「NPOと災害支援はこの20年で「進化」したのか。」
NPO法施行20周年記念 地域学習会・オープントークセッション(岡山NPO センター設立20 周年記念関連行事)
広島と、岡山と、これまでの取り組みから考える
NPO と災害支援のこれまでとこれから。
●日 時:2018 年12 月15 日(土)15:00 ~ 18:00
●会 場:岡山市勤労者福祉センター(岡山市北区春日町5-6)
●参加費:無料
●主 催:中国5県中間支援組織連絡協議会(事務局:NPO法人岡山NPOセンター)
●プログラム【話題提供と議論】
・平成30 年7 月豪雨に対する広島、岡山のNPO の動き
・これまでの災害でのNPO の動き
・この20 年でNPO による災害支援は進化したのか。これからに何が必要か。
・NPO 法成立20 周年記念フォーラムにおけるNPO 法制定過程に関する議論紹介
・これからNPO は何をすべきか、どうあるべきか。
【登壇者プロフィール(敬称略)】
松原 裕樹(NPO 法人ひろしまNPO センター 事務局長)
1982 年広島生まれ。NPO や企業、渡米経験を経て、環境、教育、
地域づくり、観光、防災などに関する事業の企画、運営、コーディ
ネートを行っている。2017 年からひろしまNPO センター事務局
長に就任。ゆたかな市民社会の実現に向けて、NPO やボランティ
ア活動の支援、地域課題の解決やSDGs(持続可能な開発目標)
の達成に向けた多様な主体との協働に取り組む。2014 年「広島
市豪雨災害」及び2018 年「平成30 年7 月豪雨」では、広島市や
広島市社会福祉協議会等と共に、広島市災害ボランティアセン
ターの運営や情報共有会議の開催などを展開。
石原達也(NPO 法人岡山NPO センター 代表理事)
1977 年岡山市生まれ。大学生のみのNPO 法人設立、鳥取市社会
福祉協議会職員を経て岡山NPO センター事務局長に就任(現在、
代表理事)。その他、公益財団法人みんなでつくる財団おかやま(理事)、NPO 法人みんなの集落研究所(代表執行役)、一般社団法人全国コミュニティ財団協会(常務理事/事務局長)等の設立に関わる。平成30 年7 月豪雨の発災に伴い岡山県社会福祉協議会と
共に「災害支援ネットワークおかやま」を立ち上げ、10 月18 日
には約150 の参画組織と県や日赤との連携を行う民官協働ネット
ワークとして常設化。
吉田 建治(認定NPO 法人日本NPO センター 事務局長)
1979 年奈良市生まれ。2001 年大阪ボランティア協会職員、2004 年日本NPO センター職員。NPO 法制度改革、情報化支援、児童館とNPO をつなぐ事業などを担当。東日本大震災以降は現地NPO 応援基金などを担当し、組織基盤強化支援に取り組んだ。また、「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」を通じて、災害ボランティアセンターの後方支援を行う。2017 年より現職。
●趣旨
1998 年に誕生したNPO 法の制定が動いた背景には1995 年の阪
神淡路大震災において多くの市民や市民活動組織によるボラン
ティア活動が展開され、その価値が再認識されたことも一因にあ
ります。それから20 年がたった現在。この間にも中越地震、東
日本大震災、熊本地震をはじめとして大災害が起こり、今年は広
島、岡山、愛媛でも平成30 年7 月豪雨(西日本豪雨)が発生し
ました。災害のたびに問題が指摘され、あらたな活動がおこって
いますが、果たして、NPO による災害支援はこの20 年で進化し
たのでしょうか、そして、NPO 自体も進化できたのでしょうか。
法20 年の節目に災害支援とNPO について議論を行います。