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Oracle Database 21c & Oracle Cloudどこまで使える?
Oracle Cloud ウェビナー
エントリーシリーズ
2021年3月4日
日本オラクル株式会社
テクノロジー事業戦略統括
ビジネス推進本部
谷川 信朗
株式会社野村総合研究所
マルチクラウドインテグレーション事業本部
クラウドインテグレーション推進部
NRI認定ITアーキテクト / Oracle ACE
大塚 紳一郎
Shibata Tsukasa
Exadata X-Team,
Mission Critical Database Technologies
Oracle Corporation
2. 谷川 信朗 (Nobu Tanigawa)
日本オラクル株式会社
テクノロジー事業戦略統括 ビジネス推進本部
Senior Business Development Manager
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
2
3. “しばちょう” こと、
柴田長(しばた つかさ)です
Oracle Corporationのデータベース開発部門内の
Exadata X-Teamに所属
Exadata関連製品の導入から運用まで幅広く活動中
OracleTechnology Networkで、気持ちは連載継続中
「しばちょう先生の試して納得!DBAへの道」
https://blogs.oracle.com/otnjp/shibacho-index
3 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
6. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
6
“オラクル・グローバル・コミュニティが認定する
卓越したオラクル・エバンジェリスト”
Oracle ACE Director
Oracle ACE
Oracle ACE Associate
10. Database 11gR2(2009年9月リリース) 以降に追加/強化されてきた膨大な機能数
Oracle Database : 約11年で1,300以上の新機能および機能強化を実現
223 341 337 100 216
(Release 2)
※製品マニュアルにおける各リリースの新機能情報より抽出
※20c Preview Releaseは一般提供されず、すべての機能を21cに含めて提供
134
(Release 1) (Release 2)
• Data Redaction(11.2.0.4)
• RACcheck(11.2.0.4)
• GoldenGate統合(11.2.0.4)
• Solaris用TDE(11.2.0.3)
• サービス品質(QoS)管理
(11.2.0.2)
• Database Replay(11.2.0.2)
• 各種管理機能強化(11.2.0.2)
• ブロック自動修復(11.2.0.1)
• EditionBase再定義(11.2.0.1)
• インメモリー・パラレル実行
(11.2.0.1)
• RAC機能強化多数(11.2.0.1)
• XStream(11.2.0.1)
• ACFS,DBFS(11.2.0.1)
• SecureFilesのサポート
(11.2.0.1)
等
• Full Database
Caching(12.1.0.2)
• 各種インメモリー機能
(12.1.0.2)
• JSON対応(12.1.0.2)
• PDB機能強化(12.1.0.2)
• ゾーン・マップ(12.1.0.2)
• APEX機能強化
(12.1.0.1)
• ヒート・マップ(12.1.0.1)
• Multitenant(12.1.0.1)
• Application
Continuity(12.1.0.1)
• Global Data
Services(12.1.0.1)
• ADG遠隔同期
(12.1.0.1)
等
• Sharding
• Hadoop向け外部表
• MVIEW関連強化
• パーティション機能追加
• Multitenant,PDB,CDB機
能強化
• Exadata関連管理機能拡
張
• ADGでのIn-Memoryサ
ポート
• パブリック・クラウド対応
• 高可用性および信頼性各種
機能強化
等
• プライベート一時表
• RAC Sharding
• Big Data SQLのLOB対応
• DG環境でのPDBコピー
• DBCA PDBクローン
• PDBスナップショット・カルーセ
ル
• インメモリー式の動的取得ウィ
ンドウ
• 自動インメモリー
• 外部表に対するIn-
Memoryサポート
• インメモリー動的スキャンによ
る柔軟な並列化
• セキュリティ機能強化
等
• 自動索引付け
• Active Data Guard DML
リダイレクション
• Memoptimized
Rowstoreの高速収集
• 同じCDBでの複数のPDB
シャードのサポート
• ハイブリッド・パーティション表
• リアルタイム統計
• ADDMによるPDBサポート
• 粒度の高いサプリメンタル・ロ
ギング
等
• In-Database JavaScript
• JSON 性能強化と柔軟性
• In-Memory 性能向上
• AutoML
• Multitenant Data Guard
• SQL マクロ
• Native Blockchain
Tables
• Graph 性能強化
• Persistent Memory
• Sharding 機能拡張
• Multitenant セキュリティ
• Security 機能拡張
等
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11. Oracle Database 21c
Oracle Database 拡充のコンセプト
開発者
アーキテクト
向け拡張
分析&
データ
サイエンティスト
向け拡張
データベース
管理者
向け拡張
開発者に
より使いやすい環境を
データの本質を
見極めるための環境を
ミッション・クリティカルを
真に支える環境を
Oracle Cloud
Infrastructure
Autonomous
Dedicated Region
Cloud@Customer
オンプレミス
Exadata
Cloud@Customer
最新のコンバージド・データベース
様々なハイブリット環境
データベース管理の自律化
エンタープライズ・システムの知見
ベストプラクティス
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12. Oracle Database 21c 主要な新機能
JavaScript
ブロックチェーンTable
• 複雑なSQL表現をカプセル化するシンプ
ルな方法
• スキャンは最大10倍速
アップデートは最大4倍速
• 暗号化でチェーンされた行で構成される
変更不可能なSQL表
• Oracle Database内部でJavaScript
のコードを実行
ネイティブ JSON 型
SQLマクロ
開発者やアーキテクト向け
AutoML
• 新規/既存のアプリケーションの
パフォーマンスを高速化
• 機械学習モデルの構築を簡易化
• インメモリ列ストアの自己管理
インメモリ・ベクター結合
グラフ分析
インメモリの拡張
新たなMLアルゴリズム
• 異常検出、回帰分析、分類分析 を強化
分析やデータ・サイエンティスト向け データベース管理者向け
永続メモリ
• PDB毎のスタンバイ
OSレベルの PDB 分離化
• 新シャーディング・アドバイザーと
スキーマ解析ツール
• より高速に、しかもアプリケーションの変
更なしで
• アプリケーションのダウンタイムなしに
セキュリティ、コンプライアンスを確保
シャーディングの強化
段階的パスワード切替
マルチテナントの強化
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データの
正当性が
担保されます
データは
トレーサビリティを
持ちます
ファントム・リード 履歴参照性能
ブロックに格納し、チェーンで繋いだデータの持つ価値と課題
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課題1:ファントム・リード
Blockchain
削除要件が無く
普遍的で
シンプル化されたデータ
RDBMS
マスタデータや
性能上問題になりそうな
複雑なデータ
Application
トランザクション特性の違いに注意が必要
DB DB DB
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0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1000
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11:57:39
12:02:09
12:06:40
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12:24:39
12:29:10
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12:38:13
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12:56:24
13:00:58
13:05:33
13:10:08
13:14:43
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13:33:07
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14:48:00
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15:35:51
15:40:41
15:45:31
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16:00:02
16:04:56
16:09:50
16:14:45
16:19:40
16:24:34
16:29:27
16:34:26
16:39:25
16:44:24
16:49:24
16:54:23
16:59:28
1,800 Blocks
4,944 Blocks
時間と共にレスポンス劣化
(msec) 【履歴画面処理時間】
課題2:履歴参照性能の劣化
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ブロックチェーンの構造
BCN
DLT DLT
DLT DLT
Block E
Transaction
Tx
1
Tx
2
the hash value
Of Previous block
the hash value
Of BlockE
Block G
Transaction
Tx
111
Tx
112
the hash value
Of Previous block
the hash value
Of Block G
Block F
Transaction
Tx
11
Tx
12
the hash value
Of Previous block
the hash value
Of Block F
Blockchain data
22. • JSONとリレーショナル・データを自由に混在や結合可能
• 完全なACIDトランザクションで透過的なスケールアウト
• 高速なOLTPアクセスのためにJSONエレメントへ索引付け
• すべてのフォーマットに対してパラレルSQL で分析
• 複数のJSONドキュメントとコレクションに対して複雑な結合を実行
• 基本的な管理タスクにカスタムアプリケーションコードは不要
Binary JSON データタイプ in Oracle Database
Binary JSON データタイプは従来と比較して
SCANS 最大 10倍高速 | UPDATES 最大 4倍 高速
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22
23. 23
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Oracle DatabaseのバリナリJSONデータ型
個別最適
Application
JSON Relational
・JSONとリレーショナルデータの組み合わせ/結合が自由に可能
・完全なACIDトランザクション管理
・任意のJSON要素に索引付けし高速化
・Oracle Databaseとしての可用性/セキュリティ
コンバ―ジド
Application
・JSON
・Relational
21c
24. Oracle Database 21c 主要な新機能
JavaScript
ブロックチェーンTable
• 複雑なSQL表現をカプセル化するシンプ
ルな方法
• スキャンは最大10倍速
アップデートは最大4倍速
• 暗号化でチェーンされた行で構成される
変更不可能なSQL表
• Oracle Database内部でJavaScript
のコードを実行
ネイティブ JSON 型
SQLマクロ
開発者やアーキテクト向け
AutoML
• 新規/既存のアプリケーションの
パフォーマンスを高速化
• 機械学習モデルの構築を簡易化
• インメモリ列ストアの自己管理
インメモリ・ベクター結合
グラフ分析
インメモリの拡張
新たなMLアルゴリズム
• 異常検出、回帰分析、分類分析 を強化
分析やデータ・サイエンティスト向け データベース管理者向け
永続メモリ
• PDB毎のスタンバイ
OSレベルの PDB 分離化
• 新シャーディング・アドバイザーと
スキーマ解析ツール
• より高速に、しかもアプリケーションの変
更なしで
• アプリケーションのダウンタイムなしに
セキュリティ、コンプライアンスを確保
シャーディングの強化
段階的パスワード切替
マルチテナントの強化
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
24
25. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
25
ぶっちゃけ、
「Convergedにしたら
アジリティ低下にならないの?」
26. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
26
データの価値を引き出すアプリ開発を実現するOracle
Databaseの最新テクノロジー
<講演者>
Oracle Corporation 柴田 長
動画アーカイブや資料はこちら
28. Oracle Database 18cより採用したAnnual Release Model
年次リリースモデル
Updates
四半期ごと
• 四半期毎に新しい
番号でリリース
• セキュリティ修正
• リグレッション修正
• 機能修正
• オプティマイザ修正
(デフォルトではオフ)
Revisions
四半期ごと
• Updatesに対し最大2つ
• 0, 1, 2
• セキュリティ修正
• リグレッション修正
リリース
毎年
• リリース年の下二桁
− 18 : 2018年
− 19 : 2019年
− 20 : 2020年
• 新機能
• 性能 (パフォーマンス) 向上
• バグ・フィックス
: 19. 3. 0
バージョン
表記例
28 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
31. IoTトランザクション向け、大容量インサートの高速化
Memoptimized Rowstore : Fast Ingest Support
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31
小さなデータ挿入処理が、大量に発生するIoTトランザク
ション向け機能
従来のBuffer Cacheではなく、
Large Poolにて大量データを蓄積し、
非同期でディスクへ書き込む仕組み
• ディスク同期状況を確認できるAPIを提供
利用方法
• 対象表にMEMOPTIMIZE FOR WRITE属性
• INSERT文にMEMOPTIMIZE_WRITEヒント句
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注目しているUpgradeの方式
・データファイルのコピー
(ソース→ターゲット)
・Redoログファイルの転送/適用
(ソース→ターゲット)
・ターゲットPDB起動と共にソースPDB停止
・リスナーによる接続要求の転送
マルチテナントの機能をフル活用したアップグレード方式
オンラインPDB再配置
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My Oracle ACE Mission
CURRENT DATA
‧Autonomous Database
‧Exadata Cloud Service
‧Exadata Cloud at Customer
BIG DATA
‧AI/Machine Learning
MICRO DATA
‧Blockchain
36. Oracle Database 21c 主要な新機能
JavaScript
ブロックチェーンTable
• 複雑なSQL表現をカプセル化するシンプ
ルな方法
• スキャンは最大10倍速
アップデートは最大4倍速
• 暗号化でチェーンされた行で構成される
変更不可能なSQL表
• Oracle Database内部でJavaScript
のコードを実行
ネイティブ JSON 型
SQLマクロ
開発者やアーキテクト向け
AutoML
• 新規/既存のアプリケーションの
パフォーマンスを高速化
• 機械学習モデルの構築を簡易化
• インメモリ列ストアの自己管理
インメモリ・ベクター結合
グラフ分析
インメモリの拡張
新たなMLアルゴリズム
• 異常検出、回帰分析、分類分析 を強化
分析やデータ・サイエンティスト向け データベース管理者向け
永続メモリ
• PDB毎のスタンバイ
OSレベルの PDB 分離化
• 新シャーディング・アドバイザーと
スキーマ解析ツール
• より高速に、しかもアプリケーションの変
更なしで
• アプリケーションのダウンタイムなしに
セキュリティ、コンプライアンスを確保
シャーディングの強化
段階的パスワード切替
マルチテナントの強化
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Oracle Cloudで利用可能
•Autonomous Database Free Tier
•Database Cloud Service (VM, BM)
オンプレミス版もまもなく
•Linux版, Windows版
•Exadata, Database Appliance
クラウドから提供 オンプレミスもすぐその後に
Oracle Database 21c | 提供中
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates |
Oracle Cloud Free Tier
Cloud.oracle.com/free 無料でお試しください
時間制限なく特定サービスを利用可能
•Autonomous Database 合計2つのデータベース
•Compute (1/8 OCPU, 1GB Memory) x 2
•Storage, Load Balancing 等
39. Oracle Cloud ウェビナーシリーズについて
Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
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Oracle Cloud
ウェビナーシリーズ情報
Oracle Cloud
ウェビナーシリーズ
セッション動画
Oracle Cloud
ウェビナーシリーズ
セッション資料
https://bit.ly/oracle-cloud-webinar
oracle.com/goto/ocws-jp oracle.com/goto/ocws-jp-video
40. Oracle Cloud Infrastructure (PaaS/IaaS): 無償トライアル
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無償トライアルのお申し込みサイト
• https://www.oracle.com/jp/cloud/free/
無償トライアルについて
• $300(約35,000円)のクレジットを無償取得できます
- トライアル期間中は優遇レート(=IaaS料金のみ)が適用されるため、多様な
サービスをお試しいただけます
- 30日間有効、以降も有償環境として継続使用可能
• 多くのサービスが利用可能
- 対象サービス https://www.oracle.com/jp/cloud/free/
• 主な利用用途
- クラウドへの移行・性能テスト
- 利用を検討するサービスの機能評価
• 利用可能なユーザ
- 新規ユーザ