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• 受託開発8割、自社開発2割
• 開発リーダー ➡ 管理職
• 地方在住(静岡)
• 中規模アジャイル(~50名、~270チケット/週)
• ふつうの開発者たち
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED2
活気があって、新しいことに挑戦的なチーム
自由だけど、規律があって誠実なチーム
こんな場所で働きたいという漠然とした想いから始まっている
6. アジャイル開発と日本型ITのギャップ
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED5
アジャイル開発のイメージ 日本型IT(SI)のイメージ
ITによるイノベーション ITによるコスト削減
能力の高い開発者を集める 普通の開発者たちの寄せ集め
個々のメンバーが主体的に行動 メンバーは従属的で指示待ち
自律型で高速に進化するチーム 指揮命令や重厚長大な開発規約
により統制
7. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED6
アジャイル開発のイメージ 日本型IT(SI)のイメージ
ITによるイノベーション ITによるコスト削減
能力の高い開発者を集める 普通の開発者たちの寄せ集め
個々のメンバーが主体的に行動 メンバーは従属的で指示待ち
自律型で高速に進化するチーム 指揮命令や重厚長大な開発規約
により統制
10. Agile+
Studio 静岡 見学者の声
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
Digital Transformation
参考)https://riverflex.com/so-youre-in-charge-of-a-
digital-transformation-what-exactly-does-that-mean/
テクノロジーの変革
アジャイルへの変革
新しい
ビジネスモデル
顧客と
チャネル
DevOps
アジャイル開発の見積りや計画に
成功するイメージが持てない
正直、ペアプログラミングは
生産性が悪そう
DXにはアジャイル開発と言われても、
やっぱりよくわからない
大規模な開発になると
上手く管理できる気がしない
9
11. 私のDXのイメージ(事例から)
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https://www.inditex.com/en/our-pictures
各店舗から集めた顧客の声を2~3週間で商品化
・企画、デザイン、生産は本社に近い欧州
・デザイナー、リサーチ、バイヤーの3人チームで決定
多品種少量生産、ハイトレンド
グローバルNo1
顧客を起点とした商品づくり
ファストファッション
=原価低減(途上国での大量生産)
Zara
=顧客価値&スピード志向 ≠
10
INDITEX
16. 様々な問題が発生
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
理解したつもりでも、そう簡単には上手く行かない。
要件が終息せず、デスマーチ状態になってしまった。
全体を結合したら、インターフェースや機能に不整合が多発した。
スピード優先で開発したら、品質問題が発生した。
上手く折り合いがつかず、結局ウォーターフォールに戻した。
経験者が足りない 顧客と認識が合わない 社内で説明できない
15
17. どこまで受け入れられますか?
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半信半疑
計画がアバウト
取組める
タスク化、見える化、改善
生産性が悪そうで
理解が得られない
過剰なチーム志向
バックログイテレーション
チケット化
カンバンボード ペアプログラミング モブプログラミング
バーンダウンチャート 共同所有 属人性の排除ふりかえり
16
19. 開発チームに求められること
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成功の鍵
全体マネジメント
強いヒエラルキー
適切に分業 SAVE MONEY
WF開発
綿密に計画を立て
失敗しないよう
ぬかりなく対応すること
スペシャリストがそれぞ
れの能力を最大に発揮
できるよう調整する
優秀なチームを
育てるしくみ
アジャイル開発
EARN MONEY
権限委譲
自律分散
事前に予測できない
失敗から学び
すばやく対応すること
多様な背景の技術者が
チームを組んで
課題を解決する
18
22. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED21
アジャイル開発のイメージ 日本型IT(SI)のイメージ
ITによるイノベーション ITによるコスト削減
能力の高い開発者を集める 普通の開発者たちの寄せ集め
個々のメンバーが主体的に行動 メンバーは従属的で指示待ち
自律型で高速に進化するチーム 指揮命令や重厚長大な開発規約
により統制
24. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED23
昔の資料から(知創空間の作り方 2010/5)
富士通製品開発 通信大手SI 自社製品開発 その後は受託メインに
受託開発を始めてから悩み始めている(笑)
課長に
25. アジャイル開発に取組むきっかけ
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Scrum
XP
Lean
2002 2010 2015
日
本
③共創案件に積極的に適用
②XPに取り組む中で実感
・開発者のモチベーションUP
・高い品質、スピード向上 ・イテレーション
・プロセス継続改善
・自動化
第1次ブーム
XPを開発者が導入
試行錯誤
第2次ブーム
導入しやすいScrumが普及
コンサル・資格教育
第3次ブーム
大規模へ適用
改めて価値が見直される
①通信大手SI(WF開発)
開発期間が1/2に短縮
・短期の人員育成
・リスク早期発見
2003~
・ペアプログラミング(知識伝搬、プロセス徹底)
・常時結合(現物確認、検証の前倒し)
24
26. 2003年 ウォーターフォールにXP?
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① 体制の流動化に伴い、未熟な開発者が急激に増えた
② 開発サイクルが短期化する中で、性能問題が一番のリスクだった
要件定義 運用試験
設計
実装
テスト
②設計段階から
実装&性能検証
技術力の底上げ、
規律
リスク検知、
動くコード=設計
イテレーション
オープンな作業空間
ふりかえり
計画ゲーム
ストーリー
テスト駆動
ペアプログラミング
コードの共同所有
継続的インテグレーション
リファクタリング
デイリーミーティング
タスクボード
:
①最初に取り入れた
プラクティス
27. 自由と規律 8歳 アメリカ
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Google画像検索 “全校集会”
クラス毎に整列、体操着に赤帽
号令で前へならえ
叱られるまで無駄話
自由とは自らの努力で手に入れるもの。
与えられないと文句を言う人々ではない。
静かに待つ
https://www.micds.org/news/article/faculty-and-staff-recognized-at-final-all-school-assembly/
並ばない、クラス毎にもならない、
号令もかからない
https://www.ne
wsmax.com/fast
features/pledge
-of-allegiance-
history-
poem/2014/11/
09/id/604690/
28. 自由と規律 16歳 高校
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED27
入学初日、先輩方の声量にどぎもを抜かれた
数学の授業
75分間ひたすら問題集の答え合わせ
体育の授業
75分間ひたすらランニングと筋トレ
その反面
校則なし、土足
なぜかわからないが、自分も大声で歌うようになっていた
https://www.shizuoka-h.ed.jp/
岳南健児
一千の
理想は高し
富士の山
八面玲瓏
白雪の
清きは
吾等の
こころなり
29. 自由と規律 18歳 大学
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED28
1987年
山梨大学 計算機科学科
VAX-11/785 UNIX 4.2 & 4.3BSD
JUNET(インターネットに接続)
24時間いつでも触れる
ネットニュース、IRCで世界と繋がり
OSS、ハッカー文化にはじめて触れる
https://en.wikipedia.org/wiki/Discipline_(King_Crimson_album)
30. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
29
チケットの作業に着手
チケット作業完了し、第三者
によるレビュー待ち
リーダーによる作業内容のレ
ビュー待ち
チケットの作業が全て完了
新規にチケットを作成作業前
チケットステータス
進行中
第三者確認
リーダー確認
完了
チケット駆動 Sprint
計画
開発
Sprint
レビュー
リリース
厳格なルールを全員が順守する
29
31. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
ペアプログラミング Sprint
計画
開発
Sprint
レビュー
リリース
ペアで作業し品質を作りこむ
30
33. テスト 内容 観点
単体テスト アプリのロジック層のクラスの各メソッドに対するテスト クラス内の各メソッドが、ドキュメントに記載の通り動作することを確認する
結合テスト ユーザーストーリテスト POが作成したユーザーストーリテストを実施する 各機能が、プロダクトオーナーが求める動作をすることを確認する
結合テスト 各機能に対して要因分析を行いテスト項目を作成 様々なパラメタ、ステータスの組み合わせのテスト
1行テスト 仕様書をそのままテスト項目として扱い実施 仕様書と実現機能の整合性、消し込みとも呼ばれる、テストファースト
探索的テスト 機能に対して探索的にテストを行う 対象機能の特性を意識し、テスターが自由にテストを行う、コスパ高い
システムテスト 性能 多重アクセステスト /耐久性テスト / 大量データテスト
セキュリティ セキュリティ検証ツールを利用してセキュリティチェック
運用性、信頼性 DBバックアップ・リストア / リソース監視、ログ監視 / 異常時のテスト
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
テスト工程
スプリント内で品質確保 + リリース前にシステムテスト
・・・・
リリーススプリント
・・・・
リリース
システムテスト
スプリント
機能開発
単体テスト
結合テスト
スプリント
機能開発
単体テスト
結合テスト
ユーザーストーリテスト
結合テスト
探索的テスト
Sprint
計画
開発
Sprint
レビュー
リリース
32
34. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
品質指標(例)
◼ 単体テスト指標値(CI環境で測定)
◼ 結合テストの指標値
カテゴリ 言語 測定項目 測定ツール 指標
フロントエンド Javascript ソースカバレッジ Karma-Coverage
(istanbul)
80%以上
静的解析 ESLint 指摘0件
Objective-C 静的解析 Analyze 指摘0件
メモリリーク Leaks 指摘0件
バックエンド Java ソースカバレッジ Cobertura 80%以上
静的解析 CheckStyle 指摘0件
Findbugs 指摘0件
PMD 指摘0件
CPD 指摘0件
テスト 指標 指標値
ユーザーストーリテスト 故障検出率 故障0件であること
結合テスト テスト項目数 KStep あたり、22.9-34.3件のテスト項目を作成すること
故障検出率 KStepあたり、2件を下回っていること
Sprint
計画
開発
Sprint
レビュー
リリース
33
35. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
スプリントレビュー
スプリント
機能開発
単体テスト 結合テスト
開発機能のデモ
(動くアプリを確認)
開発の進捗、課題の報告
品質状況の報告
Sprint
計画
開発
Sprint
レビュー
リリース
スプリント毎に実機デモ、品質報告を実施
単体テストの状況報告
- カバレッジ率
結合テストの状況報告
- テスト項目
- 故障件数
- 品質見解
品質課題があった場合、次スプリント作業としてタ
スク化、機能制限とする場合は制限事項一覧に記載
34
スプリントレビュー
36. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
ウォーターフォールとアジャイル
あらかじめ、要件が定義
できる場合に効率的
・分業して効率的に
・ドキュメント重視
ビジネス環境(要件)の
変化に追従しやすい
・一丸となってすばやく
・動くソフトウェア重視
フルスタック・多能工チーム
機能Z機能Y機能X機能D
35
37. IT系人材の差
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED36
ヘルシンキ
Aalto Talent Expo 2019にて
当社のインターン募集
• 学生の履歴書がJob Description
から始まっている
• 学生は世界中から集まる
• SLUSHは学生主体で運営
スタートアップ4000社、投資家2000人、
参加者2万5000人
https://www.upgraded.fi/slush-2019-side-events-health-tech-life-sciences/
38. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED37
アジャイル開発のイメージ 日本型IT(SI)のイメージ
ITによるイノベーション ITによるコスト削減
能力の高い開発者を集める 普通の開発者たちの寄せ集め
個々のメンバーが主体的に行動 メンバーは従属的で指示待ち
自律型で高速に進化するチーム 指揮命令や重厚長大な開発規約
により統制
40. 立ち上げから開発へのフェーズ
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
スプリント0
(立ち上げ)
チーム
ビルディング
https://www.slideshare.net/dleyanlin/99-
inceptiondeck
プロト1 プロト2
プロトタイピング
https://www.linkedin.com/pulse/design-thinking-
enough-transform-your-business-2-steps-dayo-adefila/
スプリント1 スプリント2 スプリントn・・・
開発・リリース・フィードバック
39
41. むだを省く・品質を作りこむ・透明化する
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
チケット化 バーンダウンチャート タスクボード
日々の作業状況を確認しチーム
が自律的に活動するための基盤
残タスクの状況を全員がいつ
も見える場所に掲示
ソースコードとタスクの紐付け
/ 作業のエビデンス / 予実管理
自動化
継続的に素早いフィードバック
を得ることで変更コストを削減
勉強会ふりかえり
毎週、開発作業をふりかえり、
継続的にプロセスを改善
定期的に勉強会を開催し、
チームメンバーのスキルアップ
ペアプログラミング
迅速に関係者を集めて検討ドライバーとナビゲーターの双方
が知力を合わせてプログラミング
スタンドアップミーティング
40
43. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
プロダクトの機能/要望/修正
点などに優先順位を付けた一覧
バックログ
実装するストーリーの
決定
- 作業タスクの詳細化
- 工数の見積もり
プロダクトオーナー
との合意
計画
成果物のレビュー
- 指摘・要望を
バックログへ反映
ふりかえりの実施。
- プロセスの見直し・改善
レビュー
成果物の公開
- 利用者から
のフィードバ
ックを
バックログへ
反映
リリース
スプリント0
(立ち上げ)
スプリント1 スプリント2 スプリント3 スプリント4 スプリントn・・・
2週間のスプリントを複数回繰り返し
多くのチームが2W毎の反復リズムを採用
開発・テストの実施
- 朝会/夕会
- ペアプログラミング
- 継続的インテグレーション(自動テスト)
開発
42
44. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
スプリント計画
プロダクトオーナーも含め全員で計画
タスク出し、工数見積もり
プロダクトオーナー報告/調整
プロダクトオーナー報告/調整 方式検討
Sprint
計画
開発
Sprint
レビュー
リリース
43
46. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
タスクボード
チケットID
チケットの見積りポイント
Sprint
計画
開発
Sprint
レビュー
リリース
チームのプロセスを見える化する
45
47. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
バーンダウンチャート
常に見える場所に掲示
残
作
業
の
ポ
イ
ン
ト
残り時間(日数)
Sprint
計画
開発
Sprint
レビュー
リリース
具体的な数字で管理 %ではない
46
49. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
どうぶつ救護センターへの導入
(初期登録、写真撮影中)
福島センター(飯野町)
2011.7.28-29
エースアーキテクト
自分ごととして生の感覚を開発チームに持ち帰る Sprint
計画
開発
Sprint
レビュー
リリース
48
50. SIアジャイルの課題
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
SIアジャイルの課題 当社の取組み / 育成ノウハウ
顧客都合で変動が多い
お客様の投資額に依存
チームの変動耐性向上
◼担当制(個別最適)の排除、リーダーの定期ローテーション
◼詳細なエビデンス記録による業務知識の流出防止
常に育成が必要
入替わり多、WFから転換
技術の継続的獲得
◼徹底したペア作業で即戦力化
◼技術領域をまたぐ部門間ローテでフルスタックエンジニア育成
高品質が前提
スピード優先の提案は危険
アジャイルプロセスのガバナンス+WFの技法
◼ツールの徹底利用、ルールの徹底、WFの品質管理組み込み
◼リアルタイムで定量的な進捗確認
WFからの転換は難しい
準委任(契約問題)
計画主導から価値主導へ
顧客への透明性確保
KAIZENの伝道ノウハウ
◼5Sから始まる意識改革
◼フリーアドレス導入でチーム志向へ
◼見える化で自律化、ふりかえりによるプロセス改善を定着
体制
品質
人材
文化
49
53. FYI : Cultural Diversity and Agile
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
US
https://www.pri.org/stories/2019-01-10/japan-s-shrinking-
labor-force-finding-new-ways-fight-kar-shi-death-overwork
Japan
https://www.opensourcedworkplace.com/news/is-there-
a-legal-minimum-office-square-footage-requirement
52
54. FYI : Cultural Diversity and Agile
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
Research by Edward Hall & Fons Tronpenaars
SEQUENTAL TIME (monochromic) (polychromic) SYNCHRONIC TIME
Germany US
UK
China Japan France
India
Mexico Brazil
Sequential Synchronic
Single task focus Multiple task focus
Short-time orientation Long-term orientation
‘Time is money’ attitude ‘Relationship is money’ attitude
53
55. FYI : Cultural Diversity and Agile
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
Difficulty to apply Agile(Analyzed by Alistair Cockburn)
Country Japan Germany US Austraria UK Singapore Denmark
Difficulty 80 55 49 49 45 43 19
PDI 54 35 40 36 35 74 18
MAS 95 66 62 61 66 48 16
UAI 92 65 46 51 35 8 23
Power Distance 権力の差
Masculinity 男性社会
Uncertainty Avoidance 不確実性の回避傾向
54
※数字はホフステードモデルのスコア
56. 日本企業の調査
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED55
https://handbook.bizsci.net/culture2/
コンピュータの分野で日本を代表する大手
電機メーカーF社、N社、T社の3社で
IT96 (Information Technology 1996)調査が
行われた(高橋, 1997, ch.3)。
※高橋伸夫 (1997)『日本企業の意思決定原理』東京大学出版会.
PDI 権力格差
1.従業員が所属長に反対を表明することをしりごみする頻度
2.決定を行なう前に部下に相談する相談的管理者のもとで働きたい
と思わない人の割合
3.自分の上司が独裁的または説得的な管理者であると知覚する人の
割合
UAI 不確実性の回避
1.たとえそうすることが最善でも会社の規則は破るべきではないと
考える程度
2.今後5年より長く今の会社で働き続けたい人の割合
3.仕事の上で神経質になったり緊張したりする頻度
http://books.bizsci.net/principles1997/index.html
57. 日本企業の従業員
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED56
PDI 権力格差
相談的管理者のもとで働きたいと思わない
UAI 不確実性の回避
たとえそうすることが最善でも会社の規則は破るべきではない
誰かに指示を出してもらいたい
現状を自ら変えたいとは思わない
主体的な社員が、支配的
にリーダーシップを発揮
58. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED57
アジャイル開発のイメージ 日本型IT(SI)のイメージ
ITによるイノベーション ITによるコスト削減
能力の高い開発者を集める 普通の開発者たちの寄せ集め
個々のメンバーが主体的に行動 メンバーは従属的で指示待ち
自律型で高速に進化するチーム 指揮命令や重厚長大な開発規約
により統制
59. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
アジャイル開発の考え方
XP
よいものをつくるための
知恵の集まり
Scrum
反復型開発をうまく
回すための仕組み
Lean software development
見える化する、ムダを無くす、品質を作りこむ
自律とリーダーシップ
顧客満足、市場創造
(eXtreamProgramming)
58
62. むだを省く・品質を作りこむ・透明化する
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
チケット化 バーンダウンチャート タスクボード
日々の作業状況を確認しチーム
が自律的に活動するための基盤
残タスクの状況を全員がいつ
も見える場所に掲示
ソースコードとタスクの紐付け
/ 作業のエビデンス / 予実管理
自動化
継続的に素早いフィードバック
を得ることで変更コストを削減
勉強会ふりかえり
毎週、開発作業をふりかえり、
継続的にプロセスを改善
定期的に勉強会を開催し、
チームメンバーのスキルアップ
ペアプログラミング
迅速に関係者を集めて検討ドライバーとナビゲーターの双方
が知力を合わせてプログラミング
スタンドアップミーティング
61
63. 官僚文化からイノベーション文化へ
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
OCAI(Organization Culture
Assessment Instrument)より各人
が組織文化をどのように捉えてい
るかをアンケート調査
対象:当社のアジャイル開発者
・アジャイルで開発中のメンバー34名
・過去に関わったウォーターフォール
型開発と比較
出典 『IPA 非ウォーターフォール
型開発の普及要因と適用領域の拡大
に関する調査 平成24年3月28日』
0.3
0.35
0.4
0.45
0.5
0.55
0.6
Non Waterfall Waterfall
Stress
Stress
0.3
0.35
0.4
0.45
0.5
0.55
0.6
Non Waterfall Waterfall
Quality of Life
Quality of Life
生きがい(QoL)が高く
ストレスが若干低い
62
66. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED65
スクラムとXPの調和 https://www.fujitsu.com/jp/group/fst/about/resources/featurestories/about-agile-03.html
68. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED67
アジャイル開発のイメージ 日本型IT(SI)のイメージ
ITによるイノベーション ITによるコスト削減
能力の高い開発者を集める 普通の開発者たちの寄せ集め
個々のメンバーが主体的に行動 メンバーは従属的で指示待ち
自律型で高速に進化するチーム 指揮命令や重厚長大な開発規約
により統制
71. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED70
お客様
パートナー
お客様
お客様
社長
グループ
事業部
部
神部B
事業部
グループ グループ
全体の0.02%
グループ子会社
グループ子会社 パートナー
パートナー当社
0.02%
代表取締役社長
グローバルソ
リューション
エンタープライズ
ソリューション
ファイナンス&リ
テール
グローバルサービ
ス
デジタルインフラ
デジタルソフト
ウェア
JAPANリージョン
JAPANビジネス
公共・社会インフ
ラ
海外リージョン
システムプラット
フォームビジネス
2020/4現在
2015年当時
73. わかりやすいSIアジャイルの成功事例
7年間WF(7~12名)でエンハンス ➡ アジャイルに転向
◼ 効果
◼ 残業半減・平準化(平均:30→15h/月、ピーク50→25h/月)
◼ 毎月リリースを実現(不定期→1回/月)
◼ 受発注件数 ½以下(25件→10件)
• Before: 改修機能ごとに提案、見積、費用交渉、稟議、受発注、管理業務が発生
• After: 四半期ごとの契約、契約待ち時間0、顧客側の負担も大幅軽減
• 双方ともにアプリケーションの価値向上に集中
◼ 金額は変わらず、顧客満足は向上
◼ 残る課題
◼ 長期にわたる属人化の解消、テストの自動化
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED72
74. アジャイル適用分野の拡大
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
要件が社外にあり、ユーザからのフィード
バックによって改善していくしかない世界
SIにおけるアジリティ向上
企業システムの
モダナイゼーション
Enterprise Agile
ビジネス要求に対する
迅速なサービス提供
・デジタル技術の活用
・SIerアジャイル変革
・顧客接点、営業の業務改新
・基幹系の周辺機能強化
開発しながら業界・業務知識を蓄積
SoE + SoR
現場に密着
ソフトウェアで業務改革
高齢者ケアクラウド
動物医療 など
提案価値が高い機能から開発
SoE
リーンスタートアップで
新たな価値創出
野球映像
検索システム
ドローン活用
避難誘導システム
73
75. 大手のお客様から、アジャイル適用の相談が急増
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
商談 何故アジャイルか
通信
SM・チーム派遣
コンシューマ向けサービス改版スピードの向上、魅力UP
金融
アジャイル導入
新マーケット商品、顧客接点、業務改新、基幹系の周辺強化
金融
アジャイル導入
上位の顧客向けサービス、基幹系の周辺強化
自動車
チーム派遣・ツール導入 グローバルな社内システムの利用者からの要望反映を迅速化
自動車
開発管理ツール導入
塩漬け大規模システムの運用・保守を効率改善
自動車
アジャイル導入・コーチ派遣 次世代モビリティサービス展開にむけた開発力の強化
74
76. 商談急増の背景
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
デジタルディスラプション
新たなテクノロジーを
活用した市場破壊
働き方改革
IT技術者の生産性向上
ビジネスとITの融合
ITをビジネスに直結
差別化のコア
市場での生き残り IT人材確保
デジタル技術活用 SoE+SoR 人材育成
ツール導入
2015 2016 2017
アジャイル関連商談 ※ツール導入商談を除く
費用削減・スピード向上 DX 人材育成
【アジャイル商談のキーワード】
従来
“開発費用の削減” ”スピード向上” ”品質問題の解決”
(Digital transformation)
最近
”DX” ”内製化” ”人材育成”
75
77. アジャイル導入への課題
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
デジタルディスラプション
新たなテクノロジーを
活用した市場破壊
働き方改革
IT技術者の生産性向上
ビジネスとITの融合
ITをビジネスに直結
差別化のコア
市場での生き残り IT人材確保
デジタル技術活用 SoE+SoR 人材育成
ツール導入
大規模開発
複数のアジャイルチーム
ウォーターフォール混在
品質の考え方
ウォーターフォール開発の考え方が適用できない
マイグレーション
マイクロサービス化
分散システムの監視・運用
SIerとの付き合い方
多重請負構造の中での契約
社内の人材確保
SIer側も人材が不足
76
78. WF混成アジャイル
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
共通DB
入金
システム
(A社)
与信DB
与信
システ
ム
帳票
システム
入会受付
システム
請求
システム
変更
変更 変更
変更 変更
Waterfall
アジャイル
(C社)(B社)
(D社) (E社)
WFとアジャイル混成チームの故障割合
IF漏れ
IF誤り
70%
(参考)WFでの故障割合
IF漏れ
IF誤り
15%
顧客管理請求売上 照会 発行
漏れ漏れ 漏れ遅れ 遅れ
x 30
77
79. レイヤー分割アジャイル
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基盤 基盤
制御 制御
キャッシュ キャッシュ
共通
I/F I/F Iteration #1 Iteration #2 Iteration #3 Iteration #n・・・
Iteration #1 Iteration #2 Iteration #3 Iteration #n・・・
Iteration #1 Iteration #2 Iteration #3 Iteration #n・・・
Iteration #1 Iteration #2 Iteration #3 Iteration #n・・・
Iteration #1 Iteration #2 Iteration #3 Iteration #n・・・
2 weeks
レイヤー毎のチーム体制(WFでは生産性向上)で同期取れずスケジュール遅延
関係者が多く情報共有・進捗確認で忙殺(X拠点XXX名超)
80. ツールでアジャイル
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
それぞれが
自分を主張し
要求をチケット投入
タスク管理ツール
開発チーム
お客様
矛盾 心変わり 丸投げ
すべてが最優先
アジャイルは、タスク管理ツールを導入し、チケットで進捗管理すればいい
お客様の要求は
すべて正しいと信じている
受け身体質
112 113
114 115
116 117
大量の要求
チケット
残タスク 1168件
ソース中のTodo 250箇所
プロセス・ルール無しの安易なツール導入による混乱
79
81. 外野に丸投げアジャイル
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利用率が低いPFの刷新
・使い勝手が悪い・要望を反映できない
アジャイル開発
を指示
Top
コンサル
Agile!
スクラム
コーチ
PO 開発チーム
コンサル
PMO
有識者
共通技術
一括請負
A! B!
X!
SI事業部
Agile?
情報システム部門
Agile?
SM
Agile?
品質
83. 半年アジャイル(担当者の吐き出し)
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プロジェクト責任者
ベンダー PMO
細かい仕様はベンダーで考えてほしい
• 技術的なことはよく分からない
• 受入テストは簡単なのしかできないよ
• 基盤とか非機能とか依存関係を考慮できない
PO
アジャイルの何が良いか分からない
• 残業増えた
• 構築途中でバグのある基盤で開発
• 無理と思っても計画を詰めこまれる
• PO が外圧に屈してスプリント計画を変える
• PO がなかなか捕まらない
• プロジェクトが終わればチーム解散
Dev
アジャイルにメリットを感じていない
PO、Dev、PMOたちを繋げなければならない
アジャイルコーチの強い干渉
• 無責任に適当なことを吹き込まれる
• このプロジェクトにハマらないワークショップ
• 心理的安全性が無いとプレッシャーかけられるだけ
SM
プロジェクトが失敗しても自分達の責任ではない
• コーチの実績としてスクラムワークショップ
はやらせたい
• 「心理的安全性がないからダメだね」
アジャイルコーチ
アジャイルに巻き込まないで
ほしい
• スケジュールにない割り
込みや変更は防ぎたい
下請け幹部
基盤部隊 (WF)
業務設計
それぞれの思惑はバラバラで
WF型に戻るのは必然だったと思う
カット
カット
カット
カット
一部カット
84. 半年アジャイル(解説)
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SI事業部
情報システム部門
WF
Before
業務設計
チーム
開発
チーム
開発
チーム
開発
チーム
利用部門
SI事業部
情報システム部門
Scrum
After
業務設計
チーム
開発
チーム
開発
チーム
開発
チーム
PO
PO
PO
利用部門
Scrumコーチ
チーム
WFのほうがコミュニケーションが濃くて柔軟だった
×
86. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
参考)State of Testing Report 2020
85
https://qablog.practitest.com/state-of-testing/ 80ヵ国 1,500人のテストエンジニアへの調査
87. 参考)USでAgileの普及が加速している要因
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
•アジャイルの成熟
スクラム (1986) やXP (1996)といった根本的な考えやプラクティスをベースに アジャイルソフトウェア開発
宣言が2001に提言された。その後、様々なエンジニアがこの宣言を元にプラクティスを熟練させていき、
SAFeなど大規模向けのフレームワークが整備されるなど、10年の時を経てアジャイルが成熟した。
SAFe® for Lean Enterprises 5.0 Kniberg and Anders (2012). “Scaling Agile @ Spotify”
86
88. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
FYI :Volvo Cars
87
https://europe.safesummit.com/presentations/
From 0 to 500 Agile Teams in 18 Months –
Volvo Cars implementing SAFe
Mikael Westerdahl
89. 世界は Team Agile から Enterprise Agile へ
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開発チーム 企業横断
プロダクトValue
ビジネスValue
企業活動全体の価値向上
組織風土変革スキル
Lean Enterprise
単一システムの価値向上
エンジニアリングスキル
自律組織
Team Agile
Enterprise Agile
←(マネジメント対象)→
企業変革コンサル
・組織風土改革
・PPM連携
Agileコーチ
・プロセス/Testing
・自動化/ツール
・品質(QCD)改善
プロジェクト・
ポートフォリオ管理
財務会計
Agile/WFの同期管理
Issueの依存関係管理
XP,Scrum,Lean
Team
Large Solution
Portfolio
88
91. FYI : Cultural Diversity and Agile
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
US Japan
トップの強いコミットメント
ビジネスモデルを変革
現場まかせ
ビジネスモデルは不変
Menlo Innovation headquarters in Ann Arbor, Mich. Photo by Elise Hu/NPR 90
スクラムは
「組織変革」
日本人にとっては
「新しい開発手法」
95. ①SIアジャイルの典型的な「失敗」を追体験
◼ 発注元との交渉
◼ スプリント計画
◼ 顧客要求の引き出し
◼ タスクの分割、見積
◼ 時間管理
◼ 見える化
◼ タスクボード
◼ バーンダウンチャート
◼ スプリントレビューでの状況報告
◼ Gitの使い方
:
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED94
Aさん
「研修なんだからほどほどで良いんじゃないですか?」
講師
「練習で出来ないことを本番で出来ますか?」
97. Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED
③ツールチェーンの効果を実感
チーム
ペア
自動化・実行環境
ペア開発環境バックログ、
チケットを
作成・管理
ドキュメントを
作成・管理
コミュニケーション
各ツールからの
情報を集約
コミットごとに自動
ビルド自動テストな
どのレポート生成
コンテナを自動デプ
ロイ常に最新のアプ
リケーションを実行
ソースコードを
管理
ペア
開発ツール
96
仮想の場
99. Agile+
オンラインDojo 受講者・見学者の声
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◼ オンラインでやると聞き、どうやってやるかと思っていたが、各
種ツールを活用してアジャイル開発ができると認識できた。名前
は知っていても、使ったことがなかったツールを身体で覚える
ことができた。
◼ これまで、開発状況、都合悪いことを隠していた。しかし全部
オープンにすることで、ドロップするときに論理だてて説明す
ることができる。特にリモートにおいては、チーム内・お客様
の信用得るために見える化が必要であり、ツール活用やルール
決めにより、やってやれないことはない。
◼ オンライン会議での合意形成に向けたスキルがこの研修で見に
つけることができた。
◼ 見学者コメント
◼ これは研修だけでなく、これからのオンライン開発そのもの
◼ 先進的な取り組みは大変参考になるとともに、オンラインの可
能性を感じた
◼ 遠隔で開発演習できることがすごい、コーチ陣の育成、指導ス
キルが高い
◼ 研修をやりながら、研修そのもののやり方をアジャイルで変えて
いる
◼ 受講者コメント
◼ 受講前はリモートでアジャイル開発がどこまでできるのか疑問
だったが、ツールややり方を工夫すれば可能だとわかった。
ニューノーマル時代ではリモートが増えるため、リモートで
もアジャイル開発ができるように備えておくべき。
◼ 本を読んだりスクラム研修も受講済みで、アジャイルをどう
進めていくかは理解していたが、「知っている」と「でき
る」の違いは大きい。時間の意識のしかた、見える化、チー
ムのモチベーションを保つことの重要性を感じることができ
た。
◼ 「SDEMみたいな型なんだろう」と思っていたが、アジャイ
ルは、組織や働き方の改革であり、手法ではない。考え方やマ
インドを学ぶ機会が多くある10日間だった。リーダーとして
やるべきことは何か?できるかも?!自分の立ち位置を考え
させられるきっかけになった。
◼ 多能工化された高レベルのSEであること、決断力・交渉力
(機能落としの嫌な調整に躊躇しない)、コミュニケーショ
ン能力がとても大事。・・・まさに富士通で求められている
DX人材そのものの姿ではないか。
98
100. 教材の整備
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED99
https://www.fujitsu.com/jp/group/fst/about/resources/featurestories/download-agile.html
102. 富士通、米Scaled Agile, Inc.とパートナーシップ締結
Copyright 2019 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED101
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2020/06/1.html
大規模アジャイル開発
企業全体の変革
個人的な想い
・SIerのビジネスとして成り立つ規模に
・大きなことを言わないと誰も乗ってこない
・「丸投げ&外野だらけのアジャイル」
を回避する処方箋
103. アジャイルと日本型ITのギャップは乗り越えられるか?
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED102
アジャイル開発のイメージ
ITによるイノベーション
能力の高い開発者を集める
個々のメンバーが主体的に行動
自律型で高速に進化するチーム
※私のイメージ
開発者の高い能力をビジネス
価値に高速変換するのが目的
‘Time is money’ attitude
スクラム
日本のSI文化
高PDI:階層構造は心地よい
高UAI:長期志向&リスクのある
変化は好まない
開発者のスキルレベル
それほど高くない
越
え
ら
れ
な
い
ギ
ャ
ッ
プ
104. 基本に立ち返りイメージを再構築する
Copyright 2020 FUJITSU SOFTWARE TECHNOLOGIES LIMITED103
アジャイル開発のイメージ
ITによるイノベーション
開発者の能力を高める
チームで顧客価値を追求
自律型で継続的に進化するチーム
野中スクラム
https://www.slideshare.net/InnovationSprint2011/2011-6794551
アジャイル開発のイメージ
ITによるイノベーション
能力の高い開発者を集める
個々のメンバーが主体的に行動
自律型で高速に進化するチーム
※私のイメージ
開発者の高い能力をビジネス
価値に高速変換するのが目的
‘Time is money’ attitude
スクラム XP+KAIZENが
埋
め
る