とっておきの方法！ Oracle Databaseの自動アップグレードのお勧め手法省力・最新化概要編 (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年4月14日)

とっておきの⽅法︕ Oracle Databaseの
⾃動アップグレードのお勧め⼿法省⼒・最新化概要編
Oracle Cloud ウェビナー
エントリーシリーズ
2021年4⽉14⽇
⽇本オラクル株式会社
テクノロジー事業戦略統括ビジネス推進本部
中⼭厚紀

今⽇お話しする内容
1. 19cにアップグレードする
５つの理由
2. ⾃動アップグレード・ツールと
段取り
3. Q & A (随時)

私たちのミッションは、⼈々が新たな⽅法で
データを理解し、本質を⾒極め、無限の可能性
を解き放てるよう⽀援していくことです。
Our mission is to help people see data in new ways,
discover insights, unlock endless possibilities.

ステークホルダーの期待
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
開発・運⽤部⾨
(開発, テスト, セキュリティー, 運⽤)
業務部⾨
(アプリケーション・オーナー)
o 直感的なデジタルエンゲージメント
体験
o 迅速な対応やいつでも利⽤可能
なサービス
o 新たな期待に積極的に応える
o 利⽤者データの安全確保
o データ駆動型のビジネスサービス
やデジタル配信
o ビジネスの差別化を推進
o イノベーションをより早く実現
o より良い体験の提供
o コスト管理
o リソースへのタイムリーなアクセス
o HA, ⾼性能、セキュリティ、スケーラ
ビリティーが予め設定されたインフラ
基盤
o よりシンプルな管理
利⽤者
(お客様 & 従業員)
対象となる
サービス
サービスの収益化
セキュリティー
顧客体験

イノベーションの
加速

11g
10g
9i• ⾃動クエリー・リライト
(Automatic query rewrite)
• ⾃動UNDO管理
(Automatic undo management)
• ⾃律型ヘルス・フレームワーク
(Autonomous health framework )
• ⾃動診断フレームワーク
(Automatic diagnostic framework)
• クローンの⾃動リフレッシュ
(Automatic refresh of clones)
• ⾃動SQLチューニング
(Automatic SQL tuning )
• ワークロードの⾃動キャプチャ・リプレイ
(Automatic workload capture/replay)
• ⾃動SQL計画管理
(Automatic SQL plan management)
• SQL監視のための⾃動キャプチャ
(Automatic capture of SQL monitor)
• ⾃動データ最適化
(Automatic data optimization)
• ⾃動メモリ管理
(Automatic Memory Management)
• ⾃動セグメント領域管理
(Automatic segment space mgmt.)
• ⾃動統計収集
(Automatic statistics gathering)
• ⾃動ストレージ管理
(Automatic storage management)
• ⾃動ワークロード・リポジトリ
(Automatic workload repository)
• ⾃動データベース診断モニター
(Automatic diagnostic monitor)
• Automatic columnar flash
• ⾃動インメモリ
Automatic IM population
• アプリケーション・コンティニュイティ
Automatic application continuity
• ⾃動索引付け
Automatic indexes
• マルチテナント、ホットク
ローンと再配置
Multitenant, online
clone and relocate
• データベースインメモリ
Database In-Memory
• シャーディング
Sharding
• Active Directoryとの統合
Active directory integration
• RAC Sharding
Sharded RAC
• Mem-optimized row-store
• プライベート⼀時表
Private temporary tables
• ⾼速インジェスト
High-speed data ingestion
• ハイブリッド・パーティション表
Hybrid partition tables
12c
18c 19c
イノベーションの加速
Oracle Database 19c - 43 年のイノベーション
https://apex.oracle.com/database-features/
Increase Agility
12

注) Google Chrome ブラウザ⾃動翻訳による

Oracle Database 19c はデータベースアプリケーションに不可⽋な
クラス最⾼のオペレーションを内蔵しています。
基盤
リスクなし / 妥協なし
開発
分散処理
可⽤性セキュリティ管理性
拡張性

ITをシンプルに

開発サービス
Node.js, Python, .NET,
Java, PHP, Ruby, PL/SQL,
C, C++, Perl, Go, EBR, REST
Services,
Advanced Queuing,
APEX, SODA, Docker
コンバージド・データベース – 1つのプラットフォームで、あらゆる要件に対応リスク抑制
俊敏性向上
コスト削減

Oracle Database 19c でのライセンス・サポートの緩和リスク抑制
俊敏性向上
コスト削減
19c アップグレードにより、画期的な機能を活かすことができます!
■⾃動インデックス、更新可能なADGスタンバイ、JSON格納/検索、アクティブディレクトリ統合など
Multitenantライセンスの変更 (19c以降)
■すべてのDatabase Editionで、コンテナデータベース(CDB)1つにつき最⼤3つの
プラガブルデータベース(PDB)をライセンスなしで利⽤可能
■4つ以上のPDBを統合するにはMultitenantライセンスが必要です。
■お客様は各CDBに最⼤3つのPDBを配置することができます。
空間・グラフ・機械学習(Advanced Analytics)のライセンス変更 (2019/12/5以降)
■すべてのDatabase Editionに含まれるようになりました。
■同じ開発⽤APIを使⽤することで、すべてのエディションでアプリケーションが動作するようになります。
Database In-Memoryライセンスの変更 (19.8 RU)
■新しい「Base Level」機能により、最⼤16GBの
インメモリ列ストアが可能になりました。
■既存のアプリケーションを変更する必要はありません。
Option
License なしで…
SE2 EE EXA DBCS
SE
DBCS
EE
DBCS
EE-HP
DBCS
EE-EP
EXA
CS
Multitenant
1 CDB に 3 PDBまで
O O O O O O O O
空間 & グラフ,
機械学習
O O O O O O O O
Database In-Memory
Base Level機能
O O O O

セキュリティの
強化

データとイベントログの
監査
Audit Vault
アラート
レポート
ポリシー
Network Encryption
Oracle
Key Vault
透過的データ暗号化
DF11233 U*1
$5Ha1qui %H1
HSKQ112 A14
FASqw34 £$1
DF@£!1ah HH!
DA45S& DD1
機密データの発⾒
(Sensitive Data Discovery)
Data Masking and Subsetting
テスト開発
Data Redaction
Database Vault
ユーザー
アプリケーション
Database Firewall
Virtual Private Database
Label Security
Real Application Security
イベント
データ駆動のセキュリティ
Database Security Controls
検知
防御
アクセス
セキュリティの強化
Maximum Security Architecture
リスク抑制
Data Safe
Audit …..
Users Discover
Assess Mask
∞
Blockchain Table

パッチが適⽤されていないデータベースのセキュリティリスクを抑制
• 減価償却の過ぎた旧バージョ
ンのデータベースは、⾮常に巧
妙なハッキング攻撃によるセ
キュリティリスクがあります。
• Oracle 19cには、セキュリティ
機能が組み込まれています。
https://www.oracle.com/security-alerts/
リスク抑制
22

https://www.oracle.com/security-alerts/
注) Google Chrome ブラウザ⾃動翻訳による

"My database is not facing the internet"
of malware
is delivered
via email
92%
17
セキュリティ侵害の
85%は、
CVE公表後に発⽣。
(防御可能だった)
– CVE
85%

アプリケーションの
将来性の担保

19cのサポート期間は現時点で6年
程あります
12c以降のすべての新たな⾰新技
術を含みます
最新のロングタームサポートリリース
• ほとんどのお客様にとって
主要検討事項
• 3年のプレミアサポート
(2024年3⽉まで)
• 3年の延⻑サポート
(2027年3⽉まで)
Oracle Database 19cは、最新のロングタームリリースです。
最新のスケジュールについては、MOSノート742060.1を常に確認してください。
アプリケーションの将来性の担保
⻑期(ロングターム)サポートリスク抑制
コスト削減
31

シームレスな可搬性
Oracle Database
Standard Edition (SE2)
• SE/SE1/SE2
• ワークグループ・
部⾨別アプリケーションに
DB SE
Oracle Database
Enterprise Edition (EE)
• セキュリティ、可⽤性、管理性、
パフォーマンス、アナリティクス
• 標準化、統合、⾃動化
DB EE
Oracle Cloud
• OCI (IaaS)
• DBCS（PaaS
• ⾃律型DB
• ExaCS
• クラウド＠カスタマー
3rd パーティーのクラウド
• 完全な可搬性
• AWS、Azure
• VM's, ベアメタル
Exadata
• Oracleデータベースに最
適なプラットフォーム
• パフォーマンス、統合
リスク抑制
俊敏性向上

採⽤への
シンプルな流れ

採⽤へのシンプルな流れ
以前のOracle DBバージョンからのアップグレードパス
• Oracle Database 11gR2以降のデータベース
ダイレクトパス
• それ以前のバージョンのOracle Database
19cへのアップグレードパスがあります。
テスト済みのツール
• 包括的なアップグレード＆マイグレーションツール
• Real Application Testing - アップグレード前に
ワークロードをテスト
• Oracle GoldenGate - 古いバージョンのデータベース
と新しいバージョンのデータベースの間でダウンタイムな
しに移⾏可能
MOS Note 2485457.1
AutoUpgrade ツール
MOS Doc:
551141.1
リスク抑制

19cにアップグレードする５つの理由
11g
10g
9i• ⾃動クエリー・リライト
(Automatic query rewrite)
• ⾃動UNDO管理
(Automatic undo management)
• ⾃律型ヘルス・フレームワーク
(Autonomous health framework )
• ⾃動診断フレームワーク
(Automatic diagnostic framework)
• クローンの⾃動リフレッシュ
(Automatic refresh of clones)
• ⾃動SQLチューニング
(Automatic SQL tuning )
• ワークロードの⾃動キャプチャ・リプレイ
(Automatic workload capture/replay)
• ⾃動SQL計画管理
(Automatic SQL plan management)
• SQL監視のための⾃動キャプチャ
(Automatic capture of SQL monitor)
• ⾃動データ最適化
(Automatic data optimization)
• ⾃動メモリ管理
(Automatic Memory Management)
• ⾃動セグメント領域管理
(Automatic segment space mgmt.)
• ⾃動統計収集
(Automatic statistics gathering)
• ⾃動ストレージ管理
(Automatic storage management)
• ⾃動ワークロード・リポジトリ
(Automatic workload repository)
• ⾃動データベース診断モニター
(Automatic diagnostic monitor)
• Automatic columnar flash
• ⾃動インメモリ
Automatic IM population
• アプリケーション・コンティニュイティ
Automatic application continuity
• ⾃動索引付け
Automatic indexes
• マルチテナント、ホットク
ローンと再配置
Multitenant, online
clone and relocate
• データベースインメモリ
Database In-Memory
• シャーディング
Sharding
• Active Directoryとの統合
Active directory integration
• RAC Sharding
Sharded RAC
• Mem-optimized row-store
• プライベート⼀時表
Private temporary tables
• ⾼速インジェスト
High-speed data ingestion
• ハイブリッド・パーティション表
Hybrid partition tables
12c
18c 19c
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates | Confidential: Internal
Oracle Database 19c - 43 年のイノベーション
Increase Agility
開発サービス
Node.js, Python, .NET,
Java, PHP, Ruby, PL/SQL,
C, C++, Perl, Go, EBR, REST
Services,
Advanced Queuing,
APEX, SODA, Docker
コンバージド・データベース – 1つのプラットフォームで、あらゆる要件に対応リスク抑制
俊敏性向上
コスト削減
データとイベントログの
監査
Audit Vault
アラート
レポート
ポリシー
Network Encryption
Oracle
Key Vault
透過的データ暗号化
DF11233 U*1
$5Ha1qui %H1
HSKQ112 A14
FASqw34 £$1
DF@£!1ah HH!
DA45S& DD1
機密データの発⾒
(Sensitive Data Discovery)
Data Masking and Subsetting
テスト開発
Data Redaction
Database Vault
ユーザー
Database Firewall
Virtual Private Database
Label Security
Real Application Security
イベント
データ駆動のセキュリティ
Database Security Controls
検知
防御
アクセス
Maximum Security Architecture
リスク抑制
Data Safe
Audit …..
Users Discover
Assess Mask
∞
Blockchain Table
19cのサポート期間は現時点で6年
程あります
12c以降のすべての新たな⾰新技
術を含みます
最新のロングタームサポートリリース
• ほとんどのお客様にとって
主要検討事項
• 3年のプレミアサポート
(2024年3⽉まで)
• 3年の延⻑サポート
(2027年3⽉まで)
Oracle Database 19cは、最新のロングタームリリースです。
最新のスケジュールについては、MOSノート742060.1を常に確認してください。
⻑期(ロングターム)サポートリスク抑制
コスト削減採⽤へのシンプルな流れ
以前のOracle DBバージョンからのアップグレードパス
• Oracle Database 11g以降のデータベース
ダイレクトパス
• それ以前のバージョンのOracle Database
19cへのアップグレードパスがあります。
テスト済みのツール
• 包括的なアップグレード＆マイグレーションツール
• Real Application Testing - アップグレード前に
ワークロードをテスト
• Oracle GoldenGate - 古いバージョンのデータベース
と新しいバージョンのデータベースの間でダウンタイムな
しに移⾏可能
MOS Note 2485457.1
New AutoUpgrade ツール
MOS Doc:
551141.1
リスク抑制

AutoUpgrade ?
⾃動?
⼿間いらず?

Daniel Overby Hansen
Lead Developer
SimCorp A/S - Denmark
新しいAutoUpgradeツールを当社のデータベースの代表的なケースで検証
した結果、このツールは素晴らしい仕事をしており、本番にも対応できることが
わかりました。⾃動化にむけ、多くの「⾃家製」コードを⽌め、AutoUpgrade
機能で置き換えました。
2019年8⽉以降、SimCorpのすべてのアップグレードはAutoUpgradeツー
ルを使って実⾏しています。
"After qualifying the new AutoUpgrade tool on a representative portion of our database landscape we
found that tool was doing a great job and is production-ready. In our automation tool we have
removed a lot of “home-grown” code, and replaced it with AutoUpgrade functionality.
Since August 2019 all upgrades at SimCorp have been executed using the AutoUpgrade tool.“
ご参考 – AutoUpgrade 適⽤事例

AutoUpgrade
upg>
Job Console
11.2.0.4
12.1.0.2
12.2.0.1
18c
autoupgrade.jar
MOS Note: 2485457.1
3MB
config.cfg
autoupgrade.jar
12.2.0.1
18.5.0
19c
19c

AutoUpgrade
・既に世界で数千のお客様がご利⽤中
・ 1つのコマンドで、単⼀のデータベース、或いは、多くのデータベースをまとめてアップグレード可能
・構成ファイルを編集し、ツールを実⾏して⾃動アップグレード
・事前チェックのみ / 実⾏前後にユーザ定義のスクリプト処理、など柔軟に実⾏可能
・⾃動対応:
- シングル・インスタンス・データベースのアップグレード
- ＲＡＣデータベースのアップグレード
- ⾮ＣＤＢからＰＤＢへの変換
- ＰＤＢの Unplug – Plug ＆アップグレード
・ Exadata上のデータベースのアップグレードにも推奨

Demo

$ java -jar $OH19/rdbms/admin/autoupgrade.jar -config ALL.cfg -mode analyze
upg> lsj (ジョブのステータスリスト)
(browser) status/status.html (プリチェック・レポート)
$ java -jar $OH19/rdbms/admin/autoupgrade.jar -config ALL.cfg -mode deploy
upg> lsj (ジョブのステータスリスト)
$ python –m SimpleHTTPServer 8080
[localhost:8080/state.html] (アップグレード中のステータス)
設定ファイル (ALL.cfg)

From a one of the leading automobile
manufacturers in the world
“この場をお借りして、Oracle AutoUpgrade utilityに感謝いたします。
おかげで我々は、 500以上のOracleデータベースにおいて、完全⾃動化で
Oracle 12.2からOracle 19cへのアップグレードを完了しました。
四半期に⼀度の OSアップグレードの処理に本スクリプトを組み込むことで、追加の
ダウンタイム無しでデータベースのアップグレードを実現できました。
これにより、⼀切の⼈⼿をかけずに、10⽇以内で全てのアップグレードを終えました。
ピーク時には、1時間で80個のデータベースを同時にアップグレードしました。”
“I would like to take the opportunity to thank you for the Oracle AutoUpgrade utility. Thanks to it, we at <name removed> completed
more than 500 Oracle database upgrade fully automated from Oracle 12.2 to Oracle 19c.
We even did this without using additional downtime for the database upgrades as we scripted it into our process for the OS upgrade
which happens once per quarter.
This way, we completed the entire upgrade process within 10 days - without any manual intervention. At peak, we upgraded 80
databases in parallel within 1 hour.”
ご参考 – AutoUpgrade 適⽤事例

全体の流れ〜
データベースのアップグレードを成功させる秘訣
1.
Oracle 19c
ダウンロードと
インストール
2.
最新のRU*
インストール
3.
最新の
AutoUpgrade
をダウンロード、実⾏
4.
SPAを使って
性能安定性
確認
eDelivery MOS: 2485457.1
MOS: 2521164.1

https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?id=2016425.2
45

オペレーティングシステム | 推奨事項
MOS Note: 1587357.1
Oracle Database on Unix AIX、HP-UX、Linux、Solaris および MS Windows
- インストールおよび構成要件クイック・リファレンス
1. Oracle 19cダウンロードとインストール

Oracle 19c | インストール
ゴールド・イメージ
1. ORACLE_HOME ディレクトリの作成
2. イメージのダウンロード (https://edelivery.oracle.com/)
3. ORACLE_HOME へ解凍
4. ./runInstaller を実⾏
5. root.sh を実⾏
1. Oracle 19cダウンロードとインストール
53

全体の流れ〜
1.
Oracle 19c
インストール
2.
最新のRU
インストール
3.
最新の
AutoUpgrade
4.
SPAを使って
性能安定性
確認
MOS: 2521164.1
RU: リリース・アップデート
四半期に⼀度のセキュリティ対応を含むパッチ
2. 最新のRUダウンロードとインストール

全体の流れ〜
1.
Oracle 19c
インストール
2.
最新のRU
インストール
3.
最新の
AutoUpgrade
4.
SPAを使って
性能安定性
確認
MOS: 2521164.1
3.最新の AutoUpgrade をダウンロード、実⾏

Download | Get the latest autoupgrade.jar
MOS Note: 2485457.1
61

AutoUpgrade
upg>
Job Console
11.2.0.4
12.1.0.2
12.2.0.1
18c
autoupgrade.jar
MOS Note: 2485457.1
3MB
config.cfg
autoupgrade.jar
12.2.0.1
18.5.0
19c
19c

AutoUpgrade
upg>
Job Console
11.2.0.4
12.1.0.2
12.2.0.1
18c
autoupgrade.jar
MOS Note: 2485457.1
3MB
config.cfg
autoupgrade.jar
Oracle 19c
CDB
PDBs
SEED

AutoUpgrade | アーキテクチャ
データベース・ポストアップグレード
統計の更新 Time Zone 調整 /etc/oratab
データベース・アップグレード
コマンドライン処理
データベース・プリチェック
preupgrade.jar ⾃動修正
システム・チェック
空き容量必要要件
アップグレード
ジョブマネージャー
アップグレード
ディスパッチャー
config.cfg

AutoUpgrade | 要件とサポート範囲
Java 8 以上
• 12.1.0.2 以上の $ORACLE_HOME にはデフォルト
で存在
• 確認 : $ORACLE_HOME/jdk/bin/java -
version
AutoUpgrade パッケージ
• jar ファイル (3 MB)
■Non-CDB および CDB のアップグレード
■Oracle Databaseサーバーが稼働するすべての
オペレーティング・システム
■Standard Edition 2 および Enterprise Edition
■RAC をサポート 2020年3⽉以降
■アップグレード元 :
• 11.2.0.4 以降
■アップグレード先 :
• 12.2.0.1 (2019年1⽉Update以降)
• 18.5.0 (2019年1⽉Update以降)
• 19.3.0 以降

AutoUpgrade | もしもの場合 ...
1. グローバル・ログ・ディレクトリ全体を ZIP する
java -jar autoupgrade.jar -config config.cfg -zip
2. alert.log を取得する
3. My Oracle Support に連絡

アップグレード後の作業
• 統計情報の履歴保存期間の設定
• 利⽤領域の確認:
• 維持期間の確認
• デフォルト: 31 ⽇
• 設定調整
• 例: 10 ⽇
SQL> select SPACE_USAGE_KBYTES/1024 MB from
V$SYSAUX_OCCUPANTS where
OCCUPANT_NAME='SM/OPTSTAT';
SQL> select
DBMS_STATS.GET_STATS_HISTORY_RETENTION from DUAL;
SQL> exec
DBMS_STATS.ALTER_STATS_HISTORY_RETENTION(10);

全体の流れ〜
1.
Oracle 19c
インストール
2.
最新のRU
インストール
3.
最新の
AutoUpgrade
4.
SPA を使って
性能安定性
確認
MOS: 2521164.1
4. SPA を使って性能安定性確認

AutoUpgrade 後
ユーザーテスト対象とするアプリ選択や、テストデータ作成の負荷を避けたい
テスト作業と結果の取りまとめの負荷を避けたい
アップグレード後の性能安定性
エラーとなるSQLがある
性能が低下したSQLがある

本番環境でのSQLの実⾏記録をキャプチャし、新環境で⽐較する
SQL単体での実⾏計画・性能の突合と、SQLの実⾏再現による突合
本番環境から
SQL、ワークロードを取得
評価
SPA 実⾏
チューニング Database Replay 実⾏
チューニング
評価
移⾏先環境へ適⽤
OK
NG
OK
NG
SPAレポート
リプレイレポート/
AWRレポート
STS
(SQL Tuning Set)
キャプチャファイル
SPAでSQL単体レベルの問題を解決してから
Database Replayスループットのテストを⾏う
(SPAだけ利⽤するケースも多い)
SPA
(SQL Performance Analyzer)
Database Replay

実⾏計画の⽐較
実⾏時間等の⽐較
SPA(SQL Performance Analyzer) 〜問題となるSQLの特定
本番環境
(またはSQL取得が可能な同等の環境)
テスト環境
DB Link
STS
(SQL Tuning Set)
SPA
(SQL Performance
Analyzer)
STS
テスト環境(変更前)
(11g R2など)
テスト環境(変更後)
(19cなど)
図の「テスト環境(変更前)」をテスト環境に⽤意
しないで、
本番環境での取得結果とテスト環境(変
更後)の結果で⽐較することも可能
テスト環境での２つの環境での
テスト実施結果の⽐較をする
(11g R2など)
SQL⽂を記録
実⾏コンテキスト
実⾏計画
実⾏統計(Elaps, IO etc)

Database Replay 〜スループットやリソース使⽤量の確認に
キャプチャファイル
リプレイ・
クライアント
本番環境
(同等の負荷が取得できる環境)
テスト環境
⽐較は、
- 本番環境（キャプチャ取得環境）と
- テスト環境でのテスト（リプレイ）
で⾏う。
テスト環境(変更後)
(19cなど)
(11g R2など)
・パフォーマンスの違い
・エラーの違い
・結果の違い

事例情報
Oracle Cloud(PaaS/IaaS)︓お客様活⽤事例
https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/oracle-cloud-platformpaasiaas
Oracle Cloud PaaS お客様活⽤事例検索

始めてみる
SQL Performance Analyzer
A. Oracle DatabaseのSQL Tuning Set(STS)の活⽤︓STSへ
SQL実⾏時の情報を記録する
https://qiita.com/ts_carp/items/1b1f3ec0b8ec55c56c67
B. Oracle DatabaseのSQL Tuning Set(STS)の活⽤︓STSを
データベース間で移動（コピー）する
https://qiita.com/ts_carp/items/eee8f1fa3d69c3b91f8a
C. Oracle Real Application TestingのSQL Performance
Analyzerの活⽤︓データベースのアップグレードでのSQLテスト
https://qiita.com/ts_carp/items/a52c7a4063f9e6226dd6
データベースのアップグレードを想定したシナリオでSPAの利⽤⼿順を
具体的に説明しています。
D. Oracle DatabaseのSQL Plan Management(SPM)とSQL
Tuning Set(STS)の活⽤︓データベースのアップグレードでのSQL
実⾏計画の変動を制御する
https://qiita.com/ts_carp/items/1edb0e6780b755dfcd8c
STSとSPMを組み合わせて、実⾏計画の変動を制御する⼿順を
説明しています。
Database Replay
Oracle Real Application TestingのDatabase Replayの簡単な
動作確認の⼿順
https://qiita.com/ts_carp/items/da4d4a4488568231a63f

全体の流れ〜
1.
Oracle 19c
インストール
2.
最新のRU
インストール
3.
最新の
AutoUpgrade
4.
SPA を使って
性能安定性
確認
MOS: 2521164.1

(ご参考) RU(Release Update)適⽤作業の流れ
１．BinaryへのPatch (opatch)
1. 古いopatchを削除 (もしあれば)
2. 最新opatchのダウンロード、unzip
(MOS 2118136.2)
3. RUをダウンロード、unzipする
4. Opatchバージョンの確認
$ opatch –version
5. Patch競合の事前確認
$ opatch prereq CheckConflictAgainstOHWithDetail -ph ./
6. Database, Listenerをシャットダウン
7. パッチ適⽤
$ opatch apply
8. Database の Start / Open, Listener の Start
２．Data DictionalyへのPatch (datapatch)
1. Database, 各PDB の Openを確認
2. パッチ適⽤
$ datapatch -verbose

https://docs.oracle.com/cd/F19136_01/upgrd/index.html
77

4/27 Tech Night でより詳細な段取りを
https://go.oracle.com/LP=109289
78

■おさらい: 5つの理由
1. イノベーションの加速
2. ITをシンプルに
3. セキュリティの強化
4. アプリケーションの将来性の担保
5. 採⽤へのシンプルな流れ
■AutoUpgradeによる作業の流れ
コスト削減
リスク抑制
俊敏性向上

ご視聴
ありがとうございました

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