26. アプリ配信
iOS Android Windows
◼ Intune に登録されたデバイスに対して、アプリ配信をすることが可能です。アプリ構成ポリシーを配信する事で、ア
プリ内の設定も管理者がカスタマイズする事が出来ます。アプリ配信は、強制インストールまたは、ユーザーが手動
で行う任意インストールを配信時に選択できます。
27. コンプライアンス評価
iOS Android Windows
◼ Intune のコンプライアンスポリシーを使用する事で、管理者が定義したコンプライアンスに、デバイスが準拠して
いるか、もしくは非準拠状態なのかについて、管理コンソールまたは通知メールで知ることができます。後述する、
Azure AD 条件付きアクセスと本機能を組み合わせることで、コンプライアンス状態を満たしているデバイスの
み、企業リソースへの認証を許可する事が可能となります。
定期的なチェックイン
28. 条件付きアクセス
iOS Android Windows
◼ Azure AD Premium の条件付きアクセスを利用する事で、Office365 や、 Azure ADと連携している
SaaS アプリケーション、オンプレミス WEB アプリケーションへの認証を制御する事が可能です。条件付きアク
セスは、単体でも利用ができますが、Intune と組み合わせて導入する事で、以下の図のようにデバイスの状
態に基づいたアクセス制御を行うことが可能です。
29. Windows Update 管理
iOS Android Windows
◼ Intune から、Windows Update ポリシーを管理対象デバイスに対して適用する事が可能です。Azure
AD グループを作成し、グループ毎に、異なる適用時期を指定したり、万一 QU や FU を適用したデバイスで
問題が発生した場合にも、管理者が管理ポータルからロールバックを実行する事が出来ます。
※ KB毎のロールバックは現在サポートされていません。5月の更新プログラムをロールバックする場合には、5月の更新プログラムが全てロールバックされます。
※ FU のロールバックを実行する為には、デバイスに古い FU のプログラムが保持されている期間に実行する事が条件です。
FU/QU適用後に
問題が発生したグループ
31. Windows Autopilot 連携
iOS Android Windows
参考リンク https://techlife.tokyo/windows-autopilot-hybrid-azure-ad-join-1514.html
◼ Intune と、Azure ADP、Windows Autopilot を組み合わせて使用する事によって、デバイスキッティング
の自動化を行うことが可能です。Autopilot 単体では、デバイスの Azure AD への登録は可能ですが、自
動キッティングはできません。自動キッティングで行う内容は、Intune から MDM ポリシーなどで構成をしていく
必要があります。
※Autopilotには、現在Azure AD Joinを行う方法と、Hybrid Azure AD Joinを行う方法がありますが、それぞれの詳細は次回以降の勉強会でお伝えします。
32. iOS Android Windows
Power BI 連携
参考リンクhttps://techlife.tokyo/intune-dataware-house-1040.html
◼ Intune 管理対象端末の状態を一覧で確認する方法として、Windows Analytics を利用する方法もあり
ますが、その他の方法として、Intune Dataware House を利用する事も可能です。Intune Dataware
Houseを使用すれば、Power BI Desktop または、Power BI WEB 画面で管理対象デバイスのポリシー
準拠状態を一覧で確認する事が可能です。
Power BIアプリPower BI Desktop用レポート
Azure Portal での可視化
33. iOS Android Windows
Log Analytics 連携
◼ Windows Analytics を利用すると、Intune 管理対象デバイスの状態を WEB 画面から管理者は一覧
で確認する事が可能です。これらの機能を利用するためには、Azure Log Analytics が必要です。Intune
からの準備に必要な操作としては、業務用デバイス ID をカスタム構成プロファイルで配布するだけで完了でき
ます。Windows Analyticsには、以下の3種類の機能があります。
※本機能を利用する為には、診断データの送信レベルの要件や、Windows10 OSのライセンスなど、追加の要件があります。