大学で研究している内容のパワーポイントです。

1. 青木ゼミA インゼミ論文
中小企業の人材育成
～持続的発展の鍵『人』～
2015年10月31日
相馬、長﨑、新美、宮崎、張

2. 目次
序章
第1章
第1節
第2節
第3節
第4節
はじめに
本論文 重要語句定義づけ
研究対象 中小製造業の定義づけ
企業の持続的発展定義
人材育成
持続的発展の課題

3. 第2章 中小企業のあり方を考える
～全員経営という考え方～
第3章 企業の持続的発展における人材育成
ミドルを育成する
第4章 事例研究
・株式会社マスヤ
・エイベックス株式会社
第5章 これからの中小企業のあり方

4. はじめに 第１章
日本全体の企業のうち、99.7％ が中小企業。
・大多数の人が働く場所。
・日本経済の担い手として重要性が高まっている存在。
中小企業が持続的に発展し続けることが重要！！

5. ヒト、モノ、カネ
中小企業でより強みになる経営資源は？？
人材育成という観点で
これからの中小企業のあり方
について考察する！

6. ○研究対象
・イメージしやすい製造業
・従業員数200人前後
体制だった人材育成が
いくつかの組織ごとに
可能な範囲
部 部
課
会社
課 課 課課課
会社
グループ グループグループ

7. 持続的発展 定義
○持続的
企業が生まれてから廃業するまでのこと
○発展
中小企業の規模・体制のままでも、以前より
も高度な経営（全員経営）を実現できるよう
になること

8. 企業の持続的発展
中小企業のこれからのあり方
どのような組織がふさわしいのか
どのような人材が
どのようなスキルを
持っていなければいけないのか

9. ○人材育成とは
個人の能力を高め、将来に渡って貢献の可能性を高めること
→組織として強くなることが重要
持続的発展の課題とは？

10. ○持続的発展の課題
小集団を任せることのできるリーダー的存在の育成
≒人材育成をする立場の育成

11. 第２章 全員経営という考え方
社員1人1人が「自ら発意する経営者」としての意識を
持って自律的に振る舞える組織という企業の在り方。
社員1人1人の能力を最大限に引き出し、
目標達成に向けて組織力を強化し、
結束することは最重要課題！
しかし…

12. 全員が経営者の役割を果たすことはほぼ不可能。
そこで重要な役割を果たすのが…
ミドルマネジャー
HAHAHA!!

13. ミドルマネジャーの役割
①方向づける
戦略のマネジメント、組織のマネジメント
②力を引き出す
部下のマネジメント
→経営目線が求められる
→部下や現場の理解が求められる

14. ミドルマネジャーに求められる能力
ロバート・カッツのモデルより

15. トロイ・マンフォードらの実証研究
・対人スキル
・ビジネススキル
・認知的スキル
・戦略スキル
マ
ネ
ジ
ャ
ー
の
ス
キ
ル
ヒューマンスキル
テクニカルスキル
コンセプチュアル
スキル

16. ①方向づける役割
コンセプチュアルスキル、
戦略スキル・ビジネススキルが求められる
②力を引きだす役割
ヒューマンスキル、対人スキルが求められる
〇ミドルマネジャーの役割と求められる能力

17. 〇企業の持続的発展において求められる人材定義
企業の持続的発展の要素と考えた
全員経営の達成に大きな影響を持つ人材

18. 第4章 事例研究
・株式会社マスヤ
・エイベックス株式会社

19. 第5章 中小企業のこれからの在り方
持続的発展の課題は、新しい事業やサービスを売り出す！
となったときに、従業員をまとめ、
戦略の実行を行うことのできる存在が
いないことだとしていた。
組織としては、全員が自律的に行動できる、
誰もがリーダーとなれ得る全員経営が実現
されれば、上記の課題は解決される。

20. 多く発生するリーダーを導くミドルマネジャーの
存在は重要なものである。
全員経営のためにミドルを育成し、全員経営が達
成され、社員一人ひとりが経営者として成長する
ことを企業の持続的発展を達成する方法としたが、
つづきとして社員一人ひとりが経営者として成長
した後はどうしていけばよいのか。

21. ◎結論として、人材育成により組織力を強化し、
強化した組織力により新たに人材を育成する。
このスパイラルを回すことができる企業こそが
持続的発展企業だと考え、これからの中小企業
の在り方であると考える。
社員一人一人の能力を最大限に生かし、目標
達成に向けて組織力を強化する企業に。

22. ご清聴ありがとうございました