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Japanese 2024 0131_Monthly Update_150dpi.pdf
- 11. 10
PEVの動向 (全世界)
insideEVs、1月10日(70)
◼ 2023年11月、世界のEV販売台数が過去最高を記録
➢11月に世界で新規登録された乗用車用PEVは1,385,104台(前年同月比約31%増)で、9月の
1,291,000台を上回り、市場シェアは19%に達した。
✓ 11月mp月間登録台数。
▪ BEV登録台数: 952,598台(25%増)、市場シェア13%
▪ PHEV: 432,506台(40%増、中国のおかげ)、シェア6%
▪ 合計1,385,104台(31%増)、市場シェア17%
➢1-11月の登録台数1,212万台(38%増)、シェア16%。
✓ 1-11月のBEVは841万台、PHEVは371万台
➢2023年には1,300万台以上になる。
- 12. 11
PEVの動向 (全世界)(1/2)
Bloomberg、1月9日(70)
◼ EV市場は2023年22%の成長を遂げそうだ
➢既存の自動車メーカーがEVの生産目標を削減し、この技術への関心を弱めている一方で、純粋なEVメー
カーは拡大計画を推進し、新モデルを発表し、世界の自動車市場におけるシェアを拡大し続けている。
✓ 今年は、アメリカの重要な選挙が控えていること、中国での税制改正、ヨーロッパとアメリカでのバッテリーやEVの
現地生産化の強力な推進など、政策が大きな変動要因となっている。
✓ 2024年、世界の自動車販売台数に占めるEVのシェアは、2023年の約17%から約20%(BEV:14%)に上昇する
と予想される。中国では、EVの販売台数シェアは38%に達すると予想される。
▪ しかし、裕福な地域での市場飽和と全体的な経済状況の厳しさから、中国の成長率は鈍化している。
➢2024年の世界の乗用車EV販売台数(BEVとPHEV)は21%増の1,670万台となり、そのうち70%がBEVにな
ると予想する。
✓ 欧州では、2025年にCO2規制が再び強化されるのを前に、自動車メーカー各社が販売台数の増加を控えてい
るため、今年の販売台数は比較的横ばいとなるだろう。
✓ 米国でのEV販売台数は190万台弱となり、新車購入の13%を占めると予想されるが、今年は政治的対立が激
化するため、下振れする可能性もある。
▪ 米国で何が起こるかによって、2024年のEV報道や見出しの多くが形作られるだろうが、最も重要な市場とは程遠く、世
界のEV販売台数の約11%を占めるに過ぎない。そこで起こることを過大に解釈しない方がいい。
✓ 新興国は今年注目すべき市場だ。インド、タイ、インドネシアなどでは、2023年にEV販売台数が急増した。
▪ BYDの「その他の地域」カテゴリーにおけるEV販売台数は84万台に達すると予想され、EVが豊かな世界だけの現象であ
るという誤解を払拭することになる。
- 15. 14
PEVの動向 (米国)
insideEVs、1月18日(28)
◼ 米国のEV販売、2023年は110万台に
➢米国で12月に約141,055台のPEV(BEV 100,928台とPHEV 40,127台)が販売され、小型車販売台数
全体の9.8%を超えた。前年比成長率は42%に達した。
✓ 2023年全体では、140万台以上のPEVが販売され(前年比50%以上増)、総販売台数の9.1%に相当する
(前年は6.8%)。
✓ BEVの販売台数は110万台(前年比48%増)と推
定され、PEV全体のほぼ80%を占める。
✓ BEVは市場の約7%を占めた。
▪ Teslaは、米国におけるBEVセグメント全体の半分以
上を占めている。
▪ 他の自動車メーカーにおけるBEVの平均シェアは
3%程度と推測される。
▪ 2024年にBEVの販売台数が150万~200万台レ
ベルまで大幅に増加するかどうかが注目される。
➢プラグインの市場シェアが最も高かったのは2023年
9月(9.9%)
✓ 2023年の各月のシェアが8%以上だったのに対し、
2022年は8%を超えることがなかった。
▪ とはいえ、欧州や中国に比べればはるかに低い。
- 17. 16
PEVの動向 (米国)
Bloomberg、1月4日(92)
◼ アメリカの自動車購入者がEVを再考する理由
➢アメリカのほとんどの消費者はEVに乗り気ではない。
✓ BEVは依然として高すぎる。この割高感は、自動車ローンの金利が高騰しているため、さらに痛手となっている。
✓ コストの他に、多くの消費者はEVを充電器がない状態でバッテリー切れになった場合のリスクが大きすぎると考
えている。
➢UBSグループの予測によると、米国におけるEVの年間販売台数は2022年には60%増加したが、2023年
には47%増にとどまり、今年は11%増にとどまると予想されている。
✓ 価格が下がり、毎日の通勤路に充電器が点在するようになるまで、彼らは従来の乗り物と使い慣れた給油所
に固執している。
➢政治の矢面に立たされている。
✓ PEVは、バイデンの気候変動対策計画の中心的存在だ。
▪ インフレ抑制法では、需要を喚起するために、さまざまな消費
者税控除と$数Bの製造インセンティブを提供している。
▪ バイデン氏が率いる環境保護庁は、2032年までに新型乗用
車の3分の2をすべてEVにすることを義務づける温室効果ガス
排出規制を提案している。
✓ しかし、ホワイトハウスへの復帰を目指すトランプ前大統領は、
バイデンの計画を「馬鹿げたEVデマ」と呼び、EVは雇用を奪
い、アメリカの自動車メーカーを廃業に追い込むと警告して
いる。
- 18. 17
PEVの動向 (米国)
Bloomberg、12月28日(114)
◼ 2024年、10万ドルのEVを捨てる決意をしよう
➢市場が拡大すれば成長率は当然鈍化するが、世界規模で見ればEVはまだ始まったばかりだ。
✓ 今年販売される新車の7台に1台がEVだとしても、道路を走る既存車両の約97%は依然としてガソリンを大
量に消費している。
➢今年世界で販売されたEVは1,400万台で、ネット・ゼロ・エミッション・シナリオで必要とされる1,800万台に
は及ばないと予測している。
✓ さらに2024年の最新予測では1,670万台で、成長率は20%までさらに鈍化し、ブルームバーグNEFのあまり
野心的でない排出量シナリオも下回っている。
➢特に、米国は重要な遅れをとっている。
✓ 米国のEV販売台数が2023年に年間100万台を突破することを祝う伝道者たちが米国にいる一方で、中国
のEV販売台数は11月に月間100万台に達した。
✓ 欧州の成長は鈍化しているが、これは2019年から2021年
にかけて販売台数がほぼ5倍に拡大した、非常に急速な拡
大期に続くものであり、排ガス規制の強化によって数年以内
に再びペースが速まるだろう。
✓ 中国ではすでにEVモデルが内燃機関車よりも安い価格で販
売されている。
➢アメリカでは高価でヘビー級のEVが多すぎ、低価格帯の魅力
的な自動車が少ない。
- 19. 18
PEVの動向 (米国/中古)
insideEVs、1月22日(16)
◼ なぜ中古EVを買うのか?
➢BEVは価格が高いため、多くの潜在的な自動車購入者には手が届かない。
✓ EVが欲しいが新車で購入する余裕がない場合、中古車の購入を検討するのは自然なことだ。
▪ EVの中古価格は2022年に対して2023年に大幅に下落した。
➢電動パワートレインとバッテリーパックの特殊性を考慮すると、中古EVには注意すべき点がある。
✓ ほとんどのEVはまだ比較的新しいので、古くて使い古された例はあまり見かけない。中古車のメンテナンスが行
き届いていれば、その乗り心地はほとんど変わらない。
✓ 本当に心配しなければならない部品は1つだけだ: バッテリーパックだ。
✓ EVが定期的に直流急速充電で100%まで充電されたり、バッテリー残量がなくなる寸前まで充電されたりすると、
劣化が加速される。
▪ タクシーやライドヘイリングサービスの一部として使用され、毎日急速充電された1年前のEVは、ほとんど常に自宅で充
電され、温度管理されたガレージに保管されていたEVよりも航続距離が短くなる。
▪ 走行距離の長い車、特にタクシーとして使われていた車やUberやLyftで使われていた車、元レンタカーは避けるのが理
想的だが、元レンタカーはEVの中でも最も安い部類に入る。
▪ 更に、中古EVが$25,000以下で、認可を受けたディーラーが販売している場合、中古EV税額控除を申請できる可能性
がある。
- 20. 19
PEVの動向 (米国/中古)
insideEVs、1月18日(31)、electrek、1月4日(95)
◼ Doug DeMuro氏は、新しい税額控除が中古EV市場を揺るがすと考える
➢今日、より多くのEVモデルが登場し、より新鮮な顔の車が中古市場に出回っている。さらに、2021
Polestar 2やVW ID.4のような比較的新しいEVが当初のリース期間を終え始めているため、中古車ははるか
に豊富になるはずだ。
✓ さらに、店頭税額控除が利用可能になったことで、新車購入者と中古車購入者の購入体験は昨年とはまったく
異なるものになるだろう。
▪ 現在、Audi e-Tron、Hyundai Ioniq 5、Kia EV6、VW ID.4、Ford Mustang Mach-Eなど、より魅力的な中古EVが
$25,000の大台になろうとしている。
✓ EV購入の障壁はかつてないほど低くなっている。
◼ 2023年に米国の中古EVトップ10
➢TeslaのModel 3は、昨年米国で最も人気のあった中古
EVの首位を維持し、Model Yは2位だった。SやXを含む
他のTesla車は、より安価なEVモデルが台頭したため、
順位を下げた。
✓ 昨年は、Teslaが3、Y、S、Xでそれぞれ上位4位を占め
た。米国でEVの普及が進むにつれ、購入者はより手頃
な中古モデルを求めた。
▪ リフレッシュされたModel 3は、間もなく市場に投入され
る見込みだ。Model 3の中古車販売台数はさらに増え
る可能性がある。
- 22. 21
米国の動向 (BEV)
◼ 市場が減速しているという主張もあるが、米国で2023年10-12月に販売さ
れたEVは過去最高の317,168台だった。
➢これは米国の自動車販売台数全体の8.1%に相当し、2022年第4四半期を52%上回った。
✓ EVは2023年の年間米国総販売台数の7.6%を占めた。2022年の5.9%、2021年の3.2%から上昇した。
▪ Cox Automotiveの調査によると、この数字は来年、初めて10%前後に達すると予想されている。
✓ 米国で394,000台以上を販売したTeslaのModel Yは、昨年販売されたEVの3台に1台を占めた。Model 3は
220,910台で2位だった。
✓ Chevy Bolt EVは62,045台のEVモデルを販売し、過去最高の販売台数を記録した。
electrek、1月10日(65)
▪ GMはBlazer EVやCadillac LyriqといったUltiumモデルの生産規模を拡大す
るため、手頃なEVの生産をすでに停止している。Chevy Equinoxは今年後
半に発売され、新型Bolt EVは来年発表される予定。
✓ Ford Mustang Mach-Eも40,771台で最高の販売台数を記録し、F-
150 Lightningは最も売れたEVピックアップとなった。
✓ VW ID.4(37,789台)やHyundai IONIQ 5(33,918台)を含む他のEV
SUVも、記録的な年に地歩を固めた。
✓ Rivian は、2023年に24,783台のR1SEV SUVを販売し、トップ10に
入った。Rivian は昨年、2022年の24,337台の2倍以上となる50,000
台以上のEVを納車した。
- 23. 22
中国の動向 (PEV)
◼ 中国、過去最高の自動車生産台数3,016万台を記録、輸出も急増
➢中国の自動車生産と輸出は、国内市場の回復とロシアから撤退した欧米企業の穴埋めにより、2023年に過
去最高を記録した。
✓ CAAMのChen Shihua副事務局長はブリーフィングで、「価格割引が市場に影響を与え、自動車消費の回復が続い
ている。年末にかけて、自動車市場は予想以上に好調で、生産台数と卸売台数は記録を更新した」と述べた。
✓ 中国自動車工業協会のデータによると、自動車メーカーは昨年3,016万台の自動車を生産し、卸売出荷台数は
3,000万台に増加し、2017年の過去最高記録を上回った。輸出台数は58%増の491万台に急増した。
▪ 中国最大の自動車輸出企業はSAICで、Cheryはロシアへの出荷に後押しされて第2位の座を獲得した。
▪ GeelyとChongqing Changan(重慶長安汽車)が3位と4位に続いた。
Bloomberg、1月11日(56)
▪ ロシアは2023年の中国自動車輸出先のトッ
プであり、年初11ヶ月で841,000台以上の
自動車が輸出された。
✓ しかし、欧州連合(EU)が中国のEVに対する
反補助金調査を開始し、アメリカなど一部の
国が輸入関税の引き上げを検討しているため、
中国の輸出意欲は今年逆風に直面するかも
しれない。
- 24. 23
PEVの動向 (中国)
Bloomberg、1月8日(78)
◼ 今年の中国自動車市場で注目すべき5つのこと
➢価格競争は続くのか?
✓ 中国の価格競争はピークを過ぎたものの、激化を続ける。
▪ 「中国経済の回復が急速にフェードアウトしたことで、2023年の市場競争は予想以上に厳しくなった。消費マインドが
依然として低いため、価格面での逆風は2024年の大半まで続く可能性がある」 (Bloomberg Intelligence)
➢BYDは覇権を維持できるか?
✓ BYDの評価、収益、利益が今後Teslaに近づくと予想されるが、中国国内には自信を深める競合が相次いで
いるため容易ではないだろう。
▪ BYDは2024年に第3世代の車種ラインナップを発表し、新興メーカーとの競争に打ち勝つためにより多くの機能や技
術を導入する予定
➢世界に挑む
✓ 2023年の最初の11カ月間に中国本土から出荷された400万台のうち、約140万台がEVだった。
▪ UBSは欧米の自動車メーカーのシェアは2030年までに約81%から58%に落ち込むと予測。
➢誰が生き残り、誰が失敗するのか?
✓ BYDのような企業が台頭すればするほど、生産量の少ない企業は搾り取られる可能性が高い。
➢テック・ジャイアンツの登場
✓ 中国は2024年にインテリジェント・ドライビング・システム導入の転換点を迎える可能性が高いとし、消費者の
自動車買い替えを加速させ、競争をさらに激化させる可能性がある(Fitch Ratings)。
- 25. 24
中国の動向 (PEV: BEV+PHEV)
◼ 中国 11月のPEV販売台数は872,415台
➢11月、前年同期比約39%増。
✓ 中国におけるPEVの市場シェアが11月に42%(前年は35%)という過去最高の水準に達した
✓ 12月のデータはまだないが、90万台以上、100万台前後になることは間違いないだろう
➢11月のPEV登録台数
✓ BEV: 56万台、シェア27%、PHEV: 31.2万台、シェア15%
➢1-11月累計のPEV登録台数
✓ BEV: 476万台、シェア25%、PHEV: 234万台、シェア12%
✓ 合計:7,111,010台(前年同期比35%増)、シェア37%
中国1-11月のPEV販売台数トップ10
1. BYD Song Plus: 553,695 (78,883 BEV、
474,812 PHEV)
2. BYD Qin Plus: 411,305 (111,025 BEV、
300,280 PHEV)
3. Tesla Model Y: 396,339
4. BYD Dolphin: 307,986
5. BYD Yuan Plus (Atto 3): 307,691
6. GAC Aion Y: 213,039
7. Wuling Hong Guang MINI EV: 212,848
8. BYD Seagull: 212,652
9. GAC Aion S: 205,688
10.BYD Han: 202,789 (96,534 BEV、
106,255 PHEV)
insideEVs、1月8日(80)
11月単月の売上
Seagull (3位) <150万円>
Dolphin (5位) <360万円>
Atto 3 (6位) <440万円>
11月単月の売上
Song Plus (1位)、Qin Plus (4位)、
Han:(10位)のBEV比率も上がっている
11月単月の売上
Tesla Model Yは2位に上がった
- 27. 26
PEVの動向 (中国)
Bloomberg、12月28日(117)
◼ 中国のEV会社が香港に集まっている
➢香港の洗練された金融セクターは、その自由な資本フローと世界最大のオフショア人民元市場とともに、
中国本土の銀行では対応できない中国のEV企業を支援することができる。
✓ 「中国の4大銀行は、消費者向け自動車ローン、ディーラーによる資金調達、工場建設のための海外直接投資
など、海外にある自動車メーカーのニーズを直接サポートすることはまだできない」(中国汽車工業協会)
▪ 中国では外国為替管理が行われているため、資金の出入りが自由にできない。
▪ 資本や利益を送金する企業は通常、北京からの幾重にも重なる検査や制限に直面し、海外からの直接投資には国
の中央経済計画機関である国家発展改革委員会や商務部といった当局のサインが必要となる。
▪ 香港は特別行政区であるため、こうした規則には該当しない。
✓ 最近、香港に進出した企業には、Hozon New Energy Automobileや自律走行技術を提供するBlack Sesame
Technologies、Beijing Horizon Robotics Technologyなどがある。
▪ 中国のEV関連企業は現在までに86億香港$($1.1B)の投資を約束し、1300人の現地従業員を雇用する計画を発
表していると、香港の戦略的企業誘致局はBloomberg Newsに語った。
▪ 香港の証券取引所にはすでにBYDと、杭州に本社を置く浙江吉利控股集団有限公司の上場部門である吉利汽車控
股有限公司が上場している。
▪ 世界最大のバッテリー・メーカーであるCATLは今月初め、香港に工場を建設する予定だと発表した。約12億香港
$($154M)を投じて香港に国際本部を開設し、500人の従業員を雇用する計画だと発表した。
▪ 中国最大の国有自動車メーカーのひとつである上海汽車(SAIC)にとっても、香港は戦略的に重要である。
- 28. 27
PEVの動向 (欧州)
◼ 欧州11月、PEV販売台数は2022年7月以来初で前年同月比マイナス。
➢11月、ヨーロッパで新規登録されたプラグインEVは273,872台で前年比2%減。
✓ 一般市場は前年比6%増。
✓ PEVの市場シェアは26%で、前年は28%だった。
➢11月、BEV登録台数は前年比5%増の約18.35万台となった。PHEVは約15%減の約9万台にとどまった
➢1-11月、PEV登録台数:
✓ BEV:約183万台、シェア15%
✓ PHEV:約0.91万台、シェア8%
✓ 合計:272万1,944台(24%増)、シェア23%
insideEVs、1月9日(75)
欧州の1-11月のPEV販売台数トップ10
1. Tesla Model Y - 230,008
2. Tesla Model 3 - 88,162
3. VW ID.4 - 75,408
4. Skoda Enyaq iV - 70,358
5. Volvo XC40 - 68,837 (46,467 BEV、22,370
PHEV)
6. Audi Q4 e-tron - 64,010
7. MG 4 - 63,232
8. VW ID.3 - 58,876
9. Fiat 500 electric - 58,182
10.Dacia Spring - 54,266
- 29. 28
PEVの動向 (ドイツ)
◼ 12月、ドイツのプラグイン車販売台数は58%減少
➢12月のドイツの乗用車新車登録台数は241,883台で、前年比23%の大幅減。2023年の新車登録台
数は2,844,609台(7.3%増)。
✓ 12月のPEV新車登録台数は72,548台で、前年同月比58%減となったが、2022年12月はプラグイン登録
台数174,000台以上、シェア55%という記録的な月(人為的なもの)であった。
✓ BEVの12月の登録台数は前年同月比48%減の54,654台だったが、市場シェアは22.6%と比較的高い。
▪ PHEVの登録台数は、前年比74%減の17,894台。
✓ 2023年のプラグイン車登録台数(前年比)
▪ BEV:524,219台(11%増)、シェア18.4%
▪ PHEV:175,724台(51%減)、シェア6.2%
insideEVs、1月13日(53)
ドイツの1-12月のPEV販売台数トップ16
1. VW: 78,427 - 70,628 BEV、 7,799 PHEV
2. MB: 78,138 - 36,703 BEV、41,435 PHEV
3. Tesla: 63,685 BEVs
4. BMW: 62,261 - 40,420 BEV、 21,841 PHEV
5. Audi: 47,131 - 30,596 BEV、 16,535 PHEV
6. Opel: 34,341 - 27,765 BEV、6,576 PHEV
7. Hyundai: 34,068 - 28,845 BEV、 5,223
PHEV
8. Seat: 32,306 - 17,504 BEV、 14,802 PHEV
9. Skoda: 29,959 - 23,499 BEV、6,460 PHEV
10.Fiat: 23,180 BEVs
11.Kia: 21,186 - 15,099 BEV、6,087 PHEV
12.MG Roewe: 18,550 - 18,526 BEV、 24 PHEV
13.Volvo: 17,485 - 8,502 BEV、8,983 PHEV
14.smart: 17,416 BEVs
15.Renault: 16,206 - 15,505 BEV、701 PHEV
16.Ford: 15,242 - 3,852 BEV、11,390 PHEV
- 30. 29
PEVの動向 (フランス)
◼ 革命は始まった: フランスはEV販売で記録的な年となった
➢2023年には、フランスで販売された新車(1,774,729台)の26%がBEVとPHEVとなり、2022年から47%
もの大幅な伸びを見せた。
✓ TeslaがModel 3とModel Y SUVで販売台数を独占し、フランスとヨーロッパにおけるEV市場のリーダーである。
▪ しかし、中国製モデルとTeslaのModel 3を除く、より厳しいインセンティブが新たに導入されたことで、Teslaにとって状
況が変わる可能性がある。
➢フランスのグリーンボーナスは、もともとすべてのEVに適用される€5,000(低所得世帯には€7,000)の一
律現金奨励金だったが、今年に入ってそのルールが強化された。
✓ これまで奨励金の3分の1が中国製のEVに支払われていたが、製造工程でCO2を大量に排出する中国製や外
国製の自動車は除外されるようになった。
▪ 対象から外された人気車種には、フランスで販売されるEVの10台に1台を占める中国製Dacia Springが含まれる。
▪ また、ヨーロッパ向けにはTeslaの上海工場から輸出されるTesla Model 3も除外された。世界で最も人気のあるEVであ
るModel Yは、組み立てがドイツで行われているため、リスト入りした。
✓ 2024年、政府はEV普及支援のために2023年より€200Mの支出削減を目指しており、今年の市場に大きな
影響を与えるだろう。
➢更に、フランスは新しいソーシャルリース・プログラムも導入している。
✓ 低所得層のドライバーは月々100ユーロ($109)という低価格でEVをリースすることができる。
▪ これには頭金なし、場合によっては6カ月間の無料充電も含まれる。今のところ、このプログラムは20,000~25,000件
の申し込みに限定されているが、今後拡大する予定だ。
➢フランスは2027年末までに100万台以上のEVを生産することを約束している。
electrek、1月3日(104)
- 37. 36
Teslaの動向
◼ 自動運転への最後の希望となるFSD v12をついにリリース
➢TeslaのFSD v12ソフトウェア・アップデートでは、Elon Musk CEOが「エンドツーエンドのニューラルネット」と
呼んでいるものが導入されている見込み。
✓ 「FSDベータv12は、市街地走行スタックを、何百万ものビデオクリップで訓練された単一のエンドツーエンドの
ニューラルネットワークにアップグレードし、30万行を超える明示的なC++コードを置き換えた」。(Tesla)
✓ リリースノートには、このアップデートはまだ「ベータ版」と記載されている。
electrek、1月22日(11)
- 40. 39
Teslaの動向
◼ Model 3のアップグレード版を北米で販売開始
➢Teslaは火曜日遅く、待望のModel 3が北米で発売されたと発表した。中国とヨーロッパでこのアップグレー
ド車を発表してから数カ月が経過した。
✓ Musk氏は2016年3月にModel 3を発表し、大きな反響を呼んだが、その後、生産台数を増やすのに苦労し、
数カ月に及ぶ「生産地獄」を経験したことで有名。
▪ Model 3のフロントエンドをスリム化し、6年前の生産開始以来初となるエントリーセダンの大幅なマイナーチェンジを
行った。
▪ 今回の変更点には、新しいリアタッチスクリーン、サウンドシステムスピーカーの追加、アンビエント照明のカスタマイズな
ど、インテリアのステップアップが含まれる。
Bloomberg、1月10日(63)
- 41. 40
Teslaの動向
◼ HertzはTesla Model 3の販売を開始し、中古EV税額控除を利用して
$14,000という安い価格で販売している
insideEVs、1月10日(67)
➢$17,700という低価格で販売されている車両もあった。米国では、
中古EVには$4,000の税額控除がある。
✓ Model 3がこれほど安く表示されている理由は、短期間で走行距離
が多いことと、レンタカーの扱いに慎重でない人が多いことにある。
▪ そのため、少しボロボロになっていることが多い。
- 42. 41
中国の動向 (Tesla)
◼ 中国12月、TeslaはEV小売販売も輸出も増加
➢12月のTesla MIC Model 3/Model Yの卸売り出荷台数94,139台で、現地販売台数75,805台(前年比
81%増)で、輸出台数は18,334台(前年比69%増)。
✓ 小売販売台数は、中国現地で77,000台以上が販売された2022年6月と9月と2023年3月(76,000台超)
にわずかに及ばないが、記録的な水準であったことは注目に値する
➢第4四半期、卸売出荷台数は248,686台で、前年同期比9%増で、過去最高の四半期となった。
➢2023年の年間卸売総販売台数は947,742万台に達し、前年比33%増で過去最高となった
✓ 小売販売:603,664台(37%増)、輸出 344,078台(27%増)
InsideEVs、1月9日(74)、1月7日(83)
中国製Tesla Model 3/Model Yの出荷台数 (国内+輸出) 中国製Tesla Model 3/Model Yの出荷台数 (国内)
- 45. 44
VWの動向
◼ VW CFO、TeslaがAudiに迫る中、EVの柔軟性をアピールする
➢Teslaは昨年、世界販売台数でVWのプレミアム・ブランドであるAudi を追い抜くところまで迫り、VW CFO
はBloomberg TVのインタビューに応じ、「VW は、ヨーロッパとアメリカでEVに消極的な姿勢を見せている」
と語った。
✓ Audi は先月、EV販売が伸び悩む中、工場やディーラーに負担をかけないようEV展開を縮小すると発表した。
▪ VW は昨年、ドイツ工場で臨時従業員を解雇し、シフトを削減した。
✓ 2023年には、VW の総販売台数に占めるEVの割合は8.3%となった。
▪ 同社が目標とする範囲の下限に近づいている。
✓ 投資の約3分の1は内燃エンジンモデルの競争力を維持するためのものだと付け加えた。
▪ 「しかし我々は、将来はEVになると確信している」 (VW CFO)
Bloomberg、1月10日(64)
- 49. 48
Mercedes-Benzの動向
◼ 米国2023年販売台数: 全体的には堅調だが、EVは前年比250%近く急増
➢2023年通年のMercedes-Benz USAの販売台数は351,746台で、前年比0.2%増にとどまった。
➢Mercedes-Benzは、レガシーOEMの競合他社の中で、電動化においてリーダー的存在であり続けている。
✓ Mercedes-Benz USA全体では、2023年に43,202台のEVを販売し、前年比248%の販売増となった。
▪ 例えば、Mercedes-Benz USAの2023年のEQS SUV販売台数は8,989台で、前年比216%増となり、Mercedes-
Benzの最上位セグメントの成長を牽引している。
▪ 2023年第4四半期の米国におけるEQEセダンの販売台数は1,195台に達し、2022年第4四半期比で211%増加した。
✓ また、EVは今年の米国における全乗用車販売台数の15%を占めた。
electrek、1月11日(58)
- 50. 49
BMWの動向
◼ BMW、EVが成長を牽引する中、燃焼エンジン車はピークに達したと語る
➢BMWは11月から12月にかけてEVの受注が好調で、欧州での需要は今後も伸びるとMertl CEOは述べた。
✓ BMWは、バッテリー・カーの受注を十分に満たしており、今年の販売目標は50万台で、これは総販売台数のおよ
そ5分の1にあたる。
▪ BMWグループのEV販売台数は昨年75%急増したが、これはi4セダンのようなモデルに牽引されたもので、米国や一部
の欧州諸国では全体的な販売台数の伸びが鈍化している。
✓ 2030年までには、BMWのEVは内燃エンジン車よりも高い収益を上げるだろう、とMertl CEOは語った。
▪ 「内燃エンジンの転換点は昨年だった。今後の台数増加は、主にバッテリー式EVからもたらされるだろう」 (Mertl CEO)
✓ EVの販売台数が前年比で急増した数年後、需要加速のペースは明確ではなくなっている。
Bloomberg、1月15日(50)
▪ 市場は依然として拡大しているが、自動車メーカー
はTeslaの価格競争に屈しなければならず、多くの消
費者は充電インフラの不足と高価格のためにまだ二
の足を踏んでいる。
▪ FordやGMなどの自動車メーカーは野心的な展開計
画を縮小している。
▪ Audi は先月、減速の中で工場やディーラーに負担を
かけないよう、市場に投入するモデル数を縮小する
と発表している。
- 53. 52
BMWの動向 (米国)
◼ BMWの米国におけるEV販売台数、2023年第4四半期に新記録を達成
➢BMWとMiniを含むBMWグループは、2023年第4四半期の米国における自動車販売台数が118,609台(前
年同期比6%増)、2023年通年では395,741台(同9%増)となり、BMWブランドにとっては記録的な年と
なった。
✓ 第4四半期におけるBMWのBEV(i4、i5(11月以降)、i7、iXを含む)の販売台数は14,374台で、四半期としては
過去最高を記録し、前年同期比では65%増。
▪ ブランド全体の販売台数に占めるBEVのシェアは13.3%となり、前年同期の8.5%から上昇した。
✓ 2023年年間、米国で45,000台以上のBEVを販売し(2022年の約3倍)、総販売台数の12.5%にあたる。
▪ BMW iX:17,301台(205%増)
▪ その他 (i4, i5, i7): 28,116台
▪ 合計:45,417台(191%増)、シェア12.5%
▪ 2022年、BMWブランドは米国で15,000台以上のEVを販売した(シェア4.7%)
insideEVs、1月7日(85)
- 54. 53
GMの動向
◼ ついに高級SUVの需要に応えるためCadillac Lyriqを増強
➢GMは過去2年間販売を悩ませてきたバッテリーモジュールの生産問題を解決し、高級EVに対する旺盛な需
要に応えるためCadillacのBEV SUV「Lyriq」の生産を今年から拡大すると発表した。
✓ 昨年、Cadillacは9,000台のLyriqを納入したが、上半期は2,400台に満たなかった。
✓ 「ラグジュアリー業界は、EVに関して主要市場とは少し異なるレベルで動いている。消費者の60%が、次の高級
車はEVになると答えている」(GM)。
▪ 「昨年、主流市場全体の需要が冷え込んだとしても顧客は高級EVを求めている」(Global Cadillac担当副社長)
▪ Cadillacはマンハッタン等の “都心 ”や他の大都市市場にCadillacディーラーを新設するなど、高級志向の買い物客が
住む地域をターゲットにしている。
✓ オールラウンドなLyriqは、Mercedes-Benz EQE SUV、Audi A8 e-tron、BMW iXと比較されているが、$60,000
前後の価格で300マイルの航続距離を提供する。
electrek、1月19日(21)
▪ シングルモーター、リアドライブモデルは340馬力で
0-60 mphを6秒、デュアルモーターは500馬力。
▪ 2024年型Cadillac Lyriqは$57,195からで、ミッド
レンジのラグジュアリー・トリムは$61,295から。最上
級のスポーツモードは$61,795から。
▪ Cadillacの第4四半期の小売販売台数の12%を
Lyriqが占めている。今月は今のところ25%程度に
なりそう。
- 56. 55
GMの動向
◼ 第4四半期販売台数: GMのEVシェアは3.1%と低水準にとどまる
➢GMのEVシェアはわずか3.1%で米国平均を大きく下回っている。
✓ Ultiumを軌道に乗せるのにかなり苦労したが、GMの新バッテリープラットフォームはようやく生産が大幅に増加し
つつある。
▪ LyriqとHummer EVはともに販売台数を伸ばし、BlazerとSilverado EVは、まだ数は少ないものの、ようやく一般への納
車が始まった。
✓ 大衆的なモデルのひとつがBlazer EVであり、第4四半期に最初の顧客納車が行われた。
▪ 463台のBlazerが顧客に納車されたが、新規購入者の第一陣がソフトウェアの問題について不満を漏らし始めたため、
クリスマス直前、販売中止となった。
▪ 直後、GMと米国運輸省道路交通安全局は、2024年型のChevy Equinox、Chevy Blazer、Chevy Blazer EV、GMC
Terrainの265台について、組み立て時の熱処理不良によりドア・ストライカーが誤って取り付けられた欠陥があるとして
リコールを発令した。。
✓ Boltは第3四半期の販売台数15,835台から第4四半期には12,551台へと減少した(同じく22年第4四半期の
16,108台から減少)。
▪ これは人々がBolt に興味がないからではなく、GMが12月にBolt の生産を終了したためである。
electrek、1月3日(102)、electrek、1月3日(103)
- 57. 56
Fordの動向
◼ 「予想以上の需要低迷」の中、F-150 Lightningを再び減産
➢Fordは、BEVトラックへの需要が「予想より鈍い」中、F-150 Lightningの生産を削減する。
✓ Fordは10月中旬にもルージュのEV工場での生産を縮小した。
▪ ルージュEV工場の従業員約1,400人は、Fordが1シフトに移行することで影響を受ける。
▪ 同工場はこれまで3人のクルーが2交代で勤務していた。これからは1クルー1シフトになる。この変更は2024年4月1日
から実施される。
▪ Fordは約700人をミシガン組立工場に移し、他の従業員はミシガン州南東部の他の工場に配置転換する。
✓ 一方、FordはガソリンエンジンピックアップのBroncoとRaptorの生産台数を増やすためにシフトを追加する。
▪ トヨタと同様、Fordも「財務的リターンの最適化」のために、ガソリン車、HEV、BEVのミックス生産に頼ることになる。
▪ Farley CEOは、今回のBEV減産について、「成長と収益性のバランスを取りながら、顧客に選択肢を提供するために、製
造の柔軟性を活用するため」と説明している。
✓ Fordは2024年型Lightningの「価格、生産、トリムパッケージの調整」をしている。
▪ 2024年型Ford F-150 Lightningの価格は、2023MYより$5,000高い$54,995からとなっている。ベースとなるProトリ
ムの航続距離は240マイルである。プラチナムを除く他のトリムは、$2,000(Lariat 320マイル航続距離)から$7,500
(XLT 240マイル航続距離)に値上がりした。
electrek、1月19日(22)
✓ 昨年の米国自動車販売に占めるEVの割合は7.6%で、2022年
の5.9%、2021年の3.1%から増加している。
▪ HyundaiのJose Munoz社長は11月、「もっと生産能力があれば、
もっと多くの車を売ることができる」と語った。
▪ 韓国の自動車メーカーは、昨年のEV販売台数が倍増した後も、そ
の姿勢を貫いている。
- 63. 62
BYDの動向
◼ "水に浮く "ランドローバー型SUVを欧州に投入へ
➢BYDは2月のジュネーブモーターショーで、Yangwang U8とFeng Cheng 5の2つSUVを披露する予定。
✓ U8 SUVはフルサイズの高級SUVで、価格は約$152,000、49kWhのバッテリーとレンジエクステンダー・ガソリ
ンエンジンを搭載し、航続距離は1000キロ。
▪ Land Rover Defender、Mercedes G-Class、Ford Broncoに匹敵する。
✓ 各車輪にモーターが搭載されており、その場で旋回したり、駐車スペースに横滑りしたりすることができる。
▪ 密閉性が高く、30分間水に浮くことができるという
✓ BYDは現在、経済的なDolphin、Seal、Han、SUVのAtto 3とTangの5モデルをヨーロッパで販売している。
▪ 昨年12月、BYDは欧州市場向けにハンガリーに工場を建設し、当初は年間20万台を生産すると発表した。
electrek、1月19日(20)
- 65. 64
BYDの動向
◼ BYD Sea Lion 07 BEV SUVのスペックを正式発表に先駆けて公開
➢BYDは11月、2023年広州国際モーターショーでSea Lion 07を発表した。
✓ 同社初の都市型ミッドサイズSUVとして、Sea Lion 07はTesla Model Yに匹敵すると期待されている。
▪ デザインは、Audi とLamborghiniの元デザイナー、Wolfgang Egger氏が担当している。
▪ Sea Lion 07は、全長4,830mm、全幅1,925mm、全高1,620mmで、BYD Song Lよりわずかに小さい。
▪ Tesla Model Yは全長4,760mm、全幅1,921mm、全高1,624mm。
electrek、1月16日(45)
➢EV SUVは、BYDのe-platform 3.0をベースとし、8-in-1パワートレインを
搭載する。
✓ BYDによると、この新技術により航続距離、安全性、低温下での性能が
向上するという。
✓ 3つの異なるパワートレイン設定を含むスペックが確認されている。
▪ 2種類は、最大出力170kWまたは230kWのシングル
モーターを搭載する。
▪ デュアルモーター仕様は、最大出力160kWのフロント
モーターと230kWのリアモーターで構成される。
✓ 価格はまだ明らかにされていないが、$28,000~
$35,900程度になるとの報道もある。
▪ Tesla Model Yの価格は$36,900~$50,500。
- 66. 65
BYDの動向
◼ BYDはDream Day 2024でインテリジェンスの進化を披露
➢BYDは、Dream Day 2024で「統合車両インテリジェンス戦略」とAIを搭載した「XUANJIアーキテクチャー」を
発表し、電動化とインテリジェンスの融合における革新的な飛躍が示された。
BYD、1月16日(49)
✓ Integrated Vehicle Intelligence戦略は、クルマ全体を考慮すること
で、車両インテリジェンスの概念を再構築し、自社開発のXUANJI
Architectureでインテリジェントビークルを効果的に作り変える。
✓ XUANJI Architectureは、車両の頭脳と神経ネットワークの両方の役
割を果たす車両インテリジェント・アーキテクチャーであり、電動化と
インテリジェンスの効率的な融合を可能にする。
▪ このシステムは車両の状態を迅速に調整し、運転の安全性と快適性
を大幅に向上させる。
✓ 先駆的なマルチモーダル車両用人工知能であるXUANJI AI大型モ
デルを発表
▪ 業界最大規模のデータ基盤、トップクラスのサンプルサイズ、高い計算
能力を備え、300以上の車両シナリオをカバーし、統合車両知能シス
テムに継続的な適応能力を与えている。
✓ このイベントで、5B人民元を投じて中国全土の複数の都市に世界
初の全地形対応型専門試乗場を建設し、NEV時代の中国の自動
車文化を促進する計画も明らかにした。
- 67. 66
BYDの動向
◼ BYD初のEV用チャーター貨物船、欧州に向けて出航
➢BYD Explorer 1号は7,000台の自動車を積載可能で、中国の煙台からすぐに深圳に寄港した後、ヨー
ロッパに向かっている。
✓ 同船はZodiac Maritimeが管理し、BYDに貸し出されている。
▪ 液化天然ガスを貯蔵するタンクを2基搭載しており、排出ガス削減のための主燃料として使用される。
✓ BYD Explorer No.1の処女航海は、海軍の追跡データによると、この船はヨーロッパに向かう前にさらに貨物
を積み込む予定。
Bloomberg、1月11日(57)
- 73. 72
Geelyの動向 (Volvo)
◼ Volvo Cars、EVは「驚異的な成長」を遂げるとCEOが語る
➢ダボスで開催されたReuters Global Markets Forumで、Jim Rowan CEOがBEV市場の「驚異的な成長」を
確信していると語った。
✓ Volvo CarsのCEOは、他社とは対照的に、EVは世界的に好調な伸びを示しており、特にヨーロッパでの需要が
強いと述べた。
▪ 一方、多くの自動車メーカーは、需要の低迷、大幅な価格引き下げ、補助金の減少、サプライチェーンの問題などによ
り、期待されたEVの成長がなかなか現れないと述べてきた。
✓ 同CEOはまたReutersに対し、今後5年間でインドに高い野心を抱いており、2025年にはより手頃な価格の
EX30をインドで発売する計画だと語った。
Reuters、1月17日(42)
- 76. 75
Geelyの動向 (JiYue)
◼ Volvoの足回りを持つTesla Model3に匹敵する洗練されたEVとして、JiYue 07
が発表された
➢2023年ドイツのレッドドット賞とiFデザイン賞を受賞した新型EVファストバック「JiYue 07」が今週発表された。
✓ JiYue(当時はJidu)は、BaiduとGeelyの合弁会社として2021年に設立された。再編後、Geelyが過半数の所有
権を得て、Geelyは製造ネットワークを提供し、Baiduはソフトウェア、ADAS、コネクティビティを担当している。
▪ 中国の自動車メーカーの多くは、フラッグシップモデルの下に位置する車両を表すために「7」という数字を使っている。例
えばNIO ET7やXPeng P7などがそうだ。
▪ 新型のEVセダン「JiYue 07」は2024年半ばに発売される予定であり、ブランドのポートフォリオを拡大することになる。
✓ JiYue 07は、Baiduのレベル4自律走行ソリューション「Apollo」フルセットを搭載した初の消費者向け車両。
▪ バッテリーは71.4 kWhと100 kWhの2種類から選べる。前者は最大550km(342マイル)のCLTC航続距離を提供し、後
者は720km(447マイル)のCLTC航続距離を提供する。
electrek、12月28日(116)
▪ 全長4,853mm、全幅1,990mm、全高1,611mmのJiYue 01は、Tesla Model Y
(全長:4,750mm、全幅:1,921mm、全高:1,624mm)と直接競合する。
- 80. Hyundaiの動向
◼ 大胆なデザイン要素を備えたスポーティなKona Electric 「N Line」を発表
➢2024年の新型Hyundai Kona Electricは、あらゆる面で旧型より改良されている。
➢Hyundaiの新型Kona EVのデザインは、IONIQ 5やIONIQ 6のようなEV専用モデルに沿ったもの。
✓ 全長が6″近く長くなり、後部座席の足元スペースが3″広くなった。後部座席の荷室スペースが33%(最大
63.7立方フィート)拡大した。完全に折り畳み可能な後部座席は、大きなアイテムのためのスペースを解放する。
▪ 全長171.3″、全幅71.9″、全高62.2″の新Hyundai Kona EVは、Volvo EX30やChevy Bolt EUVとほぼ同じサイズ。
▪ デュアル12.3″タッチスクリーンと高速化されたユーザーインターフェイスが含まれる。Apple CarPlayとワイヤレス
Android Autoに標準対応している。
▪ N Line専用フロント&リアバンパー、サイドスカート、スタイリッシュな19インチホイールなどが新たに採用された。
79
electrek、1月17日(37)
- 84. Kiaの動向
◼ Kiaの「Platform Beyond Vehicle」は、変革する商用EVのライン
➢Kia プラットフォーム・ビヨンド・ビークル (略してPBV) 。
✓ これは単なる1台の車ではなく、変身するモジュール式EVのプラットフォーム全体であり、将来の業務用車両ファ
ミリーを支えるように設計されている。
✓ CESで発表されたのは、小型バンのPV1、大型バンのPV7、そして中型のPV5で、最終的には自律走行するロ
ボタクシーも含まれる。
▪ 「特定の市場やビジネスの状況に対応する最適化された車両やサービスを通じて、多様な顧客やコミュニティの満たさ
れていないニーズを満たすことで、従来の自動車の概念を超えるという我々のビジョンを表している」 (Kia CEO)
83
insideEVs、1月8日(81)