレンスを行っています。
名称を倉敷ERnetといい、ERとはEmergency Room, Early Rehabilitation, Early Recoveryという
3つの言葉の頭文字です。
重症外傷患者は病態やケアの個別性が高く、また医師、看護師だけでなくリハビリスタッフやソーシャルワ
ーカーなど多職種によるチームアプローチを必要とします。加えて、重症多発外傷患者の多くが長期間のリ
ハビリ期間を必要とし、これは主に転院先病院で行われることがほとんどです。
一方で、救命救急センターなどで行われる急性期医療の現場では、患者さんの救命率や在院日数などの短期
的予後はある程度認識されているものの、社会復帰率や最終的なADLなど長期的予後への関心が薄れてしま
う危険性を感じます。しかし、患者さんやその家族にとっての本当の予後は長期的予後であるはずです。
このようなことから、重症外傷患者の長期予後を改善させることを目標に掲げ、地域内での多職種間の連携
を推し進める機会を作ろうと考え、この「倉敷ERnet」を立ち上げました。
2014年6月25日に第1回を開催し、以降ほぼ4か月おきに2015年7月3日までに計4回開催しました。各回、
160-200名の地域の救命士、医師、リハビリスタッフ、看護師、MSW、検査技師などの方々に参加いただい
ています。実際の症例を取り上げ、関わった救命士、急性期医療スタッフ、回復リハビリ医療スタッフによ
るプレゼンテーションを聞き、患者さんの社会復帰にいたる経過を参加者皆で共有しています。毎回、「外
傷診療における地域連携の重要性」と「退院後の生活にも目を向けた医療提供の必要性」を再確認します
が、社会復帰された患者さんや、懸命にリハビリに励んでおられる姿を拝見して、何よりわれわれ医療者が
エネルギーをいただいています。
倉敷ERnet立ち上げの背景
実際の倉敷ER net