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政府情報のデジタル・アーカイブ -米国の動向と日本への示唆-
古賀 崇
Takashi KOGA
1. 多様化する政府情報とアーカイブ
連絡先: 古賀 崇(Takashi KOGA)/ 天理大学人間学部総合教育研究センター准教授
Email : tkoga[at]tenri-u.ac.jp Web : http://researchmap.jp/T_Koga_Govinfo
一次情報
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現用公文書
非現用公文書
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よる公表
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公開or 非公開
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2.米国連邦政府での実践
国立公文書記録管理院(NARA)
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「オープンデータ」も視野に入れた、政府記録のNARA(公文書館)へ
の移管のためのガイドライン
・ERA(Electronic Records Archives):政府の電子記録(ボーン・デジタ
ル)の保存と検索・利用のためのシステム
・Citizen Archivist Dashboard:「デジタル化された記録」の「参加型コレ
クション」
-目録作成、タグ付け、翻刻、動画の字幕付与などを、ボランティア
に委ねる
政府出版局(GPO)
・FDSys:「電子化された政府刊行物」の保存・発信+真正性保証のシ
ステム
- 法案データ、官報データなどの「オープンデータ」もカバー
・The National Plan for Access to U.S. Government Information:政府
内外の各機関による、幅広い「公開政府情報」の保存・利用を目指す
ネットワーク構築の構想
政府外機関とのパートナーシップ
・Internet Archive:ウェブ保存システム“Archive-IT”の活用など
・HathiTrust:大学図書館による共同デジタル・アーカイブ・システムの
一環として、政府刊行物のプロジェクトを運営
<以上、詳しくは古賀(2015b)参照>
3.日本への示唆と課題
「デジタル・アーカイブ(ズ)」の定
義:国際的なアーカイブズ学事典
より (Theimer, 2015)
1. ボーン・デジタルの記録(records)の
集積(コレクション)
2. デジタル化された資料の集積(コレク
ション)に対してアクセスを提供する
ウェブサイト
3. .ある事柄についての、さまざまな種
類のデジタル化情報を扱うウェブサ
イト(例:テキスト+画像)
4. ウェブ上の「参加型」コレクション
★特に学術情報コミュニティの実践を、政府情報にも波及させ
られないか?
・真正性あるデジタル・アーカイブを構築し、国内・国外で共用する意
義 → 外交面での主導権にも (cf. アーカイバル・ヘゲモニー)
・政府刊行物など、ただネットに上げておくだけでは不十分:メタデータ
など「探して使ってもらうための仕掛け」が必要 (cf. リポジトリのしく
み、クリエイティブ・コモンズ)
・「時の経過」を意識したダーク・アーカイブの運営:非公開期間と公開
条件の設定 (cf. 電子ジャーナルのダーク・アーカイブとしての
CLOCKSS)
・ガバナンス(統治のしくみ)のあり方も視野に
- 「公」と「私」が交錯する政府運営:「アーカイブ」も公私両面への目
配りが必要 →「参加型コレクション」の可能性?
●主要参考文献
・Theimer, Kate (2015) “Digital Archives.” Encyclopedia of
Archival Science. Rowman & Littlefield, p. 157-160.
・古賀崇(2015a)「デジタル・アーカイブの可能性と課題」『デジ
タル・アーカイブとは何か』勉誠出版, p. 49-69.
・古賀崇(2015b)「米国連邦政府におけるウェブ上の情報の多
様化とその管理・保存をめぐる現状と課題:オープンデータの
扱いを中心に」『レコード・マネジメント』No. 69, 刊行予定.
政府情報の
多様化と流通
INFOPRO2015(第12回情報プロフェッショナルシンポジウム)ポスター発表(2015年12月10・11日、科学技術振興機構東京本部)
Copyright © 2015 Takashi KOGA. All rights reserved. / 本発表はJSPS科研費25730191の助成を受けたものです。
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