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Zabbix概論2018
- 2. 自宅ラック勉強会
伊藤 覚宏
CN:九龍真乙
Twitter:qryuu
2008年からZabbixのドキュメント作成などに従事、2009年より
Zabbixのレクチャー、ユーザサポートなどを担当
2014年よりAWS on Zabbix の設計、レクチャーなどを行う。
2018/01/092
自己紹介
- 3. 1. Zabbixとは
2. 用語集
3. Zabbixの構成要素
4. Zabbixの権限管理
5. Zabbixとテンプレート
6. Zabbixのアクション概要
7. Zabbixの通信タイプ
8. アイテム設定詳細
9. トリガー設定概要
10. アクション設定概要
11. Zabbixのリリースサイクル
2018/01/093
Zabbix概論
- 7. 用語 解説
ホスト 監視対象
アイテム
ホストから収集する監視項目、独自エージェントのほか、SNMP,IPMI,SSL,TELNET,ODBC,JMX,WMIによるデータ収集,ポート接続,ICMP応答,の収集が可能、収集済み
アイテムに対する四則演算・アイテム同士の演算も可能
アイテムタイプ アイテムの取得方式の種類
ヒストリ アイテムの収集間隔ごとに収集される実データ
トレンド
ヒストリデータを1時間ごとに集計し、最大値、最小値、平均値を保存したサマリデータ
ヒストリデータではプロットできない長期グラフを生成する際に使用される。トレンドデータを直接参照することはできない。
トリガー 障害判定条件、アイテムに対して、閾値判定、文字列一致判定が可能、複数のアイテムによる複合判定やトリガー同士の優先度設定(依存関係)設定が可能
イベント トリガー判定結果の履歴
アクション イベント、Agent新規接続、ディスカバリ、内部イベントに起因して動作する処理、通知やコマンド実行、自動登録等が可能
LLD ローレベルディスカバリ、独自エージェントからの収集データを元に、自動的にホスト・アイテム・トリガー・グラフ・スクリーンを作成、削除する機能
ディスカバリ
指定されたネットワーク範囲を指定されたプロトコルで走査し、応答の有無、増減を検知する機能 ディスカバリの結果をもとに監視追加、監視停止、監視削除などを
実行することができる
テンプレート
アイテム、トリガー、グラフ、スクリーン、WEB監視設定、LLD設定をひとまとめにした設定ひな形、ホストに対してリンクさせることにより同一の設定を適用するこ
とが可能
マクロ
Zabbixの各種設定やアクションで使用できる置換設定文字列、テンプレート設定や通知設定をマクロにより記述することにより、動作時に対象に合わせた値が代入され
動作する
アプリケーショ
ン
アイテムをグループ化する単位、最新データ表示の際に、同一アプリケーション毎にグループ化して表示される。
アクションの際に特定のアプリケーションだけを対象とすることも可能
2018/01/097
用語集
- 38. データの形
式
動作
ブール型
取得した文字列データを(0|1)の2値に変換して処理しま
す
true, t, yes, y, on, up, running, enabled, available→ 1
false, f, no, n, off, down, unused, disabled, unavailable→0
8進数
取得した値を8進数として10進数に変換して処理します
10→8
20→16
10進数
デフォルト
取得した値をそのまま10進数として処理します
16進数
取得した値を16進数として10進数に変換して処理します。
A→10
10→16
2018/01/0938
データの形式
データ型で数値(整数)を選択した場合、さらに数値形式を変換することができます。
障害判定処理を簡略化したり、10進数以外の値を出力する機器のデータを10進数のグラフで表すことができます。
- 39. 任意の文字列 1000毎にSI接頭辞を付与
B,Bps 1024毎にSI接頭辞を付与
unixtime
整数型の値をUNIXタイムとして扱い
「yyyy.MM.dd hh:mm:ss」として表示します。
uptime
値を経過秒数として扱います。
「hh:mm:ss」または 「N days, hh:mm:ss」として表示しま
す
s
値を経過秒数として扱います。
「yyy mmm ddd hhh mmm sss ms」として上位3要素までを
表示します。
0.001未満の値を取得した場合は「< 1 ms」と表示します
ms
SI接頭辞を付与しません。
RPM
rpm
% 2018/01/0939
単位
アイテムに単位文字列を設定すると取得した値に単位を付けて表示することができます。(表示が変わるだけで、
DBに格納されるデータは変化しません)
単位にはUnicode文字列が使用できます。単位設定をした場合、SI接頭辞を付けて表示します。
- 51. Zabbix 3.2 以降では障害条件だけではなく、回復条件を定義出来る
ようになりました。
このためヒステリシストリガーと呼ばれる、正常時と障害時で閾値
を変えるような複雑な条件をより簡単に記述できるようになりまし
た。
2018/01/0951
トリガー設定
- 71. 2018/01/0971
Ansible Tower Jobテンプレートの起動
curl -X POST -H "Content-type: application/json" -d
'{"username":"test","password":"test"}' -k
https://<your.tower.server.>/api/v2/job_templates/<your job template
id>/launch/<job_template_data> defaults
- 76. 2018/01/0976
Zabbixのリリースポリシー
Zabbix LTSリリース
Zabbix LTSはZabbix Enterpriseサポートをご契約のお客様向けに標準で5年間サポート
されます(3年間のフルサポートと2年間のリミテッドサポート)。Zabbix LTSリリー
スは、バージョン番号の最初の数字が変わります。(3.0、4.0…)
Zabbixポイントリリース
ZabbixポイントリリースはZabbix Enterpriseサポートをご契約のお客様向けに次期
バージョンリリースまでの6ヶ月間のフルサポートと1ヶ月間のリミテッドサポートが
提供されます。Zabbixポイントリリースは、バージョン番号の小数第一位の数字が変
わります。(3.2、3.4…)
- 78. バージョン リリース日
フルサポート終
了
リミテッドサポート
終了
延長サポー
ト
Zabbix 2.0 LTS 2012/5/21 2015/5 2017/5
応相談Zabbix 2.2 LTS 2013/11/12 2017/8 2019/8
Zabbix 3.0 LTS 2016/2/16 2019/2 2021/2
Zabbix 3.2 2016/9/14 2017/10 2017/11 なし
Zabbix 3.4 2017/08 2018/2 2018/3
Zabbix 4.0 LTS 2018/1stQ
2018/01/0978
Zabbixのサポート期間(現行)
- 87. 今回の設定で利用しているZabbixTemplate
Linux base: https://1drv.ms/u/s!AvJ4teJDyD_Q0F9RHIMemZajwRzF
Linux OS: https://1drv.ms/u/s!AvJ4teJDyD_Q0F0HS2AqvFJiYWLU
Linux Aggregate: https://1drv.ms/u/s!AvJ4teJDyD_Q0F6eHwLe6ecpkjeX
参考Template
2017/11/17