20210615IoTLTオリンピックフリートサービス

1. 2021/06/15 IoTLT@Online
東京2020オリンピック
ボランティアから見た
フリートサービスのIoT

2. フクイ 自称コミュニティ用務員のおじさん
情シスのおっさん
RPACommunity供養支部運営
よく謎のＬＴしている人
コロナになってコミュニティ用務員の
仕事が無くなってしまったので
イベントレポートをnoteに書いたり
しています

3. オリンピックのボランティアに応募したら
あっさり採用され、フリートドライバーになりました

4. ・・・・・・・・平安貴族だと・・・
今回のＬＴ
このたびボランティアとして見聞きした
フリートサービスのIT的な話を
どこかでＬＴかましたくなったので
ここでＬＴさせて頂きます
ぶっちゃけ自分で何かをした
作ったみたいな内容ではないです

5. フリートサービスとは？
大会関係者（NOC、NPC、IF、
メディア、OF/PF、マーケティン
グパートナー）に対して提供す
る乗用車を中心とした安全か
つ円滑な専用輸送サービスを
フリートサービスと呼びます

6. ステークホルダーの輸送？
言ってしまえば大会関係者用のUberです。
選手・VIP送迎、貨物運搬はプロの方々が行ないます

7. フリートサービスの運行管理
・トヨタが提供するMaaSを使用
・東京2020ナビ
・T-TOSSアプリ
・メインデポで集中管制

8. フリートドライバーの活動拠点
築地市場の跡地です

9. こんな場所です！
＜管理棟＞
細長いバラック
渡り廊下に通信ケーブル
＜駐車場＞
市場時代から
使われていた
古い建物
＜駐車場＞
まだ何も停まってない
あまり整地されていない
建物の土台が残る

10. こんな建物です
食堂・休憩室
会議テーブルに丸椅子
という簡易的な広場
ディスパッチルーム
フリート輸送オフィス
出勤の登録受付
大きなディスプレイが
トヨタの工場っぽく配置
バス会社用のオフィス
まだ真っ暗でした

11. ３つのThings
場所
人
（ドライバー、ステークホルダー）
クルマ（コネクテッドカー）

12. 人（１）
• ACR（アクレディテーション）カード
大会期間中の識別カード
縦20cm横１０cmの縦長の大きなもの
職員、ボランティア、
ステークホルダー全員が持っている
裏にRF-IDタグが入っている

13. 人（２）
• 専用スマホ
Android端末（Xperiaだった気がする）
会場に来て受付をすると貸与されます
ACRカードのタグを近づけるとログイン画面になる
メニューはドライバー用、ステークホルダ用
翻訳アプリのみ

14. クルマ（１）
このあたりに貼ってあるQRコードを専
用スマホで読み取るとチェックイン・開
錠される。
たぶん
中央の管制システムからの送信で開錠
エンジンはチェックインした状
態だとスタートキーだけで
かかる。水素エンジンは音が
しないので不気味
カーナビとの間のBlueTooth
接続を行なう
終わったら解除もしないとい
けないのでけっこうめんどう

15. クルマ（２）
車載カメラは２つ
・左：管制システムと連動
管制システムから見れる
・右：保険会社のもの
後部座席との間に専用スマ
ホを設置する
乗車時にそれでチェックイン

16. 場所（１）
• GPS
カーナビから管制システムに送信されているっぽい
クルマの場所は管制事務所の大スクリーンの地図上に
点として表示される

17. 場所（２）
• 駐車場
２次元バーコード
戻ってきたときに駐車場スペースの角にある地面に印刷され
たQRコードを読む
けっこうシンプルな仕組み
ココ

18. まとめ
同じボランティア参加も
見る角度が変わると楽しいですね
大会が終わってからでいいので
いろいろ公開してほしいですね

19. ご清聴ありがとうございました