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NPO に Office365 Nonprofit 版導入してみました。
- 2. はじめに
【概要】 Office365 は NPO にも使える Office 365 Nonprofit がございます。 その導入を、
実際にNPOへ行った時の 体験談や注意点 をメインにご紹介いたします。
- 3. STUDIOさきあると 鶴田貴則 自己紹介
鶴田 貴則(あると沙樹)
鶴田 貴則
https://www.facebook.com/sakiaruto
• ITエンジニアです。
• ライブ配信、Azure MediaServices してます。
• 最近 主にOffice365 、Azureのトラブルシューティング
をやってます。
Studioさきあると
あると沙樹
https://www.twitter.com/sakiaruto
鶴田 貴則
http://www.slideshare.net/sakiaruto
動画配信コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/119666864376
2182/
- 4. AL-QASAS株式会社 伊東聰 自己紹介
伊東 聰(いとう さとし)※聴覚障害あり
「IT傭兵、B級エンジニア」
ライフワーク:人間改造論、イスラム法学、地理歴史地学、心身
医学、障害学、医療情報技師、古代エジプト考古学…
「今はまだ食えないので」
・ライスワークとして、システム開発20年
・得意技:言語間翻訳
(自然言語およびプログラミング言語)
既存システム・ソース解析などの
考古学的な手法を使用したリバースエンジニアリング
- 5. 利益相反 Conflicts of interest (COI)
• STUDIOさきあると
プリセールスおよびアドバイザー
(AL-QASAS株式会社と顧問契約あり~2017年)
• AL-QASAS株式会社
構築およびメンテナンス業務請負(発表者)
• エージェント
株式会社オープンメディア様(AL-QASAS株式会社取引先)
• エンドユーザ様
日本ジオパークネットワーク様(以下、JGN様)
(株式会社オープンメディア様取引先)
JGN様は東京都より「仮認定NPO法人」として認可されています。
(2016)
当プロジェクトは下記のような関係性で行われたものです。
- 10. 一般ユーザにとってのMicrosoft Office 365について
1. Office が使える法人・団体向けのクラウド グループウェアである
2. 電子メール、スケジュール、オンライン会議を提供している
3. 最新の Office ドキュメントに、どこからでもアクセスできる
4. PC、タブレット、スマートフォン、どのデバイスからもアクセスできる
5. 安全にアクセスできる
6. 定期的にデータの自動バックアップが行われる
7. クラウドサービスにドキュメントを保管できる
8. クラウドサービス上でメールがスパムやウイルスから保護される
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- 11. Office 365 Nonprofitについて
Office 365 Nonprofitとは◆
非営利団体や NGO による活動の支援を目的としたグローバル サービスのOffice365です。
➢情報サイト
https://products.office.com/ja-jp/nonprofit/office-365-nonprofit
➢対象団体
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- 16. ここまでのまとめ その1
1. Office 365 Nonprofitは「NPO向け」のOffice365である
2. 内容は通常のOffice365とほとんど差はない
3. Microsoftがお客様のデータをみることはない
4. JGNは東京都から認可されているNPOなので、対象になる
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公益法人
社会福祉法人もOKだよポイント
夢を大きくかきすぎないように!
- 20. 申し込みの流れ
1. 独自ドメインの「SRVレコード等」編集可能なDNSサーバーを用意する
2. 「Office 365 Nonprofit のプランと料金」のページへいく
3. 必要なサービスの無料試用版のボタンをクリックする
4. アカウントをセットアップする
5. 非営利団体に所属していることの確認がおこなわれる
(通常、3 日から 7 日程度、場合によっては20日ぐらい)
5. 試用版の登録手続きで本プログラムの利用資格の有無が確認される
6. 試用期間中に、管理ポータルの [ライセンスの管理] タブで、ユーザーを割り当てる
(ユーザー数の上限は 25 )
5. 利用資格の検証結果がメールで届く(1か月~50日後)
6. 「Office 365 Nonprofit 」を Office 365 管理ポータルで利用できる
7. 試用版のユーザーをいずれかの Office 365 Nonprofit (寄贈版の E1 や Business Essentials など) に割り
当て直す
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- 21. 「Office 365 Nonprofit のプランと料金」のページへ
いく
https://products.office.com/ja-jp/nonprofit/office-365-nonprofit-plans-and-pricing
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- 22. Office 365 Nonprofit Business Premium
を選択する
試用期間中に、MS社が
NPOに認定非営利団体とし
ての資格があるかどうか確
認を行う。
組織が認定非営利団体とし
て認定されると、寄贈版の
Nonprofit E1 に切り替える
ことができる。
試用期間の終了時に、
自動的に課金されることは
ありません。
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実際の審査は
Microsoftではなく、techsoupjapanという団体に委託されています。
https://www.techsoupjapan.org/
- 23. 独自ドメインのDNSサーバーについて
➢Office 365 Nonprofit 利用に独自ドメインが必須
ドメインに特定の DNS レコードを書き込む必要があります。
TXTレコード、CNAMEレコード、MXレコード、SRVレコード
上記編集のできるサービスは限られている
※伊東・鶴田が各自自社に導入した時は「ロケットネット」を使用していた
⇒弊社で普段使いしていたさくらインターネットにはこの機能がなかったため
※JGN様ではヘテムルを使用
これに関してはお客様の状況にあわせたDNSサーバの選定が必要
http://www.slideshare.net/angelndxp/office365dns
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- 28. ここまでのまとめ その3
1. まずは「試用期間」申し込む
2. DNSを編集できる独自ドメインを準備する
3. 審査時に「専用の申請書(団体確認書)」「登記簿」「定款」を提出
4. 申し込み~審査完了まで1か月~50日(その間使える)
※間に合いそうにないときは、カスタマーセンターに連絡して延期を(たいがい間に合う)
5. 申し込み完了後、E1にきりかえることができる
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- 33. 困った!その3 アクセス権限がわかりません!
まず「心配になる」5つの疑問
1. SharePoint Online サイト コレクションメンバーがメンバー以外の人に URL 送れる?
2. Office 365 メンバー以外がアクセスできる?
3. サイト コレクションに権限が付与されていないメンバーは?
4. アクセス権限はだれでも付与出来る?
5. 各サイトの作成者と指名したユーザー以外はすべての管理ができますか?
つまり、情報漏えいこわい
結論:ご安心ください。すべてできません!ただし、設定を「正しくする」必要があります。
- 34. ユーザー設定⇒グループ設定⇒サイト設定
1. ユーザーを設定
2. グループを設定
3. 設定したグループ単位でサイトへのアクセス権限を設定する
4. サイト(サブサイト)を設定
5. ライブラリ設定
6. ドキュメント設定
<このやり方の利点>
サイトのアクセス権限はグループで設定するということが重要!
ユーザーの管理をグループで行えば、サイトのアクセス権限に影響を与えない
グループを3種類つくる
ゲストとゲスト以外
ゲスト以外の中に各都道府県をつ
くる
- 47. まとめ その4
➢ 事故防止のワークフロー
1. 親の権限を解除する
2. 残留した権限を削除する (必要に応じて)
3. 新しく権限を割り当てる
➢ まとめ
1. ShaerPointの権限(システム)と、固有の権限(オリジナル)の2つある
2. 「権限の継承の中止」と「固有の権限の削除」でそれぞれを切り替える
3. それまでに作成した権限がそのまま継承される
4. こまめにサイトの設定やライブラリの設定を確認する
5. グループ単位で権限を付与すれば、ユーザーの追加削除の影響を権限がうけることはない
- 50. 希望:SharePointの予定表を
Office365 内のユーザーの予定表に取り込みたい
Exchange Online の予定表に SharePoint OnlineのWeb内の予定表を重ね合わせする機能は
実装されていない。
つまり、「できません」ということ
Exchange Online と SharePoint Onlineの領域は独立していて、高度な上級エンジニアがか
かわるような領域だと、重なる部分もあるかもしれないが、一般人ユーザレベルでコント
ロールはできない。
逆に言うとその分セキュリティは強固ということ。
※ ただし、Exchange Online の予定表と SharePoint Onlineの予定表を重ね合わせて表示す
ることは、Outlook クライアントを利用すればできるとのこと。自動的に同期をとること
はできない。