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成功ノウハウと効果からみる、データベース集約統合作業の計画と実際(Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2020年10月22日)
- 3. 1. はじめに
⽇本オラクル株式会社 テクノロジー事業戦略統括 ビジネス推進本部 中⼭ 厚紀
2. 成功ノウハウと効果からみる、データベース集約統合作業の計画と実際
⽇本オラクル株式会社 コンサルティング事業統括 Systems Engineer プラクティス・ディレクター ⻤⼭ 浩樹
3. オラクルによる、基盤統合の活⽤事例〜まとめ
⽇本オラクル株式会社 テクノロジー事業戦略統括 テクノロジー・スペシャリスト部 部⻑ 桑内 崇志
本⽇の流れ
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates3
- 5. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates5
Day 2 : 10⽉14⽇(⽔) 15:00~16:00
Lowering Cost with Database Consolidation 〜
コスト削減へ! データベース集約による統合・合理化 開催記
オラクル・コーポレーション Oracle Exadata開発担当
シニア・バイス・プレジデント
コディー・ウママゲスワラン
⽇本オラクル株式会社
テクノロジー事業戦略統括 ビジネス推進本部
担当ディレクター 中⼭ 厚紀
基調講演
「この状況を想像してみてください - あなたの会社は予算を削減
することを決定しています。⽇曜⽇の夜、あなたはCEOから緊急
にコストを削減する計画を出すようにとのテキストメッセージを受け
取りました」とコディーは切り出した。ストレージ、サーバー、運⽤が
抱える課題点について整理したうえで、Oracle Exadataがデー
タベース集約に最適なプラットフォームであることを熱弁。驚くほど
⾼速な読出し処理やストレージIOもさることながら、そのストレー
ジとコンピュート間の通信リソース制御に優先順位をつけることで、
OLTPも分析も問題なく集約し同時実⾏されているお客様の事
例を紹介。最⾼の可⽤性評価、万難を排したセキュリティーにつ
いても触れ、「60を超える統合をされた⽇本のお客様もいます。
⼤丈夫、あなたもできます」と締めくくった。
「社内システムチームは、Oracleのお客様と同じ経験、同じ課題
に直⾯しています」。その背景にあるのは、国別、地域毎に散在し
ていた個別のERPだった。まず、10000を超えるシステムを、統廃
合し1つにし業務プロセスの簡素化をしたこと、次に12台の
Exadata上に基盤を集約して費⽤の削減、処理の⾼速化と安
定運⽤ができたことを紹介。さらに、Oracle Cloud
Infrastructure上の環境を利⽤することで、運⽤作業を⼤幅に
⾃動化しており、「ビックバン型でなく、共有型で進めている。オンプ
レミスでもクラウドでも、同じツールが使えるのは⼤きな利点だ」とし、
「予めオンプレミスで、Exadata基盤上に集約していたから簡単に
進んだ」と伝えた。最後に、統合化のポイントは、費⽤、運⽤の簡
易化、セキュリティー、可⽤性、性能の5点を、バランスを取りながら
進めることが鍵だ、とまとめた。
データはあらゆる組織にとって重要なリソースであり、その価値を最⼤化するためには、組織やアプリケーションを
越えて共有され、相乗効果が発揮される基盤が必要です。
オラクル社内システム集約の取組みとアプローチの要点
- 6. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates6
#1
コスト
#2
簡素化
#3
⾼い性能と
可⽤性
#4
セキュリティー
✔ ✔ ✔ ✔
10⽉14⽇開催 Oracle Cloudウェビナー特別編 第2回
コスト削減へ! データベース集約による統合・合理化より
オラクル・コーポレーション
Oracle Exadata開発担当
シニア・バイス・プレジデント
コディー・ウママゲスワラン
改めて観る
https://go.oracle.com/LP=96105
クラウド変⾰の推進!!
すべてをまとめて実現するソリューション!!
- 7. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates7
#1
コスト
#2
簡素化
#3
⾼い性能と
可⽤性
#4
セキュリティー
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10⽉14⽇開催 Oracle Cloudウェビナー特別編 第2回
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コディー・ウママゲスワラン
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Exadata
オンプレミス
Exadata Cloud Service
オラクルのパブリック・クラウド・データセンターに
Exadata Cloud@Customer
お客様のデータセンターに
データ主権
先払い費⽤なし、使⽤した分だけ⽀払う
#1 コスト合理化
- 8. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates8
#1
コスト
#2
簡素化
#3
⾼い性能と
可⽤性
#4
セキュリティー
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#2 簡素化
オラクル・コンバージド・データベース
あらゆる処理 / あらゆるデータ
⼀元化されたデータベース・エンジン
- 9. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates9
#1
コスト
#2
簡素化
#3
⾼い性能と
可⽤性
#4
セキュリティー
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#3 ⾼い性能と可⽤性
- 10. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates10
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コスト
#2
簡素化
#3
⾼い性能と
可⽤性
#4
セキュリティー
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#4 セキュリティー
- 11. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates11
#1
コスト
#2
簡素化
#3
⾼い性能と
可⽤性
#4
セキュリティー
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10⽉14⽇開催 Oracle Cloudウェビナー特別編 第2回
コスト削減へ! データベース集約による統合・合理化より
オラクル・コーポレーション
Oracle Exadata開発担当
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コディー・ウママゲスワラン
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クラウド変⾰の推進!!
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- 12. “Computing hardware used to be a capital asset, while data wasn’t
thought of as an asset in the same way. Now, hardware is becoming
a service people buy in real time and the lasting asset is the data.”
Erik Brynjolfsson
Director, MIT Initiative on the Digital Economy
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates12
“コンピューティング・ハードウェアはかつては重要な資産でしたが、データは同じように資産としては考えられていませんでした。
今では、ハードウェアは⼈々がリアルタイムで購⼊するサービスになりつつあり、永続的な資産はデータです。"
- 13. 1. はじめに
⽇本オラクル株式会社 テクノロジー事業戦略統括 ビジネス推進本部 中⼭ 厚紀
2. 成功ノウハウと効果からみる、データベース集約統合作業の計画と実際
⽇本オラクル株式会社 コンサルティング事業統括 Systems Engineer プラクティス・ディレクター ⻤⼭ 浩樹
3. オラクルによる、基盤統合の活⽤事例〜まとめ
⽇本オラクル株式会社 テクノロジー事業戦略統括 テクノロジー・スペシャリスト部 部⻑ 桑内 崇志
本⽇の流れ
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates19
- 15. DXを推進する Digital Governance全体像
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates21
デジタルガバナンス・コードの策定に向けた検討より
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_governance/pdf/report_001.pdf
- 16. 2025年の崖とは︖
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates22
多くの経営者が、将来の成⻑、競争⼒強化のために、新た
なデジタル技術を活⽤して新たなビジネス・モデルを創出・
柔軟に改変するデジタル・トランスフォーメーション(=
DX)の必要性について理解しているが・・・
・既存システムが、事業部⾨ごとに構築されて、全社横断
的なデータ活⽤ができなかったり、過剰なカスタマイズが
なされているなどにより、複雑化・ブラックボックス化
・経営者がDXを望んでも、データ活⽤のために上記のよう
な既存システムの問題を解決し、そのためには業務⾃体
の⾒直しも求められる中(=経営改⾰そのもの)、現場
サイドの抵抗も⼤きく、いかにこれを実⾏するかが課題と
なっている
→ この課題を克服できない場合、DXが実現できないのみ
でなく、2025年以降、最⼤12兆円/年(現在の約3
倍)の経済損失が⽣じる可能性(2025年の崖)
つまり、SIer依存でサイロ化されたシステムで全社横断のデータ活⽤ができない
データの⾒える化をするべき
経済産業省 DXレポートより
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_01.pdf
- 19. Oracleの提唱するデータ利活⽤環境
Enterprise Data as a Service Solution
組織内システム
外部システム 分析システム
データ要求者
Enterprise Data as a Service
Data
Architecture
︓
Data
Management
︓
IT︓
MD
M
CWH
Data
Lak
e
Data
Cloud
AI&BI
Analyze & Visualization
Core systems
External Data Sources
Solution for “One Fact in One Place & Data Management Action” Business
収集
連携
提供
提供
連携
提供
要求
可視化
データ利活⽤
Enterprise Data as a Service Solutionは、組織内で共有されるデータを整流化し統合管理することで、
業務おいて使いたいときに迅速にデータを提供可能にするためのソリューションである。
データ変換 データ提供
SQL作成
Tuning実施
OBJECT
作成・変更
データ収集
データアーキテクチャの統制維持
Data
Data
Data
Data
Data
Data
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- 20. IT IT
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates26
(経営者は無関⼼か、
関⼼があっても具体的
な取組に⾄っていな
い)
(全社戦略が明確で
ない中、部⾨単位での
試⾏・実施に留まって
いる)
(全社戦略に基づく
⼀部の部⾨での推
進)
(定量的な指標等に
よる持続的な実施)
(デジタル企業として、
グローバル競争を勝ち
抜くことのできるレベ
ル)
参考︓「DX推進指標」とそのガイダンスより
https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190731003/20190731003-1.pdf
個別最適化
業務別に最適化されている
ie. レガシーシステム
データの物理的集約及び運⽤統
合を実現し、CAPEX/OPEXの適
正化を図る
→徹底したコスト削減
データアーキテクトを統合し、必
要なデータをタイムリーに提供で
きる組織横断的な
データ提供サービスの実現
個別最適化
DB HW統合/運⽤統合
データ統合
- 21. DB/HW
Consolidation Platform
企画・プロジェクト化のポイント
データ利活⽤プラットフォーム/ Enterprise DBasSへの道
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates27
Enterprise Data as a Service Solutionへ⼀⾜⾶びに到達するのは、時間と労⼒、コストを要する。
段階的にステップアップするRoadmap(中期計画相当)が必要
組織内システム
Core systems_A
Core systems_B
….
ITアセスメント
どのような種類、価値のあるデータが
存在することを整理
現状 1st Step DB物理集約
Core systems_A
Core systems_B
….
DB_MTA_A
DB_MTA_B
….
Enterprise Data as a Service
Data
Architecture
︓
Data
Management
︓
IT︓
MDM
CWH
Data
データ変換 データ提供SQL作成
Tuning実施
OBJECT
作成・変更
データ収集
データアーキテクチャの統制維持
Final: Data利活⽤によるDX推進
Enterprise Architect
DB Architect
DB as a Service Management Architect
数か⽉
数か⽉〜2年
数か⽉〜1年
- 24. DB/HW
Consolidation Platform
企画・プロジェクト化のポイント
データ利活⽤プラットフォーム/ Enterprise DBasSへの道
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates30
Enterprise Data as a Service Solutionへ⼀⾜⾶びに到達するのは、時間と労⼒、コストを要する。
段階的にステップアップするRoadmap(中期計画相当)が必要
組織内システム
Core systems_A
Core systems_B
….
ITアセスメント
どのような種類、価値のあるデータが
存在することを整理
現状 1st Step DB物理集約
Core systems_A
Core systems_B
….
DB_MTA_A
DB_MTA_B
….
Enterprise Data as a Service
Data
Architecture
︓
Data
Management
︓
IT︓
MDM
CWH
Data
データ変換 データ提供SQL作成
Tuning実施
OBJECT
作成・変更
データ収集
データアーキテクチャの統制維持
Final: Data利活⽤によるDX推進
Enterprise Architect
DB Architect
DB as a Service Management Architect
数か⽉
数か⽉〜2年
数か⽉〜1年
- 25. データベース統合の基本的な考え⽅
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates31
各部⾨に散逸しているデータを標準化・統合し、SLAを定義してサービス提供する
l 標準化・共有化により資源効率を最
適化
l コスト削減効果を最⼤化
l 継続的な改善
l 管理業務を統合し⽣産性を向上
業務
機能
業務
機能
業務
機能
業務
オペレーション
l 顧客満⾜を向上
l 業務効率化を推進
l アプリケーションの近代化を推進
Hardware
OS/MiddleWare
Database
業務
機能 イノベーションへの
投資
コストと品質の
バランスをとる
データベース統合は情報システムの
コストパフォ-マンスを最⼤化させ、
ビジネスイノベーションに貢献します
データ
サービス
提供部⾨
業務
アプリ部⾨
需要 提供
業務部⾨
需要 提供
データ データ データ
!
"
#
$
%
&
'
(
"
)
*
+
,
-
%
.
︵
基
盤
︶
運
⽤
基
盤
- 26. データベースプラットフォームの進化
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates32
§ リソースの物理構成に
依存
§ 専属的で、かつ異機種
環境である
§ 静的で、分断された環境で
ある
§ 標準化されたハードウェアお
よびソフトウェアのスタックを
選定してある
§ 標準デプロイメント構成が
定義されている
§ データベース・サービスとサー
ビス・レベルのカタログが定義
されている
§ 共有化され、セキュアな集
中データ基盤
§ 動的な最適化とリソース管
理が実装されている
§ ⾃動化されたシステム管理
が可能である
§ オン・デマンドで、かつ各レイ
ヤーごとにセルフ・サービスを
提供
§ 迅速なサービスの伸縮性と
⾃動化の仕組みを持つ
§ リソース使⽤量を計測し、
⾃動コスト配分、課⾦の仕
組みを実装している
§ ⼗分に動的で統⼀されたリ
ソース・プールを活⽤した
サービス提供
§ Cloud DBサービスの仲介
§ セキュアで、ハイブリッドなク
ラウド・サービス間の統合 (
ベンダー、パートナーなど)
従来型のサイロ化
されたシステム群
標準化された
プラットフォーム
統合された
プラットフォーム
サービス・デリバリ
プラットフォーム
Enterprise
DBプラットフォーム
リスクの低下 運⽤費⽤の低下 設備投資費⽤の低下 より⾼い敏捷性 ⼗分な最適化
統合
プライベート
クラウド
ハイブリッド
クラウドサイロ 標準化
- 27. 統合における現状と課題について
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates33
現状: 複数システム個別運⽤
課題
• 運⽤複雑化(OPEX⾼)
• ITリソースの余剰化
• データ散財(セキュリティ課題)
• 課題(性能、可⽤性)と予算のミ
スマッチ
• レガシーシステムの塩漬け
1st Step DB物理集約
効果
• HW統合による運⽤効率化
• ITリソースの効率化(CAPEX)
• 集中管理とExadataセキュリティソ
リューションによるセキュリティ強化
Final: Data利活⽤によるDX推進
Enterprise Data as a Service
効果
• データを中⼼としたシステム構築、
運⽤構築による攻めのITの実現
• 新分野におけるビジネスの可能性
Data Fragmentation
Infrastructure complexity お客様の懸念
• ⾼価なHWに統合することによる導
⼊予算の⾼騰
• 統合による運⽤競合、ノウハウの
⽋落
性能、セキュリティ、更新作業等
• 効果的なデータアーキテクト定義に
対するノウハウの⽋如
• 社内ガバナンス確保の困難
• 想定効果の予測困難
- 28. データベース統合の検討ポイント
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates34
1. サービスレベル
• テナント需要に応じた品揃え(現在、将来)
• テナント運⽤に合わせたレベル定義(現在、将来)
• 数の経済性を考慮した類型化
2. ソーシング
• 求められるサービスレベルと所有する・所有しない の検討
3. サービス役務定義
• テナントと基盤の役割分担
• 基盤サービスレベルを保証するための役務
• 基盤主導型の計画的な運⽤・保守
4. 配賦と課⾦
• メータリング
• 課⾦モデルの定義
5. ガバナンス
• 全体アーキテクチャ堅持のための活動
• サービスレベル保証のための運⽤標準
• サービス利⽤のための開発標準
業務
独⾃機能
業務
独⾃機能
業務
独⾃機能
業務
独⾃機能
業務
独⾃機能
役務定義
配賦と課⾦
サービスレベル
開発標準
運⽤標準
統
合
#
$
%
&
$
'
(
)
*
+
ソーシング
- 29. DB 統合 Planningのポイント
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates35
企画・計画フェーズ
CxOへの訴求
• 守りの投資効果︓
OPEX/CAPEXの最適化
• 攻めの投資効果︓
ビジネス(収益)への貢献
運⽤/開発部⾨への訴求
• インセンティブの明確化
(省⼒化だけではない効果の定
義)
経営層、企画部⾨、運⽤スタッフ部
⾨の三社の協調関係を良好に組織
化する必要がある
構築フェーズ
CxOの関与
• 投資のコミットメント︓
プロジェクトの⼀員であるという認
識とスムーズなエスカレーション実
現
運⽤/開発部⾨への訴求
• プロジェクト品質の確保
リスクの最⼩化
計画的な課題解決等々
• アプリ環境移⾏計画と効果的な
試験
必要最⼩限の網羅性を保持した
受け⼊れ試験の実施
⾼いプロジェクト品質確保のため、推
進体制の確保
経営層のコミットメントが重要
移⾏切替フェーズ
精度の⾼い移⾏計画
• 事前の互換性評価︓
切替後のUATにて発⽣する課題
を最⼩限にします
• 移⾏切替リハーサルの実施
切替判定、切り戻し計画の評価
を⾏い本番移⾏時のリスクを最
⼩化します
運⽤習熟
• 新技術及び運⽤、新組織への習
熟
初期流動管理計画を策定し、早
急に習熟度を上げる
リスクを最⼩化し⾼精度なたデータ
移⾏切替計画の作成
- 30. • 経営層をオブザーバーとした体制を構築し、社内外の調整を含めた推進体制を定義します
ü 集約対象のDBシステムには外部インターフェイスが移⾏要件として関与する場合があり、分担や
⽇程の調整が必要な場合がある
ü 互換性評価、切り替え判断等ユーザー側の作業も想定されるため、ユーザーを含めた体制が必
要
DB 統合 Planningのポイント -企画・計画フェーズ -
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates36
CxOへの訴求
• 守りの投資効果︓
OPEX/CAPEXの最適化
• 攻めの投資効果︓
ビジネス(収益)への貢献
運⽤/開発部⾨への訴求
• インセンティブの明確化
(省⼒化だけではない効果の定
義)
経営層、企画部⾨、運⽤スタッフ部
⾨の三社の協調関係を良好に組織
化する必要がある
推進体制
• プロジェクトの⽬的と予想効果を定義し、予算化を推進する
ü 想定されるプロジェクト体制、関連組織を定義し、切り替え時期を含め全体スケジュール化する
ü 導⼊予定のソリューション(HW/SW/MW及びサービス)を想定し、予算化する
ü 既存業務、アプリケーションの取り扱い⽅針を決めておく
⽬的
• プロジェクト計画書(稟議)
ü ⽬的(ビジネス効果)、⽅針
ü 採⽤ソリューション案
ü 体制、役割/役割分担
ü スケジュール
ü 課題
アウトプット
- 31. • 経営層を含むPMO及びプロジェクト実施体制の定義
ü 役割分担の精緻化(ホワイトスペースの最⼩化︓検討の抜け漏れ)
ü 課題発⽣時のエレベーション/エスカレーション体制及び運⽤の事前定義
DB 統合 Planningのポイント - 構築 -
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates37
推進体制
• ⾼いプロジェクト品質の確保
ü 採⽤技術の事前評価(互換性評価、機能評価、性能評価、運⽤適⽤評価)
ü 対象範囲の定義(開発標準/運⽤標準の再定義等の取り扱い)
ü PMO設置の是⾮
⽬的
• プロジェクト実施計画書、進捗資料、課題/リスク管理表
ü ⽬的(ビジネス効果)、⽅針
ü 体制、役割/役割分担
ü スケジュール
アウトプット
CxOの関与
• 投資のコミットメント︓
プロジェクトの⼀員であるという認
識とスムーズなエスカレーション実
現
運⽤/開発部⾨への訴求
•プロジェクト品質の確保
リスクの最⼩化
計画的な課題解決等々
•アプリ環境移⾏計画と効果的な
試験
必要最⼩限の網羅性を保持した
受け⼊れ試験の実施
⾼いプロジェクト品質確保のため、推
進体制の確保
経営層のコミットメントが重要
- 32. • 切替体制の定義
ü 役割分担の精緻化(ホワイトスペースの最⼩化︓検討の抜け漏れ)
ü 課題発⽣時のエレベーション/エスカレーション体制及び運⽤の事前定義
DB 統合 Planningのポイント -移⾏切替フェーズ-
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推進体制
• 切替計画の精緻化
ü 移⾏要件の詳細化、移⾏環境、⼿順設計への反映
ü 切替計画の詳細化(UAT受⼊テストの範囲、内容定義を含む)
ü 切り戻し計画の詳細化
⽬的と作業内容
• 切替計画書
ü 体制、役割/役割分担
ü スケジュール
ü リスク/課題管理表
• 受け⼊れ試験計画書件報告書
ü 試験項⽬
ü ⼿順
ü 実施結果(切替判定基準及び結果判定を含む)
アウトプット
精度の⾼い移⾏計画
• 事前の互換性評価︓
切替後のUATにて発⽣する課題
を最⼩限にします
• 移⾏切替リハーサルの実施
切替判定、切り戻し計画の評価
を⾏い本番移⾏時のリスクを最
⼩化します
運⽤習熟
• 新技術及び運⽤、新組織への習
熟
初期流動管理計画を策定し、早
急に習熟度を上げる
リスクを最⼩化し⾼精度なたデータ
移⾏切替計画の作成
- 33. DB Consolidation導⼊効果
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個別最適化による
OPEXの⾼騰
個別最適化による運⽤の煩
雑化
ITリソースの断⽚化
CAPEXの⾮効率
データ散逸による
ビジネス機会活⽤の⾮効率
現状
企業資産であるデータを集
約し、セキュリティを保持
(⾼信頼性+⾼可⽤性)
した状態にする
DXの要請
従来のバッチ系による情報
提供だけではなく、リアルタ
イム性を重視したサービスへ
の展開
全社統⼀されたサービスレ
ベルに応じたプラットフォー
ムの採⽤
+
運⽤統合
CAPEX/OPEXの適正化
Enabler
Data Guard
DB Vault/AVDF
Oracle技術の集約/応⽤
Exadata
MTA
リソースマネージャMTA
MTA RA RAT
MTA︓Multitenant Architecture
RA︓Zero Data Loss Recovery Appliance
RAT︓Real Application Testing
AVDF︓Audit Vault & Database Firewall
- 34. DB統合 リファレンス・アーキテクチャ
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates40
n データベース統合における⼀般的な要件に対応するための標準的な構成を指します。
n 本アーキテクチャの概念モデルは、Oracle Enterprise Architectureをベースとしており、
DBクラウド基盤やセキュリティ管理基盤などの全般を網羅する必要があります。
Oracle Enterprise Architecture
DB基盤 / DBクラウド基盤
共通
管理基盤
APクラウド基盤
サーバ統合
仮想化
リソース
制御
可⽤性
継続性
拡張性
柔軟性
安定性
標準化
/JavaEE
⾼性能
システム
管理
バック
アップ
システム
連携
開発柔軟性
セキュリティ
管理基盤
監査
ID管理/
認証
アクセス
制御
職務分掌
暗号化
サーバ統合
仮想化
リソース
制御
可⽤性
継続性
拡張性
柔軟性
安定性
標準化
⾼性能
開発柔軟性
- 35. 統合におけるお客様の懸念に対する
Oracleソリューション
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates41
n 各要素は複数のOracle技術の組み合わせによって充⾜することができ、統合に必要な
要件を達成することができます。
DBクラウド基盤 共通
管理基盤
システム
管理
バック
アップ
サーバ統合
仮想化
リソース
制御
可⽤性
継続性
拡張性
柔軟性
安定性
標準化
⾼性能
開発柔軟性
セキュリティ
管理基盤
監査
アクセス
制御
職務分掌
暗号化Exadata MTA
Data Guard
MTA
Exadata
リソースマネージャMTA
リソースマネージャ
MTAExadata
Exadata
MTA RAT
TDE
DB Vault
DB Vault
AVDF
RA
EM
- 36. DB Consolidation を⽀える
Oracle Solution – Maintenancibility -
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Aʼ
プライマリ
A B Bʼ
n MTAによって標準設計されたシステム構成を
ベースラインとすることが可能です。
ü 事前に設定しておいたシステム(PDB)をクローニン
グすることで、データベース設計の標準化を統制で
きます。
ü クローニングした上で個別設定を⾏います。
OLTP⽤PDB
OLTP⽤パラメータ
標準ユーザ
標準セキュリティ設定
業務利⽤標準データセット
:
n SLAに対応したPDBをクローニングすること
で標準化を統制します。
ü 「OLTP」or「DWH」⽤ PDB
ü セキュリティ要件「⾼」or「低」⽤ PDB
クローニング
DWH⽤PDB
DWH⽤パラメータ
標準ユーザ
標準セキュリティ設定
業務利⽤標準データセット
:
クローニング
- 37. DB Consolidation を⽀える
Oracle Solution - High Performance / Security / Availability -
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プライマリ
スタンバイ
ステージング
A B C
Aʼ
DBクラウド基盤 – サイトA
Multi-
tenant
Architecture
DBバックアップ
運⽤管理
Recovery
Appliance
Enterprise
Manager
Exadata
n Exadataによって複数のDBサーバを統合 +
Enterprise Manager(EM)による⼀元管理に
よって、運⽤コストを削減します。
n Multitenant Architecture(MTA)を利⽤し、
DBサーバの運⽤を標準化することで、
管理コストを削減します。
ü バックアップはCDB単位/リカバリはPDB単位など
n さらにOracle技術を応⽤することで、
管理コストの削減を⾒込めます。
ü Data Masking Packを利⽤した本番データのマスキ
ングによるテストコストの削減
ü Life Cycle Management(LCM)を利⽤した構成の
⽐較による構成管理コストの削減
ü Real Application Testing(RAT)を利⽤したテストの
⾃動化/分析による性能管理コストの削減
- 38. DB Consolidation を⽀える
Oracle Solution - High Performance / Security / Availability -
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n MTAを利⽤して環境間(CDB)/システム間
(PDB)の独⽴性を確保します。
ü 各システムには、基本要素(初期化パラメータやバッ
クアップ設定など)が標準化されたデータベース空間
(PDB)を割り当てます。
ü PDBは独⽴しているため、他のシステムのユーザで
アクセスすることはできません。
ü このため、他のシステム管理者が、勝⼿にシステム
を停⽌させるようなことはできず、システムの独⽴
性が保たれます。
プライマリ
スタンバイ
A B C
DBクラウド基盤
サイトA
Multi-
tenant
Architecture
システムA
管理者
- 39. DB Consolidation を⽀える
Oracle Solution – Consulting Service -
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IT Planning Consulting
お客様のビジネスとIT⽬標を理解し、適⽤す
るソリューション及び運⽤組織の最適化、効
果予測を定義します。
IT Roadmapを作成し、予算化の⽀援をしま
す。
DB Consolidation Service
集約するデータベースの⾮機能要件を定義
し、適切なDBプラットフォームを設計、構築し
ます(⾼信頼性/ ⾼可⽤性/ 障害管理/
変更管理)
集約後の運⽤管理に関する運⽤設計⼀式
を提供し、運⽤導⼊⽀援を実施します。
DB Migration Service
データ移⾏に関する計画策定を⽀援します。
(全体計画、移⾏要件、移⾏体制、前提・
制約条件、検討事項)
現⾏環境より新統合環境へのシームレスな
データ移⾏環境を設計、構築し、データ移⾏
を実施します。
ITOperation Management design Service
新環境における運⽤設計を⽀援し、運⽤導
⼊を⽀援します。
• 変更管理(パッチ適⽤、変更計画、変更
実施体制)
• 性能管理
• ⾃動監視・障害運⽤管理
• ⾼可⽤性管理
• ⾼信頼性管理
- 41. まとめ
DXとしてのIT
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オープン化
統合 or 分散
新機能への対応
現状に⾄るまで、、、、 DXを機に、、、、
データを集める
データを守る
コストを適正化する
!
"
#
$
利
活
⽤
(
)
Enterprise
Data as a Service
1. ビジネスの⽅向性(中期計画)理解し、
2.必要とされる部⾨に、
3.必要な情報が、
4.適切なタイミングで、
5.提供できる
サービスをITシステム/ソリューションが実現する事
- 42. DB Consolidation と平⾏にするべきデータの利活⽤に必要なもの
Enterprise Data as a Service Solution
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使いやすい粒度、信頼ある
データとアーキテクチャの整備
データ管理部⾨の新設
データガバナンスの実践 活⽤のためのIT基盤
データマネジメントと利活⽤に関する、関係者間のコミットメントの醸成
このソリューションはシステム固有ではないエンタープライズデータを作り出し、利活⽤することです。
システムで扱われるデータ形式の
差異を吸収し、ニーズに合わせて
迅速にデータを取得する⼿段を定
義します。
データアーキテクチャの維持管理や
データを活⽤のルールを関係者で
取り決め、協調していく組織と体制
を構築します。
社内にどのようなデータがあるのか、
データがどう⽣まれ、活⽤されているかを
アーキテクチャとして正しく把握する必要
があります。
管理されたエンタープライズデータの利活⽤
- 43. Oracleの提唱するデータ利活⽤
Enterprise Data as a Service Solution
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組織内システム
外部システム 分析システム
データ要求者
Enterprise Data as a Service
Data
Architecture
︓
Data
Management
︓
IT︓
MD
M
CWH
Data
Lak
e
Data
Cloud
AI&BI
Analyze & Visualization
Core systems
External Data Sources
Solution for “One Fact in One Place & Data Management Action” Business
収集
連携
提供
提供
連携
提供
要求
可視化
データ利活⽤
Enterprise Data as a Service Solutionは、組織内で共有されるデータを整流化し統合管理することで、
業務おいて使いたいときに迅速にデータを提供可能にするためのソリューションである。
データ変換 データ提供
SQL作成
Tuning実施
OBJECT
作成・変更
データ収集
データアーキテクチャの統制維持
Data
Data
Data
Data
Data
Data
- 44. 1. はじめに
⽇本オラクル株式会社 テクノロジー事業戦略統括 ビジネス推進本部 中⼭ 厚紀
2. 成功ノウハウと効果からみる、データベース集約統合作業の計画と実際
⽇本オラクル株式会社 コンサルティング事業統括 Systems Engineer プラクティス・ディレクター ⻤⼭ 浩樹
3. オラクルによる、基盤統合の活⽤事例〜まとめ
⽇本オラクル株式会社 テクノロジー事業戦略統括 テクノロジー・スペシャリスト部 部⻑ 桑内 崇志
本⽇の流れ
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- 46. 基盤統合の前のお客様の課題はシステムのサイロ化による
• 運⽤管理の複雑さ
• リソース活⽤の⾮効率性
• データ散在によりデータ活⽤が困難
などがあり、データの統合化・標準化が対策のポイントに。
実際にデータベース基盤統合を実現したお客様の声を⾒るとコスト削減に加えて
• 運⽤の効率化
• セキュリティ・可⽤性の向上
• システムの性能やアジリティの向上
• データ活⽤基盤の構築
を実現したという実績が確認できる。
なぜデータベース基盤統合なのか︖
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- 47. お客様事例にみる⽬標と効果
• 統合することで利⽤効率が向上、
導⼊コストが削減
• 例︓保守コスト30%削減、設置
⾯積65%削減
• MultitenantでDB集約率約5倍
• 運⽤効率向上。少ない⼈⼿でよ
り多くのシステムを管理可能。
• 例︓運⽤効率を1/15に効率化
• ⾼性能なハードウェアの導⼊に
よって、バラバラに運⽤している
時よりも個別の性能が向上
• 例:4時間の検索テーブル更新
処理を約10分に
• プラットフォームの標準化によって
新規のシステム構築・展開ス
ピードがアップ
• DRサイトの構築や暗号化などの
セキュリティ対策が⼀度に⾏える
ため、全体的なサービスレベルの
向上がはかれる
• ITガバナンス向上
• データの⼀元化によってデータ活
⽤を促進
• Big Data分析の前に社内
の基幹データの整理と活⽤
が⼤事
• リアルタイムでのデータ分析が容
易に
オラクルによるデータベース基盤統合
53
DX
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効果例は@IT「オラクルデータベースインサイダー」掲載記事より引⽤
https://www.atmarkit.co.jp/ait/special/at140606/oracledatabaseinsider.html
- 48. お客様事例にみる⽬標と効果- お客様の代表的なコメント
• 「PCI DSSでは、保存されているクレジットカード
会員のデータを保護することが求められています。
これは簡単に⾔えば『データを暗号化しなさい』と
いうことです。この要件に対応するために当社が
利⽤しているのがOracle Advanced Security
です。暗号化の対象となるデータが含まれている
かどうかにかかわらず、全てのテーブルを暗号化し
て運⽤しています。さらに、暗号化の鍵は
『Oracle Wallet』で管理し、定期的に交換する
ことで安全性を保っています」(ベリトランス ⾚
尾様)
• 「Oracle Exadataに移⾏してシステムの処理
能⼒が向上し、データ量の増加にも速やかに対
応できるキャパシティーと拡張性を⼿に⼊れたこ
とで、業務部⾨に対して提供するデータの幅を
どんどん広げていけるようになりました。例えば、
それぞれのお客さまについて、預⾦情報だけで
はなく住宅ローンの利⽤状況も併せて表⽰する
など、当⾏のさまざまな商品のご利⽤状況を⼀
元的に⾒られるようになります。こうしたアプリ
ケーションの機能拡張が実現可能となったこと
は、ビジネス⾯の⼤きなメリットの1つです」
(イオン銀⾏ 齋藤様)
オラクルによるデータベース基盤統合
54
DX
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• 「データベースの管理業務も⼤幅に効率化でき
ました。⼤まかにいえば、以前は4つのシステムが
あるためにDBAも4⼈いたのが、現在は1⼈に集
約といった勘定になります。また、これまでは専任
のDBAがいるシステムもあれば、アプリケーション
担当と兼任しているシステムもあるといった具合
にDBAの役割が明確化されていない⾯がありま
した。それが今回、データベースを含むITインフラ
とアプリケーションの間に明確な線引きを⾏えた
こともOracle Exadataの導⼊効果の1つです。」
(サッポログループ 布施川様)
• 「ITシステムの運⽤は外部のパートナーにアウト
ソースしていますが、そことやりとりする社内体制も
シンプルになり、安定稼働に貢献しています」「新
しい施策のITインフラを考える際、データベースの
ことを考える必要がなくなりました。以前なら何か
新しい施策を⾏おうとすれば、そのためのサーバを
⽤意し、データベースライセンスの追加も考えなけ
ればなりませんでした。今はスキーマを切り出すだ
けで、すぐにデータベース環境を⽤意できます」
(ワコール ⼤⻄様)
コメントは@IT「オラクルデータベースインサイダー」掲載記事より引⽤
https://www.atmarkit.co.jp/ait/special/at140606/oracledatabaseinsider.html
- 49. ユースケースとポイント
ホールディングス/企業グループ
間の共通データ基盤
• 国内・海外を含むグループ会社
で使⽤する主要なシステムを統
合するプラットフォーム構築
• Oracle Exadataおよび
Multitenantを利⽤するケースが
多い
• 効果は標準化によるガバナンス
強化、コスト削減、性能の担保、
システム展開のアジリティ
基幹業務システム統合基盤
• ⼤型基幹業務システムの刷新に
伴い、もともとバラバラに運⽤され
ていた複数の周辺業務システム
を統合・集約
• 効果は統合集約によるリソース
効率の向上と性能向上、コスト
削減
アプリケーション基盤/SaaSイン
フラ
• 複数のお客様向けに提供するア
プリケーションインフラ環境として
統合データベース基盤を構築
• 効果はコストダウン、統合集約
率, パフォーマンス向上, 運⽤/保
守の負荷低減
オラクルによるデータベース基盤統合
55 Copyright © 2020 Oracle and/or its affiliates
データ連携の強化
迅速なシステム展開
BCP/セキュリティのガバナンス
強化
処理性能の向上
リソースの有効活⽤
可⽤性の向上
運⽤/管理の負荷低減
バッチ性能の向上
- 54. ご参考︓Oracle Exadata ニュースリリース&事例公開済のお客様
通信/メディア/公益業
• NTTコミュニケーションズ
• NTTドコモ
• NTTぷらら
• NTTファシリティーズ
• ⼤阪ガス
• 関⻄電⼒ (アシスト)
• KDDI
• 東京電⼒
• ドコモ・システムズ
• ジュピターテレコム
• ソフトバンクモバイル
• メディアドゥ
• ヤフー
製造/コンシューマ製品業
• アサヒグループHD
• IHI (アシスト)
• 遠藤照明
• マレリ
• キヤノン
• サントリーグループ
• 新⽇鐵住⾦
• ⼤和ハウス⼯業
• ⽇本精⼯
• デンソーテン(富⼠通)
• ハウス⾷品
• パナソニックIS
• ⽇⽴⾦属
• 本⽥技術研究所
⼩売/流通/サービス業
• アズワン
• エイベックス・グループHD
• エディオン
• カルチュア・コンビニエンス・クラブ
• ケーズHD
• すかいらーく
• セブン&アイHD
• JTB (ExaCC)
• スクウェア・エニックス
• 全⽇本空輸
• DCM HD
• ディップ (アシスト)
• 寺岡システム
• トーソー
• ⻑瀬産業
• パーソル (Exa,ExaCS)
• バンダイ
• ヒスコム
• プロトコーポレーション
• ベネッセ
• 三井不動産
• 三越伊勢丹システム・ソリューションズ
• 楽天
• ラクラス (ExaCS)
• リクルートテクノロジーズ
• 良品計画
⾦融/保険業
▪ イオン銀⾏
▪ オリエントコーポレーション
▪ GMOクリックHD
▪ 東京海上⽇動⽕災保険
▪ 野村総合研究所
▪ ベリトランス
▪ みずほフィナンシャルグループ
▪ 三井住友海上あいおい⽣命保険
▪ 三井住友銀⾏
▪ 三井住友信託銀⾏
▪ 楽天カード
▪ 楽天証券
公共/教育/ヘルスケア業
• RKKコンピュータサービス (ExaCC)
• 北九州市
• 札幌市
• 塩野義製薬
• ジーシーシー
• 統計センター
• バイエル薬品
• 武庫川⼥⼦⼤学
• ピーエス三菱
• ファンケル
• 富⼠電機
• 富⼠通
• ミズノ
• 三菱⾃動⾞⼯業
• 村⽥機械
• 村⽥製作所
• ⼭崎製パン
• ライオン
• リコー
• リンテック
• ルネサスエレクトロニクス
• ワコール
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