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Bee Style:
Sep 2010:Bee Technologies

セミナー情報(LTspice)

 DCモーターのモデル
 理想的波形から実機波形へ

デザインキット開発
 DCモーター制御回路

リチウムイオン電池モデル
 HEV
 PEV

コイルの直流重畳特性モデル

 道具箱
  iCircuit (iPad)




株式会社ビー テク
      ・ ノロジー
セミナー情報(1)                              プログラム:

                                       1.太陽電池シミュレーション
                                         出力特性  
太陽電池シミュレーション                           2.SOLパラメータの組み込み
LTspice(東京)                              任意のパラメータの活用方法
                                       3.外部ファイルとの連携方法
                                         日射量のデータとLTspiceを連携させ、
2010年9月10日開催                               シミュレーションを行う。
                                       4.タイムスケール機能をモデルに取り込む
                                         計算時間の短縮のさせかた

                                       開催日 2010年9月10日(金曜日)13 30-15 30
                                             :                         :     :
                                       場所 IAIJ会議室 
                                           :
 2010年9月10日に       「LTspiceを活用した太陽     住所 〒105-0012 
                                           :
電池シミュレーション」          のセミナーを開催致し        東京都港区芝大門二丁目2番7号 
ます。   LTspiceを使用し体験型学習をしていき            7セントラルビル4階           (地図)    
ます。   LTspiceの基本操作、     応用操作も含め、       電話 03-5401-3851
                                           :
太陽電池シミュレーションをケース スタディ        ・         定員 3名
                                           :
とし、  少人数で学習していきます。           事例は太陽     持参 ノートPCにLTspiceをセッ
                                           :                        トアップしてき
電池ですが、       LTspiceの色々な機能をフル活用        て下さい。
する事が主たる目的です。            下記の方にお奨め       下記URLからダウンロード出来ます。
です。                                    http://www.linear-tech.co.jp/designtools/
(a)太陽電池シミュレーションに関心のある方                 software/ltspice.jsp
(b)LTspiceを体験してみたい方
(c)LTspiceにて任意パラメータを組み込み               受講料 5,250円(消費税込み)
                                            :
  たい方                                  お申し込み先(メールアドレス)      :
(d)LTspiceにて外部ファイルとの連携をさ               info@bee-tech.com 
   せたい方                                 皆様のご参加、       お待ちしております。




                              Fig.1 マインドマップ
LTspiceは素子数の制限も無く 回路図エディターもあり、
                 、            使い方さえ覚えてしまうと、非常に便利な回路解析シミュレータです。CQ出版社からも
実務書が提供されています。   また、トランジスタ技術の2008年7月号の別冊付録にも解説書があります。最初に別冊付録を読んでから、実務書を
必要に応じて参照すればオペレーションで戸惑う事は殆どありません。
                                                                         Page 1
セミナー情報(2)
                                           2. 5A

                                           2. 0A

                                           1. 5A
PSpiceアプリケーション                             1. 0A
セミナー(東京)                                   0. 5A

                                               0A
「IGBTと回路解析」
                                          -0 . 5 A

                                          -1 . 0 A
2010年9月1日開催
                                          -1 . 5 A
                                               -1 0 0 ms 0 s      1 0 0 ms            3 0 0 ms               5 0 0 ms       7 0 0 ms   9 0 0 ms
                                                       I ( V2 )      V1 ( X _ U1 . E _ E _ E MF )
                                                                                                    T i me

 2010年9月1日にPSpiceアプリケーションセ
                                                                  Fig.2 シミュレーション
ミナー  「IGBTと回路解析」      のセミナーを開催致
します。  サイバネッ      トシステム株式会社主催
                                                                           V2
です。  株式会社ビー テク   ・ ノロジーはこのセミ
ナーでIGBTのスパイスモデルについて解説
                                                                                         0Vdc
致します。    詳細はURLをご参照下さい。            お申し
込みもこのURLから出来ます。            http://www.                                                                                          U1
cybernet.co.jp/eda/seminar_event/semi-                                                                                  +         FA-130
nar/pspice5.html                             V1                                                                         -         IL = 0.85
 皆様のご参加、        お待ちしております。               1.50Vdc




DCモーター                                                   0

                                                                     Fig.3 評価回路図

スパイスモデル
PSpiceモデル
LTspiceモデル

「理想的波形から実機波形へ」



 DCモーターのスパイスモデルも進化しまし
た。以前、  ご提供していたモデルでのシミュレ
ーションをFig.2に示します。  また、評価回路図
をFig.3、実機波形をFig.4に掲載致します。シミ                                              Fig.4 実機波形
ュレーションはPSpiceで実施しています。
 2010年9月1日に開催される「IGBTと回路解析」
                          では、 ・ ノロジーからIGBTのスパイスモデルの解説を行います。
                             ビー テク                         質疑応答も入れて60分間
 です。 もし、時間の配分がIGBTのスパイスモデルの解説だけでは余る場合、SiCデバイスについての事例についても若干、取り入れる予定です。予
 告なき変更はご了承下さい。
                                                                                                                                   Page 2
 従来のスパイスモデルも基本的な動作はシ                                                                  Measurement
ミュレーションで確認出来ます。     現在、新しく
開発した等価回路により、     実機波形との完全
な再現性を得る事が出来ました。      等価回路モ
デルの構成は、     周波数特性の等価回路、 Back
EMF Voltageの等価回路、そして、物理的要因
の等価回路にて成り立っています。      新規開発を
行った箇所は特に     「物理的要因の等価回路」
です。 つまり、   物理的特性をモデルに組み込む
事で実現しました。

                              Simulation




                                                                      Fig.6 シミュレーション波形
                                             Steady-state current
                                             =3.8A (motor with fan)

                      Steady-state current
                      =0.6A (no load)                                                    Simulation


                                                                                      VM(t) ,5V/DIV



  Fig.5 新規モデルでのシミュレーション
                                                                                      IM(t) ,2A/DIV
 新規モデルでのシミュレーションの結果を
Fig.5に示します。   緑色の波形がモーターの負
荷が無い状況です。       赤色で表示された波形
は、  モータにファンがついた状態であり、             負荷
がかかった場合です。
 次に2つの波形を示します。            DC12Vにてファ
ンを装着した状態ですので、            負荷がかかった
状態です。    負荷電流は、     Fig.6は3.8Aです。 その
                                                                         Fig.7 実機波形
時のシミュレーション波形をFig.6に、            実機波形
をFig.7に示します。    これらの回路解析シミュレ
ーションのプラッ      トフォームは、      PSpiceですが、
既にLTspiceでの動作検証も終了しており、            モ
デルをご提供しております。            デバイスモデリン
グに必要な情報等はinfo@bee-tech.comまで
お問い合わせ下さい。
 LTspiceでのシミュレーションの様子をYou-
tubeにて、  公開しております。        収束性も良く、  解
析時間も非常に早い事が把握出来ると思いま
す。 URL情報は下記の通りです。          Fig.8がその様
子になります。     是非、  ご参照下さい。
http://www.youtube.com/
watch?v=rzGC5ZW1jv8                                                      Fig.8 動画紹介

DCモーターのスパイスモデルは、
               スパイス・パークで公開していきます。  スパイス パークの日本語版は、
                                       ・          http://www.spicepark.com をご参照
下さい。従来の等価回路モデルをスタンダードモデル、新規開発の等価回路モデル(高精度モデル)をプロフェッショナルモデルとし、             区別致しま
す。お客様の回路用途に応じて選択してください。
                      また、Youtubeの動画配信にて解析時間、使用感はご確認出来ます。     ご参照下さい。
                                                                                               Page 3
Fig.9 2010年現在のデザインキットのラインナップ


デザインキット                                        声にて、
                                               うことで、
                                                    DC-ACコンバータの表現も欲しいと言
                                                     1つのデザインキッ トの中に、 DCDC
                                               コンバータ版と DC-ACコンバータ版の2つ
開発                                             を盛り込みました。   価格は据え置きです。 この
                                               DCDCコンバータ及び DC-ACコンバータのモ
                                               デルは汎用性のあるスパイスモデルであり、
DCモーター制御回路                                     他の回路方式でも頻繁に活用出来るので、     別
                                               途のご提供も検討しております。
                                                DCモーターの制御回路は、   タイマーICによ
開発中                                            って、制御される回路方式です。   実際に開発し
                                               ているシミュレーションの回路図はFig.10の通
                                               りです。



 2010年8月23日現在のビー テク ・ ノロジーの
デザインキッ   トのラインナップは上記の通りで
                                                                                                                                                                                                                                  V3
                                                                                                                                                                                                                       0Vdc


                                                                                                                                                                                                                              0



す。現時点での直近のご提供予定の新しいデ
                                                                     D4      D7                                                                                                                       D3
                                                                                                                                                                                                      D4001                            U3
                                                                                                                                                                                                                              +        12VDCMOT OR
                                                                     D4001   D4001              U2
                                                                V1
                                                                                                IN     OUT
                                                                                                                                                                                                                              -        LOAD = 0.125




ザインキッ  トは、 Fig.9のマインドマップのピン                     VOFF = 0
                                                VAMPL = 19.2V
                                                FREQ = 50
                                                                     D6      D5
                                                                                          V
                                                                                                     GND

                                                                                                           uPC7812A
                                                                                                                                                                                                                              1




クの箇所の 「DCモーター制御回路」     を準備し
                                                                     D4001   D4001         C3                                                                                       8
                                                                                         470u                                                                                            U1
                                                                                                                                                              R1
                                                                                                                                                                                   VCC
                                                                                                                                                                           2                     R4
                                                                                                                                                              10k          4  T RIGGER       3                 Q2
                                                                                                                                                                              RESET OUT PUT



ております。  また、 2010年8月25日より、バッテ
                                                                                                                                                                           5                                  QBC547
                                                                                                                                                                              CONT ROL           10k
                                                                                                                                                                           6
                                                                                                                         D1                                                7  T HRESHOLD
                                                                                     0                                                          D2                            DISCHARGE
                                                                                                                                                                                    GND                                        Q1
                                                                                                                                                                                        555B



リー分野の下記の2つのデザインキッ       トがバ
                                                                                                                        D1N4148                 D1N4148                                                                       Q2SC1061
                                                                                                                                                                           C2        1
                                                                                                                         R2                     R3
                                                                                                                                                                           1nF
                                                                                                                          5k                     30k                       IC = 0    0
                                                                                                                           RV1     RV2


ージョンアップします。
                                                                                                                                                                       0
                                                                                                                           {vr1}   {500k-vr1}                                                                                 0


                                                                                                                      PARAMETERS:                             C1
                                                                                                                      vr1 = 250K                              0.97nF
                                                                                                                                                              IC = 0



(a)PV Ni-MH Battery System                                                                                                                                0




(b)PV Lead Acid Battery System                                                                Fig.10 制御回路図
                                                 先ずは、PSpice版のデザインキッ トからご提
です。
  アプリケーション回路の構成がDCDCコ
                                                供を開始し、次にLTspice版デザインキットの
ンバータで表現しておりましたが、お客様の
                                                ご提供を開始致します。   お楽しみに。

PSpiceからLTspiceへの移殖、  等価回路置換等の実績が増え、      移殖時間が大幅に短縮致しました。PSpiceモデルをLTspiceモデルに活用したい。
または、  LTspice用の回路図シンボルの作成等も承っております。        回路シミュレーション導入にあたり、 モデル、 シミュレーションも含めソリューシ
ョンでサポート可能です。      info@bee-tech.comまでお問い合わせ下さい。                                                                                                                                                                  Page 4
リチウムイオン
電池モデル
充放電特性モデル(LTspice)

HEV
PEV



 2010年7月中旬から下旬にかけて、    東京及
び大阪にてリチウムイオン電池シミュレーショ
ンの説明会を実施しておりました。      その時期に
は未だ開発中であり、    公開が出来ませんでし
たが、 ようやく、HEV用リチウムイオン電池のス
パイスモデル及びPEV用リチウムイオン電池
のスパイスモデルが完成し、      ご提供を開始致
しました。 現在は、 LTspiceモデルですが、2010
年9月1日より、PSpice用モデルのご提供開始
も可能になります。   汎用品につきましては、   ス              Fig.11 評価回路図(放電特性)
パイス パークのリチウムイオン電池のカテゴ
    ・
リーにて、 ご提供を開始致します。    スパイスモ
デルの種類は、  等価回路モデルであり、    充電特
性及び放電特性に再現性があります。
 等価回路は携帯端末用リチウムイオン電
池、太陽光用リチウムイオン電池とは異なり、
独自に開発した等価回路になります。      収束性
                                                          0.555C (2A)
にも考慮しており、   タイムスケール機能もあり
ますので、 解析時間の大幅短縮にも対応して
おります。 具体的にはアナログビヘイビアモ                         1C (3.6A)

デルのテーブル機能を2種類採用することで、
モデルの解析精度を高めています。
 また、 モデルに対し、   独自のモデルパラメー
タを3個付加しております。                          Fig.12 放電特性シミュレーション
(1)NS:直列に何個配置するか?                   HEV用リチウムイオン電池シミュレーショ
(2)SOC:バッテリー容量が任意に設定               ンについて放電特性の評価回路図について
   出来ます。                           Fig.11に示します。  また、
                                                   シミュレーション結果
(3)TSCALE タイムスケール機能であり、
         :                         についてはFig.12をご参照下さい。    実際、  解析
   60の場合、  1s=1min,                する場合、    SOCレベルで0-100%です。130V以
  3600の場合、   1s=1h                 下で使用することはありませんが、       モデリング
                                   の場合、   0Vまでを考慮する必要性があります。
放電特性及び充電特性についての評価回路図を掲載しています。
                            この評価回路図はバッテリーのスパイスモデルを評価する時にも応用可能な表
現方法ですので、
       リミット関数の使い方など、
                   ご参考にして下さい。
                                                                        Page 5
Fig.13 評価回路図(充電特性)                        Fig.15 評価回路図(放電特性)




                                                                     0.333C (30A)

            1.666C (6A)



                                                          1C (90A)




      Fig.14 充電特性シミュレーション                      Fig.16 放電特性シミュレーション
 充電特性につきましては、   Fig.13,14に掲載
致しました。 また、 シミュレーションの様子につ
いてはYoutubeにて動画配信もしております。

放電特性の動画

http://www.youtube.com/
watch?v=mSqc9kG-fCI
                                                  Fig.17 評価回路図(充電特性)
充電特性の動画

http://www.youtube.com/                    0.333C (30A)

watch?v=W1ap1jofr8E

 次にPEV用リチウムイオン電池についての
放電特性及び充電特性のシミュレーションに
ついては、 Fig.15,16,17,18にそれぞれ掲載致
します。また、  youtubeの動画配信は下記の
URLをご参照下さい。      こちらは、 2画面で放電特
性及び充電特性のシミュレーションを実施し
ております。 是非、   ご参照下さい。

http://www.youtube.com/                        Fig.18充電特性シミュレーション
watch?v=4qg1aBDd1Og
Hybrid electric vehicle HEV
                       : (ハイブリッ  ド電気自動車)
Plug-in electric vehicle:PEV
                           (電気自動車)
                                                                                    Page 6
コイル
直流重畳特性
モデル


 受動部品に関してもシミュレーションに対
する回路設計者の意識が変化し、   等価回路モ
デルの要求が増えてきました。  目に見えない
素子、  つまり回路図上に記載されない素子(寄
生素子)を如何に考慮し、  回路図上に入れ込む
かで解析結果が大分変わってく   る事を体験し
た結果だと思います。 ・ ノロジーでも
            ビー テク
2010年のワークショップ(体験型セミナー)で
は受動部品とか寄生素子の考え方について多
くの場が与えられ、  解説してきました。
 コイルの場合、  スパイスモデルの大分類で
は、 ACモデルとDCモデルに分類されます。ス
パイスモデルの種類を下記に記載します。

(1)ACモデル ・ 周波数特性モデル
        ・・                               Fig.19 コイルの直流重畳特性の
                                                シミュレーション(PSpice)
状況に応じて、   3つのスパイスモデルを使い分
ける。  その判断は、 共振周波数を超える特性の
再現性がポイントになります。                      上記のコイルの直流重畳特性のシミュレ
(a)3素子モデル                           ーションの事例は、     株式会社村田製作所の
(b)5素子モデル                           LQM21PNR54MG0です。 Fig.19をご参照下さ
(c)ラダーモデル                           い。
                                     デバイスモデリングに必要なデータは、         印
(2)DCモデル ・ 直流重畳特性モデル
        ・・                          加電流とインダクタンス値の特性図でモデリ
                                    ング可能です。
コイルに電流が印加されることで、コイルの値                現在は、  PSpiceモデルでのご提供になりま
が初期値よりも減少します。直流重畳特性に                す。他の回路解析シミュレータの場合、        お問い
つきましては、専門書等でご確認下さい。この               合わせ下さい。    また、 基本的にはACモデルと
スパイスモデルは等価回路モデルです。デバ                DCモデルを1つのモデルで表現する事は困難
イスモデリングの手法はセンサーのモデリン                です。しあkし、   過去に幾つかのケースにて、
グに類似しております。電流がどの程度印加さ               可能な場合がありましたのでご相談下さい。
れているかを検出し、アナログビヘイビアモデ                コイルの直流重畳特性モデルのご提供先の
ルライブラリーにて関数を活用し、直流重畳特               殆どが、 自動車メーカー向けであり、       その分野
性を表現していきます。                         での関心の高さが伺えます。
コイルに直流バイアス電流を流すとインダクタンス値が低下します。
                              この特性を直流重畳特性と呼び、このインダクタンス値の低下が始まる値を、
直流バイアス電流値と言います。
              また、直流バイアス電流値が高ければ、直流重畳特性が高いと言う表現を使います。
                                                                    Page 7
コラム                                   道具箱
LTspiceのコンデンサの設定                      iCircuit (iPad)
寄生素子成分も設定可能                            回路動作の可視化




           Fig.20 設定画面                            Fig.21 iCircuitの画面

 回路解析業務が集中した場合、           回路解析シ   Twitterで「iCircuit」  の存在を教えてもらい
ミュレータのライセンス(商用)が足らない場合           ました。  価格は1,200円でプラッ            トフォーム
があります。 その場合、    LTspiceが活躍します。   は、iPhone,iPad,iPodです。      Fig.21はiPadで動
また、 技術者によっては、     LTspiceを強く好む者  作させている画面です。             最初、   太陽電池モデル
もいます。 受動部品が組み込まれた場合の回            のシミュレーションを実施しようと思いました
路解析シミュレーションの解析精度に大きく             が、DC解析は出来ないようです。                 過渡解析が
影響するのが、   寄生素子です。      コンデンサの場   出来ます。   iCircuitの説明はこちらのURLをご
合、簡単な周波数モデルは3素子モデルです。 参照下さい。                 http://icircuitapp.com/ 
その場合、 ESR,ESLをサブサーキッ      トで作成し、  iPhone,iPodでは操作的に無理があります
モデル化しますが、    LTspiceの場合、   コンデン  ので、 実用的なプラッ         トフォームは、        iPadです。
サの設定画面で既にFig.20のように寄生素子          面白い機能は、       電流の流れが可視化されるこ
を入力する欄があります。                     とです。  多く流れる配線には早く、               殆ど流れな
 この設定画面にて、     コンデンサの型名によ        い配線にはゆっく        りと流れます。         この可視化は
るESR及びESLの値を入力し、      その影響を考慮    学習に役立ちます。         また、    スピーカーの部品も
し、シミュレーション出来ますので、         実機波形と  ありますから、      シンセサイザーの回路を作成
の再現性にも優れています。         こういう配慮が回   し、演奏も出来るかも知れません。                  また、  モデ
路解析シミュレーションを活用する実務者に             ルも理想素子に近いので、               教科書的な回路動
は嬉しいところです。                       作の学習には活用出来ます。

Bee Style: Volume 017
2010年8月22日 発行
編 者:株式会社ビー テク      ・ ノロジー
発行人:堀米 毅
郵便番号105-0012 東京都港区芝大門二丁目2番7号 7セントラルビル4階
Tel (03)5401-3851 (代表)
Fax (03)5401-3852
電子メール info@bee-tech.com
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  • 1. vol.017 Bee Style: Sep 2010:Bee Technologies セミナー情報(LTspice) DCモーターのモデル 理想的波形から実機波形へ デザインキット開発 DCモーター制御回路 リチウムイオン電池モデル HEV PEV コイルの直流重畳特性モデル 道具箱  iCircuit (iPad) 株式会社ビー テク ・ ノロジー
  • 2. セミナー情報(1) プログラム: 1.太陽電池シミュレーション   出力特性   太陽電池シミュレーション 2.SOLパラメータの組み込み LTspice(東京)   任意のパラメータの活用方法 3.外部ファイルとの連携方法   日射量のデータとLTspiceを連携させ、 2010年9月10日開催 シミュレーションを行う。 4.タイムスケール機能をモデルに取り込む   計算時間の短縮のさせかた 開催日 2010年9月10日(金曜日)13 30-15 30 : : : 場所 IAIJ会議室  :  2010年9月10日に 「LTspiceを活用した太陽 住所 〒105-0012  : 電池シミュレーション」 のセミナーを開催致し 東京都港区芝大門二丁目2番7号  ます。 LTspiceを使用し体験型学習をしていき 7セントラルビル4階  (地図)   ます。 LTspiceの基本操作、 応用操作も含め、 電話 03-5401-3851 : 太陽電池シミュレーションをケース スタディ ・ 定員 3名 : とし、 少人数で学習していきます。 事例は太陽 持参 ノートPCにLTspiceをセッ : トアップしてき 電池ですが、 LTspiceの色々な機能をフル活用 て下さい。 する事が主たる目的です。 下記の方にお奨め 下記URLからダウンロード出来ます。 です。 http://www.linear-tech.co.jp/designtools/ (a)太陽電池シミュレーションに関心のある方 software/ltspice.jsp (b)LTspiceを体験してみたい方 (c)LTspiceにて任意パラメータを組み込み 受講料 5,250円(消費税込み) : たい方 お申し込み先(メールアドレス) : (d)LTspiceにて外部ファイルとの連携をさ info@bee-tech.com  せたい方  皆様のご参加、 お待ちしております。 Fig.1 マインドマップ LTspiceは素子数の制限も無く 回路図エディターもあり、 、 使い方さえ覚えてしまうと、非常に便利な回路解析シミュレータです。CQ出版社からも 実務書が提供されています。 また、トランジスタ技術の2008年7月号の別冊付録にも解説書があります。最初に別冊付録を読んでから、実務書を 必要に応じて参照すればオペレーションで戸惑う事は殆どありません。 Page 1
  • 3. セミナー情報(2) 2. 5A 2. 0A 1. 5A PSpiceアプリケーション 1. 0A セミナー(東京) 0. 5A 0A 「IGBTと回路解析」 -0 . 5 A -1 . 0 A 2010年9月1日開催 -1 . 5 A -1 0 0 ms 0 s 1 0 0 ms 3 0 0 ms 5 0 0 ms 7 0 0 ms 9 0 0 ms I ( V2 ) V1 ( X _ U1 . E _ E _ E MF ) T i me  2010年9月1日にPSpiceアプリケーションセ Fig.2 シミュレーション ミナー 「IGBTと回路解析」 のセミナーを開催致 します。 サイバネッ トシステム株式会社主催 V2 です。 株式会社ビー テク ・ ノロジーはこのセミ ナーでIGBTのスパイスモデルについて解説 0Vdc 致します。 詳細はURLをご参照下さい。 お申し 込みもこのURLから出来ます。 http://www. U1 cybernet.co.jp/eda/seminar_event/semi- + FA-130 nar/pspice5.html V1 - IL = 0.85  皆様のご参加、 お待ちしております。 1.50Vdc DCモーター 0 Fig.3 評価回路図 スパイスモデル PSpiceモデル LTspiceモデル 「理想的波形から実機波形へ」  DCモーターのスパイスモデルも進化しまし た。以前、 ご提供していたモデルでのシミュレ ーションをFig.2に示します。 また、評価回路図 をFig.3、実機波形をFig.4に掲載致します。シミ Fig.4 実機波形 ュレーションはPSpiceで実施しています。 2010年9月1日に開催される「IGBTと回路解析」 では、 ・ ノロジーからIGBTのスパイスモデルの解説を行います。 ビー テク 質疑応答も入れて60分間 です。 もし、時間の配分がIGBTのスパイスモデルの解説だけでは余る場合、SiCデバイスについての事例についても若干、取り入れる予定です。予 告なき変更はご了承下さい。 Page 2
  • 4.  従来のスパイスモデルも基本的な動作はシ Measurement ミュレーションで確認出来ます。 現在、新しく 開発した等価回路により、 実機波形との完全 な再現性を得る事が出来ました。 等価回路モ デルの構成は、 周波数特性の等価回路、 Back EMF Voltageの等価回路、そして、物理的要因 の等価回路にて成り立っています。 新規開発を 行った箇所は特に 「物理的要因の等価回路」 です。 つまり、 物理的特性をモデルに組み込む 事で実現しました。 Simulation Fig.6 シミュレーション波形 Steady-state current =3.8A (motor with fan) Steady-state current =0.6A (no load) Simulation VM(t) ,5V/DIV Fig.5 新規モデルでのシミュレーション IM(t) ,2A/DIV  新規モデルでのシミュレーションの結果を Fig.5に示します。 緑色の波形がモーターの負 荷が無い状況です。 赤色で表示された波形 は、 モータにファンがついた状態であり、 負荷 がかかった場合です。  次に2つの波形を示します。 DC12Vにてファ ンを装着した状態ですので、 負荷がかかった 状態です。 負荷電流は、 Fig.6は3.8Aです。 その Fig.7 実機波形 時のシミュレーション波形をFig.6に、 実機波形 をFig.7に示します。 これらの回路解析シミュレ ーションのプラッ トフォームは、 PSpiceですが、 既にLTspiceでの動作検証も終了しており、 モ デルをご提供しております。 デバイスモデリン グに必要な情報等はinfo@bee-tech.comまで お問い合わせ下さい。  LTspiceでのシミュレーションの様子をYou- tubeにて、 公開しております。 収束性も良く、 解 析時間も非常に早い事が把握出来ると思いま す。 URL情報は下記の通りです。 Fig.8がその様 子になります。 是非、 ご参照下さい。 http://www.youtube.com/ watch?v=rzGC5ZW1jv8 Fig.8 動画紹介 DCモーターのスパイスモデルは、 スパイス・パークで公開していきます。 スパイス パークの日本語版は、 ・ http://www.spicepark.com をご参照 下さい。従来の等価回路モデルをスタンダードモデル、新規開発の等価回路モデル(高精度モデル)をプロフェッショナルモデルとし、 区別致しま す。お客様の回路用途に応じて選択してください。 また、Youtubeの動画配信にて解析時間、使用感はご確認出来ます。 ご参照下さい。 Page 3
  • 5. Fig.9 2010年現在のデザインキットのラインナップ デザインキット 声にて、 うことで、 DC-ACコンバータの表現も欲しいと言 1つのデザインキッ トの中に、 DCDC コンバータ版と DC-ACコンバータ版の2つ 開発 を盛り込みました。 価格は据え置きです。 この DCDCコンバータ及び DC-ACコンバータのモ デルは汎用性のあるスパイスモデルであり、 DCモーター制御回路 他の回路方式でも頻繁に活用出来るので、 別 途のご提供も検討しております。  DCモーターの制御回路は、 タイマーICによ 開発中 って、制御される回路方式です。 実際に開発し ているシミュレーションの回路図はFig.10の通 りです。  2010年8月23日現在のビー テク ・ ノロジーの デザインキッ トのラインナップは上記の通りで V3 0Vdc 0 す。現時点での直近のご提供予定の新しいデ D4 D7 D3 D4001 U3 + 12VDCMOT OR D4001 D4001 U2 V1 IN OUT - LOAD = 0.125 ザインキッ トは、 Fig.9のマインドマップのピン VOFF = 0 VAMPL = 19.2V FREQ = 50 D6 D5 V GND uPC7812A 1 クの箇所の 「DCモーター制御回路」 を準備し D4001 D4001 C3 8 470u U1 R1 VCC 2 R4 10k 4 T RIGGER 3 Q2 RESET OUT PUT ております。 また、 2010年8月25日より、バッテ 5 QBC547 CONT ROL 10k 6 D1 7 T HRESHOLD 0 D2 DISCHARGE GND Q1 555B リー分野の下記の2つのデザインキッ トがバ D1N4148 D1N4148 Q2SC1061 C2 1 R2 R3 1nF 5k 30k IC = 0 0 RV1 RV2 ージョンアップします。 0 {vr1} {500k-vr1} 0 PARAMETERS: C1 vr1 = 250K 0.97nF IC = 0 (a)PV Ni-MH Battery System 0 (b)PV Lead Acid Battery System Fig.10 制御回路図  先ずは、PSpice版のデザインキッ トからご提 です。 アプリケーション回路の構成がDCDCコ 供を開始し、次にLTspice版デザインキットの ンバータで表現しておりましたが、お客様の ご提供を開始致します。 お楽しみに。 PSpiceからLTspiceへの移殖、 等価回路置換等の実績が増え、 移殖時間が大幅に短縮致しました。PSpiceモデルをLTspiceモデルに活用したい。 または、 LTspice用の回路図シンボルの作成等も承っております。 回路シミュレーション導入にあたり、 モデル、 シミュレーションも含めソリューシ ョンでサポート可能です。 info@bee-tech.comまでお問い合わせ下さい。 Page 4
  • 6. リチウムイオン 電池モデル 充放電特性モデル(LTspice) HEV PEV  2010年7月中旬から下旬にかけて、 東京及 び大阪にてリチウムイオン電池シミュレーショ ンの説明会を実施しておりました。 その時期に は未だ開発中であり、 公開が出来ませんでし たが、 ようやく、HEV用リチウムイオン電池のス パイスモデル及びPEV用リチウムイオン電池 のスパイスモデルが完成し、 ご提供を開始致 しました。 現在は、 LTspiceモデルですが、2010 年9月1日より、PSpice用モデルのご提供開始 も可能になります。 汎用品につきましては、 ス Fig.11 評価回路図(放電特性) パイス パークのリチウムイオン電池のカテゴ ・ リーにて、 ご提供を開始致します。 スパイスモ デルの種類は、 等価回路モデルであり、 充電特 性及び放電特性に再現性があります。  等価回路は携帯端末用リチウムイオン電 池、太陽光用リチウムイオン電池とは異なり、 独自に開発した等価回路になります。 収束性 0.555C (2A) にも考慮しており、 タイムスケール機能もあり ますので、 解析時間の大幅短縮にも対応して おります。 具体的にはアナログビヘイビアモ 1C (3.6A) デルのテーブル機能を2種類採用することで、 モデルの解析精度を高めています。  また、 モデルに対し、 独自のモデルパラメー タを3個付加しております。 Fig.12 放電特性シミュレーション (1)NS:直列に何個配置するか?  HEV用リチウムイオン電池シミュレーショ (2)SOC:バッテリー容量が任意に設定 ンについて放電特性の評価回路図について 出来ます。 Fig.11に示します。 また、 シミュレーション結果 (3)TSCALE タイムスケール機能であり、 : についてはFig.12をご参照下さい。 実際、 解析 60の場合、 1s=1min, する場合、 SOCレベルで0-100%です。130V以 3600の場合、 1s=1h 下で使用することはありませんが、 モデリング の場合、 0Vまでを考慮する必要性があります。 放電特性及び充電特性についての評価回路図を掲載しています。 この評価回路図はバッテリーのスパイスモデルを評価する時にも応用可能な表 現方法ですので、 リミット関数の使い方など、 ご参考にして下さい。 Page 5
  • 7. Fig.13 評価回路図(充電特性) Fig.15 評価回路図(放電特性) 0.333C (30A) 1.666C (6A) 1C (90A) Fig.14 充電特性シミュレーション Fig.16 放電特性シミュレーション  充電特性につきましては、 Fig.13,14に掲載 致しました。 また、 シミュレーションの様子につ いてはYoutubeにて動画配信もしております。 放電特性の動画 http://www.youtube.com/ watch?v=mSqc9kG-fCI Fig.17 評価回路図(充電特性) 充電特性の動画 http://www.youtube.com/ 0.333C (30A) watch?v=W1ap1jofr8E  次にPEV用リチウムイオン電池についての 放電特性及び充電特性のシミュレーションに ついては、 Fig.15,16,17,18にそれぞれ掲載致 します。また、 youtubeの動画配信は下記の URLをご参照下さい。 こちらは、 2画面で放電特 性及び充電特性のシミュレーションを実施し ております。 是非、 ご参照下さい。 http://www.youtube.com/ Fig.18充電特性シミュレーション watch?v=4qg1aBDd1Og Hybrid electric vehicle HEV : (ハイブリッ ド電気自動車) Plug-in electric vehicle:PEV (電気自動車) Page 6
  • 8. コイル 直流重畳特性 モデル  受動部品に関してもシミュレーションに対 する回路設計者の意識が変化し、 等価回路モ デルの要求が増えてきました。 目に見えない 素子、 つまり回路図上に記載されない素子(寄 生素子)を如何に考慮し、 回路図上に入れ込む かで解析結果が大分変わってく る事を体験し た結果だと思います。 ・ ノロジーでも ビー テク 2010年のワークショップ(体験型セミナー)で は受動部品とか寄生素子の考え方について多 くの場が与えられ、 解説してきました。  コイルの場合、 スパイスモデルの大分類で は、 ACモデルとDCモデルに分類されます。ス パイスモデルの種類を下記に記載します。 (1)ACモデル ・ 周波数特性モデル ・・ Fig.19 コイルの直流重畳特性の   シミュレーション(PSpice) 状況に応じて、 3つのスパイスモデルを使い分 ける。 その判断は、 共振周波数を超える特性の 再現性がポイントになります。 上記のコイルの直流重畳特性のシミュレ (a)3素子モデル ーションの事例は、 株式会社村田製作所の (b)5素子モデル LQM21PNR54MG0です。 Fig.19をご参照下さ (c)ラダーモデル い。  デバイスモデリングに必要なデータは、 印 (2)DCモデル ・ 直流重畳特性モデル ・・ 加電流とインダクタンス値の特性図でモデリ ング可能です。 コイルに電流が印加されることで、コイルの値  現在は、 PSpiceモデルでのご提供になりま が初期値よりも減少します。直流重畳特性に す。他の回路解析シミュレータの場合、 お問い つきましては、専門書等でご確認下さい。この 合わせ下さい。 また、 基本的にはACモデルと スパイスモデルは等価回路モデルです。デバ DCモデルを1つのモデルで表現する事は困難 イスモデリングの手法はセンサーのモデリン です。しあkし、 過去に幾つかのケースにて、 グに類似しております。電流がどの程度印加さ 可能な場合がありましたのでご相談下さい。 れているかを検出し、アナログビヘイビアモデ  コイルの直流重畳特性モデルのご提供先の ルライブラリーにて関数を活用し、直流重畳特 殆どが、 自動車メーカー向けであり、 その分野 性を表現していきます。 での関心の高さが伺えます。 コイルに直流バイアス電流を流すとインダクタンス値が低下します。 この特性を直流重畳特性と呼び、このインダクタンス値の低下が始まる値を、 直流バイアス電流値と言います。 また、直流バイアス電流値が高ければ、直流重畳特性が高いと言う表現を使います。 Page 7
  • 9. コラム 道具箱 LTspiceのコンデンサの設定 iCircuit (iPad) 寄生素子成分も設定可能 回路動作の可視化 Fig.20 設定画面 Fig.21 iCircuitの画面  回路解析業務が集中した場合、 回路解析シ  Twitterで「iCircuit」 の存在を教えてもらい ミュレータのライセンス(商用)が足らない場合 ました。 価格は1,200円でプラッ トフォーム があります。 その場合、 LTspiceが活躍します。 は、iPhone,iPad,iPodです。 Fig.21はiPadで動 また、 技術者によっては、 LTspiceを強く好む者 作させている画面です。 最初、 太陽電池モデル もいます。 受動部品が組み込まれた場合の回 のシミュレーションを実施しようと思いました 路解析シミュレーションの解析精度に大きく が、DC解析は出来ないようです。 過渡解析が 影響するのが、 寄生素子です。 コンデンサの場 出来ます。 iCircuitの説明はこちらのURLをご 合、簡単な周波数モデルは3素子モデルです。 参照下さい。 http://icircuitapp.com/  その場合、 ESR,ESLをサブサーキッ トで作成し、  iPhone,iPodでは操作的に無理があります モデル化しますが、 LTspiceの場合、 コンデン ので、 実用的なプラッ トフォームは、 iPadです。 サの設定画面で既にFig.20のように寄生素子 面白い機能は、 電流の流れが可視化されるこ を入力する欄があります。 とです。 多く流れる配線には早く、 殆ど流れな  この設定画面にて、 コンデンサの型名によ い配線にはゆっく りと流れます。 この可視化は るESR及びESLの値を入力し、 その影響を考慮 学習に役立ちます。 また、 スピーカーの部品も し、シミュレーション出来ますので、 実機波形と ありますから、 シンセサイザーの回路を作成 の再現性にも優れています。 こういう配慮が回 し、演奏も出来るかも知れません。 また、 モデ 路解析シミュレーションを活用する実務者に ルも理想素子に近いので、 教科書的な回路動 は嬉しいところです。 作の学習には活用出来ます。 Bee Style: Volume 017 2010年8月22日 発行 編 者:株式会社ビー テク ・ ノロジー 発行人:堀米 毅 郵便番号105-0012 東京都港区芝大門二丁目2番7号 7セントラルビル4階 Tel (03)5401-3851 (代表) Fax (03)5401-3852 電子メール info@bee-tech.com All Rights Reserved copyright (C) 2010 Bee Technologies Inc. Page 8