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講師紹介
■バックグラウンド
ディレクション・企画経験
カカクコムの保険カテゴリのコンテンツ責任者とし て、集客責任を持ったWebディレクションを経験。
エンジニア経験 大学在学中にWebアプリケーションの受託事業を 立ち上げ、自らも開発を経験。
データ統合経験
ミスミグループ本社のEC部門にて、データ主導 マーケティングの導入に携わり、大量データの分 析・統合などを経験。
その他
2013年グロービスMBA、2007年中小企業診断士。
■森川哲夫
•株式会社ディバータ 取締役経営企画兼Webディレクター
•RCMSというSaaS型のCMSを提供している 会社
•おかげさまで1800社を超えて導入頂い ております
•CMSメーカー側の立場と、これまでWeb に関わってきた経験から、今回のお話を するに至りました 3. (c) Diverta.Inc
2
ゴール
•「こういうサイトは、こういう風にCMSを使うのがいい!」と言い切れる
•「選ぶ(選択)」「作る(導入・構築)」「回す(運用)」の3面から見て勧められるものを。
目的
えらぶ
つくる
まわす
CMS選定
CMS導入・構築
CMS運用
サイトの
意思決定者
IT担当者
制作会社
導入企業
プ ロ セ ス
関 係 者
ディレクター
割と重要な立場 4. (c) Diverta.Inc
3
目的
•大別して2つ。集客増か、コスト減。
•集客増はマーケティング課題、コスト減はオペレーション課題。
目的
マーケティング
効果
オペレーション
効率
分解!
大別して2つ!
Function
Cost
Value
=
提供する価値の算式 5. (c) Diverta.Inc
4
目的/マーケティング
•マーケティングにもいくつかある
•みなさんに関わりが深いのは、おそらくコンテンツ・マーケティング
デジタル・マーケティング
オムニチャネル
コンテンツ・マーケティング
リスティング
SEO
DMP/DSP
リアル
O2O
アプリ
ブランディング
オウンドメディア
テキスト
ストーリー
動画
ムービークリップ
マーケ 6. (c) Diverta.Inc
5
目的/マーケティング/コンテンツマーケティング
•コンテンツはあらゆる活動に不可欠。コンテンツ・マネジメントは永遠の課題。
•コンテンツのオーナーや発信主体は事業主。目先のトレンドに振り回されず、大きく構える。
消費者
事業者
事業者
コンテンツ
発信!
受け手にとって
有益な情報
•オウンドメディア
•パブリシティ
•イベント
•メディア
•広告
•サイネージ
手段いろいろ
マーケ的成果
認知・評価
コンテンツ・マーケティング
ただ発信するのではなく、事業的に意味のある継続的な活動にすることが大事 8. (c) Diverta.Inc
7
CMS/共用システムの大きな矛盾「汎用性と先進性」
•CMS化される=汎用的で枯れたもの<=>Web/スマホ/Deviceなどテクノロジーの進化は止まらない
•どこまでを取り込むか、どのようにシステム環境を進化させるか、どのように時代についていくか
http://evolutionofweb.appspot.com/?hl=ja#/evolution/day
画面
更新
HTML
直書き
動的に
できる
ブラウ ザ対応
ガラ ケー
スマホ
アプリ
Tech
User
図・グラフ:http://evolutionofweb.appspot.com/ 9. (c) Diverta.Inc
8
CMS/とらえ方
•CMSの切り口として、使われ方やサイトの特性から類型しておく
•ディレクターの立場からCMSを眺めたときには、作るよりも使う意識を強く持つ
•いま何が実現できるかという視点と、何を作らなくてよくなるか、何をしなくて良くなるか?という視点を持つ
•手段としては、フレームワーク、パッケージソフト、SaaSなどCMSの特性を押さえておく
目的
サイトのゴール
ディレクター
手段としてのCMS
「つかう」意識
「つくる」意識
•使われ方はどうか
•サイトの特性は何か
•何を作らなくてよくなるか?
•何をしなくてよくなるか?
•あれが実現できる
•これも入れよう
「つくる」意識よりも、「つかう」意識を強く持つ。
•フレームワークとして
•パッケージとして
•SaaSとして
いますぐ実現できるか?
何が得られるか?
どう役立つか? 10. (c) Diverta.Inc
9
えらぶ
CMSそのもの
•数がある
•特性がある
•費用がある
•利用者
•構築者
•選定の切り口は様々
ネタとして比較データをもっておくのは良いが、細かい比較はあまり意味がない 11. (c) Diverta.Inc
10
えらぶ/CMS/数
•ものすごい数、ECまで入れるとさらに
•どこまでをCMSと呼ぶかもあいまい
•6選、15選などあるが、使って試したことのあるひとは実際どれくらい・・・?
英語のWikipediaのリストで180(日本のCMSは入っていない)
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_content_management_systems
数が多い
分野が広い
EC
Site
Social
Smart
情報がない・・
結局WordPressとか、知っているCMSの情報しかなかったりする
180
and
Others 12. (c) Diverta.Inc
11
えらぶ/CMS/特性がある
•機能はいろいろ、特性もいろいろ、出来ることだけで見ると差がでないことも
•「設計思想」や「スタンス」も見たほうがいい
•かっこよくいえば「プロダクト・ビジョン」が明確かどうか
http://wordpress.org/about/philosophy/
Out of the Box
Design for the Majority
Decisions, not Options
Clean, Lean, and Mean
Striving for Simplicity
Deadlines Are Not Arbitrary
The Vocal Minority
Our Bill of Rights
コンテンツは蓄積し、Webサイトは進化させる
世の中の9割のWEBサイトはシステム化できる
関連によってコンテンツを多種多様に表現する
「車輪の再発明」をなくす
情報発信の楽しさを広めたい
数多くのテンプレート
充実した拡張
使いやすさと裾野の広がり
コンテンツとデザインの分離
開発リソースの代替策
高機能なWebサイトの実現
デザイン性の高いサイト
より簡単な構築
構築プロセスの支援機能
2000年当初からずっとSaaS 13. (c) Diverta.Inc
12
えらぶ/CMS/特性/動的・静的
•動的:お知らせページのように、テンプレート(型)にあてはめてページを量産するもの
•静的:丁寧に1ページずつ手作りしていくようなもの
量産型(動的ページ)
手作り型(静的ページ・スタティックページ・静的コンテンツ)
概要
メリット
1.同じようなレイアウトのページを、管理画面からで比較的簡単に量産できる。
2.ページをページが所属するグループやカテゴリによって グループ・カテゴリごとにページを階層化し、自動的に一覧を生成することができる。
3.ページの情報を変更すると、自動的に一覧にも変更が反映される。
1.オリジナリティの高いレイアウトをつくることができる。
2.イレギュラーな階層構造を実現できる。
デメリット
1.レイアウトをイレギュラーに変えることができない。
2.階層構造をイレギュラーに変えることができない。
1.管理画面で簡単に更新することは難しく、HTML等でページをひとつひとつ作成する 工数・知識が必要。
2.ページが増えた場合、情報の整理、階層を手動で設定する必要がある。
3.一覧ページを設ける場合も手作りする必要がある。
4.詳細ページを修正した場合、作成した一覧ページの情報は手動で修正する必要がある。
向いている ページ
(例)
更新頻度の高いページ、量が多いページ、追加発生する可能性が高いページ 外部データと連携するページ、CSVで一括取込(作成)したいページなど
•新着情報
•製品の詳細情報
•求人情報etc…
特殊性の高い1枚きりのページ、オリジナリティの高いレイアウトのページ、 イレギュラーなページ、定型化が難しいページなど
•会社情報
•特設ページ
•個人情報のお取扱いについてetc…
詳細
詳細
一覧
階層が整理され、一覧が 自動生成され、一覧と詳 細は相互にリンクしている
同じレイアウトのページを管 理画面を使って比較的簡 単に量産できる
量産するページ
手作りするページ
一覧
一覧が必要な場合は手 動で階層の整理、一覧 ページの作成が必要
自由にレイアウト、 階層整理ができる 14. (c) Diverta.Inc
13
サイト管理機能
ページ設定、サイトパラメータ設定、更新履歴、バッチ処理設定、QRコード自動生成、バナー広告、 ベーシック認証、アクセス制限、etc…
コンテンツ管理機能
ブログ、トピックス、写真、カレンダー、地図情報、動画、会社概要、沿革、採用情報、スポーツ情報、 外部データ連携機能(ぐるなび、フォト蔵)、簡易ショッピング、Q&A、用語辞典、etc…
メンバー管理機能
会員管理、権限管理、ログイン履歴、ワンタイムパスワード発行、メンバー情報一括アップロード、メン バー解析、etc…
コミュニケーション機能
お問い合わせ管理、アンケート、掲示板、コメント受付、トラックバック、メールマガジン、Twitter連携、 投票(記事のお役立ち度)、関連商品表示、etc…
その他機能
オンライン画像編集機能、RSSリーダー、ファイル管理、WYSIWYGエディタ、多段式承認ワークフロー、 サイトマップ自動生成、ページコピー、目的別管理画面の表示、etc…
解析機能
GoogleAnalytics、アクセス解析、ヒートマップ、アンケート結果集計&グラフ表示、タグ埋め込み式解 析ツールとの連携、etc…
サイト向上機能
SEO、LPO、EFO、サイト紹介&集計、関連記事表示、投票、etc…
えらぶ/CMS/特性/機能/主な機能の一例
RCMS標準機能の一例
•今の機能も大事。だが、状況は数年後に変わっていくことも考えておくこと
•機能名だけではなく、本当に必要なものは具体的に細かく機能差を比較すること 15. (c) Diverta.Inc
14
えらぶ/CMS/特性/機能/多言語機能の例
コンテンツを言語毎に入力するだけで、サイトへの反映・構築は自動で行われる。
英語版
日本語版
スペイン語
フランス語
TOP
英語版
日本語版
スペイン語
フランス語
英語版
日本語版
スペイン語
フランス語
複数サイト必要でサイト構造も変わる
日本語版
TOP
スペイン語
TOP
フランス語
TOP
英語版
TOP
日本語版
日本語版
日本語版
スペイン語
スペイン語
スペイン語
フランス語
フランス語
フランス語
英語版
英語版
英語版
言語の分だけ、管理するサイトが存在する。
ワンタイムパスワードを発行し、翻訳者へ 依頼のメールを送付することもできる。
1サイトの1コンテンツに翻訳データを持つので、構造は同じ
•例えば「多言語機能」でも、データの持ち方は様々
•別サイト・別ページ構造でデータを持つ場合、1段落単位あたりでデータを持つ場合、など
RCMS翻訳機能の例 16. (c) Diverta.Inc
15
えらぶ/CMS/特性/機能/検索
誰でも気軽に使えるというものではないが、 都道府県検索や条件検索などは標準機能の組 み合わせで構築しやすく出来ている
WordPress
RCMS
•例えば「検索」でも様々
•カテゴリでの絞り込みが出来ればいいものから、エリア、職業、こだわり条件などで絞るものまで
カスタムフィールド設定
データ抽出用のカスタマイズ
表示側に表示用記述
拡張項目設定
データ抽出パラメータ設定
表示側に表示用記述
本体機能は軽量につくられているので
物件検索部分はクエリ部分からカスタマイズが発生
例えばWPとRCMSで不動産検索サイトを作ろうとすると・・・
違い 17. (c) Diverta.Inc
16
えらぶ/CMS/費用
•有償・商用と、無償・オープンソース
•SaaS型は運用費込、パッケージはホスティング別、ホスティング業者が無料CMS提供の場合も
グラフィック・デザイン
コーディング(動的)
CMS基本設定
コーディング(静的)
テスト・検証
CMS組込・適用(動的)
CMS組込・適用(静的)
データ移行
ドキュメント
WEBデザイン
組 込
カスタマイズ開発
開 発
移 行
スマホ
n%
n%
PC
+
×
×
進 行管理
ディレク ション
+
ライセンス
費用
+
+
×
資料・検 証
+
×
構築
保守・月額
CMS
OSS(無料)
保守
サーバ
(クラウド)
SaaS
保守
SaaS (+カスタマイズ)
商用
保守
サーバ
(クラウド)
パ ッ ケ ー ジ
SaaS
サイト構築 18. (c) Diverta.Inc
17
カスタマイズをした時の守備範囲
価格高
価格低
規模小
規模大
商用CMS
【ブログタイプ】
・MT
・WordPress etc…
えらぶ/CMS/ポジショニングの例
デフォルト時の守備範囲
RCMSの説明で用いている図 19. (c) Diverta.Inc
18
えらぶ/利用者
•導入の目的・サイト規模のレベル感は異なるので、手段を合わせる
•更新手段になじむか(リテラシー)、運用を担うことができるか
•目的・手段を理解するための切り口を類型化しておくと便利
個人事業主
ベンチャー
中堅B2C/B2B
大企業/上場
数多くの
利害関係者
少ない利害関係者
アーリーアダプター
限定された取引先
方針次第
リテラシー個人依存
少数精鋭
IT担当
運用効率
コンテンツ少ない
コンテンツ充実化
企画してつくる
少人数
片手間で運用
兼任で運用
1部門だけで担当
閲覧者
対応力
掲載量
体制
Function
Cost
Value
=
本気度
利用者のタイプによって、会う前に想定する例として・・・ 20. (c) Diverta.Inc
19
えらぶ/構築者
•慣れている
•QCD高い
•再利用できる(応用・展開できる)、スクラッチor CMS
慣れている
不慣れ
再利用できる
最初から
QCD
高い
QCD
低い
自社開発
CMS
減少
慣れていないCMSは、パスを明確に 21. (c) Diverta.Inc
20
えらぶ/まとめ比較表の効率よい作り方
•選定基準は様々、比較方法そのものの類型をしていくのが良さそう
•絞り込み/星どり表/選抜方式など、選び方も様々。複数組み合わせるのがいい。
大 分 類 で 絞 る
B
動的
静的
A
ホスティング
SaaS
多言語
マルチデバイス
細 か く 比 較 す る
CMS
機能
コスト
運用・セキュリティ
A
○
×
○
○
△
○
×
B
○
△
○
×
○
△
○
C
○
△
○
△
○
○
○
C
A or B or C 22. (c) Diverta.Inc
21
つくる
•分業か単独か
•デザインかコンテンツか
•パターン化か個別カスタマイズか
•要件を管理可能か否か
削れるか、次期フェーズあるか、予算あるか、リテラシ・経験あるか 23. (c) Diverta.Inc
22
つくる/CMS構築フロー
データ
要件
サイトマップ
モジュール決定
HTML/CSS
組み込み
検証
項目設定(表示・検索)
マスタデータ
テンプレート編集
コンテンツ設定+配置
ブロック単位で切り出し
ブロック単位で分解
変数を用いて 表示制御
キーによって
分岐をかける
(要件による)
デザイン
構成・ワイヤ
イメージする
設計する
制作する
一般的な案件の流れ
CMS案件の流れ
事前に確定すべき要素
CMS特有の設計工程
作業工程
CMS特有の作業工程
画面イメージ(カンプ)
制作
•CMSを使いこなすには、情報設計と組込理解のスキルを持っていることが重要
情報設計
できる?
組込管理
できる? 24. (c) Diverta.Inc 23
つくる/分業か単独か
• 分業する場合は、組み方を考える
• 単独の場合は自分だけで完結するので、あまり考えなくていい
ディレク
ション
25. (c) Diverta.Inc
25
つくる/項目のパターン化の例
•動的サイトを効率よく構築するには、パターンをコンテンツごとに定義し、見合ったテンプレートを持っておくとよい
•下記は「お知らせ・コラム系の設定・テンプレート」一例
見出しH1
日付
【拡張項目】
・繰り返しブロックA:
・見出し(H2)
・画像
・本文
・画像位置指定(親)
・画像なし/右/左/動画
・動画ID(画像が動画選択の場合)
画像
テキスト/テキスト/テキスト/テキス ト/テキスト/テキスト/テキスト/テ キスト
見出しH2
繰り返しブロックA
【個別指定】
・画像幅高さ
・本文長さ制限
画像
テキスト/テキスト/テキスト/テキス ト/テキスト/テキスト/テキスト/テ キスト
画面構成(詳細)
画像
※更新頻度と更新者によって設計し、ユーザー側のリテラシーに配慮すること。
細かく枠を決めるのは、HTMLを触りたいコンテンツ更新者には向かない。
画像
クリックで拡大写真(lightboxなど)
基 本パ タ ー ン
右 配 置
拡 大
横 全 幅
【画像配置パターン】
テキスト/テキスト/テキスト/テキスト/テキスト
Ex)
記事:お知らせ、ニュース、事業紹介
カテゴリ:適時開示、ニュース(PR)、トピックス
拡張:エリア(アジア、欧州、北米)、
部門(エネルギー、金属、情報)
【情報設計/階層】
3階層の組み合わせ。
1)記事グループ
・扱う情報構造が異なる場合は分ける。
2)カテゴリ(一覧表示、アイコン出しに向いている)
・同カテゴリの新着記事一覧を出すなど容易。
3)拡張項目(検索キーに向いている・複合検索)
画像.説明
設定情報
留意点 26. (c) Diverta.Inc
26
つくる/要件を管理可能か
•削れるか
•予算あるか
•次期フェーズあるか
•リテラシ・経験あるか
進行
次期
金額
予算
要 件
特に、CMSで出来る範囲と、カスタマイズになる範囲の境界線については、事前に合意するのは難しい 27. (c) Diverta.Inc
27
まわす
•サーバシステム構成(インフラ)、SLA等の要求水準
•セキュリティ・アップデート
•画像・バナーなどの作成・更新
•レイアウト追加、テンプレート化 28. (c) Diverta.Inc
28
まわす/サーバ構成
•ホスティング(オンプレ+パッケージ)、クラウドなどにパッケージインストールするケース
•SaaS型サービスを選び、共通インフラの上にサイトを開設するケース
1サイト
Webサイト
CMS
PHP(プログラム)
データベース
Webサイト
CMS
PHP(プログラム)
データベース
Webサイト
CMS
PHP(プログラム)
データベース
Webサイト
CMS
PHP(プログラム)
データベース
Webサイト
CMS
PHP(プログラム)
データベース
Webサイト
CMS
PHP(プログラム)
データベース
Webサイト
CMS
PHP(プログラム)
データベース
1サイト
PHP(プログラム)データベース
CMS(RCMS)
Webサイト
Webサイト
Webサイト
Webサイト
Webサイト
Webサイト
Webサイト
SaaS型
クラウド型
ホスティング型 29. (c) Diverta.Inc 29
まわす/セキュリティ・アップデート
• 後回しになりがちなので気を付ける
• 運用予算の範囲で考えておいたほうがいい
• ポリシー設計や役割分担を
ジェニファー・ローレンスのヌード写真はなぜ流出したのか―ハッカー
から身を守るには?
http://jp.techcrunch.com/2014/09/02/20140901heres-what-
we-know-so-far-about-the-celebrity-photo-hack/
脆弱性だけではないセキュリティ・アップデートは必要
検知システムも。。
【情報の入手】
IPA 独立行政法人情報処理推進機構:重要なセキュリティ情報一覧
http://www.ipa.go.jp/security/announce/alert.html
Google Alert で「セキュリティ脆弱性」
https://www.google.com/alerts?hl=ja
流出といっても様々な経路とパターンの可能性がある
30. (c) Diverta.Inc
30
まわす/画像・バナー等の作成
•社内(インハウス?外注?)
•継続して請負?
社内
外注
出来る限り自由裁量
リッチに
出来る限り決めて
テキスト・写真中心に
請負
予算の範囲にて 31. (c) Diverta.Inc
31
まわす/レイアウト追加・テンプレート化
•リニューアル?追加開発?
デザイン
コンテンツ
CMS本体
移行
リプレイス
新CMS本 体
新デザイ ン
コンテンツ
デザイン
コンテンツ
CMS本体
追加開発
改修CMS
改修
デザイン
デザイン
コンテンツ
CMS本体
デザイン・リニューアル
改修
デザイン
大掛かりでコストもかさむ
資産は活かせるが、メンテは大変
もっとも負荷は少なく、変わった感でる 32. (c) Diverta.Inc
32
技術
•HTML5/CSS3/JS(jQuery)
•REST/JSON
•XML
•スマホアプリ連携
•クラウド連携
CMS
スマートフォンアプリ
JSONデータを
アプリに取り込む
RCMS内のデータを
JSONデータとして出力
HTML作成の感覚で
JSON用のテンプレートが作成可能
JSONデータ 33. (c) Diverta.Inc
33
技術/HTML5/CSS3/JS
•デザインとコンテンツの分離はWebやソフトウェア・アーキテクチャの大きな志向
•具体的には、レスポンシブ、Bootstrap
http://expo.getbootstrap.com/
Bootstrap Expo 34. (c) Diverta.Inc
34
技術/JSON
JSON
同じ内容のデータであってもJSONはXMLと比べてデータサイズが
小さいです。
そのため、クライアントとサーバー間の冗長な
ネットワーク上の通信量が軽量化されます。
通信量の軽量化によってネットワーク間の処理速度を
速めることが可能です。
タグを反復し、複雑な構造で構成されるXMLに比べ、
JSONはテキスト形式であり、非常にシンプルな構造で
構成されています。そのため、人にもコンピューターにも
判読しやすい特徴があります。
XMLほど手順を踏む必要はなく、直接的にデータを
扱うことができ、データをパースする処理の記述を
大幅に軽減することができます。
JSONの構文はJavaScriptにおけるオブジェクトの
表記法をベースとしていますが、JavaScript専用の
データ形式ではありません。
ほとんどの言語において、単純な処理によってJSONは
書き出しや読み込みができるため別言語での再利用が
可能です。ECMA標準のObject/Array形式で
保存するため汎用性があります。
JSONはJavaScriptのオブジェクトベースのため、
JavaScriptとの親和性が非常に高いです。
eval()関数という関数によってJavaScriptオブジェクトに
変換することができるという特徴があります。
この関数は引数で渡された文字列を
JavaScriptコードとして評価し、その結果を返します。
データ軽量化による処理速度の向上
再利用性・汎用性
JavaScriptとの高い親和性
可読性
•JSONにはデータサイズを軽量化するメリットがあり、ユーザーやコンピューターに判読かつ編集しやすいという特徴がある
•多くの言語でサポートされているため再利用性が高い
RCMSのJSON設定マニュアルより 35. (c) Diverta.Inc
35
技術/XML
•データ連携はJSON主流に
•コンテンツのメタデータ管理が主に
SVG
Office Open XML
WordPress
wxr
CSV
XPath
意味・階層を持たせて抽出・変換が可能
HTML
CSSをあてて見た目を変える、マイクロフォーマット、構造化データ
+CSS
+メタデータ 36. (c) Diverta.Inc
36
設計
•デザインとコンテンツの分離
•コンテンツはためる、デザインは変える
•システムは両者をコントロールする
CMS
Frontend
Contents
ビ ジ ネ ス
ロ ジ ッ ク
入力項目
画面操 作
テンプ レート
運用
構築時
Source Code
基本構造
拡張性
コア
標準機能
レイヤ
グラフィック
機能
情報設計
HTML
CSS
jQuery
Lang
DB
Framework
デザイン
コンテンツ
時代に合わせ
変える
資産として
蓄積する
サイトの成長
システム
基盤として
支える 37. (c) Diverta.Inc
37
設計/MVCモデル、拡張モデル
•ソフトウェア・アーキテクチャとしては、MVCのような基本パターンで捉えられる
•Add-on、Plug-in、拡張、言い方よりも組み込み方を見る
•「何を分けて、どう統合するか?」は、設計思想に依存する
http://ja.wikipedia.org/wiki/Model_View_Controller
MVC
Plug-in
本体
CMS
本体
CMS
本体から離れ開発されるもの
数は増えやすいが、互換性に乏しい
本体に近いところで開発されるもの
数は増えにくいが、互換性は高い 38. (c) Diverta.Inc
38
まとめ
•えらぶ、つくる、まわすの各段階で、目的やサイトのゴールを見据えて考える
•適切なツールと手段を選んで、実装に落とし込んでいく
目的
えらぶ
つくる
まわす
マーケティング効果
オペレーション効率
機能だけではなくCMSの設計思 想のようなところも大事
情報設計はサイトの質を決める
コンテンツは蓄積する
コンテンツを充実してもらうのが成 功への近道
サイトの成長を見据えて、継続アップ デート・拡張を考えておく
動的構築(組込)のノウハウを貯める
デザインやテンプレートは汎用化する
効率のよい更新作業は、コスト削減だ けでなくコンテンツ増量にも効く 39. (c) Diverta.Inc
株式会社ディバータ
RCMS
DivertaInc.
Officialhttps://www.r-cms.jp/
Supporthttp://rcms-support.r-cms.jp/
Facebookhttps://www.facebook.com/rcms.on.social
Companyhttp://www.diverta.co.jp/
Recruithttps://www.wantedly.com/companies/diverta
ーWebサイト構築プラットフォーム-
▼ディレクション標準フォーマットガイドブック
・ファイル名:RCMS_Direction_guidebook.zip
https://www.r-cms.jp/direct/fileserver/fileserver_download/file_id=36
▼ディレクション標準フォーマット(Excel)
・ファイル名:RCMS_Direction_template.ziphttps://www.r-cms.jp/direct/fileserver/fileserver_download/file_id=37
Webサイト構築のお問い合わせ・ご相談は https://www.r-cms.jp/inquiry_list/
0120-963-604
まで