SlideShare ist ein Scribd-Unternehmen logo
1 von 34
プ ロ ダ クト 開 発 速 度 と
デ ー タの 組 織 的 価 値 を
セ ットで 飛 躍 的 に 高 め る 開 発 戦 略
atama plus株式会社 川原尊徳
2022.02.18 @Developers Summit 2022
ⓒ 2022 atama plus Inc.
アジェンダ
1. 自己紹介
2. atama plusの紹介
3. atama plusのプロダクト開発とデータ活用の経緯
4. 現在の開発戦略
5. まとめ
2
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
自己紹介
• 2006年
• 東京大学大学院情報理工学系研究科修了
• Microsoft入社。Hotmail(現outlook.com)や日本
語IME(かな漢字変換ソフト)などの開発などに
従事
• 2017年
• 大学の同級生だった代表の稲田らとともにatama
plus株式会社創業
• レコメンドロジックなどのコア技術の開発に従事
3
川 原 尊 徳
ganzology
AIで、一人ひとりに、最短で「わかる!」を。
ⓒ 2022 atama plus Inc.
学習を
Personalize
一人ひとりの
「得意」「苦手」「伸び」
「つまずき」「集中状態」
すべてをAIが分析し
「自分専用カリキュラム」
をつくります。
ⓒ 2022 atama plus Inc.
自分専用カリキュラム
AIが生徒の数だけ「自分専用カリキュラム」を作成
6
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
集中度 忘却度
習熟度
回答時間
学習履歴
学校進度
etc.
診断 単元A 演習 単元C 復習 単元D
講義 単元B
1問解く毎にupdate
ⓒ 2021 atama plus Inc.
Knowledge graph
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
ⓒ 2022 atama plus Inc.
参考
創業期のアルゴリズム開発の経緯はCTO of the year 2018を戴いたときにもお話し
ています。
8
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
動画 スライド
本題
ⓒ 2022 atama plus Inc.
今日のお話
• atama plusでは戦略的にデータを活用し、プロダクト開発速度とデータの組織
的価値をセットでうまく高めていっています。
• ただ最初から確固たる戦略があったわけではなく、日々の開発で模索する中か
ら徐々にその形がはっきりしていきました。
• 今日はその経緯を含めながらその戦略をお話しします。
10
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
開発初期のプロダクト開発とデータ活用
ⓒ 2022 atama plus Inc.
開発初期はデータ活用に投資する余裕はなかった
• まずは機能開発を最優先。データ活用への投資はほぼゼロ。
• 必要な場合は基本的にはDB内にあるデータを加工して間に合わせる。
• 保険として最低限のデータレイクだけは確保。
• 万が一DB内にないデータが必要になった場合を想定。
• 開発者の各自判断で後から必要になりうるデータをログに吐き、Amazon
s3に格納。
• いざとなればathenaでクエリする。
• 参考:「CTO of the year 2018によるLean開発話【データレイク編】 ~とにかくデータレイクに
すべてのデータを投げ込もう! とりあえずs3に置けばなんとかなるから!」
https://www.slideshare.net/sontoku0516/cto-of-the-year-2018lean-s3
12
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
ロジックの複雑化
ⓒ 2022 atama plus Inc.
ロジックが複雑化すると開発上の課題が増えてくる
• 推定結果の詳細を知りたい
• どこの単元の習熟度をどのように推定している?
• 推定の根拠を知りたい
• 何が推定に影響を及ぼしている?
• 変更の影響を知りたい
• ロジックを変えると何が起こる?
14
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
人間の頭で全てを追いきるのは難しい
チームメイトに説明することはさらに困難を極める
ⓒ 2022 atama plus Inc.
推定状態可視化ツール誕生
• ローカルマシンで動く
• 使用技術
• python
• jupyter
• Graphviz
• 推定結果や根拠を可視化
15
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
バグの対応がしんどくなってくる
ⓒ 2022 atama plus Inc.
バグの対応がしんどい
開発を進めてユーザーが増えてくるとバグ報告が増えてくる。
• バグが起きた時のユーザーの状況が複雑。
• ユーザーの状況が理解できてもバグの再現が難しい。
17
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
この単元で2問間違えたあと
別の単元で1問正解し
そのあと……
再現以前にそもそも本当に
そんな現象起こっていたの?
勘違いじゃないの?
ⓒ 2022 atama plus Inc.
過去のユーザー状態を再現できたら楽なのでは?
• ユーザー状態をスナップショットデータとして保存可能に。
• スナップショットデータのみを入力とし、完全に独立した状態でデータ取得時
点と全く同じロジックの実行、可視化を可能に。
• 全ユーザーの履歴をアーカイブとして保存。
18
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
ⓒ 2022 atama plus Inc.
任意時点のユーザー状態再現技術の誕生
19
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
参考: The Clean Architecture
https://blog.cleancoder.com/uncle-
bob/2012/08/13/the-clean-architecture.html
S3
ドメインロジック
(Clean Architecture)
保存/ロード (JSON)
ユーザーデータ
Webサービス
開発者PC
DB
可視化/(リ)プレイ
サービス提供
保存/ロード
ユーザーデータ
アーカイブ
ここらへんで戦略が固まる
ⓒ 2022 atama plus Inc.
データ活用をプロダクト開発の一環として捉えよう!
• 提供価値
• データ分析結果ではなく、
プロダクト開発速度向上
• 価値の産み方
• エコシステムを作り、
自律的、段階的発展を可能に。
• エコシステムの構造
• コアにユーザーデータアーカイブ
• その周りにデータ活用のためのツール
• その周りに価値を生むユースケース
21
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
プロダクト開発速度向上
エコシステム
が大きい
コア
ツール
ユースケース
データの組織的
価値が大きい
=
ⓒ 2022 atama plus Inc.
戦略
22
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
プロダクト
開発速度向上
エコシステムを
作る
ユーザーデータ
アーカイブを
エコシステムのコアに
提 供 価 値 進 化 の さ せ 方 データの価値の引き出し方
エコシステム拡大の兆し
ⓒ 2022 atama plus Inc.
実はバグを報告する方もしんどい
• バグを報告するときに複雑なユーザー状態の情報が毎回必要になる
• ユーザーからのまた聞きの場合、状態のヒアリング自体非常に難しい
24
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
簡単に過去の状況を再現できる技術がある!
バグ報告者も簡単かつ正確にバグ報告できるようにできるのでは?
ⓒ 2022 atama plus Inc.
ステートリプレイURLの誕生
• web上のサービスとして実装
• 任意時点のユーザー状態再現技術をweb上にサービスとして実装する。
• ユーザーIDとタイムスタンプをもとにしたURLを発行し状況の一意の特定
を可能に。
• 使い方
• バグを見つけたときにステートリプレイURL付きで報告する。
• メリット
• 正確かつ手軽。
• 再現にかける手間もゼロ。
• バグを修正したら修正確認もその場で確実に行える。
25
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
ⓒ 2022 atama plus Inc.
エコシステムの拡大
26
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
バグ発見
現象確認
報告
再現
修正確認
プロダクト改善サイクル
ステート
リプレイ
URL
バグ報告者
QA
Dev QA
Dev
エコシステムの拡大
=
データの組織的価値向上
複数のステークホルダーが
様々なユースケースで
ステートリプレイURLを使う
そして現在(創業5年)とその先
ⓒ 2022 atama plus Inc.
ツール
コア
28
ユーザーデータアーカイブ
ドメインロジックの
リプレイ技術
ユーザー状態の
可視化技術
ユースケース
可視化ツールでの
挙動解析
再現用URLでの
バグ報告
ステートリプレイ
URL
マニュアルテストから
シナリオテストへの変換
大量のデータによる
fuzzテスト
データ分析
スナップショットから復元した
ユーザーを用いたテスト
任意状態の
ユーザーの復元
And more...?
提供価値
プロダクト開発速度
新人の
オンボードツール
シナリオテスト
And more...?
ⓒ 2022 atama plus Inc.
その他のユースケース
• シナリオテスト
• ユーザーのアクションシーケンスに沿ってデータを入力。
• 期待値との比較を行う。
• マニュアルテスト→シナリオテスト変換
• QAがテストを手で行ったときのデータをそのままシナリオテストに変換。
• 一度行ったマニュアルテストはCIで自動で実行されるように。
• スナップショットデータから復元したユーザーを用いたテスト(未実装)
• 状態を手動で再現することが難しいユーザーをスナップショットデータから復元
• 準備に手間のかかるテストをゼロコストで。
• And more...
• これらのユースケースについては今後atama plus開発者Blogで公開予定!
• 記事公開はTwitterで告知しています @atamaplus_dev
29
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
ⓒ 2022 atama plus Inc.
これまでの振り返り
• エコシステム全体でみると様々な領域で進化してきている。
• 進化の仕方が多様なので状況の変化に合わせた進化の仕方ができている。
• 今後もさらなる、そして多様な進化が予想される。
30
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
プロダクト
開発速度向上
エコシステム
による進化
データの価値
• 挙動解析、バグ報告、自動テスト、ユーザー観察など、様々な領域でプロ
ダクト開発が加速してきている。
• エコシステム内の至る所で活用されている。
• 今後さらに組織内で活用されることが予想される。
• エコシステムがあるのでデータ周りに対する投資にレバレッジが効く。
• データが高度に構造化、規格化されている。
• 活用のための基盤が整っている。
• 他のドメインロジックのインプットデータも同様に活用していけるはず。
まとめ
ⓒ 2022 atama plus Inc.
提供価値ごとのデータ活用戦略比較
32
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
主な提供価値 ユーザー課題解決
データ分析
セキュリティなど
プロダクト開発速度向上
主なデータの形式
構造化/高規格化
データ
非構造化データ
構造化/高規格化
データ
主なデータの中身
サービス提供に必
要なデータ
目的によって変わるので
定義しづらい
ドメインロジックのイン
プットデータアーカイブ
主なストレージタイプの
コスト
高い(DB) 安い(大容量ストレー
ジ)
安い(大容量ストレージ
)
自律的進化(≒エコシス
テムの構築しやすさ)
しやすい しづらい しやすい
ⓒ 2022 atama plus Inc.
結論
ドメインロジックのインプットデータアーカイブをコアに
プロダクト開発速度を提供価値として
エコシステムを構築すると
プロダクト開発速度もデータの組織的価値も爆上がりする!
33
プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
特 に「 デ ー タ エ ン ジ ニ ア 」「 デ ー タ サ イ エ ン テ ィ ス ト 」
「 ア ル ゴ リ ズ ム 開 発 エ ン ジ ニ ア 」募 集 中 !
「atamaplus 採用」
@atamaplus_dev

Weitere ähnliche Inhalte

Was ist angesagt?

データプランナーによるデータ系施策について
データプランナーによるデータ系施策についてデータプランナーによるデータ系施策について
データプランナーによるデータ系施策についてRecruit Lifestyle Co., Ltd.
 
リクルートライフスタイル流!分析基盤との賢い付き合い方
リクルートライフスタイル流!分析基盤との賢い付き合い方リクルートライフスタイル流!分析基盤との賢い付き合い方
リクルートライフスタイル流!分析基盤との賢い付き合い方Recruit Lifestyle Co., Ltd.
 
プロトタイプで終わらせない死の谷を超える機械学習プロジェクトの進め方 #MLCT4
プロトタイプで終わらせない死の谷を超える機械学習プロジェクトの進め方 #MLCT4プロトタイプで終わらせない死の谷を超える機械学習プロジェクトの進め方 #MLCT4
プロトタイプで終わらせない死の谷を超える機械学習プロジェクトの進め方 #MLCT4shakezo
 
楽天のRPAプラットフォーム構築事例
楽天のRPAプラットフォーム構築事例楽天のRPAプラットフォーム構築事例
楽天のRPAプラットフォーム構築事例Rakuten Group, Inc.
 
【19-B-1】情シスの中のアーキテクト ~ソフトウェアアーキテクチャを超えて~
【19-B-1】情シスの中のアーキテクト ~ソフトウェアアーキテクチャを超えて~【19-B-1】情シスの中のアーキテクト ~ソフトウェアアーキテクチャを超えて~
【19-B-1】情シスの中のアーキテクト ~ソフトウェアアーキテクチャを超えて~Developers Summit
 
大規模サービスにおける価値開発の“これまで”と“将来”~新たな“じゃらんnet”のチャレンジに関して~
大規模サービスにおける価値開発の“これまで”と“将来”~新たな“じゃらんnet”のチャレンジに関して~大規模サービスにおける価値開発の“これまで”と“将来”~新たな“じゃらんnet”のチャレンジに関して~
大規模サービスにおける価値開発の“これまで”と“将来”~新たな“じゃらんnet”のチャレンジに関して~Recruit Lifestyle Co., Ltd.
 
Step functionsとaws batchでオーケストレートするイベントドリブンな機械学習基盤
Step functionsとaws batchでオーケストレートするイベントドリブンな機械学習基盤Step functionsとaws batchでオーケストレートするイベントドリブンな機械学習基盤
Step functionsとaws batchでオーケストレートするイベントドリブンな機械学習基盤Recruit Lifestyle Co., Ltd.
 
既存Redshift/ETLからSpectrum/Glueへの移行を徹底解明!
既存Redshift/ETLからSpectrum/Glueへの移行を徹底解明!既存Redshift/ETLからSpectrum/Glueへの移行を徹底解明!
既存Redshift/ETLからSpectrum/Glueへの移行を徹底解明!Recruit Lifestyle Co., Ltd.
 
【A-1】すべてがつながるIoT時代の共創のあり方
【A-1】すべてがつながるIoT時代の共創のあり方【A-1】すべてがつながるIoT時代の共創のあり方
【A-1】すべてがつながるIoT時代の共創のあり方Developers Summit
 
IBM Data Science Experience and Watson Machine Learning 20170429
IBM Data Science Experience and Watson Machine Learning 20170429IBM Data Science Experience and Watson Machine Learning 20170429
IBM Data Science Experience and Watson Machine Learning 20170429Tsuyoshi Hirayama
 
Teams を活用してメッチャマルチタスクをこなす方法 - dahatake さん流 - version 1.2
Teams を活用してメッチャマルチタスクをこなす方法 - dahatake さん流 - version 1.2Teams を活用してメッチャマルチタスクをこなす方法 - dahatake さん流 - version 1.2
Teams を活用してメッチャマルチタスクをこなす方法 - dahatake さん流 - version 1.2Daiyu Hatakeyama
 
楽天のデータサイエンティスト@SAS Forum 2019
楽天のデータサイエンティスト@SAS Forum 2019楽天のデータサイエンティスト@SAS Forum 2019
楽天のデータサイエンティスト@SAS Forum 2019Rakuten Group, Inc.
 
JPC2017 [F3] ネクストセット アドオンでつなぐOffice 365 と IoT, ロボット, AI
JPC2017 [F3] ネクストセット アドオンでつなぐOffice 365 と IoT, ロボット, AIJPC2017 [F3] ネクストセット アドオンでつなぐOffice 365 と IoT, ロボット, AI
JPC2017 [F3] ネクストセット アドオンでつなぐOffice 365 と IoT, ロボット, AIMPN Japan
 
【Zeal】azure + power biで始めるbigdata分析の第一歩 20171115版 公開用
【Zeal】azure + power biで始めるbigdata分析の第一歩 20171115版 公開用【Zeal】azure + power biで始めるbigdata分析の第一歩 20171115版 公開用
【Zeal】azure + power biで始めるbigdata分析の第一歩 20171115版 公開用yuuki takizawa
 
【19-D-2】今更聞けない!?インフラ選定のケーススタディ「ベアメタルクラウド」を活用した最適な環境構築をするためのポイントはなんだ!?
【19-D-2】今更聞けない!?インフラ選定のケーススタディ「ベアメタルクラウド」を活用した最適な環境構築をするためのポイントはなんだ!?【19-D-2】今更聞けない!?インフラ選定のケーススタディ「ベアメタルクラウド」を活用した最適な環境構築をするためのポイントはなんだ!?
【19-D-2】今更聞けない!?インフラ選定のケーススタディ「ベアメタルクラウド」を活用した最適な環境構築をするためのポイントはなんだ!?Developers Summit
 
国内最大級のお笑いWebサービス「ボケて」におけるTableau活用事例
国内最大級のお笑いWebサービス「ボケて」におけるTableau活用事例国内最大級のお笑いWebサービス「ボケて」におけるTableau活用事例
国内最大級のお笑いWebサービス「ボケて」におけるTableau活用事例淳也 和田
 
攻めるアクセス解析〜メンテナンス屋から事業利益貢献者への変革
攻めるアクセス解析〜メンテナンス屋から事業利益貢献者への変革攻めるアクセス解析〜メンテナンス屋から事業利益貢献者への変革
攻めるアクセス解析〜メンテナンス屋から事業利益貢献者への変革Recruit Lifestyle Co., Ltd.
 
ユーザに価値を届けるためのデータプラットフォームの考え方
ユーザに価値を届けるためのデータプラットフォームの考え方ユーザに価値を届けるためのデータプラットフォームの考え方
ユーザに価値を届けるためのデータプラットフォームの考え方Rakuten Group, Inc.
 

Was ist angesagt? (20)

データプランナーによるデータ系施策について
データプランナーによるデータ系施策についてデータプランナーによるデータ系施策について
データプランナーによるデータ系施策について
 
お客様の使い方事例 001 現場での活用事例
お客様の使い方事例 001 現場での活用事例お客様の使い方事例 001 現場での活用事例
お客様の使い方事例 001 現場での活用事例
 
リクルートライフスタイル流!分析基盤との賢い付き合い方
リクルートライフスタイル流!分析基盤との賢い付き合い方リクルートライフスタイル流!分析基盤との賢い付き合い方
リクルートライフスタイル流!分析基盤との賢い付き合い方
 
プロトタイプで終わらせない死の谷を超える機械学習プロジェクトの進め方 #MLCT4
プロトタイプで終わらせない死の谷を超える機械学習プロジェクトの進め方 #MLCT4プロトタイプで終わらせない死の谷を超える機械学習プロジェクトの進め方 #MLCT4
プロトタイプで終わらせない死の谷を超える機械学習プロジェクトの進め方 #MLCT4
 
楽天のRPAプラットフォーム構築事例
楽天のRPAプラットフォーム構築事例楽天のRPAプラットフォーム構築事例
楽天のRPAプラットフォーム構築事例
 
【19-B-1】情シスの中のアーキテクト ~ソフトウェアアーキテクチャを超えて~
【19-B-1】情シスの中のアーキテクト ~ソフトウェアアーキテクチャを超えて~【19-B-1】情シスの中のアーキテクト ~ソフトウェアアーキテクチャを超えて~
【19-B-1】情シスの中のアーキテクト ~ソフトウェアアーキテクチャを超えて~
 
大規模サービスにおける価値開発の“これまで”と“将来”~新たな“じゃらんnet”のチャレンジに関して~
大規模サービスにおける価値開発の“これまで”と“将来”~新たな“じゃらんnet”のチャレンジに関して~大規模サービスにおける価値開発の“これまで”と“将来”~新たな“じゃらんnet”のチャレンジに関して~
大規模サービスにおける価値開発の“これまで”と“将来”~新たな“じゃらんnet”のチャレンジに関して~
 
Step functionsとaws batchでオーケストレートするイベントドリブンな機械学習基盤
Step functionsとaws batchでオーケストレートするイベントドリブンな機械学習基盤Step functionsとaws batchでオーケストレートするイベントドリブンな機械学習基盤
Step functionsとaws batchでオーケストレートするイベントドリブンな機械学習基盤
 
既存Redshift/ETLからSpectrum/Glueへの移行を徹底解明!
既存Redshift/ETLからSpectrum/Glueへの移行を徹底解明!既存Redshift/ETLからSpectrum/Glueへの移行を徹底解明!
既存Redshift/ETLからSpectrum/Glueへの移行を徹底解明!
 
【A-1】すべてがつながるIoT時代の共創のあり方
【A-1】すべてがつながるIoT時代の共創のあり方【A-1】すべてがつながるIoT時代の共創のあり方
【A-1】すべてがつながるIoT時代の共創のあり方
 
IBM Data Science Experience and Watson Machine Learning 20170429
IBM Data Science Experience and Watson Machine Learning 20170429IBM Data Science Experience and Watson Machine Learning 20170429
IBM Data Science Experience and Watson Machine Learning 20170429
 
Teams を活用してメッチャマルチタスクをこなす方法 - dahatake さん流 - version 1.2
Teams を活用してメッチャマルチタスクをこなす方法 - dahatake さん流 - version 1.2Teams を活用してメッチャマルチタスクをこなす方法 - dahatake さん流 - version 1.2
Teams を活用してメッチャマルチタスクをこなす方法 - dahatake さん流 - version 1.2
 
楽天のデータサイエンティスト@SAS Forum 2019
楽天のデータサイエンティスト@SAS Forum 2019楽天のデータサイエンティスト@SAS Forum 2019
楽天のデータサイエンティスト@SAS Forum 2019
 
JPC2017 [F3] ネクストセット アドオンでつなぐOffice 365 と IoT, ロボット, AI
JPC2017 [F3] ネクストセット アドオンでつなぐOffice 365 と IoT, ロボット, AIJPC2017 [F3] ネクストセット アドオンでつなぐOffice 365 と IoT, ロボット, AI
JPC2017 [F3] ネクストセット アドオンでつなぐOffice 365 と IoT, ロボット, AI
 
【Zeal】azure + power biで始めるbigdata分析の第一歩 20171115版 公開用
【Zeal】azure + power biで始めるbigdata分析の第一歩 20171115版 公開用【Zeal】azure + power biで始めるbigdata分析の第一歩 20171115版 公開用
【Zeal】azure + power biで始めるbigdata分析の第一歩 20171115版 公開用
 
【19-D-2】今更聞けない!?インフラ選定のケーススタディ「ベアメタルクラウド」を活用した最適な環境構築をするためのポイントはなんだ!?
【19-D-2】今更聞けない!?インフラ選定のケーススタディ「ベアメタルクラウド」を活用した最適な環境構築をするためのポイントはなんだ!?【19-D-2】今更聞けない!?インフラ選定のケーススタディ「ベアメタルクラウド」を活用した最適な環境構築をするためのポイントはなんだ!?
【19-D-2】今更聞けない!?インフラ選定のケーススタディ「ベアメタルクラウド」を活用した最適な環境構築をするためのポイントはなんだ!?
 
国内最大級のお笑いWebサービス「ボケて」におけるTableau活用事例
国内最大級のお笑いWebサービス「ボケて」におけるTableau活用事例国内最大級のお笑いWebサービス「ボケて」におけるTableau活用事例
国内最大級のお笑いWebサービス「ボケて」におけるTableau活用事例
 
攻めるアクセス解析〜メンテナンス屋から事業利益貢献者への変革
攻めるアクセス解析〜メンテナンス屋から事業利益貢献者への変革攻めるアクセス解析〜メンテナンス屋から事業利益貢献者への変革
攻めるアクセス解析〜メンテナンス屋から事業利益貢献者への変革
 
利益を生み出すAnalytics Teamのあり方
利益を生み出すAnalytics Teamのあり方利益を生み出すAnalytics Teamのあり方
利益を生み出すAnalytics Teamのあり方
 
ユーザに価値を届けるためのデータプラットフォームの考え方
ユーザに価値を届けるためのデータプラットフォームの考え方ユーザに価値を届けるためのデータプラットフォームの考え方
ユーザに価値を届けるためのデータプラットフォームの考え方
 

Ähnlich wie Developers Summit 2022 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略

Open Cloud Innovation2016 day1(これからのデータ分析者とエンジニアに必要なdatascienceexperienceツールと...
Open Cloud Innovation2016 day1(これからのデータ分析者とエンジニアに必要なdatascienceexperienceツールと...Open Cloud Innovation2016 day1(これからのデータ分析者とエンジニアに必要なdatascienceexperienceツールと...
Open Cloud Innovation2016 day1(これからのデータ分析者とエンジニアに必要なdatascienceexperienceツールと...Atsushi Tsuchiya
 
データ分析基盤におけるOpsのためのDev with event driven + serverless
データ分析基盤におけるOpsのためのDev with event driven + serverlessデータ分析基盤におけるOpsのためのDev with event driven + serverless
データ分析基盤におけるOpsのためのDev with event driven + serverlessShoji Shirotori
 
Microsoft 365 を使い、よりよい業務環境の在り方と仕事への向き合い方を考えよう
Microsoft 365 を使い、よりよい業務環境の在り方と仕事への向き合い方を考えようMicrosoft 365 を使い、よりよい業務環境の在り方と仕事への向き合い方を考えよう
Microsoft 365 を使い、よりよい業務環境の在り方と仕事への向き合い方を考えようAi Hirano
 
Cloud Native and Agile Approach
Cloud Native and Agile ApproachCloud Native and Agile Approach
Cloud Native and Agile ApproachShinya Yanagihara
 
A04_これがデジタル変革だ!3 か月で B2C の WEB ポータルをスクラッチした Microsoft クラウドネイティブ の開発事例 [Micros...
A04_これがデジタル変革だ!3 か月で B2C の WEB ポータルをスクラッチした Microsoft クラウドネイティブ の開発事例 [Micros...A04_これがデジタル変革だ!3 か月で B2C の WEB ポータルをスクラッチした Microsoft クラウドネイティブ の開発事例 [Micros...
A04_これがデジタル変革だ!3 か月で B2C の WEB ポータルをスクラッチした Microsoft クラウドネイティブ の開発事例 [Micros...日本マイクロソフト株式会社
 
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...Google Cloud Platform - Japan
 
PwC - Strategic Sustainability & Innovation Forum - Microsoft の Sustainabilit...
PwC - Strategic Sustainability & Innovation Forum - Microsoft の Sustainabilit...PwC - Strategic Sustainability & Innovation Forum - Microsoft の Sustainabilit...
PwC - Strategic Sustainability & Innovation Forum - Microsoft の Sustainabilit...Daiyu Hatakeyama
 
「品質ダッシュボード」と「データによる意思決定」
「品質ダッシュボード」と「データによる意思決定」「品質ダッシュボード」と「データによる意思決定」
「品質ダッシュボード」と「データによる意思決定」Kohei Tomita
 
DRIVE CHARTを支えるAI技術
DRIVE CHARTを支えるAI技術DRIVE CHARTを支えるAI技術
DRIVE CHARTを支えるAI技術Yusuke Uchida
 
2017年度 AMG Solution 会社説明会資料
2017年度 AMG Solution 会社説明会資料2017年度 AMG Solution 会社説明会資料
2017年度 AMG Solution 会社説明会資料Tomoteru Sannomiya
 
AWS における Microservices Architecture と DevOps を推進する組織と人とツール
AWS における Microservices Architecture と DevOps を推進する組織と人とツールAWS における Microservices Architecture と DevOps を推進する組織と人とツール
AWS における Microservices Architecture と DevOps を推進する組織と人とツールAmazon Web Services Japan
 
BIがクラウドで更なる進化!  データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション
BIがクラウドで更なる進化!  データとの連携を強化したデータビジュアライゼーションBIがクラウドで更なる進化!  データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション
BIがクラウドで更なる進化!  データとの連携を強化したデータビジュアライゼーションHisashi Igarashi
 
BIがクラウドで更なる進化!データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション(Oracle Cloud Days Tokyo 2015)
BIがクラウドで更なる進化!データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション(Oracle Cloud Days Tokyo 2015)BIがクラウドで更なる進化!データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション(Oracle Cloud Days Tokyo 2015)
BIがクラウドで更なる進化!データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション(Oracle Cloud Days Tokyo 2015)オラクルエンジニア通信
 
リクルートのビッグデータ活用基盤とデータ活用に向けた取組み
リクルートのビッグデータ活用基盤とデータ活用に向けた取組みリクルートのビッグデータ活用基盤とデータ活用に向けた取組み
リクルートのビッグデータ活用基盤とデータ活用に向けた取組みRecruit Technologies
 
【最小限の学習コスト】効率的なビッグデータ収集・連携とは?
【最小限の学習コスト】効率的なビッグデータ収集・連携とは?【最小限の学習コスト】効率的なビッグデータ収集・連携とは?
【最小限の学習コスト】効率的なビッグデータ収集・連携とは?株式会社クライム
 
元ITコンサルタントの目から見た「ITにおける今までのデザインとこれからのデザイン」
元ITコンサルタントの目から見た「ITにおける今までのデザインとこれからのデザイン」元ITコンサルタントの目から見た「ITにおける今までのデザインとこれからのデザイン」
元ITコンサルタントの目から見た「ITにおける今までのデザインとこれからのデザイン」Fixel Inc.
 
初めてのデータ分析基盤構築をまかされた、その時何を考えておくと良いのか
初めてのデータ分析基盤構築をまかされた、その時何を考えておくと良いのか初めてのデータ分析基盤構築をまかされた、その時何を考えておくと良いのか
初めてのデータ分析基盤構築をまかされた、その時何を考えておくと良いのかTechon Organization
 
STOVE_website_dl_1.pdf
STOVE_website_dl_1.pdfSTOVE_website_dl_1.pdf
STOVE_website_dl_1.pdfSTOVEInc1
 

Ähnlich wie Developers Summit 2022 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 (20)

Open Cloud Innovation2016 day1(これからのデータ分析者とエンジニアに必要なdatascienceexperienceツールと...
Open Cloud Innovation2016 day1(これからのデータ分析者とエンジニアに必要なdatascienceexperienceツールと...Open Cloud Innovation2016 day1(これからのデータ分析者とエンジニアに必要なdatascienceexperienceツールと...
Open Cloud Innovation2016 day1(これからのデータ分析者とエンジニアに必要なdatascienceexperienceツールと...
 
データ分析基盤におけるOpsのためのDev with event driven + serverless
データ分析基盤におけるOpsのためのDev with event driven + serverlessデータ分析基盤におけるOpsのためのDev with event driven + serverless
データ分析基盤におけるOpsのためのDev with event driven + serverless
 
Microsoft 365 を使い、よりよい業務環境の在り方と仕事への向き合い方を考えよう
Microsoft 365 を使い、よりよい業務環境の在り方と仕事への向き合い方を考えようMicrosoft 365 を使い、よりよい業務環境の在り方と仕事への向き合い方を考えよう
Microsoft 365 を使い、よりよい業務環境の在り方と仕事への向き合い方を考えよう
 
Cloud Native and Agile Approach
Cloud Native and Agile ApproachCloud Native and Agile Approach
Cloud Native and Agile Approach
 
A04_これがデジタル変革だ!3 か月で B2C の WEB ポータルをスクラッチした Microsoft クラウドネイティブ の開発事例 [Micros...
A04_これがデジタル変革だ!3 か月で B2C の WEB ポータルをスクラッチした Microsoft クラウドネイティブ の開発事例 [Micros...A04_これがデジタル変革だ!3 か月で B2C の WEB ポータルをスクラッチした Microsoft クラウドネイティブ の開発事例 [Micros...
A04_これがデジタル変革だ!3 か月で B2C の WEB ポータルをスクラッチした Microsoft クラウドネイティブ の開発事例 [Micros...
 
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...
 
PwC - Strategic Sustainability & Innovation Forum - Microsoft の Sustainabilit...
PwC - Strategic Sustainability & Innovation Forum - Microsoft の Sustainabilit...PwC - Strategic Sustainability & Innovation Forum - Microsoft の Sustainabilit...
PwC - Strategic Sustainability & Innovation Forum - Microsoft の Sustainabilit...
 
「品質ダッシュボード」と「データによる意思決定」
「品質ダッシュボード」と「データによる意思決定」「品質ダッシュボード」と「データによる意思決定」
「品質ダッシュボード」と「データによる意思決定」
 
DRIVE CHARTを支えるAI技術
DRIVE CHARTを支えるAI技術DRIVE CHARTを支えるAI技術
DRIVE CHARTを支えるAI技術
 
2017年度 AMG Solution 会社説明会資料
2017年度 AMG Solution 会社説明会資料2017年度 AMG Solution 会社説明会資料
2017年度 AMG Solution 会社説明会資料
 
Data-Centric AIの紹介
Data-Centric AIの紹介Data-Centric AIの紹介
Data-Centric AIの紹介
 
AWS における Microservices Architecture と DevOps を推進する組織と人とツール
AWS における Microservices Architecture と DevOps を推進する組織と人とツールAWS における Microservices Architecture と DevOps を推進する組織と人とツール
AWS における Microservices Architecture と DevOps を推進する組織と人とツール
 
BIがクラウドで更なる進化!  データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション
BIがクラウドで更なる進化!  データとの連携を強化したデータビジュアライゼーションBIがクラウドで更なる進化!  データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション
BIがクラウドで更なる進化!  データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション
 
BIがクラウドで更なる進化!データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション(Oracle Cloud Days Tokyo 2015)
BIがクラウドで更なる進化!データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション(Oracle Cloud Days Tokyo 2015)BIがクラウドで更なる進化!データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション(Oracle Cloud Days Tokyo 2015)
BIがクラウドで更なる進化!データとの連携を強化したデータビジュアライゼーション(Oracle Cloud Days Tokyo 2015)
 
リクルートのビッグデータ活用基盤とデータ活用に向けた取組み
リクルートのビッグデータ活用基盤とデータ活用に向けた取組みリクルートのビッグデータ活用基盤とデータ活用に向けた取組み
リクルートのビッグデータ活用基盤とデータ活用に向けた取組み
 
20190117 teamup
20190117 teamup20190117 teamup
20190117 teamup
 
【最小限の学習コスト】効率的なビッグデータ収集・連携とは?
【最小限の学習コスト】効率的なビッグデータ収集・連携とは?【最小限の学習コスト】効率的なビッグデータ収集・連携とは?
【最小限の学習コスト】効率的なビッグデータ収集・連携とは?
 
元ITコンサルタントの目から見た「ITにおける今までのデザインとこれからのデザイン」
元ITコンサルタントの目から見た「ITにおける今までのデザインとこれからのデザイン」元ITコンサルタントの目から見た「ITにおける今までのデザインとこれからのデザイン」
元ITコンサルタントの目から見た「ITにおける今までのデザインとこれからのデザイン」
 
初めてのデータ分析基盤構築をまかされた、その時何を考えておくと良いのか
初めてのデータ分析基盤構築をまかされた、その時何を考えておくと良いのか初めてのデータ分析基盤構築をまかされた、その時何を考えておくと良いのか
初めてのデータ分析基盤構築をまかされた、その時何を考えておくと良いのか
 
STOVE_website_dl_1.pdf
STOVE_website_dl_1.pdfSTOVE_website_dl_1.pdf
STOVE_website_dl_1.pdf
 

Developers Summit 2022 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略

  • 1. プ ロ ダ クト 開 発 速 度 と デ ー タの 組 織 的 価 値 を セ ットで 飛 躍 的 に 高 め る 開 発 戦 略 atama plus株式会社 川原尊徳 2022.02.18 @Developers Summit 2022
  • 2. ⓒ 2022 atama plus Inc. アジェンダ 1. 自己紹介 2. atama plusの紹介 3. atama plusのプロダクト開発とデータ活用の経緯 4. 現在の開発戦略 5. まとめ 2 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
  • 3. 自己紹介 • 2006年 • 東京大学大学院情報理工学系研究科修了 • Microsoft入社。Hotmail(現outlook.com)や日本 語IME(かな漢字変換ソフト)などの開発などに 従事 • 2017年 • 大学の同級生だった代表の稲田らとともにatama plus株式会社創業 • レコメンドロジックなどのコア技術の開発に従事 3 川 原 尊 徳 ganzology
  • 5. ⓒ 2022 atama plus Inc. 学習を Personalize 一人ひとりの 「得意」「苦手」「伸び」 「つまずき」「集中状態」 すべてをAIが分析し 「自分専用カリキュラム」 をつくります。
  • 6. ⓒ 2022 atama plus Inc. 自分専用カリキュラム AIが生徒の数だけ「自分専用カリキュラム」を作成 6 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 集中度 忘却度 習熟度 回答時間 学習履歴 学校進度 etc. 診断 単元A 演習 単元C 復習 単元D 講義 単元B 1問解く毎にupdate
  • 7. ⓒ 2021 atama plus Inc. Knowledge graph プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
  • 8. ⓒ 2022 atama plus Inc. 参考 創業期のアルゴリズム開発の経緯はCTO of the year 2018を戴いたときにもお話し ています。 8 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 動画 スライド
  • 10. ⓒ 2022 atama plus Inc. 今日のお話 • atama plusでは戦略的にデータを活用し、プロダクト開発速度とデータの組織 的価値をセットでうまく高めていっています。 • ただ最初から確固たる戦略があったわけではなく、日々の開発で模索する中か ら徐々にその形がはっきりしていきました。 • 今日はその経緯を含めながらその戦略をお話しします。 10 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
  • 12. ⓒ 2022 atama plus Inc. 開発初期はデータ活用に投資する余裕はなかった • まずは機能開発を最優先。データ活用への投資はほぼゼロ。 • 必要な場合は基本的にはDB内にあるデータを加工して間に合わせる。 • 保険として最低限のデータレイクだけは確保。 • 万が一DB内にないデータが必要になった場合を想定。 • 開発者の各自判断で後から必要になりうるデータをログに吐き、Amazon s3に格納。 • いざとなればathenaでクエリする。 • 参考:「CTO of the year 2018によるLean開発話【データレイク編】 ~とにかくデータレイクに すべてのデータを投げ込もう! とりあえずs3に置けばなんとかなるから!」 https://www.slideshare.net/sontoku0516/cto-of-the-year-2018lean-s3 12 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
  • 14. ⓒ 2022 atama plus Inc. ロジックが複雑化すると開発上の課題が増えてくる • 推定結果の詳細を知りたい • どこの単元の習熟度をどのように推定している? • 推定の根拠を知りたい • 何が推定に影響を及ぼしている? • 変更の影響を知りたい • ロジックを変えると何が起こる? 14 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 人間の頭で全てを追いきるのは難しい チームメイトに説明することはさらに困難を極める
  • 15. ⓒ 2022 atama plus Inc. 推定状態可視化ツール誕生 • ローカルマシンで動く • 使用技術 • python • jupyter • Graphviz • 推定結果や根拠を可視化 15 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
  • 17. ⓒ 2022 atama plus Inc. バグの対応がしんどい 開発を進めてユーザーが増えてくるとバグ報告が増えてくる。 • バグが起きた時のユーザーの状況が複雑。 • ユーザーの状況が理解できてもバグの再現が難しい。 17 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 この単元で2問間違えたあと 別の単元で1問正解し そのあと…… 再現以前にそもそも本当に そんな現象起こっていたの? 勘違いじゃないの?
  • 18. ⓒ 2022 atama plus Inc. 過去のユーザー状態を再現できたら楽なのでは? • ユーザー状態をスナップショットデータとして保存可能に。 • スナップショットデータのみを入力とし、完全に独立した状態でデータ取得時 点と全く同じロジックの実行、可視化を可能に。 • 全ユーザーの履歴をアーカイブとして保存。 18 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
  • 19. ⓒ 2022 atama plus Inc. 任意時点のユーザー状態再現技術の誕生 19 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 参考: The Clean Architecture https://blog.cleancoder.com/uncle- bob/2012/08/13/the-clean-architecture.html S3 ドメインロジック (Clean Architecture) 保存/ロード (JSON) ユーザーデータ Webサービス 開発者PC DB 可視化/(リ)プレイ サービス提供 保存/ロード ユーザーデータ アーカイブ
  • 21. ⓒ 2022 atama plus Inc. データ活用をプロダクト開発の一環として捉えよう! • 提供価値 • データ分析結果ではなく、 プロダクト開発速度向上 • 価値の産み方 • エコシステムを作り、 自律的、段階的発展を可能に。 • エコシステムの構造 • コアにユーザーデータアーカイブ • その周りにデータ活用のためのツール • その周りに価値を生むユースケース 21 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 プロダクト開発速度向上 エコシステム が大きい コア ツール ユースケース データの組織的 価値が大きい =
  • 22. ⓒ 2022 atama plus Inc. 戦略 22 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 プロダクト 開発速度向上 エコシステムを 作る ユーザーデータ アーカイブを エコシステムのコアに 提 供 価 値 進 化 の さ せ 方 データの価値の引き出し方
  • 24. ⓒ 2022 atama plus Inc. 実はバグを報告する方もしんどい • バグを報告するときに複雑なユーザー状態の情報が毎回必要になる • ユーザーからのまた聞きの場合、状態のヒアリング自体非常に難しい 24 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 簡単に過去の状況を再現できる技術がある! バグ報告者も簡単かつ正確にバグ報告できるようにできるのでは?
  • 25. ⓒ 2022 atama plus Inc. ステートリプレイURLの誕生 • web上のサービスとして実装 • 任意時点のユーザー状態再現技術をweb上にサービスとして実装する。 • ユーザーIDとタイムスタンプをもとにしたURLを発行し状況の一意の特定 を可能に。 • 使い方 • バグを見つけたときにステートリプレイURL付きで報告する。 • メリット • 正確かつ手軽。 • 再現にかける手間もゼロ。 • バグを修正したら修正確認もその場で確実に行える。 25 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
  • 26. ⓒ 2022 atama plus Inc. エコシステムの拡大 26 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 バグ発見 現象確認 報告 再現 修正確認 プロダクト改善サイクル ステート リプレイ URL バグ報告者 QA Dev QA Dev エコシステムの拡大 = データの組織的価値向上 複数のステークホルダーが 様々なユースケースで ステートリプレイURLを使う
  • 28. ⓒ 2022 atama plus Inc. ツール コア 28 ユーザーデータアーカイブ ドメインロジックの リプレイ技術 ユーザー状態の 可視化技術 ユースケース 可視化ツールでの 挙動解析 再現用URLでの バグ報告 ステートリプレイ URL マニュアルテストから シナリオテストへの変換 大量のデータによる fuzzテスト データ分析 スナップショットから復元した ユーザーを用いたテスト 任意状態の ユーザーの復元 And more...? 提供価値 プロダクト開発速度 新人の オンボードツール シナリオテスト And more...?
  • 29. ⓒ 2022 atama plus Inc. その他のユースケース • シナリオテスト • ユーザーのアクションシーケンスに沿ってデータを入力。 • 期待値との比較を行う。 • マニュアルテスト→シナリオテスト変換 • QAがテストを手で行ったときのデータをそのままシナリオテストに変換。 • 一度行ったマニュアルテストはCIで自動で実行されるように。 • スナップショットデータから復元したユーザーを用いたテスト(未実装) • 状態を手動で再現することが難しいユーザーをスナップショットデータから復元 • 準備に手間のかかるテストをゼロコストで。 • And more... • これらのユースケースについては今後atama plus開発者Blogで公開予定! • 記事公開はTwitterで告知しています @atamaplus_dev 29 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
  • 30. ⓒ 2022 atama plus Inc. これまでの振り返り • エコシステム全体でみると様々な領域で進化してきている。 • 進化の仕方が多様なので状況の変化に合わせた進化の仕方ができている。 • 今後もさらなる、そして多様な進化が予想される。 30 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 プロダクト 開発速度向上 エコシステム による進化 データの価値 • 挙動解析、バグ報告、自動テスト、ユーザー観察など、様々な領域でプロ ダクト開発が加速してきている。 • エコシステム内の至る所で活用されている。 • 今後さらに組織内で活用されることが予想される。 • エコシステムがあるのでデータ周りに対する投資にレバレッジが効く。 • データが高度に構造化、規格化されている。 • 活用のための基盤が整っている。 • 他のドメインロジックのインプットデータも同様に活用していけるはず。
  • 32. ⓒ 2022 atama plus Inc. 提供価値ごとのデータ活用戦略比較 32 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略 主な提供価値 ユーザー課題解決 データ分析 セキュリティなど プロダクト開発速度向上 主なデータの形式 構造化/高規格化 データ 非構造化データ 構造化/高規格化 データ 主なデータの中身 サービス提供に必 要なデータ 目的によって変わるので 定義しづらい ドメインロジックのイン プットデータアーカイブ 主なストレージタイプの コスト 高い(DB) 安い(大容量ストレー ジ) 安い(大容量ストレージ ) 自律的進化(≒エコシス テムの構築しやすさ) しやすい しづらい しやすい
  • 33. ⓒ 2022 atama plus Inc. 結論 ドメインロジックのインプットデータアーカイブをコアに プロダクト開発速度を提供価値として エコシステムを構築すると プロダクト開発速度もデータの組織的価値も爆上がりする! 33 プロダクト開発速度とデータの組織的価値をセットで飛躍的に高める開発戦略
  • 34. 特 に「 デ ー タ エ ン ジ ニ ア 」「 デ ー タ サ イ エ ン テ ィ ス ト 」 「 ア ル ゴ リ ズ ム 開 発 エ ン ジ ニ ア 」募 集 中 ! 「atamaplus 採用」 @atamaplus_dev

Hinweis der Redaktion

  1. 生徒の周りには今お話した「どこが得意でどこが苦手かという“習熟度”」というデータの他にも、 学校の進度、目標、学習履歴、集中度、解答時間、忘却度、などのデータがたくさんあります。 このデータを全てとってきて、自分専用レッスンを作るということをやっています。 レッスンの中身はいくつかありまして、 「診断」は生徒の得意不得意を見極める簡単なテスト、講義はわからない単元のみ提案される5分程度の短い動画、 理解を定着させるための演習、一人ひとりの忘却度に合わせて提案される復習、があり、 何かアクションを起こすと上のデータを全部アップデートして、常に一人ひとりにベストなカリキュラムを提案し続けます。 *それぞれのデータはどうやって活用されるのか?という質問に答えるための回答を準備する必要。
  2. 動画: https://www.youtube.com/watch?v=euoeQ6SqDKk スライド: https://www.slideshare.net/sontoku0516/cto-of-the-year-2018-lean-ai12 
  3. FB: 各ステージの時期感をいれたほうがよいのでは。どのくらい早いと複利効果を得られるのかなどわかるかも。
  4. https://icons8.com/icon/set/programming/pastel-glyph