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CSS組版について
- 7. 一般的なDTPでの制作工程
1. 著者からの原稿(Wordファイルなど)
2. DTPソフト(Adobe InDesignなど)で、原稿データをページに流し
込み割り当てていく
3. ページデザインの要求どおりになるように、DTPソフト上で1ペー
ジ1ページ仕上げていく
4. 校正用のプリンタ出力→校正者・編集者・著者がチェックして赤
字で修正指示→DTPソフト上で修正(何回か繰り返し)
5. 印刷に適したPDFの形式(PDF/X-1a など)に出力→PDF入稿
6. 印刷所で印刷→製本→納品
CSS組版について 7
- 9. CSS組版のメリット
Webと同じくHTML+CSS でできる
(InDesign やTeX など使えなくてもいい)
HTML+CSS なので、Web版やEPUB版も一緒に作りやすい。
(一般的なDTP組版からEPUBも作る場合、完成したDTPデータか
らテキストを取り出してEPUBデータ用に加工する作業が必要)
DTPソフトに依存しないデータなので管理しやすい
いろいろ自動化しやすい
共通の体裁の出版物をたくさん作るのが簡単(CSSを再利用)
CSS組版について 9
- 15. ページテンプレート関連
❌ CSS Regions
❌ CSS Pagination Templates
“EPUB Adaptive Layout”:かつて提案されたEPUB拡張案
ページ内に任意の数の領域を定義して、それらにコンテンツ
を割り当てていくというページテンプレート方式。
CSS Paged Media 仕様(ページに本体領域がひとつだけ)と
はまったく別のもの。
-epubx- プレフィックス付きのCSS拡張構文を使用。
CSS組版について 15
- 17. Vivliostyle の特徴
ブラウザ上で動くJavaScriptプログラム
ベースはEPUB Adaptive Layout のPeter Sorotokin氏による実装
なので、その機能が使える。
CSS Paged Media、CSS Page Floats など、ページレイアウト関連
のCSS仕様(p.14)をいろいろ実装している。
しかし今のところ、CSS Paged Media系のCSS仕様の実装は、先行
しているプロプライエタリ製品(p.11)に比べてまだ不十分
PDF出力はWebブラウザエンジンのものを使う。(ChromeのPDF
出力が使えるが、印刷用にも配布用にもあまり最適ではない)
CSS組版について 17