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1-2 東日本大震災の概要(被害の状況等 )
〔宮城県発表 平成25年9月30日現在,(3)被害額の概要は平成25年9月10日現在〕
(1) 人的被害(継続調査中)
死者(関連死を含む。)10,455人
行方不明者
1,297人
重 傷
504人
軽 傷
3,615人
(2) 住家・非住家被害(継続調査中)
全 壊
82,896棟
半 壊
155,095棟
一部損壊
222,824棟
床下浸水
7,796棟
非住家被害 28,745棟
(3) 被害額の概要(継続調査中)
9兆1,654億円
【浸水面積】
県内の浸水面積は
327k㎡
※6県62市町村の浸
水面積合計561k㎡
の約6割に相当
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2 宮城県内市町村図書館等の被災状況
• 地震による被害により,震災以前の図書館サービス再
概
要
開が困難になった図書館が多い。
• 津波による被災地域では,図書館が高台にあり浸水を
免れたところがある一方,浸水域にあった館は被害甚
大。
建物全壊(津波)
南三陸町図書館,石巻市図書館雄勝分館,石巻
市図書館北上分館,女川町生涯教育センター
建築物応急危険度
判定で「危険」判
定
名取市図書館,七ヶ浜町図書センター,涌谷町
涌谷公民館
施設被害が大き
かった図書館
気仙沼市気仙沼図書館,登米市迫図書館,多賀
城市立図書館,角田市図書館,仙台市泉図書館
ほか
避難所になった図
書館等
石巻市図書館,登米市登米図書館,山元町中央
公民館・坂元公民館,大郷町公民館,涌谷町箟
岳公民館
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4-2 宮城県図書館の取組み(2)
• 間接支援の重要性
• 県内図書館の情報収集→集約→発信
• 適切な情報提供を行うために重要
• 既存のネットワークを有効に活用する
• 連絡会議,研修会などの実施
• 一堂に会する場をつくること(連絡会議,被災資料の修理研修会)
• 館種を越えたつながりを持つ,グッドプラクティスを共有する
• みやぎ図書館フォーラムの実施(2012/3/2)
• 直接支援の重要性
• 実際に状況を確認すること,顔を合わせること
• 災害対策業務に従事している職員,復旧活動をしている職員への配慮
• ニーズをきちんと把握した上で支援にあたる
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4-3 宮城県図書館の取組み(3)
• 宮城県図書館における支援の方針
• 図書館の図書館として,被災者への直接的な支援(避難所へ本を
提供する,おはなし会を行うなどといったサービス)ではなく,
市町村図書館あるいは図書室の運営を支援することにできるだけ
重点をおく。
• 図書活動をしている団体等を支援することをより強く意識。
→中間組織として機能する都道府県立図書館の本来機能を重視
・支援調整
・ニーズ把握
・支援情報提供
市町村
図書館等
宮城県図書館
・各種支援
中間組織として
(マッチングを重視)
機能
・ニーズの提供
・各種照会への応答
・支援情報の提供
(人的・物的・金銭的)
・市町村図書館の情報集約
・各種支援情報の集約・提供
・連絡会議,研修会等
・震災関係資料の収集・書誌情報の提供
支援関係
団体等
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4-5 中間組織として見た支援と受援
• 適切なマッチングのために
• ニーズの把握(支援を受ける側に立った視点で)
• 各種団体等から寄せられる多様な支援の仕分けと,受援側の意向
情
を踏まえた交通整理
報
収
• 寄贈図書の取り扱い(受援側の負担軽減)
集
• 図書館への支援
と
図書活動への支援
災害時初期
○被災状況
人的,施設的,資料的被災
○被災対応状況
発災時にどのような対応をしたか
○現在状況
いま,どのような状態であるか
○近将来見込
直近の図書館運営の見込み
発災から少し時間が経って…
○現在状況・近将来見込み
どのように図書館サービスを回復さ
せていくか。
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4-8 図書の整理に考慮すること
• 網羅的な書誌情報が自由に使えるかどうか
• MARCデータを自由に加工できるかどうか
• ローカルデータの付与
• 分類(NDC)が自由に参照できるかどうか
• キーワードから検索する必要があるが紙媒体では効率が悪い
• MARCデータの加工が容易な仕組み
• Enju の活用
• (図書館業務システム というよりは,)
効率的な蔵書管理システムとしての使用
→「みやぎデポジットライブラリー」の蔵書管理に採用
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5-2 デポジットライブラリーの蔵書
• 収集
• 統廃合する高等学校,組織改組された行政機関から収集
• コンテンツ緊急デジタル化事業による献本,その他
【収集】
・統廃合する学校
・組織改組する機関
郷土資料は,非売品や非
商業出版物が多いため,
学校や行政機関の改組な
どで不要となった図書を
収集
宮城県図書館
収集した郷土資料の在
庫状況を図書館向けに
公表し,必要に応じて
申込をするシステムを
用意。
市町村図書館等へは発
送もしくは直接届ける
【再整備】
・被災した市町村図書館等
・落下により破損した資料な
ども対象とする
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5-6 みやぎデポジットライブラリーの運営(1)
• 資料を収蔵する書架を整備する
• 収集した資料を仕分け,整理するためにも数千冊規模の書架整備
をする。
金剛株式会社様か
ら書架1式をご支援
いただきました。
• 統廃合される学校や組織改組される行政機関等からの資
料を収集する
• 非売品や非商業出版物は多くが機関所蔵のものであることから,
原則として,資料の収集は機関を対象とする。
県内高等学校3校,
行政機関1箇所ほか
地元新聞社様から
収集できました。