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“かせぐまちづくり”
(ver.2018.03.05)
事業脚本家 渋谷 健
1
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本文書の目的と位置づけ
【目的】
• 本文書は“かせぐまちづくり”についての
基本的な考え方・方法論を共有することを目的とする。
• また“まちづくり“を比喩に、
企業等における事業創生の在り方を考えるためのヒントとする。
• 上記踏まえ、具体的な事業戦略策定と実践に貢献する。
【本資料の位置づけ】
• 本資料に記載される“かせぐまちづくり”は、
事業脚本家 渋谷 健の実践活動を経て獲得した知見と体験に基づく。
• また地方創生・地域活性の実践者100名以上との
対話の結果を踏まえて取りまとめる。
• 本資料は実践のための方法論であり、
絶対的な成果を保証するものではない。
【著作権について】
• 本資料に関わる著作権はフィールド・フロー株式会社に帰属する
• クリエイティブ・コモンズのCC-BYに準拠する。
【その他】
• 本資料の内容は予告なく改変することがある。
2
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目次
• 本文書の目的と位置づけ
• 基本理念
• 前提の整理
• “かせぐ”とは何か?
• “まち”とは何か?
• “つくる”とは何か?
• “かせぐまちづくり”とは何か?
• 向き合うべき現実
• 踊らされる地域社会
• 消極的事例主義
• 出口のない閉塞感
• 成果の奪い合い
• 求められる価値
• 複雑性を超えた社会価値の創発
• 過去と未来のバランス
• 広がりと深堀りのある協同体
• 広がり:3つの資本形成
• 深堀り:根源からの信頼構築
• “かせぐまちづくり”実践への課題
• ファシリテーションの介入
• ファシリテーションとは何か
• ファシリテーター人財像
• 複雑性の受け入れと手放し
• 価値観の共有
• パラダイム転換
• フロー状態の創出
• つながりと実践
• 信頼に基づく財の運用
• 協同体による創発
• 自律的な自我の形成
• システムの理解共有
• 戦略・施策の実践
• 経営者・プロ人財・金融の三方よし
• 信頼に基づく経営者コミュニティの形成
• プロ人財によるチーム・サポートの提供
• 金融連動による持続可能な事業創生推進
• 臨界点の突破
• 6つの必要施策
• 始めることの重要性
• 社会的潮流の形成
3
• 実践事例:Coworking Space秘密基地
• 概要
• 実践人財育成
• 組織(チーム)開発
• 知見形成・集積・活用
• 実践事例:フィールド・フロー株式会社
• 概要
• 実践者コミュニティ形成
• 地域中核機能形成
• 自律分散促進
• 参考文献
• 著者プロフィール
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「民間主導の “かせぐまちづくり”」
• 地域経済をけん引する事業を創出する
• 成長可能な人・組織・地域の成長に貢献する
• 事業活動を通じて社会課題解決・価値創出を実現する
「複雑性を超えた新たな社会価値の創発」
• 何ともならない状態を何とかするファシリテーションを提供する
• “すごい人”をさがし、つなぎ、ことを起こす
オープンイノベーションを実践する
• 一人一人の本当の豊かさと幸せを考え、学び、実践する、
生き方と働き方の改革を推進する
「経営者・プロ人財・金融の三方よし」
• 信頼に基づく経営者コミュニティの形成
• プロ人財によるチーム・サポートの提供
• 金融連動による持続可能な事業創生の推進
基本理念
4
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前提の整理
“かせぐ”とは何か?①
• “かせぐ”ことは、経済の語源である“経世済民”を実践すること。
(経世済民:世の中をよく治めて人々を苦しみから救う)
かせぐ(稼ぐ) = しごと(仕事) に はげむ(励む)
生きるために
やるべきこと
心から打ち込む= に
社会に
必要なこと
自分ごととして
行動すること= に
社会に対する実践的な貢献活動として
社会に必要な事業(ビジネス)を営むこと
=
かせぐ(稼ぐ) = 事業(ビジネス)
経世済民の実践=
5
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前提の整理
“かせぐ”とは何か?②
• “かせぐ”とは、自律を前提とする発展拡大(攻め)と
自助を前提とする危機管理(守り)の両輪で
社会における基準点をより良いものとしていくこと。
6
基準点(標準的な状態)
基
準
の
底
上
げ
基
準
の
引
き
上
げ
予防・回避
復旧・回復復興・強靭化
被害拡大阻止検証・改善
自然災害
(震災・津波・洪水等)
戦争・テロ・犯罪行為
事故
病気・けが・健康管理
法令違反・反倫理的行為
都市開発
(環境・インフラ整備)
事業開発・創業
技術開発・改善
健康増進
教育・社会啓発
成長変革
成熟創生
探索
発展拡大(攻め)
危機管理(守り)
公益協調自律
公助共助自助
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前提の整理
“まち”とは何か?①
• まちの根源は多様な人であり、
地域などの単位で区切られる多様な協同体の集まりで
社会を構成する単位の一つ。
根源は多様なひと 時間・価値観を共有する
協同体(コミュニティ)
協同体が集まることで
社会を構成
ひと
意図
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
こと
もの
もの
こと
ものこと
ひと
テ
ー
マ
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
こと
もの
もの
こと
ものこと
ひと
テ
ー
マ
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
こと
もの
もの
こと
ものこと
ひと
まち
国
テ
ー
マ
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
こと
もの
もの
こと
ものこと
ひと
テ
ー
マ
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
こと
もの
もの
こと
ものこと
ひと
まち
世界
国
まち
価値観
時間
• 同じものは二つとない多様な個人の
アイデンティティが主体であり、そ
れに応じたものとことが紐づく。
• 個人は自らの意思で使える時間=人
生を持つ。
• 個々人の価値観を持ち、考え、行動
することが出来る。
• 個人が意図をもって、何かしらの付
加価値や課題解決を行うための協同
体(コミュニティ=会社組織、各種
団体、サークルなど)。
• 個人の時間を意識的に共有する。
• 相互作用の中で価値観を共有し、共
同での行動を行う。
• 多様な協同体が繋がり合うことに
よってまちを構成し、さらに国、世
界をつくりあげる。
• 個人の時間が無意識のうちに共有さ
れる。
• 互いの価値観に基づく思考、行動が
影響し合う。
テ
ー
マ
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
こと
もの
もの
こと
ものこと
ひと
テ
ー
マ
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
こと
もの
もの
こと
ものこと
ひと
まち
もの
こと
テ
ー
マ
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
こと
もの
もの
こと
ものこと
ひと
7
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まち
前提の整理
“まち”とは何か?②
• “まち”は”、実社会での実践活動を推進するための
社会的集合知を形成する基盤。
潜在する論理的な知 潜在する感覚的な知
実社会での実践活動
顕在化した
論理的な知
顕在化した
感覚的な知
社会的
集合知
8
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前提の整理
“つくる”とは何か?①
• “つくる”とは論理的整理(戦略)と実践的活動の双方の
相互作用の中で気づきを得て、目的に対し成果を創出すること。
論理 実践
つくる
(気づき)
•形式知的・静的な手法
•状況を整理し知見を得る
•実践のための計画
•情報の整理、分析、机上
での検証を行う
•暗黙知的・動的な手法
•体感を通じて知見を得る
•論理のための実証
•社会の中で具体的な活動
を行い、環境変化に対し
て実際に対応する
目的
9
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• “つくる”とは目的と状況に応じて、
4つの手法を使い分けて成果を創出すること。
前提の整理
“つくる”とは何か?②
不確実性
多
様
性
高
低
低 高
【創造的破壊】
【新結合】
【環境適合・修正】
【安定】
拡
張
型
手
法
収
束
型
手
法
10
創発型手法持続型手法
枠組み
を外す
新たな
組み合わせ
取り組み要求 調整
取り組み
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前提の整理
“かせぐまちづくり”とは何か?①
• “かせぐまちづくり”とは社会価値を創出するための
オープン・イノベーションの実践基盤形成。
まち
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
ひと
かせぐ(稼ぐ)
発展拡大
(攻め)
危機管理
(守り)
つくる
社会価値の創出
多様な人がつながり、多様な協同体(コミュニティ)がつながり、
社会価値を創出するための社会環境づくり
オープン・イノベーションの実践基盤形成
(LOCAL × OPEN INNOVATION)
11
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• 社会全体に価値を波及するために臨界点を超えるまで
危機管理の上で、あらゆる可能性に挑戦し続ける。
12
前提の整理
“かせぐまちづくり”とは何か?②
探索期 創生期 変革期 成長期 成熟期
衰退期
(探索期)
• 何かしら意図を
持った“最初の
変わり者”が現
れる
• 意図を持ったひ
とがつながり、
最初の協同体を
形成
• 協同体が拡大し、
同時の他の協同
体とも繋がりは
じめる
• 協同体同士が自
然と繋がり、大
きな流れ・社会
の潮流をつくる
• 地域・国・世界
といったレベル
で一般化され、
主流になる
• 新たな時代の潮
流にあわせて変
容していく
関
連
要
素
の
状
態
波
及
す
る
ひ
と
協
同
体
の
量
洗練される領域
波
及
の
状
態
関
連
す
る
も
の
・
こ
と
の
量
活動の継続期間
臨界点
予防・回避
復旧・回復復興・強靭化
被害拡大阻止検証・改善
危機管理
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向き合うべき現実
超複雑な社会環境
• 社会に必然的に存在する複雑性が、
高度に絡み合い、“超複雑”な社会環境を形成している。
超複雑な社会環境
ダイナミックな
複雑さ
社会的な複雑さ 生成的な複雑さ
時間的・空間的な
隔たりが起こす複雑性
個別対応によ
る解決
システム・アプローチ
(全体俯瞰的な解決)
考え方や立場の違いから
生じる対立による複雑性
専門家の知識
による解決
関係者の対話
による解決
予測が困難な事象によっ
て引き起こされる複雑性
過去の事例を
踏襲
新たな可能性
の創発
13
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• 地域の盟主や行政機能に頼ってきた地域社会は依存体質が強く、
“わかりやすい言葉”に踊らされやすくなってしまっている。
14
向き合うべき現実
踊らされる地域社会
自立型地域への要求
(現在)
行政が社会機能を維持
(失われた20年期)
地域の盟主が主導
(バブル経済まで)
行政による
支援活動
地域の盟主的な
民間事業の活動
地域社会の
活動
依存
依存
行政による
社会環境維持
地域社会の
行政依存体質
地域の盟主的な
民間事業の衰退
行政機能の限界
踊らされる
地域社会
地域の盟主的な
民間事業の衰退
依存
本当にやるべきことが見えない状態に。
「CONCEPT NICE!(いいね!)」
「So What?(それで?)」
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• 必要なリスクを取らずに事例に頼り、失敗をひたすら避ける、
消極的事例主義により、縮小均衡に陥っている。
向き合うべき現実
消極的事例主義
活動を表面的に見せる為に、ブランド
や事例に頼り、現実に合わない施策を
“大きな声”のもと採用
“指示されたからやる”という状
態のために、主体的な学習が行
われる機会が限定的、情報共有
は形骸化
“できる”人財が希少価値になり
一極集中するか、十分な知見や
スキルがないままに担当
“大きな声”に従う形で行われる
施策が、手段ではなく目的とな
り、現状維持を優先
(導入背景はタブー化)
失敗を避けるために“できるこ
と”を重視し、取るべきリスクを
取らず、“いいわけ”が横行し、
縮小均衡の状況に陥る
15
消極的事例主義による
負のスパイラル
成果よりも
“失敗しない”こと
重視
“構造重視”の
縦割りの関係性
蓄積・共有
されないノウハウ
“人財”
がボトルネックに
局所的・表面的に
ブランド・事例
に頼る取り組み
地域社会の
縮小均衡へ
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施策立案の実態現場活動の実態
現場への不理解/
表面的かつ机上の
対応策
一過性・一時的な
業務対応/
またはおざなりに
“言われた通り”に
自分の定義された
範疇で対応
施策は形式的に
存在するだけ
施策に対する無関心/
消極的な関わり
独自のやり方で対応/
従来手法を継続
現状に対する
不満の蓄積/
悲観的思考
問題の忘却/
状況の放置
助長
助長
• 現場活動と施策立案双方の立場の不理解が、
閉塞感を相互に助長し、出口を失わせていってしまっている。
向き合うべき現実
出口のない閉塞感
16
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向き合うべき現実
成果の奪い合い
• 停滞する状況の中で出てくる小さな成果に対する奪い合いが、
さらに成果創出の可能性を困難にしていく。
17
成果喪失
成果の
奪い合い
周囲への
不信感
自前主義的
発想
独占・
囲い込み
実践者の
閉鎖志向
貢献の強要/
依存
現状の惰性と
不満の蓄積
状況への不満/
被害者意識
利害関係者の
依存志向
強引な介入
・是正
抽象的な
正義感・使命感
対処療法的な
机上の戦略
無責任な
批判・批評
関与の敬遠/
他人事化
自己利益重視
の参画
第
三
者
の
利
己
的
志
向
有
識
者
の
支
配
管
理
志
向
失望・
閉塞感
状況停滞/
悪化
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【自律してつながる個】
自律的意思×能動的行動
→ 多様性
求められる価値
複雑性を超えた社会価値の創発①
• 社会の価値観・関係性・在り方を根源的に転換し、
複雑性を超えて新たな社会価値を創発する。
【利己的な競争】
奪う + 所有 → 成功
【利他的な創発】
相互の貢献 × 価値の共有
→ 幸せ
【強みも弱みも消す均一性】
標準化 × 比較・管理 → 競走
【強みを生かす多様性】
強みの発揮×弱みの補完
→ 創発
【依存し凝り固まる個】
依存・義務×受動的行動 → 均一性
価値観の転換 関係性の転換 在り方の転換
18
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求められる価値
複雑性を超えた社会価値の創発②
• それぞれの在り方と関係性を転換し、
成果を創発し最大化する、新たな流れへの創出が求められる。
19
社会価値
共有
成果の創発
/最大化
周囲への信頼
・貢献意欲
協調的発想
(助けてもらう)
実践・推進
実践者による
積極的活動
相乗効果発揮への
意欲・貢献
自主的な活動
当事者としての
満足・感謝
利害関係者による
相乗効果
社会全体への
効果波及促進
客観的な分析
根源的観点での
社会システム設計
第三者的視点
からの発想
関係性の構築
当事者としての
提案・参画
第
三
者
に
よ
る
貢
献
・
支
援
有
識
者
に
よ
る
社
会
形
成
推
進
意欲・活力
新たな
チャレンジ
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• 複雑性を超えて新たな社会価値を創発するためには
過去からの視点で考えるPDCA的な観点と、
未来から考えるFeDAR的な観点の双方のバランスが必要となる。
求められる価値
過去と未来のバランス
偏り過ぎると偏り過ぎると
硬直化・縮小均衡・時代錯誤 不安定・ギャンブル・孤立無援
【未来を創出するFeDAR*】
未来(知らない・未知の領域)に対して、
多様性を活かして
独自の新たな可能性を創発し、
感性的に価値創出を促進する。
【過去から学ぶPDCA】
過去(実際に起きたこと)に対して、
調査・学習を重ね
合理性・効率性・普遍性を追求し、
論理的に課題解決を促進する。
バランス
成果創出を可能に
ドラッカーが言うところの「イノベーション」ドラッカーが言うところの「マーケティング」
PDCA
Plan
Do
Check
Action FeDAR
Feel
Design
Action
Review
20
*デザイン思考的なアプローチを独自にモデル化
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横への
広がり
(資本)
求められる価値
広がりと深堀りのある協同体
• 過去と未来のバランスを取り、社会価値創出を実践するには
協同体としての横への広がり=資本の獲得と、
縦への深堀り=信頼の構築が必要不可欠となる。
21
協同体
社会価値創出
縦
へ
の
深
堀
り
(
信
頼
)
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広がり
求められる価値
広がり:3つの資本形成
• 協同体の広がりには、協同体を構成する人びととつながり、
知的資本・社会関係資本・経済資本を形成していくことが必要。
知的資本
社会関係
資本
経済活動
資本
情報
接点
関係
思考
成果
行動
形成
協同体
22
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求められる価値
深堀り:根源からの信頼構築
• 無意識の前提にまで踏み込んで、
根源的な相互信頼関係を構築することが求められる。
出来事・
目に見えるもの
行動パターン
環境・構造
・制度
風土・雰囲気
・習慣
無意識の前提
成
果
へ
の
影
響
の
大
き
さ
• 自分自身の在り方・自律した自我への理解
(アイデンティティの理解)
• 人生の目的、使命、価値の明確化と相互理解
• 自分自身がやる・やりたいと思う理由・覚悟
• 周囲との人と人としてのつながりの形成
• 多様な人脈の構築と共有、紹介
• 協同体の文化、風土、歴史の形成
• 組織的な制度・仕組みの構築
• 利用できる各種制度・サービスの共有
• 物理的な環境(住環境、仕事環境)の共有
• 学校や研修などで得た知識の共有
• 実務に関わるなど、現場を通じて得た実践経験・
修羅場体験の共有
• 身につけている技術・センスの共有
• 客観的に確認できる活動成果の創出
(所属、肩書、資格、経歴など)
• 書籍・論文・メディア等への露出
• 指標化された評価(売上・収益等)の実施
概略説明
個々の在り方の
尊重
人間的なつながり
制度・仕組みの
構築
知識・経験の
共有
実績の創出
必要要素
23
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“かせぐまちづくり”実践への課題
• “かせぐまちづくり”を実践するには、
複雑な現実を受け入れたうえで、
パラダイム(社会の在り方・考え方)から転換することが必要。
24
向き合うべき現実
(複雑性)
成果喪失
成果の
奪い合い
周囲への
不信感
自前主義的
発想
独占・
囲い込み
実践者の
閉鎖志向
貢献の強要/
依存
現状の惰性と
不満の蓄積
状況への不満/
被害者意識
利害関係者の
依存志向
強引な介入
・是正
抽象的な
正義感・使命感
対処療法的な
机上の戦略
無責任な
批判・批評
関与の敬遠/
他人事化
自己利益重視
の参画
第
三
者
の
利
己
的
志
向
有
識
者
の
支
配
管
理
志
向
失望・
閉塞感
状況停滞/
悪化
求められる価値
(社会価値の創発)
社会価値
共有
成果の創発
/最大化
周囲への信頼
・貢献意欲
協調的発想
(助けてもらう)
実践・推進
実践者による
積極的活動
相乗効果発揮への
意欲・貢献
自主的な活動
当事者としての
満足・感謝
利害関係者による
相乗効果
社会全体への
効果波及促進
客観的な分析
根源的観点での
社会システム設計
第三者的視点
からの発想
関係性の構築
当事者としての
提案・参画
第
三
者
に
よ
る
貢
献
・
支
援
有
識
者
に
よ
る
社
会
形
成
推
進
意欲・活力
新たな
チャレンジ
価値観の共有と
パラダイム転換
システムの理解共有
戦略・施策の実践
臨界点の突破
(社会的潮流の形成)
“かせぐまちづくり”による
社会的価値波及
複
雑
性
の
受
け
入
れ
と
手
放
し
(
フ
ァ
シ
リ
テ
ー
シ
ョ
ン
の
介
入
)
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【単純な問題】
【煩雑な問題】
ファシリテーションの介入
ファシリテーションとは何か
• ファシリテーションは、複雑で解決困難な状態に介入し
成果への流れを創り出すことに貢献する。
25
【複雑な問題】
どうにもならない複雑で解決困難な状態
不信・疲弊
・停滞
消極的行動
他責・悲観的
思考
成果喪失・
問題拡大
目的?
課題?
【悪循環を断ち切り、在るべき姿へ転換】
不信・疲弊
・停滞
消極的行動
他責・悲観的
思考
成果喪失・
問題拡大
目的
課題
【成果創出への止まらない流れ】
信頼・意欲
・活力
積極的行動
主体性・
楽観的思考
成果創出
目的
課題
波及
肥大化
肥大化
転
換
促進介入
知見獲得により解決可能な状態。
発生する問題は、個人の知見・技
術で対応することが可能。
整理・把握により解決可能な状態。
発生する問題は、管理手法により
対応することが可能。
作業消化
対処
対処
ファシリ
テーション
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ファシリテーションの介入
ファシリテーター人財像①
• 成果創出に必要となる参謀・軍師・隠密を担える人財を
ファシリテーター人財と位置づけ、チーム編成する。
成
果
創
出
に
必
要
と
な
る
フ
ァ
シ
リ
テ
ー
タ
ー
人
財
像
【王=精神的支柱・最終責任者】 【参謀=頭脳・変革の源泉】
【将=実践の中心・指揮者】 【軍師=促進役・仕掛け人】
【兵=成果への表の推進者】 【隠密=成果への影の調整役】
活動の理念を示し、哲学を語り
続ける絶対的なリーダー、けん
引役。困難な状況においても目
指すべき将来像をぶれることな
く示し続けることが求められる。
(例:国王 政 など)
活動における理念を実現するた
めの方針を示すブレーン。困難
な状況においてもぶれることな
く冷静な状況把握と最善の策を
示し続けることが求められる。
(例:昌平君・昌文君 など)
実際に理念を実現するための活
動を現場で取り仕切るリーダー。
チームを形成し、チームメン
バーを鼓舞し、指揮を執り、成
果を上げることが求められる。
(例:信・王賁・蒙恬 など)
活動を実践するために現場の実
態を整理・把握し、具体的な方
策を示す促進役・仕掛け人。混
乱の中に直接身を置きながら冷
静な判断が求められる。
(例:河了貂 など)
現場のリーダーの指揮のもとで
与えられた役割を遂行していく
実働隊。変化し続ける現場環境
の中で与えられた役割を何が何
でも全うすることが求められる。
(例:渕・楚水・尾平 など)
成果のために必要な情報収集や
根回しなど特殊な活動を担う部
隊。リスクの高い状態に対して
単独で状況判断・行動し、局面
を打開することが求められる。
(例:羌瘣 など)
成果に必要となる6つの役割(マンガ・キングダムを例に)
26
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ファシリテーションの介入
ファシリテーター人財像②
• 一つの物事に対して多面的にとらえ、
その裏にある相関性・影響関係=システムを掴む眼を持つ。
27
批判的な視点 細部認識
(虫の眼)
俯瞰的視野
(鳥の眼)
過去から学習する視点
(機械の眼)
システムを掴む眼
客観的な視点
(論理)
肯定的な視点
主観的な視点
(感覚)
未来への流れを
読む視点
(魚の眼)
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ファシリテーションの介入
複雑性の受け入れと手放し①
• 関わる人々を複雑性に囚われた状態から解放し、
強くしなやかに物事に関わることが出来る状態に転換する。
28
転
換
複雑性に囚われた状態
複雑性を受け入れ、囚われを手放した
強くしなやかな状態
危機を感じる
守りを固める/
大きな武器を持つ
反応が鈍る/
対応が遅れる
停滞・悪化する
流れを感じる
強くしなやかな
自然体を保つ
状況合わせ
変化し続ける
広く深く
気づきを得る
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強くしなやかかな
関係性による協同体
ファシリテーションの介入
複雑性の受け入れと手放し②
• 一人一人が強くしなやかでいられる状態を創り、
相互の関係性を再構築し、強くしなやかな協同体を形成する。
29
協同体
理念・哲学を共有できる
所属・肩書・経歴に関係なく
純粋な人として対等である
自信をもって主体的に
やりたいことに取り組める
つながりを感じ
純粋に感謝できる
“できる”という自信をもって
ものごとを進められる
自分らしく
マイペースでいられる
協同体との関わりを
自分の人生として楽しめる
率直な意見を共有できる
信頼関係がある複雑性に囚われた
従来の協同体
転
換
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価値観の共有
パラダイム転換
• ファシリテーションによって従来の価値観を手放し、
“かせぐまちづくり”のために必要となる価値観を共有する。
30
出来事・
目に見えるもの
行動パターン
環境・構造・制度
風土・雰囲気・習慣
無意識の前提
成
果
へ
の
影
響
の
大
き
さ
自律的な自我の形成
(アイデンティティ形成)
協同体による創発
信頼に基づく財の運用
つながりと実践
フロー状態の創出
(体感できる成果の創出)
重視する価値観
外部評価重視
個別観点での競争
権威による統制
組織制度・
ルール順守
着実さ・堅実さ
従来の価値観
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価値観の共有
フロー状態の創出
• 協同体に関わる人々の幸福度が高く、効率性も高く、
自律的に社会価値の創発が波及するフロー状態を創る。
31
幸福度 高低
効
率
性
高
ブラック
関係者の幸福度も
低く、効率性も上
がらず、“仕方がな
くやらされている”
あきらめの状況。
合理主義
効率性(お金)に
力点を置き、個々
の幸福を置き去り。
複雑性の中で発展
の限界にある状況。
精神的充足
現状の中から幸福
を見出し、効率性
に関係なく自立し
ている状況。経済
的な充足は必要。
フロー状態
幸福度も効率性も
高く、経済的にも
精神的にも十分に
充足され、活力あ
ふれる状況。
取引先 顧客
協力者
地域
会社取引先 顧客
協力者
地域
組織
“フロー状態”の波及幸福度×生産性の相関
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• 協同体の人々が相互に信頼関係をもってつながり、
社会価値の創発が実践され続ける状態を創る。
価値観の共有
つながりと実践
①「場」づくり ②「力」づくり
③「活動」づくり
④「資本」づくり
⑤「価値」づくり
• 関わるひとたちが気軽に日常
的に訪れることができる空間
• 関わるひとたちが気軽に声を
かけあえる関係性
• ひとりひとりが持っている
強みを見出す
• 強みをつなげて、チームと
してのベクトルをそろえる
• やろうと思ったことを、す
ぐに実践できる環境
• 実践する人たちを応援し、
支え、協力する風土づくり
• 実践した活動は、関わるひ
との財産として蓄積する
• まちの財産は、関わるひと
たちのものとしてシェア
• 生み出した資本を、必要な
ひとに必要な形で提供する
• 外の視点から生み出した資
本の価値をさらに深堀する
空間 関係性 育成 チーム
実践 協力
蓄積 共有
発信 再評価
つながり×実践
32
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• 協同体として活用できる財(ひと・もの・こと)を
信頼関係に基づいて増やし、成果を最大化する。
価値観の共有
信頼に基づく財の運用①
自己裁量により
財を活用可能にする
信頼関係
(資本)
制度により
財を活用可能にする
権限・裁量
(負債)
財による成果
(事業としての成果の創出、
社会価値の提供、
事業収益の獲得、
利害関係者の満足獲得)事業としての付加価値
=幸福度
(事業を通じて実現した
喜び、幸せ、楽しさ、
得られた感謝)
事業としての責務
=効率性
(事業に対する要求の充足、
社会貢献、持続・強靭性、
収益性、実現性、
腹落ち感)
還元
(蓄積)
【人】
ひと/
ナレッジ
【資】
もの/
ハード
【創】
こと/
ソフト
活用できる財
(総資産)
拡
大
発
展
最
大
化
拡
大
最
適
化
信頼関係に基づく財のBS 信頼関係に基づく財のPL
最
適
化
33
財を最大限に活用することで成果を創出
(財の運用=交換・融資・贈与)
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• 協同体の財を発展させるために
交換・融資・贈与の3つの運用バランスをとる。
価値観の共有
信頼に基づく財の運用②
財の交換
(対価を必要とする行為)
財の融資
(見返りを求める行為)
財の贈与
(見返りを求めない行為)
市場形成
社会形成 事業形成
• 商品・サービスの売買
• 物々交換・ことこと交換
• バーターでの取引
• エンジェル投資・公的助成
• 教育機会提供・人財育成
• ボランティア・社会貢献活動
• 資産運用による投資
• 金融機関による融資
• ものごとの貸し借り
変容
価値観 活動促進
現実価値
機会
将来展望
財の提供(-) 財の獲得(+)
短
期
的
な
財
の
運
用
長
期
的
な
財
の
運
用
(消費活動) (生産活動)
(社会貢献活動) (投融資活動)
バランス
参考)ルドルフ・シュタイナー 経済学 34
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• 無意識の決めつけ・あきらめ・恐れを超え、
協同体として新たな可能性を創発し、実践する。
価値観の共有
協同体による創発
【意思の共有】
共感覚・一体感のある深いつながり=信頼関係による
強い協同体
“つながる”プロセス “創発する”プロセス
現象への評価・判断
意見表明と傾聴
背景の理解
根本的課題
価値提供の実践
ミッションの明確化
ビジョンの創出
根源的理念・哲学
【感性の共有】
【思考の共有】
【事実の共有】最
終
成
果
へ
の
影
響
の
大
き
さ
影
響
が
波
及
す
る
範
囲
の
広
さ
無意識の決めつけ
無意識のあきらめ
無意識の恐れ
35
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• 超複雑な社会に関わりながらも
自らの存在意義=自我(アイデンティティ)を明確に持った
自律した個としての在り方を形成する。
価値観の共有
自律的な自我の形成
発達段階5
自己変容・相互発達段階
発達段階4
自己主導段階
発達段階3
他者依存段階
発達段階2
道具主義的段階
発達段階1
具体的思考段階
• 自分の価値観・意見に囚われず、多
様な価値観・意見などをくみ取り、
的確に意思決定を行うとともに、相
互成長を促すことが可能
• 自分なりの価値観や意思決定基準を
設け、自律的に行動することが可能
• 組織や集団に従属し、他者に依存す
る形で意思決定をする
• 決まりごとを従順に守る
• 自己中心的な認識の枠組みを持ち、
自分の関心ごとにのみ焦点を当て、
他社の感情や思考を理解することが
難しい
• 一般的に成人は超えている段階
• 具体的なものごとは頭に思い浮かべ
ることが出来るが、形のない抽象的
な概念を扱うことができない
人生の目的
• 自分自身は何を成すための存在か?
• 人生を通じて何を実現するのか?
• 何のために生まれたのか?
人生の使命
• 自分自身が果たすべき役割は何か?
• その人生の意味は何か?
• 何をして生きるのか?
人生の価値
• 自分自身は何に貢献するのか?
• その人生でなにができるのか?
• 何を提供するのか?
超複雑な社会
明確で自律的な自我
信
頼
関
係
の
構
築
参考)ロバート・キーガン 成人発達理論
36
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【地域社会システム】
• 民間事業の活性化を通じて地域課題解決が可能になる、
“かせぐまちづくり”のシステムに対する関係者共通理解を創る。
システムの理解共有
高い専門性を有する
プロ人財
財の支援実践支援
活躍機会
知見
報酬 リターン
地域社会
(市場)
価値提供 収益
地域の
人びと
QOL向上
参画
雇用
所得
他の地域社会システム ブランド発信
交流
利用
(収益)
拡大
(価値提供)
刺激・
事業機会
財の支援
協力・
連携
実践支援
相談 リターン
雇用
所得
パートナー
ネットワーク
紹介
報酬
地域をけん引する
民間事業
地域のHubになる
金融機関
追随する他の民間事業
(創業含む)
ファシリ
テーション
37
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• ファシリテーション・チームを形成し、
経営者・プロ人財・金融による “三方よし”を創る。
戦略・施策の実践
経営者・プロ人財・金融の三方よし
持続可能な事業創生チーム・サポート
経営者コミュニティ
地域をけん引する
民間事業
高い専門性を有する
プロ人財
地域のHubになる
金融機関協力関係
× 知の流通
× 人財流動化 × 信用評価
事業成長
(経営革新)
働き方改革 生産性向上
多様な
プロ人財育成
イノベーション
創出
事業化
(創業)
顧客との
共通価値創出
事業性評価による
投融資機会
地域経済
循環
ファシリテーション
チーム
× 場の形成
38
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戦略・施策の実践
信頼に基づく経営者コミュニティの形成
• ファシリテーション・チームを介し、経営者同士の
人としての相互信頼に基づくコミュニティを形成する。
39
ファシリテーション
チーム
経営者コミュニティ
(相互信頼ネットワーク)
マッチング
(顧客・人脈紹介)
相
互
支
援
協
働
活
動
研究・開発
(投資活動)
知見提供
マーケティング
経営資源協力
(シェア)
人財採用・育成
企業
大学行政
地域
金融
メディア
社
会
活
動
地域貢献
社会提言
CSR
(SDG’s)
各機関・組織
プロ人財
連携
連携
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民間事業
(経営者)
チーム・サポート・メニュー
経
営
支
援
を
ワ
ン
ス
ト
ッ
プ
サ
ー
ビ
ス
で
利
用
プロ人財
協
力
・
調
整
高度人財育成
マッチング
(経営者・プロ人財等紹介)
共同研究/共同プロジェクト
個別相談
(面談・電話・メール)
参考資料提供
(文書・ツール・素材等)
施設・設備・機材活用
広報・啓発
(メディア発信)
ファシリテーション
チーム
情報共有・交流機会
(セミナー/ワークショップ)
戦略・施策の実践
プロ人財によるチーム・サポートの提供
• ファシリテーション・チームが中心となり、
経営者に対してワンストップで支援サービスを提供する。
40
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戦略・施策の実践
金融連動による持続可能な事業創生推進
• ファシリテーション・チームのコーディネートにて、
金融機関との連動による人財育成を含めた事業創生を推進する。
【事業創生プログラム】
試作・試行
(プロトタイピング)
アイディアソンハッカソン
現場ヒアリング現場実証評価
シンポジウム
ワイガヤ勉強会マーケソン
情報提供・参加募集ビジネスデザイン
実践人財
(参加者)
+ +
事業脚本
(ビジネスプラン)
検証結果
(プロトタイプ)
新規事業
(商品・サービス等)
メディア露出/
認知拡大
地域活性
(行政連携により)
ファシリテーション
チーム
経営者
プロ人財
発展
発
展
成果
金融機関
41
発
展
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• 実践基盤の形成、および実践活動の展開のための
6つの施策により社会的価値波及のための臨界点を超える。
実
践
基
盤
の
形
成
実践活動の展開
臨界点
突破
臨界点の突破
6つの必要施策
知見形成・
集積・活用
• “かせぐまちづくり”の実践を通じ
て独自の知見を形成する
• 知見を集積し活用することによっ
て成果拡大を図る
組織(チーム)
開発
• “かせぐまちづくり”の実践が可能
な組織・チーム体制を構築する
• とくにファシリテーションが活き
る自律的な体制・仕組みを整える
実践人財育成
• “かせぐまちづくり”の考え方を理
解し、実践できる人財を育成する
• ファシリテーションのセンス・技
術を共有する
自律分散促進
• 地域中核機能を中心に、地域
の利害関係者が自律分散的に
“かせぐまちづくり”を実践
• 実践に必要な包括支援を提供
地域中核機能
形成
• 地域レベルで“かせぐまちづ
くり”を実践するための中核
を担う組織・機能を形成する
• 地域Hubとして機能提供
実践者コミュニティ
形成
• 実践者同士が互いの気づきを
共有し、協働していくための
コミュニティを形成する
• 戦略的なつながりをつくる
か
せ
ぐ
ま
ち
づ
く
り
“かせぐまちづくり”
による
社会的価値波及
臨
界
点
突
破
42
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臨界点の突破
始めることの重要性
• 必要施策はいずれも時間と手間がかかる分、
いち早く始めることが単純に成果への近道になる。
43
• 各必要施策には、
関係性の広がりと深堀り
が必要不可欠
関係性
が前提
• 経済価値(お金)で
獲得することは困難
• 他者への引継ぎや譲渡
には手間がかかる
• 独自性を発揮しやすい
• 他者による模倣がない
• 競合するリスクが低い
• 各施策によって得られる
成果は目減りせず、
持続発展が可能
持続
発展性
• 成果の形成に
時間と手間がかかる
• 成果が見えづらい
• 先行者の優位性を
大きく発揮できる
• ノウハウ流出などの
問題が起きにくい
• 臨界点を超えることで
社会的に価値を波及する
ことが可能
臨界点
突破
• 臨界点を突破するまで
に時間がかかる
• 臨界点が必ずしも突破
できるとは限らない
• 臨界点を突破すれば、
全方位的に圧倒的優位
• 新たな機会を集中的に
獲得可能
概要説明特徴 デメリットメリット
いち早く始めることが
“かせぐまちづくり”による成果獲得への近道
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臨界点の突破
社会的潮流の形成
• 臨界点の突破に必要な各施策について、
隠密的な動きから仕掛け、 “止まらない流れ”を創り出す。
44
【隠密 (0→1)】
布石・根回し
【軍師(1→10)】
潮流形成・演出
【参謀(10→100)】
大規模展開
実
践
の
壁
臨
界
点
突破 突破
• “木を隠すなら森の中”の発想で、
あえてオープンな環境で展開
• 目的を達成するための
あらゆる可能性を探求する
• 火の付け所を掴む
(実践に移すべき要素と、
必要施策を明らかにする)
• 不要な介入を避けつつ、
新たな潮流を創るための
協力関係を根回しする
• 対立構造の解消など、
将来起き得る問題の芽を摘む
• 根回しした関係性を使い、
新しい潮流を演出する
• 新たな潮流の発展可能性を見極める
(どこまで我慢するかを見極める)
- 発展する場合は、
さらなる施策を投じ、検証する
- 発展しない場合は
早い段階で流れを断つ
• 潮流の阻害要素の芽を摘む
• 影響力のある人物・組織と
成果を共有して巻き込み、
潮流拡大への下地をつくる
• 出来上がった潮流に対し、
大規模な戦略を展開する
• 潮流を“止まらない流れ”にする
ための仕組みを構築する
(プラットフォーム化)
• 利害関係者の反応に対処する
- 相手の影響力に応じ
対応の要否を判断する
- 連携可能性がある場合は連携策展開
- 競合リスクに早期対応する
• 局面に応じた機会の選択と
資源の集中を行う
現場との協調 新規戦略の実践 全体方針の展開
【最終責任者】【指揮者】【実務担当】
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• “修羅の街”とまで評された北九州で、完全に民間主導で
先進的な地域活性・事業創出モデルが実現されている。
45
実践事例:Coworking Space秘密基地
概要
北九州市
国家戦略特区事業
北九州フードフェスティバル
(食関連事業)
キタキュウウーマンプロジェクト
(メディア事業)
(一社)まちはチームだ設立
(地方創生関連事業)
3年で40を超える
独立創業
創生塾
(人財育成)
高齢化
世界100万都市レベルで
最も高齢化した都市
(2017年3月現在 高齢化率29.6%)
老朽化
1901年に“つくられた”
100年を超える産業都市
地域文化対立
1963年に大型5市合併した
複雑な社会構造を抱える都市
北九州市が抱える
超複雑な社会課題
コワーキングスペース秘密基地が生み出した新たな流れ
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実践事例:Coworking Space秘密基地
実践人財育成
• 知見と体験のシェアリングをテーマにした
コミュニティ型の相互学習プログラム「創生塾」にて
ファシリテーションなど実践人財育成機会を提供。
【目的】
単純な議事進行役としてではなく、地域や組織、
チームで起きるどうにもならない複雑で解決困難な
状況から成果への流れを創り、課題解決と価値創出
を可能とする、“イノベーションのためのファシリ
テーションの技術・センスを身につける。
【プログラム構成】
• ファシリテーションのシンプルな要点とは?
• ファシリテーションはなぜ事業に必要なのか?
• ファシリテーションが向き合うべき
社会の複雑性とは?
• ファシリテーションは社会の複雑性を
いかに乗り越えるのか?
• ファシリテーションをいかに実践するか?
• ファシリテーションを活用するための戦略とは?
• ファシリテーションに必要なセンスとは?
【実施形態】
2日間(10:00~18:30)短期集中プログラム
46
参考)ファシリテーション・ブートキャンプ
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実践事例:Coworking Space秘密基地
組織(チーム)開発
• コワーキングスペースとしての空間・コンセプトを活かして、
地域・組織・肩書・経歴・立場を超えたコミュニティを形成し、
“秘密基地ファミリー”が一つのブランドに。
多様性
立場・分野・年齢・国籍を問わず、
多様な層が利用
インキュベーション性
日本政策金融公庫から特別枠を獲得、
事業立上のための資金調達や実証実験を支援
オープン性
飲食サービスも提供しており、
多様な目的に応じ、常にオープンな場を提供
中立的地域性
完全に独立した中立的運営を行っており、
地域にも密着し、多様な交友機会を提供
柔軟性
料理教室からIT系のイベントまで
幅広く対応することが可能
【コワーキングスペース秘密基地の特徴】
47
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【地域外展開】
【地域内展開】
実践事例:Coworking Space秘密基地
知見形成・集積・活用
• 「一般社団法人まちはチームだ」を設立し、
事業として北九州地域内外へ知見提供を推進・展開。
(一社)まちはチームだ
福岡県・飯塚市
地方創生事業
熊本県・八代市
商工会議所地域活性事業
佐賀県・鳥栖市
鳥栖市商店街連合会
地域活性事業
北九州市
国家戦略特区事業
キタキュウウーマン
プロジェクト
(メディア事業)
3年で40を超える独立創業
(創業支援事業)
北九州
フードフェスティバル
(イベント事業)
48
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実践事例:フィールド・フロー株式会社
概要
• 東京と九州の2拠点をつなぎ、多様な関係性を創ることで
新たな事業価値創出を推進している。
49
この世界を
驚きと喜びと安心で満たす。
【目的】
【使命】
【価値】
すごい1000人を
さがす・つなぐ・楽しくする。
ファシリテーションを通じ
「事業に脚本を」。
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実践事例:フィールド・フロー株式会社
実践者コミュニティ形成
• 産学官民金言各方面の実践者との関係性をベースに
経営・事業での連携関係を構築。
50
おかげさまお互い様
合同会社
一般社団法人
OSTi
一般社団法人
まちはチームだ
PBA
JALSA
経営的な連動
事業での連携
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実践事例:フィールド・フロー株式会社
地域中核機能形成
• 実践者コミュニティのつながりを活かし、
地域金融とのネットワークの形成を推進。
51
おかげさまお互い様
合同会社
地域金融
ネットワーク
一般社団法人
OSTi
行政・大学
ネットワーク
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実践事例:フィールド・フロー株式会社
自律分散促進
• 関連各分野での施策を仕掛け、
それぞれが自律分散的に成果を創出し、持続展開している。
52
行政支援 まちづくり
海外連携メディア イベント
モビリティ 農業
場づくり
食
企業支援
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参考文献
• 「知識創造企業」野中 郁次郎・東洋経済新報社(1996)
• 「美徳の経営」野中 郁次郎・NTT出版(2007)
• 「流れを経営する」野中 郁次郎・東洋経済新報社(2010)
• 「U理論」C オットー シャーマー・英治出版(2010)
• 「出現する未来から導く」C オットー シャーマー・英治出版(2015)
• 「学習する組織」ピーター M センゲ ・英治出版 (2011)
• 「なぜ人と組織は変われないのか」ロバート・キーガン ・英治出版 (2013)
• 「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」ロバート・キーガン ・英治出版 (2017)
• 「世界はシステムで動く」ドネラ・H・メドウズ・英治出版 (2015)
• 「ティール組織」フレデリック・ラルー・英治出版 (2018)
• 「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」前野 隆司・講談社 (2013)
• 「フィッシュ!」スティーヴン・C・ ランディン・早川書房 (2000)
• 「ゴールは偶然の産物ではない」フェラン・ソリアーノ ・アチーブメント出版 (2013)
• 「現代語訳 論語と算盤」渋沢 栄一 ・筑摩書房 (2010)
• 「よみがえる金融」新田 信行 ・ダイヤモンド社 (2017)
• 「対話する銀行」江上 広行・きんざい (2017)
• 「はじめよう、お金の地産地消」木村 真樹・英治出版 (2017)
• 「モモ」ミヒャエル・エンデ ・岩波書店 (2005)
• 「ONE PIECE」尾田 栄一郎・集英社(1997~)
• 「キングダム」原 泰久・集英社(2006~)
53
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著者プロフィール
事業脚本家 渋谷 健(しぶや たけし)
【主な現職】
• フィールド・フロー株式会社 代表取締役
• 一般社団法人OSTi 副代表理事
• 一般社団法人まちはチームだ 副代表理事
• 一般社団法人Project72 理事
• 一般社団法人JALSA 理事
• おかげさまお互いさま合同会社 代表社員
• コワーキングスペース秘密基地 エバンジェリスト
• デジタルビジネス・イノベーションセンター ディレクター
• 福岡市スマートコミュニティ創造協議会 総合プロデューサー
• 農林水産省事業 セルフ・フードプランニング 代表プロデューサー
• 経済産業省事業 おもてなし規格認証 九州認証機関 総合ファシリテーター
• 東京工科大学 非常勤講師
• JUMPING ART PROJECT サポーター
【略歴】
外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー、国内大手企業経営戦略室を経て2014年にフィールド・
フロー株式会社設立。「事業に脚本を」をコンセプトに、関東と九州の2拠点を軸に全国各地で活動を展開し、
主に産学官民金言連携やオープン・イノベーションをテーマとした行政政策や企業戦略の立案・実行にプロの
事業プロデューサー/ファシリテーターとして関わる。チャームポイントは福耳。
【理念と哲学】
人生の目的: この世界を驚きと喜びと安心で満たす。
人生の使命: すごい1000人をさがす・つなぐ・楽しくする。
人生の価値: ファシリテーションを通じ「事業に脚本を」。
【連絡先】 info@fieldflow.biz
54
ありがとうございました。
事業脚本家 渋谷 健
55

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