第3回AKIBA.AWS資料です。 AWS re:Invent 2017で発表された新機能のうち、ネットワークに関連するものを紹介しています。

1. re:Invent 2017 アップデート
ついてこられるか？
AWSネットワークの進化

2. 2⾃⼰紹介
菊池 修治
- クラスメソッド AWS事業部
- Solutions Architect
- AWS認定 5冠
- SIer → 製造業 → クラスメソッド
- 好きなデータストア
- MongoDB

3. 3ネットワークのアップデート
1. Inter-Region VPC Peering
2. PrivateLink の拡張

4. 4
1.Inter-Region VPC Peering

5. 5Inter-Region VPC Peering
リージョン間のVPC Peeringが可能に
サポートリージョン：
US East (Virginia)
US East (Ohio)
US West (Oregon)
EU (Ireland)
Security Group参照は未対応

6. 6
2. PrivateLinkの拡張

7. 7PrivateLinkの拡張
他のVPCに対してVPCエンドポイントを提供可能に！

8. 8キーコンポーネント
• NLB（Network Load Balancer）
• PrivateLink

9. 9NLB
• 2017年9⽉リリース
• 今までのELB/ALBとの違い
• 静的IPを持つ
• L4ロードバランサ
• Source NATの有無

10. 10NLB
• 2017年9⽉リリース
• 今までのELB/ALBとの違い
• 静的IPを持つ
• L4ロードバランサ
• Source NATの有無
使い⽅によって異なる = Route Tabale/SGの設定に注意
https://dev.classmethod.jp/cloud/nlb-source-ip-security-group-considerations/

11. 11VPC EndPont Powered by PrivateLink
• 2017年11⽉リリース
• 新しいタイプのVPCエンドポイント
• リリース時点の対応サービス
• EC2
• Systems Manager
• ELB
• Kinesis
• Service Catalog
• エンドポイント数に応じて課⾦が発⽣
• 東京リージョンの場合：$10.08/⽉ + データ処理量

12. 12PrivateLink
従来のVPCエンドポイントはRoute Tableで制御
• S3
• DynamoDB

13. 13PrivateLink
新しいVPCエンドポイントはDNSで制御

14. 14PrivateLink拡張
独⾃のサービスをVPCエンドポイントとして提供可能に！

15. 15PrivateLink拡張
独⾃のサービスをVPCエンドポイントとして提供可能に！

16. 16PrivateLink拡張の実体
PrivateLink
NLBENI
ユーザ（クライアント） サービサー（プロバイダ）
①エンドポイント
サービスとして公開
②サービスを指定して
エンドポイント作成

17. 17PrivateLinkによるサービス
• 独⾃のアプリケーションを公開可能
• VPC Peeringとの違い
• NLBのみを公開
• VPC CIDRの重複も許容：NLBでNAT
• 今後、マーケットプレイスでサードパーティのサー
ビスが公開

18. 18まとめ
• AWSネットワークの拡張
• Inter-Region VPC Peering
• PrivateLink + NLB
• これまでと異なる仕様に注意！