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コンセプトデザインガイド
- 4. デザインとアートの違い
⽬的 主軸 必要なもの 作業該当者
デザイン ・課題解決
・ユーザ
・お客さん
・合理性
・論理性
・情報収集⼒
・分析⼒
・コミュニケーション⼒
・創造⼒
・UI設計者
(プロダクト、アプリ、ポスターなど)
・研究者
・建築家
など
アート ・⾃⼰表現 ・⾃⼰
・感性
・創造⼒
・⾳楽家
・画家
など
※デザインの⼿法としてアートを活⽤している事例もある
- 18. 6. ミクロレベルの要素をコンセプトに利⽤
⽂字
間隔 ⼤きさ ⾊ フォント透明度⾓度 太さ
⽂字の⾓度に関する研究テーマの例 (ポイントはミクロな視点、マクロからミクロへの収束)
• 游明朝体の⽂字の⾓度と幼児の認識速度の関係
• ⽂字の⾓度と後天弱視者が抱く印象の関係
• 新たな強調表現の提案
• 重要な⽂を⽂字の⾓度を -20°〜20°の範囲で傾けてみる
• 和⽂セリフ体フォントのランダム提⽰を利⽤した認証システム
- 19. おわりに
• 今回はコンセプトデザインに必要な分析プロセスの⼀部を紹介した
• 他にも沢⼭ノウハウはある
• ポイントは3つのサイクル
• 調査 → 分析 → 提案
• かける時間の割合は調査が7割、分析2割、提案1割
• 問題の分析ができていれば提案は⼀つに収束する
• 真のデザイナはポッと出のアイディアを採⽤しない
• どんなに突拍⼦がないように⾒えるアイディアも背景には緻密な調査と分析が存在
• 建築家は思いつきで家を建てない
• 法律、地質、周辺施設などを調査した上で図⾯を書いてから家を建てる
• 研究もUI設計も基本的な思考フローは建築と全く同じ
※ デザイナ≠グラフィックやUIに詳しい⼈(間違いではないが正しくもない)
※ デザイナ=課題解決の専⾨家 (ものづくり界のコンサル)