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埼玉工業大学 2011年秋学期 ボランティアの研究 第9回 新しいボランティア論・社会と組織
- 3. 今日の提出物
マイプロのシート
ME編とプロジェクト編 (LIKE編は自由)
自分の為に1部コピーをとっておきましょう
オリジナル原稿 or コピー、どっち出してもOK
コメントシートは回収しません
相手に渡してあげてください
3
- 5. 質問など
今回のプリントにのっていたのが先生のマ
イプロの例ですか?
→ はい、そうです。
マイプロシートの書き方が分からない
マイプロのレポートのサンプルを見せて
最終的にマイプロは全て提出?達成しなけ
ればマイプロの意味が無いのでは
まだテーマが決まっていなくてもPRJ編は提
出しなければならないですか?その場合は
LIKE編を出した方が良いですか?
5
- 7. コーチングインタビューについて2
最初インタビューするとき、面倒だと思っていたが、
話し合っている最中、だんだんと楽しくなっていっ
た。インタビューシートが時間内にすべて埋まらな
かった。後日、再開しようと思う(竹藤くん
同じ事をやろうとしている人にインタビューをした
が、細かい部分が意見が違ったのが少し驚きました。
(佐藤くん
話し合ってみても、なかなか考えがまとまらない。相
手に頼ってしまうと、自分の考えではなくなってしま
いそう。そうなれば、後で振り返った時に、またわか
らなくなりそう。たぶん、相手も同じように考えてい
るかもしれない。そうじゃなくても、そうならないよ
うに、うまく考えを引き出してあげないといけないの
でとても難しい(黒澤くん 7
- 8. マイプロについて
意外とマイプロジェクトは楽しくなりそうだと
思いました。みんなでできるので一つのテーマ
に向かって、みんなで精進しようと思います。
(生出さん
運営する人(企画者)も楽しむ。企画して終わ
りでは無い(鈴木くん
自分のマイプロの対象となる人が少数派だった
のでもう少し考えたいと思いました(今くん
人の観点の違いによって自分のプロジェクトが
全てを笑顔にすることはできないと感じた(鈴
木くん
マイプロが部活に沿って行っていたので、オフ
シーズンに入ってしまって活動が難しい
8
- 10. ヒエラルキー時代の「しくみ」
階級を作るひとつの価値観
学歴社会・年功序列
・大企業や安定=幸せ
ルールはごく一部の上の人が決める
庶民はみんな仲良く最下層
考えなくても幸せになれる
働いて稼いで、お金払ってモノ買ってね
異質な人:お互いに潰しあう
問題意識を持たせない
「しょうがない」「しかたない」を口癖
にさせる
サラリーマン=不条理
一応、競争への参加権利はある
10
- 11. ヒエラルキー社会からの「目覚め」
右上がりの時代の終焉:未来は不確実なものに
貧富の差、チャンスの差、将来展望の多様化
価値観の多様化(ローリスクローリタン、ハイリスクハイリターン)
物質的な欠乏感が無い時代
所有よりもシェア:賢いお金の使い方
一人よりもみんな:消費よりも体験
シェアハウス:唯一のデフレ例外=家賃
カッコイイ車を持つことがダサい
組織や学歴を信じない
高学歴者ほど学歴への信頼がない
ニートという選択肢: 10年前との賃金比較
起業でもない、新しい生き方・働き方
その他の変化
自信喪失 → そんな場合ではない or 考えない
自分探し → 元々、ナチュラル
真面目・努力:カッコ悪い → かっこいい
若い層ほど、この変化が「あたりまえ」に 11
- 13. ヒエラルキー(縦)組織
メンバーの間に権限の格差がある
上の人が偉い
業務命令
先輩命令
評価、ルールは上の人が決める
上意下達
上から下に「命令」が降りてくる
下から上には「報告」が上がる
縦の秩序を守るルール
年功序列
終身雇用
懲罰
特徴
意思決定が早い
効率的な組織パワーを使える
一人ひとりが分断されてしまう(組織の歯車)
下の人は「自分で考えなくなる」可能性
13
- 14. フラットな組織(水平型組織)
メンバーの間の権限格差は少ない
誰かが偉い、というわけではない
命令が発動されることが少ない
評価、ルールはみんなが決める
情報は横に共有される
相互に「報告」「連絡」「相談」
みんなが同じ情報を持っていることが多
い
特徴
意思決定が遅い(みんなで決めるから)
効率より多様性の組織パワー
みんなが主役
みんな「自分で考え」て動く
14
- 15. 考えてみよう(1)
ヒエラルキー or フラット?
考えたことは自分メモに書こう
フィードバックシートにも書こう
身の回りの組織はどっち?
高校のクラス、部活、会社、バイト先、自衛隊、
サークル(同好会)、NPO
マクドナルド vs. スターバックス
15
- 16. 考えてみよう(2)
ヒエラルキー or フラット?
考えたことは自分メモに書こう
フィードバックシートにも書こう
どっちの組織に当てはまる?
メンバー一人ひとりが自分で考えている
仕事の意味、自分の存在意義が分かりにくい
競争するならどっちが強い?
ターゲット(お客さん)の声に近いのは?
16
- 18. フラットな組織を創るときに気を付
けないといけないこと
みんな「好き」で参加している
義務や忍耐ではない
しかたなく稼ぐお金のためではない
みんな平等
みんなをワクワクさせるような目的・ビジョン
僕らってこんなすごいことやってるんだぜ!
一人ひとりの想い、役割、居場所を大切にする
命令はできない → やる気にさせる
お願い・お詫び・お礼:「お」の三原則
時には「お願い」すらしない高度なワザ
18
- 20. 社会起業家
社会のため、を仕事にしている人たち
起業:お金儲け、と思われがち
社会起業:社会のための起業
社会問題を解決することをビジネスとして
行う人達
病気の子どもの保育
高校生・大学生に斜めの関係を
ネットの力でNPO支援
環境問題を解決する自然エネルギーの開発
20
- 21. 仕事:苦/趣味:楽 → ○○○?
仕事:苦しいもの
趣味・娯楽:楽しいもの
週5日間苦しい思いして、2日遊ぶ?
自分のしたいことを仕事にして、週7日楽し
む
21
- 24. マイプロジェクト発表会(2)
3人一組になって、マイプロを発表しあう
発表の仕方
軽くME編。なぜそのプロジェクトをやろうとおもったのか、そ
のきっかけがあれば
プロジェクト編:問題意識と、そのターゲットがどう変わるか
をメインに
発表する側の目的:
自分の想いや問題意識、プロジェクトに共感を集めるチカラ
プロジェクトに新しい視点・アドバイスを貰う
アドバイスする側の目的:
相手の想いや問題意識に共感する
コーチングする:相手の想いを引き出す質問
ティーチングする:具体的なアドバイスをする(人の紹介、アイデ
アなど)
ティーチングはある程度、相手のテーマの知識がないとできない。コー
チングはそうではない。
24
- 26. 発表会は重要な練習です
発表をする・アドバイスをする、しあう、は
「マイプロ」の一部です。重要です。
ボランタリー(自発性)の要素を学ぶため
に。。。
実際にやってみると何を感じるか?
自分が何をしたいのか。それを社会と結びつける
自分のしたいこと(自発性)の根源って何なのか?
したことに共感や応援をもらうとき何を感じる?
相手の想いに、自分の感想や共感で答える
共感が行動を生む、そういった社会がボランタリー
社会
そのエッセンスを体験してほしい
26
- 27. 今日の提出物
フィードバックシート
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マイプロのシート
ME編とプロジェクト編
自分の為に1部コピーをとっておきましょう
オリジナル原稿 or コピー、どっち出してもOK
コメントシートは回収しません
マイプロに関する質問は以下までどうぞ
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かもしれません
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