Movable Type & AWS S3

1. MTとAWSで作る
ステージングサーバ
onagatani

2. 自己紹介
• 北海道からきました！
• 永谷 理（ながたに おさむ）
• スカイアーク所属
• Movable Type歴６年目 のインフラ・サーバサイ
ドエンジニア
• 好きな言語Perl。Hokkaido.pm元主催
YAPC::AsiaMTの勉強会、最近はAWSの 勉強会
にも顔を出しています
• 好きなMTプラグインは自分が開発したプラグイン
ですｗ
一部公開していますのでGitHubをご覧下さい
• 活イカとスープカレーを主食にしています
(c) Japan Perl Association YAPC::Asia 2012での発表風景
（北の国から風）

3. SYARC?
• PageButeというプラグインの開発元です
• 北海道帯広市で起業して11年目
• Movable TypeでのCMS構築やAWSを使用し
たマネージドホスティングを主力事業としてい
ます。他にSalesforce導入も行っています
• GitHubで公開しているプラグインは商用利用
も無料なので是非ご利用下さい
（公開はあまりできていないですが現在までに
100以上のプラグインを開発していま す）
• 関連会社Farmnoteの事業ではIVS Launch Pad
で３位入賞でした。AWS Cloud Roadshow
2014 Sapporoで登壇などしている会社です

4. さて、北海道といえば？

5. スープカレー
• 道民は平均週に三回は食べます！（弊社平均）

6. 活イカ
• 死んだイカはイカじゃない！（と思っている）

7. ステージングサーバ

8. 通常のステージング
• 通常のシステムではアプリ部
分の管理をデプロイツールや
githubで管理する事が多い
• DBはサーバは開発・本番は
完全に別

9. CMSでのステージング
• CMS本体はベンダーからのアッ
プデート開発・本番を別々に適用
（yumやベンダーからのダウン
ロード）
• 運用開始後のコンテンツ更新は開
発CMSにて手作業で行い、承認
フローを通してから本番CMSへ
再度手作業で入力・公開作業を行
う
• 本番CMSと開発CMSで同一の記
事内容である保証がない
※drupalではyamlで差分を
deployする機能があるようです

10. SiteSyncプラグイン
• 弊社で開発したMovableTypeステージング
サーバプラグイン
• MTから再構築したファイルを本番サーバへ
転送する
• rsyncやFTP、S3を使う事が可能
• MTとDBは１つでOK
• 同期前にテキストファイル内の文字列置換
を実施（stgドメインからproductドメイン
への置換等）
• S3がWEBサーバとして機能するので本番サー
バ等の脆弱性や負荷については（あまり）
気にしなくてOK

11. 共通設定
• ログの保存設定、メール送信先の
設定などが可能です。

12. WEBサイト個別設定
• WEBサイトやブログ毎にアカウン
トやバケットが設定可能
• cache-controlを使用してクライア
ントやCloudfrontへのキャッシュ
保持期間を設定可能
• 文字列置換は複数入力可
• 同期したくないパスや拡張子の指定
が可能

13. 同期設定
• 同期対象をWEBサイト全体やブロ
グ単位で選択可能
この機能により、複数部署でブログ
を管理している場合に誤って記事が
公開される事を抑制します
• 日時指定同期や即時実行が指定可能

14. 同期タスク一覧
• 同期中のタスクや完了済みのタスク一覧が
ログとして保存されます
• ログはダウンロードが可能です

15. デモ

16. ベストな構成
• EC2にMTを背設置し、EC2からS3へ静的
ファイル同期
• S3をオリジンとしてCloudFrontからキャッ
シュを配信
• Route53でドメインを管理
• この構成で基本的に落ちない、高負荷に耐え
られるサイトが構築できます
• SiteSyncプラグインからS3へ同期したタイ
ミングでオリジンファイルのCDNキャッシュ
を削除するので常に最新のコンテンツ配信が
行えます