Japan it week_クラウド環境でのbcp対策

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Japan IT Week
クラウドコンピューティングEXPO
クラウド環境でのBCP対策
日本オラクル株式会社
2017 年 11 月

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明する
ものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約
にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能
を提供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を
行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載され
ている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決
定されます。
2

クラウドを活用したBCP対策
バックアップをクラウドへ
• 手軽にクラウド活用
• テープ保管の代わりに
DR環境の構築：
バックアップからリカバリ
• 万が一の際に、クラウド・
サービスで復旧
• クラウド・サービスは稼働時
のみ課金
リアルタイム保護
• 常にデータを同期し、リアル
タイム保護
• クラウド・サービスは最小限
で稼働
クラウド・ストレージ
オンプレミスクラウド・ストレージ
クラウド・サービス
(DB/Compute等)
オンプレミス
クラウド・サービス
(DB/Compute等)
必要時にリカバリ
常に同期
3

データベースのBCP対策
4

クラウドを活用したBCP対策
バックアップをクラウドへ
• 手軽にクラウド活用
• テープ保管の代わりに
バックアップからリカバリ
• 万が一の際に、クラウドDB
で復旧
• クラウドDBは稼働時のみ
課金
リアルタイム保護
• 常にデータを同期し、リアル
タイム保護
• Data Guard /
GoldenGate による同期
Oracle Database
Backup Service
オンプレミスDB Oracle Database
Backup Service
Oracle Database
Cloud Service
オンプレミスDB
Oracle Database
Cloud Service
必要時にリカバリ
常に同期
5

Oracle Database Backup Service
6
シンプルで低コストのクラウドバックアップ
Database
Backup
Service
1TB当たりの価格は 3,960円/月低コスト
必要な作業はライブラリ・インストールとRMAN設定のみ
世代管理等はRMANが自動的に実施
* RMAN: Oracle Databaseのバックアップツール
安心・簡単
エディション問わず、高度なバックアップの取得と保管
（暗号化、圧縮、三重化）が可能
エンター
プライズ対応

• オンプレミスまたはクラウド上のデータベースを Oracle Cloud 上にバックアップ
• エディション問わず、高度なバックアップの取得と保管（暗号化、圧縮、三重化）が可能
• 1TB当たりの価格は $33 = 3,960円/月 * 2017年11月現在
WAN経由
クラウドへ
バックアップ
LAN経由
ローカルディスクへバッ
クアップ
Oracle Database Backup Service
シンプルで低コストのクラウドバックアップ
7
Oracle DB標準バックアップツール
（RMAN）
対応するバージョンとプラットフォーム
Oracle
Database
EE/SE
10.2, 11g, 12c (64 bits)
※SEを利用する場合にはパッチ適用が
必要
Platforms
(64 bits)
Linux, Solaris, SPARC, Windows, HP-
UX, AIX, zLinux
テープを外部に
保管するよりも安い！
Oracle Database
Backup Service
Database
Cloud Service

対象システム：社内基幹システム
お客様事例:DR環境としてのパブリック・クラウド活用
Oracle Cloud
IPSec VPN
インターネット
社内
基幹システム
N/W Gateway
8
オンプレミス
 既存のバックアップ方法をそのままに、保管先をクラウド
へ変更 → 遠隔地バックアップを実現
 クラウド上のデータベースは、必要時のみ起動させること
で、最小限のコストでDR環境を構築
Backup
バックアップデータを保管
Database CS
バックアップデータから復元
オンプレミス環境に障害
が発生した際は、クラウ
ド上にデータベースを立
ち上げて、業務継続

バックアップからクラウドDBをGUIで容易に作成可能
• Oracle Database Backup
Service に保管しているデータベース
・バックアップから、新規インスタンスの
作成が可能
9
Backup
バックアップデータを保管
Database CS
バックアップデータから復元
オンプレミス環境に障害
が発生した際は、クラウ
ド上にデータベースを立
ち上げて、業務継続

2次・3次バックアップの構築
構成例と価格
• 構成例 : クラウド・バックアップ + 検証用DBサーバー
– ローカル・データセンターのOracle Databaseのバック
アップをOracle Cloudに直接出力(RMANを利用)
– 初回はフル・バックアップ、日次で差分バックアップ
– (オプション)クラウド上のバックアップを利用して、Oracle
Database Cloud Serviceのインスタンスの新規作
成や、差分リカバリによるアップデートが可能
→ 検証用DBなどに利用可能
• 価格 : 32,268/月～
– データベース・バックアップ容量は5TB
– 検証用DBは月間20時間利用を想定
– 別途ローカル側VPN機器必要(仮想アプライアンス可)
10
検証用データベース
Database Cloud Service
必要時のみ起動(1コア 7.5GB)
2次バックアップ
Database Backup Cloud Service
5TB
Oracle
Cloud
RMAN
バックアップ
(フル + 日次差分)
Oracle Database SE/EE
11gR2, 12cR1, 12cR2
DB
ローカルDC
差分リカバリ
AP

ファイルデータのBCP対策
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Storage Cloud Service
• 業界準拠オブジェクト・ストレージ
• 利用ケース
– Oracle Cloud 環境での汎用ストレージ
– オンプレミス環境のバックアップ
(VM Image, アプリケーション等)
• 価格：1TB 2,448/月
Storage Cloud Archive Service
• 超低価格アーカイブ・ストレージ
• 利用ケース
– 大容量/長期保管が必要なアーカイブ・データ
(メール, ビデオ, 研究データ等)
– ビックデータ
• 価格：1TB 312/月
– 低価格だが取り出しに時間がかかる
Storage Cloud Service: ニーズに合わせた2つの階層を用意
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Storage
Archive
Storage

Storage Cloud Archive Service: 競合サービスとの比較
432,000
/10TB/年
576,000
/10TB/年
1,872,000
/10TB/年
Storage Cloud
Archive Service
Amazon Glacier
(US East)
Azure Storage
(US East)
競合と比較し、低価格でストレージを提供。1TB 312円/月で利用可能
* as of November 2017
13
AWS Azure

Oracle Storage Cloud Service
各社のソリューションに続々対応
Certified Third-Party Products: http://docs.oracle.com/en/cloud/iaas/storage-cloud/cssto/certified-third-party-products.html
14

無償提供：Storage Cloud Software Appliance
オンプレミスからクラウド・ストレージへのNFSアクセスを提供
Storage
Archive
Storage
NFS v4
オンプレミス
サーバ
オンプレミス
ストレージ
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REST
APINFS Storage Cloud
Software Appliance
(@ Customer’s DC)
低コストのクラウド・ストレージに、
オンプレミスから履歴やバックアップを
オフロードし、コスト削減

クラウドへの全面移行
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オンプレミスクラウド
クラウド移行のメリット
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バックアップ
ストレージ
テープ装置
災害対策環境
冗長化構成
監視サーバー
テープ
遠隔地保管
監視機能
冗長化/災害対策
は簡単に設定
低コストストレージ
へバックアップ
バックアップは
自動的に遠隔地へ
 アプリケーションの変更を最小限に移行
 周辺環境も含めた運用工数の大幅削減
 リソースを柔軟に増減可能（無駄なリソースの排除）
リソースは柔軟に
増減可能
余裕を持った
サイジング

• システム構成イメージ
• 利用サービス
– Compute / Database (Standard Edition) /
Database Backup
– Storage / Storage Cloud Software Appliance
(NFS GW)
• 株式会社さなる
– 佐鳴予備校、啓明舎などの教育事業を運営
– 映像授業コンテンツ「＠will（アット・ウィル）」の提携塾向け
配信基盤をオラクルのクラウドに移行
• 課題と採用ポイント
– 従来ホスティング型で運用していたが、高コストに加え、メンテ
ナンスに係る工数・時間が課題
– 他社のクラウドサービスと比較して、オラクルのクラウドはよりコス
ト効果が高く、米国と国内のデータセンターで同サービスの冗
長構成がとれることを評価
• 導入効果
– 最新のオラクルのデータベース・クラウドへ移行することで、受講
生が視聴する教材の選択画面の反応が約2倍速くなり、また
利用者増加に応じてリソースを柔軟に配分し、日々の運用管
理を安定して行うことができるようになった
顧客事例：さなる様
2万以上の映像授業コンテンツの配信基盤をオラクルのクラウドに移行
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https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20170706.html
ロードバランサー
(Compute)
Web/AP
(Compute)
データベース
(Database)
バックアップ
(DB Backup)
NFS GW ストレージ
(Storage)
利用者
(生徒/講師)
システム担当
米国と国内リージョンで冗長化

Oracle Cloud Service 無料トライアル
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• 無料トライアルのお申し込みサイト
– https://cloud.oracle.com/ja_JP/tryit
• 無料トライアルについて
– 36,000 のクレジットを無料取得できます
– 30日間有効
– 20以上のPaaS/IaaSが利用可能
– 商用環境として継続使用可能
• 詳細や手順書はこちら
– https://faq.oracle.co.jp/app/answers/detail/a_id/2809

参考資料
• Oracle Cloud Platform：サービス概要/料金等
– https://cloud.oracle.com/ja_JP/home
• Oracle Cloud Platform：お客様活用事例
– https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/oracle-cloud-platformpaasiaas
• Oracle Cloud Platform：ご利用ガイド
– Oracle Cloud Platform をご利用いただく際に使用する Oracle Cloud Portal の使い方をはじめとして
、運用ポリシーや、課金方法などについてまとめています
– https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/oracle-cloud-platformonboarding-session
• Oracle Cloud Platform：デザイン・パターン
– PaaS/IaaSのアーキテクチャを検討する際の設計カタログとして、典型的な課題に対し、設計・構築・運用
Tipsという形式でまとめています
– https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/oracle-cloud-platformpaasiaas-v2
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