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- 1. Copyright © 2021 me:Rise –Confidential-
出所: 1
やり抜く力の重要性
本田宗一郎やイチローなどの大きな業績を残した人たちは、「やり抜く力」の重要性を語って
います
本田宗一郎
「私の最大の光栄は、一度も失敗し
ないことではなく、倒れるごとに起きると
ころにある。」
イチロー
「特別なことをするために特別なことをす
るのではない、特別なことをするために
普段どおりの当たり前のことをする。」
- 2. Copyright © 2021 me:Rise –Confidential-
2
やり抜く力を持つ人たちの特徴
やり抜く力を持つ人たちには、興味、目的、希望、習熟の四つの特徴がみられます
情熱 粘り強さ
興味 目的 希望 習熟
やり抜く力
個人的・
社会的目的
を持っている
自分のやって
いることを
心から楽しむ
長年にわたっ
て練習を
続ける
困難な時にも
希望を持つ
楽観性
要素
特徴
出所:アンジェラ・ダックワース(2016)「やり抜く力」
- 3. Copyright © 2021 me:Rise –Confidential-
出所: 3
習熟までのプロセス
取組を習慣化し、習熟するためには、自己統制力を活用しながら行動と修正を繰り返して
習慣化することが重要です
行動
修正
習慣
• 行動する
• 行動が続けられるように目標ややり方を
修正する
• やり続けることが当たり前になっている状態
習熟 • 練習を繰り返し、ある技能に熟達した状態
自
己
統
制
力
- 4. Copyright © 2021 me:Rise –Confidential-
出所:ロイ・バウマイスター、ジョン・ティアニー(2013)「WILLPOWER 自己統制力の科学」、Roy E Baumeister, et al (1998) “Ego Depletion: Is the Active
Self a Limited Resource?”, Journal of Personality and Social Psychology. 74 (5): 1252–1265. 4
自己統制力の性質
自己統制力には以下の性質があると言われています
• 自己統制力の分量は限られている
限られている
使うと
疲労する
出所は1つ
鍛えられる
• 自己統制力は筋肉と同じで、
使うと疲労する
• 衝動や行動のコントロールに
要する自己統制力は同じ出所
• 自己統制力は日常の鍛錬で鍛えられる
自己統制力を
上げる工夫をする
負の影響を抑える
自己統制力の
キャパシティをUPする
大事な場面で使う
工夫をする
発揮するコツ
≒
- 5. Copyright © 2021 me:Rise –Confidential-
出所: 5
プラン作成に当たって- 計画錯誤の話
人は計画を立てる際に自分の実力を過大評価する傾向があります
ロジャー・ビューラーらの実験(1998)
• 大学4年生に論文を書き終わる日数の最短と最長を予測してもらった
• 平均34日の日数だったが、実際はその二倍近くの56日かかった
• 最長と予想した日数で書き上げた学生は半分以下
→ビューラーは人は完遂時間を最大40%過小評価すると主張
→過去の実績を振り返ってから計画を立てるとはるかに現実的な予想
→さらに他の学生が書き上げるまでにどれくらいかかるかという予想をするとさらに的
確な予想をした
- 6. Copyright © 2021 me:Rise –Confidential-
出所: 菅原洋平(2016)『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法』、文響社 6
自己統制を上げる工夫をする
行動のコツ: 原則② 仲間を作る
仲間と競い合ったり、励まし合うことで自己統制力を上げることができます
仲間が
いない場合
仲間がいる
場合
競争心により、自己統
制力が強化される
自分だけだからまあ
いいかあ
自分だけだと自己統制
力は強化されにくい
他の人も
頑張ってるなあ
行動
行動
- 7. Copyright © 2021 me:Rise –Confidential-
出所: 菅原洋平(2016)『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法』、文響社 7
負の影響を抑える
行動のコツ: 原則③ やらないことを決める
やらないことを決めることで行動のための時間を捻出し、また自己統制力の消耗を防ぎます
やらないことを
決めていない
場合
やらないことを
決めた場合
他の事をやらない
時間を行動に
あてられる
やらなきゃいけない
ことがたくさん! やらなければならない
ことで時間が撮られ
て行動できない
夜のテレビを30分
あきらめよう
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8
参考文献リスト
◆ ロイ・バウマイスター、ジョン・ティアニー(2013)『WILLPOWER 意志力の科学』
インターシフト
➢ 意志力の科学の第一人者による著書。様々な実験が網羅されている
◆ ハイディ・グラント・ハルバーソン(2013)『やってのける~意志力を使わずに自分を動かす~』大和書房
➢ コロンビア大学心理学博士による著書。テーマ毎にわかりやすく書いてある
◆ ケリー・マクゴニガル(2012)『スタンフォードの自分を変える教室』大和書房
➢ 多くの実験結果を基にした実践的な取り組み方法が紹介されている
◆ アンジェラ・ダックワース(2016)『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極
の能力」を身につける』ダイヤモンド社
➢ やり抜く力について多面的な分析が示されている