Promotion case summery_190128
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1
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東日本旅客鉄道
2018,2019年のスキーシーズン
若者へのスキースノボの需要喚起、スキーに新幹線で行くことの選択肢の追加
JR SKISKI
JR SKISKIの、ここ数年は毎年誰が起用されるのか、どんなキャッチコピーになるのか、何かサプライズはあるのか注目が集まっている広告施策。2013年の本田翼起
用の広告から、クリエイティブはレイアウトは大枠変わっていない。2016,2017年はガリ子やマンウィズなどのふざけたこともしていたが、今年は王道の若者の恋愛ス
トーリーとなっていて、主演は伊藤健太郎と松本穂香での2人を起用。
今年度は、web中心の施策をしていて、web動画を多く撮影している。主演の2人それぞれの目線でのストーリーを展開しているところに、昨今の恋愛バラエティ
ショーの流行からなのかと推察する。きめ細かいのが、動画を多く用意しているだけでなく、全てスマホ視聴用に縦長で撮影しているところだ。スマホで全画面表示で
見ると、見ている自分が伊藤や松本と一緒にスノボに行っているかのように感じられる。若者向けの施策ということで、今回の楽曲はsumikaの「ホワイトマーチ」であ
る。動画のフルverでは、曲の疾走感と旅行の高揚感が相まって、大学生なら確実にスノボに行きたくなる動画となっているので、アーティスト・曲選びも素晴らしい。
ただ、新幹線で行くからこその楽しさは、フルverにもう少し入れてもよいかもとは思った。今後もまだまだ新しい動画がアップロードされていくので、そちらも期待したい。
出会い編 ストレス発散編 ゲレンデ飯編 仲間編 上達編
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2
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Ozone
2018/10/10(水)
銭湯文化を盛り上げる
フロアを沸かす銭湯フェス「ダンス風呂屋」
広告やPRの施策ではないものの、廃業する銭湯が続々と増えている背景に、銭湯文化を盛り上げるべく、銭湯でのサイレントフェスを開催。会場は明治初期に創
業された由緒ある銭湯「日の出湯」で、浴槽のお湯を抜いて、浴場ではDJイベントやプロジェクションマッピングをして、会場を盛り上げる。また、DJイベントが終わると、
番台や脱衣所でトークイベントも実施。
ネーミングのセンスが面白く、メディア受けしそうなイベント名となっている。きちんと意味も掛かっていてるのも良い。また、プロジェクションマッピングも「風呂ジェクション
マッピング」と呼び、全体的にユーモアのあるイベントとなっている。ネーミングが「ダンス風呂屋」の為、音楽・DJイベントを作るべきだが、大音量の音楽をかけてしまうと、
近隣住民への騒音問題となってしまうのだが、そこを解決するべくサイレントフェスというイベント形態にしたのも上手い。もともと会社がサイレントフェスを開催してい
る会社ということもあるが、自社の強みを十分に活かしたアイデアである。規模の小さいイベントではあるものの、メディア受けする要素が多分にあり、PR的な波及効
果が見込めるイベントの成功事例だと思う。
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アダストリア
2019/01/18(金)-
若年層に対しての「nico and ...」ブランドの好意度向上
nico and ... DARS 4 YOU.
バレンタインのギフトシーズンで人気の森永製菓の「DARS」と「nico and ...」のコラボ企画。「nico and ...」が起用したイラストレーター4名が80年代のレトロなテ
イストでパッケージをデザイン。12月25日から全国のなどで発売開始され、さらにトートバッグやマグカップなどの小物もデザインし、「nico and ...」で1月18日から発
売開始。
ファッションブランドとお菓子メーカーのコラボは多くないものの、バレンタインシーズンのチョコの需要期に、若年層(teen層)にリーチできるコラボ先としてとても上手い
と思う。もはやマス広告だとteenの中で話題化が狙いづらくなってきている中、単純にSNS施策にはしるのではなく、広告媒体でもない、teenの日常にあるものと
コラボをすることで、認知度や好意度を上げられる。学校の休み時間や放課後にDARSを手に取って、話題にしている光景が想像できる。タッチポイントを研究し尽
くされたとても良い施策だと思う。
さくらいはじめ 師岡とおる フジモト・ヒデト トニー・デブーム
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4
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熊本県
2019/02/06(水)-03/04(月)
熊本地震からの復興を目指して、首都圏の人に向けた熊本県のアピール
銭湯くまモン
熊本県の震災復興を目的に、首都圏の若者に向けて実施した企画。昨今の銭湯ブームから、東京墨田区の銭湯「押上温泉・大黒湯」を、熊本県のご当地キャ
ラクター「くまモン」でジャックする。通常富士山が描かれている銭湯絵を熊本城や阿蘇五岳などの熊本の風景に変えたり、銭湯のいたるところにくまモンがデザインさ
れたりしている。風呂の日の2/6から約1ヶ月間の長期施策だが、熊本の特産品を活かした日替わり湯や地酒などを味わえるイベントを用意することで、期間中飽
きられないような工夫がされている。
熊本県が震災から復興をするためには、県外からの観光客数が戻ることであり、その上でターゲットとしたのは首都圏の若年層である。意図としては、これから大学
生が春休み期間やGW前で旅行を検討する時期に、若者の間でブームになっている銭湯をタッチポイントにして話題化を図るのが目的だと考える。銭湯の外観やポ
スターなどを写真に撮ることもありえるが、一番は浴場内のくまモンのデザインがSNS映えするものである。基本は写真NGだが、スマホ持込み可能のナイトイベントを
開催することで、SNS拡散を狙うこともしており、多角的に考えられている企画だと思う。