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すべてがつながるIoT時代の共創のあり方
株式会社 ウフル
上級執行役員 IoTイノベーションセンター所長兼
エグゼクティブコンサルタント
八子知礼
2016年 7月29日
NO IoT NO FUTURE
Developers Summit 2016 Summer
[セッションA-1]
Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved.
八子知礼 (株)ウフル 上級執行役員
IoTイノベーションセンター所長 兼 エグゼクティブコンサルタント
松下電工株式会社にて通信機器の企画開発や
新規サービス事業の立ち上げに従事
複数のコンサルティング会社で合計15年を超えるコンサルティング経験
10年以上通信キャリア、サービスプロバイダ、ハイテク業界を担当
新規事業戦略立案、顧客/商品/マーケティング戦略、
バリューチェーン再編等を多数経験
2014年にシスコシステムズ合同会社にてシスココンサルティングサービスの立ち上げに参画
2016年4月1日(株)ウフル IoTイノベーションセンター 所長就任
クラウド利用促進機構 運営委員、日本英語検定協会 理事、mRuby普及促進協会アドバイザ
Wireless Wire News
日本のIoTを変える99人
IoT News
DeCIDE実現のため新天地へ
2012年11月出版
モバイルクラウド
「図解クラウド早わ
かり」出版
ビジネスノマドジャーナル
インタビュー記事
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ウフルについて
ウフルとはスワヒリ語で「自由」を意味する言葉です。
自由な発想と確かな技術で社会の役に立つサービスを
届けていきたいという思いを込めた社名です。
テクノロジーと
自由な発想で
未来を創る
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会社概要
株式会社ウフル
Uhuru Corporation
社名
東京オフィス(本社)
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-1-8 虎ノ門4丁目MTビル6F
TEL:03-6895-1520(代表) FAX:03-6895-1521
所在地
HP http://uhuru.co.jp/
2006年2月10日設立
635,326,000円資本金
役員
役職員
三井物産株式会社
Salesforce.com,Inc.
株式会社電通デジタルホールディングス
NECソリューションイノベータ
株式会社ベクトル
主要株主
大阪オフィス
〒530-0011
大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル 7F K707号室
TEL:06-6359-1471
仙台オフィス
〒980-0021
宮城県仙台市青葉区中央4-10-3仙台キャピタルタワー 2F S-234号室
TEL:080-4661-3340
札幌オフィス
〒060-0031
北海道札幌市中央区北1条東1丁目6番5札幌イーストスクエア3F
グループ企業 株式会社システムフォレスト
http://systemforest.com/
Uhuru Technical Rockstars
http://www.technicalrockstars.co.jp/
175名(グループ合計)
※2016年7月1日時点社員数
代表取締役 園田 崇
取締役 小堀 貴生
取締役 桑田 修吉
取締役 田中 正道
取締役 打田 博紀
取締役(監査等委員) 木沢 裕一
非常勤取締役(監査等委員) 米 正剛
非常勤取締役(監査等委員) 阿部 友暁
非常勤取締役(監査等委員) 木村 忠昭
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急成長するクラウドインテグレータです
#日経コンピュータ 2014.10.16号
関連リンク:http://itpro.nikkeibp.co.jp/atclact/active/14/102800110/102800007/
日経BP社「第9回クラウドランキング」
ベストサービスに選出
デロイト トウシュ トーマツ リミテッドが発表したテクノロジー・メ
ディア・テレコミュニケーション業界の収益(売上高)に基づく成長率
のランキングにて、直近4年間の収益(売上高)成長率200.16%を記録。
第14回 「アジア太平洋地域テクノロジー
Fast 500」を受賞
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ウフルの3つの事業ドメインとIoT事業の位置づけ
Public Cloud
• 広範なプラットフォーム対応
Marketing Cloud
• ウフルが強みを持つマーケティング領域
• クリエイティブ制作なども実施
Internet of Things
• デバイスとの連携や組込な
どOT領域への事業展開
• パートナリング事業強化
デジタルツイン実現のための
オペレーション領域の補完
マルチプラットフォーム対
応による多様な案件の流入
これまではSFDCのインテグレーション案件が70%
を占めるクラウドインテグレーションビジネス
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すべてがつながるIoT時代とは
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すべてがつながる世界=IoT(Internet of Things)
意思決定に
データをリアルタイムで
活用する
データ
デバイスと
オブジェクトが
相互につながる
モノ
適切な情報を
適切な人とマシンに
自動連携する
プロセス
より価値が高まる方法で
人々を繋ぐ
ヒト
モノだけでなく、つながっていないすべてをつなぐことでスマートな世界を創る
それがIoT(Internet of Things)
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三菱重工 風力発電の状態をIoTでつないでモニタリング
● 風車タービンに設置された回転数、振動などのセンサーデータをTreasure Data Serviceに集約
● Salesforce App Cloudで構築した業務アプリケーションに分析データを連携し、風車運転状況を可視化
● enebularを利用して、データの収集から保管、 表示までの連携実装を実現
● Excelで一週間掛けていた集計作業が、日次監視出来るようになった
● 最初は200台からはじまり現在は1000台監視中
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サトーHDが構築中のプリンタ遠隔管理SOS(Sato Online Service)を支援
≪付加価値サービス≫ Co m in g So o n !
Asset: 資産管理
Licen se: 顧客管理
Lin k : 既存機/他社製品管理③
常時接続3G/4G
Pr in t: クラウドプリントサービス
An a lyze: データ分析
運⽤ を⽌ めない
サービス
安定稼働
U ser M obile U ser PC H elpD esk PC
Printer
M a il
≪基本サービス≫
Rea ltim e:①
常時接続LAN/WLAN
On d em a n d :②
都度接続QR
⾒ える化⾒ える化 ⾒ える化
SATOUSER
自動メール
通知
プリンタ稼働情報
リモート設定
Cloud
顧客先で稼働するプリンタをクラウドサポートする仕組み
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デジタル化=つながって境目がなくなっていくこと
Convergence/
Connect the Un-connected
Convergence/
Connect the Un-connected
上司と部下
自社と他社
広告とコンテンツ
企業と個人
ハードとソフト
リアルと
バーチャル
社内と社外 コンシューマと法人
男性と女性とLGBT
人間とロボット
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• 隣接市場や融合する業界・商材を意識した視点が重要になってきています。
• デジタルオーシャンの水面下でどのような繋がりを創るのかが極めて重要となります。
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デジタル時代には業界の境目がなくなり、ITビジネスは流動的に
製造業 物流 不動産 金融流通・小売 公共 IT/
SI
デジタルオーシャン(海)デジタルオーシャン(海)
・・・・・
実際の
(元の)
業界構造
の深さ
・・・・・
実際の
(元の)
業界構造
の深さ
ビジネスモデルで融合ビジネスモデルで融合
プラットフォームで融合
データで融合
デジタルオーシャンにおいては、業界の区分や個々の企業に着目していては動きを見誤る。
デジタルによって特にIT業界は他産業との境目はなくなりつつある。
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IoTビジネス構築時の課題
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IoTビジネス推進・検討・協業上の課題
儲かるビジネス
モデルがわからない
1社で実現できない
どこと組めば良いか
わからない
モノ売りはできるが
サービスモデルは
やりにくい
業界別に
課題が異なるため
全部理解して
提案できない
実行する場所や
提案先顧客がない
検討団体も
情報収集目的の
人達が多くて
ビジネスにならない
いつまでに何をすれば
良いのか分からない
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• 従来型の開発やシステムの考え方が通用しないのがIoTシステムのポイント。
15
IoTのシステムが通常の基幹系等のシステムと異なるところ
従来の基幹システムなど IoTのシステム
• 中央に集約されたリソースを活用する
• デバイスの数はたかだか従業員数
• データは連携ツールで連携か、バッチシステム
• RDBで管理可能な構造化・標準化されたデータ
• 企業のオフィス内での利用を前提としたシステム
• 社外とは別のシステムで相互に接続
• 一度決定したらネットワークや構成を変更しにくい
• 投資が一巡しており、運用にコストがかかる
• ローカルに分散化されたリソースを活用する
• 接続されるデバイスの数が圧倒的に多い
• データが断続的に、または連続的に上がってくる
• 非構造化・非標準化データであり、設置環境に
よっては欠損などが存在する
• 設置環境、通信環境に制約がある事が多い
• システムやプラットフォームを社外と共有する
• 接続形態やネットワーク構成は柔軟に変更
2〜3
n
n
m
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POCプロジェクトは部門予算で立ち上げられるものの、商用化は事業部全体または全社にまたがってプ
ラットフォーム化を見据えた推進が必要となるため、いきなり推進のハードルが上がります。
16
POC(コンセプト検証)から商用化に結びつけるのが非常に困難・・・
事業計画
ROI・・etc
POC
POCの実施
(予算:~500万円)
評価と事業計画立案
(予算:ゼロ)
全社プロジェクト化
(予算:数千万円~)
体制構築が課題
予算実行部門が課題
全社プラットフォーム化が課題
ステイクホルダーの多さが課題
効果検証が課題
商用化に向けた事業計画が課題
推進リソース不足が課題
予算が割り当てられないことが課題
目的が曖昧なことが課題
将来像が確立されてないことが課題
スケールしないことが課題
技術検証が限定的なことが課題
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全てのデータを高いサンプリング周波数で取得してワイヤレス通信してクラウドに上げるのはエッジ側デ
バイスのCPU性能とも関係あり、実装するのにノウハウが必要なことも多い。
17
IoTの悩みごと:実際に起こるデータロギング環境のトラブル
毎秒数万台のデバイスから数十項目のデータを収集
毎秒数百キロのデータをクラウド側へワイヤレス通信
数百bpsのワイヤレス通信
数百拠点からばらばらにデータがアップロードされる
エッジ側デバイスで
あらかじめ前処理・
データシェイプ
エッジ側デバイスで
あらかじめ前処理・
データシェイプ
クラウド側での処理
負荷を下げないと
データ量が散逸的
すぎる
クラウド側での処理
負荷を下げないと
データ量が散逸的
すぎる
ワイヤレスデータの
通信ボリューム(コ
スト)を下げないとコ
スト高
ワイヤレスデータの
通信ボリューム(コ
スト)を下げないとコ
スト高
エッジ側デバイスの
ロギングと通信の
処理負荷を考慮
エッジ側デバイスの
ロギングと通信の
処理負荷を考慮
毎秒ごとのロギングとリアル
タイム通信は不可が高すぎ
てデータの欠損やミドルウェ
アの再起動が起こることも。
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• クラウドからネットワーク経由でエッジ側デバイスを活用する複合モデルです。
組込や業務ノウハウがないと顧客の課題を解決するソリューションを組み立てられない。
18
IoT実現の上で必要となるアーキテクチャ
プラットフォーム
ネットワーク
エッジコンピューティング/
ゲートウェイ
ローカルネットワーク
業務別アプリケーション
業界別サービス/
コンテンツ
デバイス/センサ
ク
ラ
ウ
ド
ク
ラ
ウ
ド
オ
ン
プ
レ
ミ
ス
オ
ン
プ
レ
ミ
ス
レイヤー
アプリケーションを開発するためのライブラリ群、開発ツール、コラボレーション環境とアプリケーショ
ンそのものやデータの流通を行うものと大きく2つに分かれる
オンプレミス環境に構築されている様々なデバイスとクラウド側をつなぐネットワーク。
3G/LTE/LoRaなど、ワイヤレス通信を使われることが多くなってきている
クラウド側に対してローカルのデバイス側である程度の簡単な処理をする機能がエッジコンピュー
ティングである(IoTゲートウェイなど)。フォグと呼ばれる事もある。
オンプレミスのローカル環境内のネットワーク。Wi-Fi、Bluetooth、Jigbee、Z-wave、Dustなど様々
な規格が存在。
業務シナリオに応じたアプリケーション。データ蓄積・時系列分析・異常検知・故障予測・AIによる自
動判断など
各業界別でIoTによって実現されるサービス、活用・流通・課金対象となるコンテンツ
物理的な設備、組込機器、データ収集機器、センサーノードなど
セキュリティ それぞれのレイヤー間で外部からのアタックやデータ通信の保護を行うのがIoTセキュリティ対策
セ
キ
ュ
リ
テ
ィ
説明とそれぞれに属するオブジェクト
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米国IIC(Industrial Internet Consortium)に見る
オープンコラボレーションアプローチ
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米インダストリアル インターネット コンソーシアム(IIC)
標準化団体ではなく産業界のIoT事例確立のために設立
このイメージは、現在表示
できません。
IICはGEを初めとする5社
の寄付によって設立
2016年6月時点260
社超の参加企業
領域別に13のテストベッドを
用意して実証実験を開始
日本ではIICの対応組織設置
が2015年に一旦頓挫
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• 実現意思を持っている企業群が集まって標準化よりもユースケース(Testbed)を実現する事に注力
し、それをOMGがモデリング化して標準化を提言するアプローチをとっている。
21
IICの推進方法論
Industrial Internet Consortium Object Modelling
Group
• 事務局機能
• テストベッド推進
• 参加企業のリクルー
ティング
• テストベッドの認定ガ
イドラインまとめ
• 各テストベッドのモデ
リング
• 標準化への先鞭付け
• 活動報告
• テストベッド承認
• テストベッド運営
Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved.
大小様々な企業が連携することによるオープンコラボレーション環境を形成し、継続的にイノベーション
が起こるエコシステム化を目指すことが必要
※i3は米国IICの固有団体
• 実現したい事が明確でない企業はi3で米国事例研究から着手
• 農業~食品流通、設備管理、ヘルスケアなどの
有償での会員組織とテストベッド形成支援
ビジネスが継続的に成長する事を見越したEcoSystem形成
大企業
ITOT
ベンチャー
大企業とベンチャー
が企業と業界の垣
根を越えてコラボ
レーション
大企業とベンチャー
が企業と業界の垣
根を越えてコラボ
レーション
縮小均衡に陥ってしまう生産性改善よりも米国型に倣い、オープンイノベーションを形成する
17
グローバルな推進団体との連携が必要
(例:IIC日本側団体IIC-J、i3(※)の立上げをウフルが支援)
IICのオープンイノベーションアプローチ
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すべてがつながる時代の共創のあり方
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IoT実現のためのウフルの考え
協創
お客様・パートナー様と、
新しい価値を
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ウフルのIoTへの取り組みはプロデュース/コラボレーション型
IoT/M2Mサービスを構築する上で必要な各種知見を上流~下流まで一気通貫で提供します
ウフル
IoT
イノベーション
センター
ビジネスコンサルティング/
アドバイザリー
トライアル
の設計
トライアルの実施
商用
導入支援
開発・構築
実現方法の見直し
マーケティング施策実行
クリエイティブ制作
ビジネスコンサルティング部 開発営業部 データインテグレーション本部データサイエンス研究所 IoTマーケティング部 新
設
新
設
お客様の困っていることにどこからでも入れてどのパーツも切り出して提供可能
• インパクトのあるビジネス戦略を創出
• 想定した付加価値を創出するための
アーキテクチャの設計
• プロトタイプを迅速に構築し、必要要
件が満たせるか検証
• 自社クリエイティブチームがマーケ
ティング活動を支援
• スケールするプラットフォームを開発
• 大規模運用に向けた最適な基盤・技術
選定を顧客と共に検討
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• 参加企業
株式会社アットマークテクノ
アドソル日進株式会社
ウイングアーク 1st 株式会社(運営委員)
株式会社ウフル(事務局)
株式会社エスキュービズム・テクノロジー
M-SOLUTIONS株式会社
沖電気工業株式会社
オプテックス株式会社(運営委員)
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
クリエーションライン株式会社
交通情報サービス株式会社
サトーホールディングス株式会社
GMOグローバルサイン株式会社
株式会社Z-works(運営委員)
• 活動内容
– ソリューション理解
– 業態シナリオ別ソリューションづくり
– ビジネスモデル概要検討
– 共同アプローチ 等
• 参加特典
– ビジネスモデル、座組の検討支援
– ウフル獲得案件における協業の優先的ご相談
– 共同マーケティング/セミナー・共同営業
• 会費
– コミュニティ内での活動は無償
– 個別企業ごとへのビジネスモデル検討等は有償
• 各業界シナリオごとのビジネスモデル策定
– ホワイトカラー向けIoTワーキング
– 食品業界向け
– 物流業界向け
– 医療業界向け
– 農業向け etc
コラボレーションの形:IoTパートナーコミュニティ (7/19現在)
「IoTパートナーコミュニティ」は、IoTにより実現される“全てがつながる世界”を目指し、コミュニティに参加する企業・団体等
がベンダーフリーで相互に協創しながら、オープンイノベーションを通じてビジネスを創出することを目的とします。
設立趣旨、目的
一挙に17社で立ち上げ、9社が一斉プレスリリース (2016/6/16)
「ウフルの会」ではなく「参加企業みんなの会」
26
27社:最大50社を上限とする
JIG-SAW株式会社
株式会社セゾン情報システムズ
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
株式会社ソラコム
テックファーム株式会社
東海ソフト株式会社
ニフティ株式会社
ぷらっとホーム株式会社
株式会社フレクト
三井情報株式会社
三井物産エレクトロニクス株式会社
安川情報システム株式会社
レンジャーシステムズ株式会社(運営委員)
Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 27
IoTパートナーコミュニティの特徴
米国IIC型のオープンコラボレーション環境で実ビジネス構築を推進すること
• 参加企業数に制限を設けていると共に、ウフルのみでなく共同運営体制を取っている
• 加入や運営はウフル+7人の運営委員(WGリーダー)で審議して決める
• プラットフォームフリーであること
– 大手プラットフォーマーや全てを自社で抱えてしまう大手インテグレータは加入資格を持たない
• 突出した技術や顧客を持ち、スピーディに検討推進できること
– 検討に時間を要する、社内調整ばかりで進まない、情報収集のみの企業の加入はお断りしている
• 7つのワーキンググループが一気に立ち上がり
– IoT×AI、介護医療、流通、スマートビル、セキュリティ、ブロックチェイン、大手飲料向け
– 12月までにそれぞれで実際の導入事例を作って12月に開催する予定のフォーラムにて発表
– 取組事例はこのコミュニティ発の事例として共同プレス/共同マーケティングを行い、その後の
各社の横展開に繋げる
Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 28
ウフル自体も続々と様々な企業と協業:4月以降のニュースリリースより
• 4/1
– IoTイノベーションセンター本稼働
– フレクトとのテレマティクス領域における業務提携
– 札幌支社の設置
• 4/17
– クリエーションラインとのインフラレイヤーにかかる業務提携
• 4/26
– シスコシステムズとのソフトウェア製品販売パートナー契約締結
• 4/28
– 東海ソフトとのデバイス/組み込み領域における業務提携
– near社との位置情報データ活用における合弁企業の設立
• 5/17
– enebular Marketing IntelligenceをSalesforce.com社年次イベントにて発表
– VECTOR社との資本業務提携
• 5/25
– SORACOMとの業務提携
• 6/14ー15
– MKIとサブスクリプションプラットフォームZuoraの販売協業について提携
– IoTパートナーコミュニティの発足を17社で発表
• 7/29
– ABEJAとの業務提携
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ウフルの新オフィスにおける共創
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• 空間と空間の間にできるだけ壁を作らずに「繋ぐ」ことを重視
30
共創することが前提の新オフィス(6/30夕方撮影)
「ウフル共創カフェ」
100名収容3面スクリーンのセミナースペースと
社外の人に自由に来て頂くカフェスペースを併設
共創空間と協創本部
居室空間はフリーアドレスで自由にミーティング可能
ちなみにバックオフィス部門の名前が「協創本部」
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• IoTにおいて、モノだけつなげるのではなく人と人との繋がり、そしてナレッジとナレッ
ジ、業務で使うデータとデータなどの繋がりがとても重要です。
31
つながる時代のキーワード「コラボレーション」と「イノベーション」
出典:「成長企業のためのワークスタイル変革教本」 JASISA2016 シスコシステムズ八子のパートより一部加筆引用
イノベーションを生み出すための
仕組みとしてのコラボレーション
イノベーションイノベーションコラボレーションコラボレーション
いろいろな人が環境やデータ、デバイスに
依存せずに、いつも繋がって仕事をするこ
とができ、お互いの仕事に貢献すること
いろいろな取り組みを通じて、世の中
の人の働き方や暮らし方、ビジネスの
やり方を変えるということ
Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 32
例①昨日セミナー:IoTへの取組まずは商用車管理から。テレマティクスセミナー
ビジネスモデル/
マーケティング
位置情報
プラットフォーム
インテグレータ/
テレマティクスアプリケーション
デバイス/
コネクティビティ
ウフル / フレクト / 三井物産エレクトロニクス共催
日時2016年7月28日(木)15:00~17:30 (14:30 開場)
場所ウフル本社セミナールーム
第1部:15:00~15:40
IoTの最新トレンドと実現のためのコンセプト DeCIDEとは?
~日本IoTの課題と再創造への道~
株式会社ウフル 上級執行役員 IoTイノベーションセンター所長 八子知礼
株式会社ウフル IoTイノベーションセンター 竹之下航洋
第2部: 15:50~16:30
コネクテッド・カー・アプリケーション「Cariotとは」
~運搬業務の生産性向上を~
株式会社フレクト 取締役 Cariot事業部長 大橋正興氏
第3部: 16:40~17:20
『デバイスコネクティビティ』で実現するテレマティクスIoT
~乗用車から特殊車両、コンテナに至るまで遠隔監視を実現~
三井物産エレクトロニクス株式会社 CTO 早川恭二氏
17:20~17:30 質疑応答・アンケート記入
第4部: 17:30~19:00
(希望者のみ)セミナー講演者、参加者による懇親会
参加費1,000円(ご希望者には領収書発行いたします)
3社パートナーシップの位置づけ
Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 33
例②:来週こんなセミナーを実施します
ウフル/ABEJA/ソラコム共催
製造現場などにIoTを生かした生産管
理、品質管理などの仕組みを導入する
試みについては現在多くの企業が注目
している領域ですが、大量かつ高速に
生成されるデータからビジネスに有意
な知見を得るには、人力では限界があ
ります。
そこで現在「機械学習」「ディープ
ラーニング」などの人工知能(AI)を
活用したテクノロジーに注目が集まっ
ています。
IoTイノベーションセンターの八子や
AIソリューション「ABEJA
Platform」を展開するABEJA社の岡
田氏から、AIとはそもそもどのような
技術か、実際にAIで何をどこまででき
るのか、導入にあたってのステップや
課題などを先進企業の取り組み事例な
どをベースに解説いたします。
また、先日それぞれの企業との提携を
発表したソラコム社、ABEJA社のソ
リューションやウフルとのパートナー
シップについてご紹介いたします。
開催日
2016年8月4日(木) 15:00~17:30
株式会社ウフル
IoTイノベーション
センター 所長
八子知礼
株式会社ABEJA
代表取締役社長CEO
岡田 陽介
株式会社ソラコム
IoT×AIで実現する製造業の
ビジネスイノベーションとは
■実施日時
2016年8月4日(木) 15:00~17:30(14:30開場)
■開催場所
ウフル新社屋セミナールーム
■講演
15:00~15:40
「IoT×AIで何が変わる?製造業のイノベーション(仮)」
株式会社ウフル 八子知礼
15:50~16:30
「第四次産業革命をリードするIoT、ビッグデータ、人工知能の可能性」
株式会社ABEJA 岡田陽介
16:40~17:20
「モノとクラウドの直接接続を実現するIoT通信プラットフォーム
SORACOM(仮)」
株式会社ソラコム 登壇者調整中
■懇親会
18:00~19:30まで希望者のみ懇親会あり
(会費1000円)
お申込みはこちら
http://goo.gl/vounXt
Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 34
さいごに
Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 35
すべてがつながる時代の5つの共創のポイント
様々なモノごとの境目を意識しない、またはつないで問題を解決する
自分だけ、自社だけで取り組まない、他者・他社と一緒に進める
競合となる企業であっても「競争」するのでなく、「共創」する
小さな課題からスケールして大きな社会課題を解決することをねらう
生産性を向上させるのではなく新しいこと、イノベーションをねらう
Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 36
11月に山崎宇宙飛行士と講演登壇します(ITコーディネータ協会主催) 宣伝です宣伝です
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iot@uhuru.jp

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「すべてがつながるIoT時代の共創のあり方」Developer Summit summer 20160729

  • 1. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. すべてがつながるIoT時代の共創のあり方 株式会社 ウフル 上級執行役員 IoTイノベーションセンター所長兼 エグゼクティブコンサルタント 八子知礼 2016年 7月29日 NO IoT NO FUTURE Developers Summit 2016 Summer [セッションA-1]
  • 2. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 八子知礼 (株)ウフル 上級執行役員 IoTイノベーションセンター所長 兼 エグゼクティブコンサルタント 松下電工株式会社にて通信機器の企画開発や 新規サービス事業の立ち上げに従事 複数のコンサルティング会社で合計15年を超えるコンサルティング経験 10年以上通信キャリア、サービスプロバイダ、ハイテク業界を担当 新規事業戦略立案、顧客/商品/マーケティング戦略、 バリューチェーン再編等を多数経験 2014年にシスコシステムズ合同会社にてシスココンサルティングサービスの立ち上げに参画 2016年4月1日(株)ウフル IoTイノベーションセンター 所長就任 クラウド利用促進機構 運営委員、日本英語検定協会 理事、mRuby普及促進協会アドバイザ Wireless Wire News 日本のIoTを変える99人 IoT News DeCIDE実現のため新天地へ 2012年11月出版 モバイルクラウド 「図解クラウド早わ かり」出版 ビジネスノマドジャーナル インタビュー記事
  • 3. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 3 ウフルについて ウフルとはスワヒリ語で「自由」を意味する言葉です。 自由な発想と確かな技術で社会の役に立つサービスを 届けていきたいという思いを込めた社名です。 テクノロジーと 自由な発想で 未来を創る
  • 4. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 会社概要 株式会社ウフル Uhuru Corporation 社名 東京オフィス(本社) 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-8 虎ノ門4丁目MTビル6F TEL:03-6895-1520(代表) FAX:03-6895-1521 所在地 HP http://uhuru.co.jp/ 2006年2月10日設立 635,326,000円資本金 役員 役職員 三井物産株式会社 Salesforce.com,Inc. 株式会社電通デジタルホールディングス NECソリューションイノベータ 株式会社ベクトル 主要株主 大阪オフィス 〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル 7F K707号室 TEL:06-6359-1471 仙台オフィス 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央4-10-3仙台キャピタルタワー 2F S-234号室 TEL:080-4661-3340 札幌オフィス 〒060-0031 北海道札幌市中央区北1条東1丁目6番5札幌イーストスクエア3F グループ企業 株式会社システムフォレスト http://systemforest.com/ Uhuru Technical Rockstars http://www.technicalrockstars.co.jp/ 175名(グループ合計) ※2016年7月1日時点社員数 代表取締役 園田 崇 取締役 小堀 貴生 取締役 桑田 修吉 取締役 田中 正道 取締役 打田 博紀 取締役(監査等委員) 木沢 裕一 非常勤取締役(監査等委員) 米 正剛 非常勤取締役(監査等委員) 阿部 友暁 非常勤取締役(監査等委員) 木村 忠昭
  • 5. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 5 急成長するクラウドインテグレータです #日経コンピュータ 2014.10.16号 関連リンク:http://itpro.nikkeibp.co.jp/atclact/active/14/102800110/102800007/ 日経BP社「第9回クラウドランキング」 ベストサービスに選出 デロイト トウシュ トーマツ リミテッドが発表したテクノロジー・メ ディア・テレコミュニケーション業界の収益(売上高)に基づく成長率 のランキングにて、直近4年間の収益(売上高)成長率200.16%を記録。 第14回 「アジア太平洋地域テクノロジー Fast 500」を受賞
  • 6. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. ウフルの3つの事業ドメインとIoT事業の位置づけ Public Cloud • 広範なプラットフォーム対応 Marketing Cloud • ウフルが強みを持つマーケティング領域 • クリエイティブ制作なども実施 Internet of Things • デバイスとの連携や組込な どOT領域への事業展開 • パートナリング事業強化 デジタルツイン実現のための オペレーション領域の補完 マルチプラットフォーム対 応による多様な案件の流入 これまではSFDCのインテグレーション案件が70% を占めるクラウドインテグレーションビジネス
  • 7. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 7 すべてがつながるIoT時代とは
  • 8. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. すべてがつながる世界=IoT(Internet of Things) 意思決定に データをリアルタイムで 活用する データ デバイスと オブジェクトが 相互につながる モノ 適切な情報を 適切な人とマシンに 自動連携する プロセス より価値が高まる方法で 人々を繋ぐ ヒト モノだけでなく、つながっていないすべてをつなぐことでスマートな世界を創る それがIoT(Internet of Things)
  • 9. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 9 三菱重工 風力発電の状態をIoTでつないでモニタリング ● 風車タービンに設置された回転数、振動などのセンサーデータをTreasure Data Serviceに集約 ● Salesforce App Cloudで構築した業務アプリケーションに分析データを連携し、風車運転状況を可視化 ● enebularを利用して、データの収集から保管、 表示までの連携実装を実現 ● Excelで一週間掛けていた集計作業が、日次監視出来るようになった ● 最初は200台からはじまり現在は1000台監視中
  • 10. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 10 サトーHDが構築中のプリンタ遠隔管理SOS(Sato Online Service)を支援 ≪付加価値サービス≫ Co m in g So o n ! Asset: 資産管理 Licen se: 顧客管理 Lin k : 既存機/他社製品管理③ 常時接続3G/4G Pr in t: クラウドプリントサービス An a lyze: データ分析 運⽤ を⽌ めない サービス 安定稼働 U ser M obile U ser PC H elpD esk PC Printer M a il ≪基本サービス≫ Rea ltim e:① 常時接続LAN/WLAN On d em a n d :② 都度接続QR ⾒ える化⾒ える化 ⾒ える化 SATOUSER 自動メール 通知 プリンタ稼働情報 リモート設定 Cloud 顧客先で稼働するプリンタをクラウドサポートする仕組み
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  • 12. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. • 隣接市場や融合する業界・商材を意識した視点が重要になってきています。 • デジタルオーシャンの水面下でどのような繋がりを創るのかが極めて重要となります。 12 デジタル時代には業界の境目がなくなり、ITビジネスは流動的に 製造業 物流 不動産 金融流通・小売 公共 IT/ SI デジタルオーシャン(海)デジタルオーシャン(海) ・・・・・ 実際の (元の) 業界構造 の深さ ・・・・・ 実際の (元の) 業界構造 の深さ ビジネスモデルで融合ビジネスモデルで融合 プラットフォームで融合 データで融合 デジタルオーシャンにおいては、業界の区分や個々の企業に着目していては動きを見誤る。 デジタルによって特にIT業界は他産業との境目はなくなりつつある。
  • 13. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 13 IoTビジネス構築時の課題
  • 14. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 14 IoTビジネス推進・検討・協業上の課題 儲かるビジネス モデルがわからない 1社で実現できない どこと組めば良いか わからない モノ売りはできるが サービスモデルは やりにくい 業界別に 課題が異なるため 全部理解して 提案できない 実行する場所や 提案先顧客がない 検討団体も 情報収集目的の 人達が多くて ビジネスにならない いつまでに何をすれば 良いのか分からない
  • 15. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. • 従来型の開発やシステムの考え方が通用しないのがIoTシステムのポイント。 15 IoTのシステムが通常の基幹系等のシステムと異なるところ 従来の基幹システムなど IoTのシステム • 中央に集約されたリソースを活用する • デバイスの数はたかだか従業員数 • データは連携ツールで連携か、バッチシステム • RDBで管理可能な構造化・標準化されたデータ • 企業のオフィス内での利用を前提としたシステム • 社外とは別のシステムで相互に接続 • 一度決定したらネットワークや構成を変更しにくい • 投資が一巡しており、運用にコストがかかる • ローカルに分散化されたリソースを活用する • 接続されるデバイスの数が圧倒的に多い • データが断続的に、または連続的に上がってくる • 非構造化・非標準化データであり、設置環境に よっては欠損などが存在する • 設置環境、通信環境に制約がある事が多い • システムやプラットフォームを社外と共有する • 接続形態やネットワーク構成は柔軟に変更 2〜3 n n m
  • 16. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. POCプロジェクトは部門予算で立ち上げられるものの、商用化は事業部全体または全社にまたがってプ ラットフォーム化を見据えた推進が必要となるため、いきなり推進のハードルが上がります。 16 POC(コンセプト検証)から商用化に結びつけるのが非常に困難・・・ 事業計画 ROI・・etc POC POCの実施 (予算:~500万円) 評価と事業計画立案 (予算:ゼロ) 全社プロジェクト化 (予算:数千万円~) 体制構築が課題 予算実行部門が課題 全社プラットフォーム化が課題 ステイクホルダーの多さが課題 効果検証が課題 商用化に向けた事業計画が課題 推進リソース不足が課題 予算が割り当てられないことが課題 目的が曖昧なことが課題 将来像が確立されてないことが課題 スケールしないことが課題 技術検証が限定的なことが課題
  • 17. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 全てのデータを高いサンプリング周波数で取得してワイヤレス通信してクラウドに上げるのはエッジ側デ バイスのCPU性能とも関係あり、実装するのにノウハウが必要なことも多い。 17 IoTの悩みごと:実際に起こるデータロギング環境のトラブル 毎秒数万台のデバイスから数十項目のデータを収集 毎秒数百キロのデータをクラウド側へワイヤレス通信 数百bpsのワイヤレス通信 数百拠点からばらばらにデータがアップロードされる エッジ側デバイスで あらかじめ前処理・ データシェイプ エッジ側デバイスで あらかじめ前処理・ データシェイプ クラウド側での処理 負荷を下げないと データ量が散逸的 すぎる クラウド側での処理 負荷を下げないと データ量が散逸的 すぎる ワイヤレスデータの 通信ボリューム(コ スト)を下げないとコ スト高 ワイヤレスデータの 通信ボリューム(コ スト)を下げないとコ スト高 エッジ側デバイスの ロギングと通信の 処理負荷を考慮 エッジ側デバイスの ロギングと通信の 処理負荷を考慮 毎秒ごとのロギングとリアル タイム通信は不可が高すぎ てデータの欠損やミドルウェ アの再起動が起こることも。
  • 18. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. • クラウドからネットワーク経由でエッジ側デバイスを活用する複合モデルです。 組込や業務ノウハウがないと顧客の課題を解決するソリューションを組み立てられない。 18 IoT実現の上で必要となるアーキテクチャ プラットフォーム ネットワーク エッジコンピューティング/ ゲートウェイ ローカルネットワーク 業務別アプリケーション 業界別サービス/ コンテンツ デバイス/センサ ク ラ ウ ド ク ラ ウ ド オ ン プ レ ミ ス オ ン プ レ ミ ス レイヤー アプリケーションを開発するためのライブラリ群、開発ツール、コラボレーション環境とアプリケーショ ンそのものやデータの流通を行うものと大きく2つに分かれる オンプレミス環境に構築されている様々なデバイスとクラウド側をつなぐネットワーク。 3G/LTE/LoRaなど、ワイヤレス通信を使われることが多くなってきている クラウド側に対してローカルのデバイス側である程度の簡単な処理をする機能がエッジコンピュー ティングである(IoTゲートウェイなど)。フォグと呼ばれる事もある。 オンプレミスのローカル環境内のネットワーク。Wi-Fi、Bluetooth、Jigbee、Z-wave、Dustなど様々 な規格が存在。 業務シナリオに応じたアプリケーション。データ蓄積・時系列分析・異常検知・故障予測・AIによる自 動判断など 各業界別でIoTによって実現されるサービス、活用・流通・課金対象となるコンテンツ 物理的な設備、組込機器、データ収集機器、センサーノードなど セキュリティ それぞれのレイヤー間で外部からのアタックやデータ通信の保護を行うのがIoTセキュリティ対策 セ キ ュ リ テ ィ 説明とそれぞれに属するオブジェクト
  • 19. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 19 米国IIC(Industrial Internet Consortium)に見る オープンコラボレーションアプローチ
  • 20. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 20 米インダストリアル インターネット コンソーシアム(IIC) 標準化団体ではなく産業界のIoT事例確立のために設立 このイメージは、現在表示 できません。 IICはGEを初めとする5社 の寄付によって設立 2016年6月時点260 社超の参加企業 領域別に13のテストベッドを 用意して実証実験を開始 日本ではIICの対応組織設置 が2015年に一旦頓挫
  • 21. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. • 実現意思を持っている企業群が集まって標準化よりもユースケース(Testbed)を実現する事に注力 し、それをOMGがモデリング化して標準化を提言するアプローチをとっている。 21 IICの推進方法論 Industrial Internet Consortium Object Modelling Group • 事務局機能 • テストベッド推進 • 参加企業のリクルー ティング • テストベッドの認定ガ イドラインまとめ • 各テストベッドのモデ リング • 標準化への先鞭付け • 活動報告 • テストベッド承認 • テストベッド運営
  • 22. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 大小様々な企業が連携することによるオープンコラボレーション環境を形成し、継続的にイノベーション が起こるエコシステム化を目指すことが必要 ※i3は米国IICの固有団体 • 実現したい事が明確でない企業はi3で米国事例研究から着手 • 農業~食品流通、設備管理、ヘルスケアなどの 有償での会員組織とテストベッド形成支援 ビジネスが継続的に成長する事を見越したEcoSystem形成 大企業 ITOT ベンチャー 大企業とベンチャー が企業と業界の垣 根を越えてコラボ レーション 大企業とベンチャー が企業と業界の垣 根を越えてコラボ レーション 縮小均衡に陥ってしまう生産性改善よりも米国型に倣い、オープンイノベーションを形成する 17 グローバルな推進団体との連携が必要 (例:IIC日本側団体IIC-J、i3(※)の立上げをウフルが支援) IICのオープンイノベーションアプローチ
  • 23. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 23 すべてがつながる時代の共創のあり方
  • 24. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 24 IoT実現のためのウフルの考え 協創 お客様・パートナー様と、 新しい価値を
  • 25. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 25 ウフルのIoTへの取り組みはプロデュース/コラボレーション型 IoT/M2Mサービスを構築する上で必要な各種知見を上流~下流まで一気通貫で提供します ウフル IoT イノベーション センター ビジネスコンサルティング/ アドバイザリー トライアル の設計 トライアルの実施 商用 導入支援 開発・構築 実現方法の見直し マーケティング施策実行 クリエイティブ制作 ビジネスコンサルティング部 開発営業部 データインテグレーション本部データサイエンス研究所 IoTマーケティング部 新 設 新 設 お客様の困っていることにどこからでも入れてどのパーツも切り出して提供可能 • インパクトのあるビジネス戦略を創出 • 想定した付加価値を創出するための アーキテクチャの設計 • プロトタイプを迅速に構築し、必要要 件が満たせるか検証 • 自社クリエイティブチームがマーケ ティング活動を支援 • スケールするプラットフォームを開発 • 大規模運用に向けた最適な基盤・技術 選定を顧客と共に検討
  • 26. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. • 参加企業 株式会社アットマークテクノ アドソル日進株式会社 ウイングアーク 1st 株式会社(運営委員) 株式会社ウフル(事務局) 株式会社エスキュービズム・テクノロジー M-SOLUTIONS株式会社 沖電気工業株式会社 オプテックス株式会社(運営委員) キヤノンマーケティングジャパン株式会社 クリエーションライン株式会社 交通情報サービス株式会社 サトーホールディングス株式会社 GMOグローバルサイン株式会社 株式会社Z-works(運営委員) • 活動内容 – ソリューション理解 – 業態シナリオ別ソリューションづくり – ビジネスモデル概要検討 – 共同アプローチ 等 • 参加特典 – ビジネスモデル、座組の検討支援 – ウフル獲得案件における協業の優先的ご相談 – 共同マーケティング/セミナー・共同営業 • 会費 – コミュニティ内での活動は無償 – 個別企業ごとへのビジネスモデル検討等は有償 • 各業界シナリオごとのビジネスモデル策定 – ホワイトカラー向けIoTワーキング – 食品業界向け – 物流業界向け – 医療業界向け – 農業向け etc コラボレーションの形:IoTパートナーコミュニティ (7/19現在) 「IoTパートナーコミュニティ」は、IoTにより実現される“全てがつながる世界”を目指し、コミュニティに参加する企業・団体等 がベンダーフリーで相互に協創しながら、オープンイノベーションを通じてビジネスを創出することを目的とします。 設立趣旨、目的 一挙に17社で立ち上げ、9社が一斉プレスリリース (2016/6/16) 「ウフルの会」ではなく「参加企業みんなの会」 26 27社:最大50社を上限とする JIG-SAW株式会社 株式会社セゾン情報システムズ ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 株式会社ソラコム テックファーム株式会社 東海ソフト株式会社 ニフティ株式会社 ぷらっとホーム株式会社 株式会社フレクト 三井情報株式会社 三井物産エレクトロニクス株式会社 安川情報システム株式会社 レンジャーシステムズ株式会社(運営委員)
  • 27. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 27 IoTパートナーコミュニティの特徴 米国IIC型のオープンコラボレーション環境で実ビジネス構築を推進すること • 参加企業数に制限を設けていると共に、ウフルのみでなく共同運営体制を取っている • 加入や運営はウフル+7人の運営委員(WGリーダー)で審議して決める • プラットフォームフリーであること – 大手プラットフォーマーや全てを自社で抱えてしまう大手インテグレータは加入資格を持たない • 突出した技術や顧客を持ち、スピーディに検討推進できること – 検討に時間を要する、社内調整ばかりで進まない、情報収集のみの企業の加入はお断りしている • 7つのワーキンググループが一気に立ち上がり – IoT×AI、介護医療、流通、スマートビル、セキュリティ、ブロックチェイン、大手飲料向け – 12月までにそれぞれで実際の導入事例を作って12月に開催する予定のフォーラムにて発表 – 取組事例はこのコミュニティ発の事例として共同プレス/共同マーケティングを行い、その後の 各社の横展開に繋げる
  • 28. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 28 ウフル自体も続々と様々な企業と協業:4月以降のニュースリリースより • 4/1 – IoTイノベーションセンター本稼働 – フレクトとのテレマティクス領域における業務提携 – 札幌支社の設置 • 4/17 – クリエーションラインとのインフラレイヤーにかかる業務提携 • 4/26 – シスコシステムズとのソフトウェア製品販売パートナー契約締結 • 4/28 – 東海ソフトとのデバイス/組み込み領域における業務提携 – near社との位置情報データ活用における合弁企業の設立 • 5/17 – enebular Marketing IntelligenceをSalesforce.com社年次イベントにて発表 – VECTOR社との資本業務提携 • 5/25 – SORACOMとの業務提携 • 6/14ー15 – MKIとサブスクリプションプラットフォームZuoraの販売協業について提携 – IoTパートナーコミュニティの発足を17社で発表 • 7/29 – ABEJAとの業務提携
  • 29. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 29 ウフルの新オフィスにおける共創
  • 30. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. • 空間と空間の間にできるだけ壁を作らずに「繋ぐ」ことを重視 30 共創することが前提の新オフィス(6/30夕方撮影) 「ウフル共創カフェ」 100名収容3面スクリーンのセミナースペースと 社外の人に自由に来て頂くカフェスペースを併設 共創空間と協創本部 居室空間はフリーアドレスで自由にミーティング可能 ちなみにバックオフィス部門の名前が「協創本部」
  • 31. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. • IoTにおいて、モノだけつなげるのではなく人と人との繋がり、そしてナレッジとナレッ ジ、業務で使うデータとデータなどの繋がりがとても重要です。 31 つながる時代のキーワード「コラボレーション」と「イノベーション」 出典:「成長企業のためのワークスタイル変革教本」 JASISA2016 シスコシステムズ八子のパートより一部加筆引用 イノベーションを生み出すための 仕組みとしてのコラボレーション イノベーションイノベーションコラボレーションコラボレーション いろいろな人が環境やデータ、デバイスに 依存せずに、いつも繋がって仕事をするこ とができ、お互いの仕事に貢献すること いろいろな取り組みを通じて、世の中 の人の働き方や暮らし方、ビジネスの やり方を変えるということ
  • 32. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 32 例①昨日セミナー:IoTへの取組まずは商用車管理から。テレマティクスセミナー ビジネスモデル/ マーケティング 位置情報 プラットフォーム インテグレータ/ テレマティクスアプリケーション デバイス/ コネクティビティ ウフル / フレクト / 三井物産エレクトロニクス共催 日時2016年7月28日(木)15:00~17:30 (14:30 開場) 場所ウフル本社セミナールーム 第1部:15:00~15:40 IoTの最新トレンドと実現のためのコンセプト DeCIDEとは? ~日本IoTの課題と再創造への道~ 株式会社ウフル 上級執行役員 IoTイノベーションセンター所長 八子知礼 株式会社ウフル IoTイノベーションセンター 竹之下航洋 第2部: 15:50~16:30 コネクテッド・カー・アプリケーション「Cariotとは」 ~運搬業務の生産性向上を~ 株式会社フレクト 取締役 Cariot事業部長 大橋正興氏 第3部: 16:40~17:20 『デバイスコネクティビティ』で実現するテレマティクスIoT ~乗用車から特殊車両、コンテナに至るまで遠隔監視を実現~ 三井物産エレクトロニクス株式会社 CTO 早川恭二氏 17:20~17:30 質疑応答・アンケート記入 第4部: 17:30~19:00 (希望者のみ)セミナー講演者、参加者による懇親会 参加費1,000円(ご希望者には領収書発行いたします) 3社パートナーシップの位置づけ
  • 33. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 33 例②:来週こんなセミナーを実施します ウフル/ABEJA/ソラコム共催 製造現場などにIoTを生かした生産管 理、品質管理などの仕組みを導入する 試みについては現在多くの企業が注目 している領域ですが、大量かつ高速に 生成されるデータからビジネスに有意 な知見を得るには、人力では限界があ ります。 そこで現在「機械学習」「ディープ ラーニング」などの人工知能(AI)を 活用したテクノロジーに注目が集まっ ています。 IoTイノベーションセンターの八子や AIソリューション「ABEJA Platform」を展開するABEJA社の岡 田氏から、AIとはそもそもどのような 技術か、実際にAIで何をどこまででき るのか、導入にあたってのステップや 課題などを先進企業の取り組み事例な どをベースに解説いたします。 また、先日それぞれの企業との提携を 発表したソラコム社、ABEJA社のソ リューションやウフルとのパートナー シップについてご紹介いたします。 開催日 2016年8月4日(木) 15:00~17:30 株式会社ウフル IoTイノベーション センター 所長 八子知礼 株式会社ABEJA 代表取締役社長CEO 岡田 陽介 株式会社ソラコム IoT×AIで実現する製造業の ビジネスイノベーションとは ■実施日時 2016年8月4日(木) 15:00~17:30(14:30開場) ■開催場所 ウフル新社屋セミナールーム ■講演 15:00~15:40 「IoT×AIで何が変わる?製造業のイノベーション(仮)」 株式会社ウフル 八子知礼 15:50~16:30 「第四次産業革命をリードするIoT、ビッグデータ、人工知能の可能性」 株式会社ABEJA 岡田陽介 16:40~17:20 「モノとクラウドの直接接続を実現するIoT通信プラットフォーム SORACOM(仮)」 株式会社ソラコム 登壇者調整中 ■懇親会 18:00~19:30まで希望者のみ懇親会あり (会費1000円) お申込みはこちら http://goo.gl/vounXt
  • 34. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 34 さいごに
  • 35. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 35 すべてがつながる時代の5つの共創のポイント 様々なモノごとの境目を意識しない、またはつないで問題を解決する 自分だけ、自社だけで取り組まない、他者・他社と一緒に進める 競合となる企業であっても「競争」するのでなく、「共創」する 小さな課題からスケールして大きな社会課題を解決することをねらう 生産性を向上させるのではなく新しいこと、イノベーションをねらう
  • 36. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. 36 11月に山崎宇宙飛行士と講演登壇します(ITコーディネータ協会主催) 宣伝です宣伝です
  • 37. Copyright © 2016 Uhuru Corporation, All Right Reserved. iot@uhuru.jp