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NPOseniorChallenge#2-2
- 2. 1.信頼関係の構築
あなたは
他者の信頼を
得たいと思った時、
どんな行動を
とりますか?
4
- 9. 1.信頼関係の構築
自分を印象づける
自分を覚えてもらう
自分 好感を抱いてもらう 他者
自分を知ってもらう
自分を理解してもらう
“信頼関係”の始まり
11
- 10. 1.信頼関係の構築
良好な
自分 コミュニケーション 他者
“信頼関係”の成立
12
- 11. 1.信頼関係の構築
■ 企業の場合は
ステークホルダーとの
良好なコミュニケーションの構築
企業そのものに対する好感度をupし
企業に対する投資を増やし
企業が提供する製品やサービスを
購入してもらう・・・。
13
- 12. 1.信頼関係の構築
■ コーポレートコミュニケーション事例
■地球環境に対して:
・YMCグループとしてのグローバル規模の環境活動の実践
排出
天然
廃棄
資源
環境対策
環境保全活動
■従業員に対して: 雑誌広告
・CSR活動の社会的意義の理 新聞広告
TVCF
記者会見 解促進
リリース ウェブ
・業務におけるCSR意識の取り ■顧客に対して:
商品
込みと具体的活動の実践 サービス ・YMCのCSR活動の社会的意義
CSRブック
・私生活におけるCSR意識の取 の理解促進
り込みと具体的活動の実践 ・YMCのCSR活動による社会貢献
株主通信 有価証券報告書 利益
実績のアピール
■株主に対して: 配当 社長メール CSRセミナー
CSRリ-フレット
・YMCのCSR活動の社会的 株価 報酬 部品
イントラ 創造性 販売チャネル
意義の理解促進 能力開発の機会
生産性 ■サプライヤー/販売店に対して:
・YMCの企業価値向上に繋が アフターケア
資本 社報 ・YMCのCSR活動の社会的意義の
新年社長挨拶
る活動実績の報告
理解促進
対価
・YMCグループとしてのCSR意識の
アニュアルリポート CSRリポート 利益
取り込みと具体的活動の実践
会社案内
CSR展 納税
CSRフォーラム 雇用創出
モビリティ 操業 企業映画
CSRシンポジウム 地域社会支援 環境
■地域社会に対して: アドボード
・YMCのCSR活動の社会的意義の理解促進
・YMCのCSR活動による地域貢献実績のアピール
14
- 13. 1.信頼関係の構築
■ NPOの場合は
ステークホルダーとの
良好なコミュニケーションの構築
自分たちの活動を理解してもらい
賛同者や協力者を増やして
さまざまな支援やスポンサードを得て
活動の成果をあげる・・・。
15
- 15. 2.NPOについて
■ NPO法人の意味
Non Profit Organization
NPO法人
非営利組織:利益を目的としない組織
「法が定める人」という意味で、人の集まりや一定の財産を 株式会社
法律上、個人と同じように権利・義務の主体として扱うこと。 社団法人
財団法人
社団法人の一種として、
NPO法(特定非営利活動促進法)に基づいて
都道府県または内閣府の認証を受けて設立された法人のこと
「特定非営利活動」とは、
1.丌特定かつ多数のものの利益の増進に寄不することを目的とする活動
2.法が定める17種類の分野に当てはまるもの
⇒ 「広く社会一般の利益のための活動」ということ。
※「特定」は、活動の分野が17種類に限られているから
17
- 16. 2.NPOについて
■ NPOの条件
①特定非営利活動を行うことを主たる目的とすること
②営利を目的としないこと
③社員の資格の得喪に関して、丌当な条件をつけないこと
④役員の内、報酬を受ける者の数が、役員総数の3分の1以下で
NPOの あること
要 件 ⑤宗教活動や政治活動を主たる目的とするものでないこと
⑥特定の公職者(候補者を含む)又は政党を推薦、支持、反対する
ことを目的としないこと
⑦暴力団又は暴力団の構成員等の統制の下にある団体でないこと
⑧10人以上の社員を有するものであること
18
- 17. 2.NPOについて
■ NPOの活動分野
①保健、医療又は福祉の増進を図る活動
②社会教育の推進を図る活動
③まちづくりの推進を図る活動
④学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
⑤環境の保全を図る活動
⑥災害救援活動
⑦地域安全活動
⑧人権の擁護又は平和の推進を図る活動
17種類の ⑨国際協力の活動
活動分野 ⑩男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
⑪子どもの健全育成を図る活動
⑫情報化社会の発展を図る活動
⑬科学技術の振興を図る活動
⑭経済活動の活性化を図る活動
⑮職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
⑯消費者の保護を図る活動
⑰前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、
助言又は援助の活動
19
- 18. 2.NPOについて
■ NPOは「利益」を目的にしない
一般法人 投資
株主・投資家等
株式会社
有限会社 事業収益 ※利益の分配
寄付・助成金等
NPO法人 理事・社員
※次期へ繰り越し 事業収益 (利益の分配は×)
●事業収入を得てもいいし、職員が給料をもらってもいいが、
理事や社員で分配することはできない。
●収益を得た場合は、次期の繰り越しとする。
20
- 19. 2.NPOについて
■ NPOの事業とポジショニング
市場性(高い)
一般企業
社会志向型
事業が 企業 事業が
社会的課題に 社会的課題に
関わる程度 中間組織 事業型 関わる程度
(低い) NPO (高い)
慈善型
1.新たなサービスや価値を提供する事業 NPO
2.新たな対象への事業
3.新しい事業主体や構成員による事業
市場性(低い)
※谷本寛治「ソーシャル・エンタープライズ 社会的企業の台頭」より
21
- 20. 2.NPOについて
■ NPOの今日的な課題
ベンチマーク、強み・弱みの
NPO法人数の増加
抽出による自己力把握
企業による 事業内容の
CSR展開 高度化と質的向上
NPOに対する 提案力・説得力ある
支援性財源の減少 コミュニケーションの必要性
NPOに対する期待と PDCAに基づく分析と
厳しい実績評価 プレゼンテーション
マーケティングによる競争力の強化
22
- 21. 2.NPOについて
■ NPOをとりまく環境変化
☆ソーシャルネットワーク マーケティング
(顧客-企業の縦関係+顧客間の横関係+他企業-顧客間との関係)
企業:A
企業
顧 顧 顧 顧
客 客 客 客
顧 顧 顧
客 客 客
☆ONE to ONE マーケティング 顧 顧 顧 顧
(顧客-企業の縦関係のみ) 客 客 客 客
ソーシャルネットワーク
消費者が作り出す
企業:B
新たなネットメディア
の積極的な活用
23
- 22. Yahoo JAPAN 2.NPOについて
nifty
あらたにす
■ NPOを取り巻く最新ネットサイト事情 goo
ヨミウリオンライン
Excite
アサヒ・コム
ameba 日経ネット
Livedoor 毎日jp
セカンドライフ モバイルサイト
ココログ MSN産経ニュース
FC2 ANN
モバゲータウン FNN
GREE 総合 ITmedia
3D
ポータルサイト CNET
Impress
ゲーム ブログ
2ちゃんねる ニュースサイト
You tube コンシューマー
ジェネレイテッド
検索 あらたにす
Google ニュース 日経テレコン21
メディア(CGM) 検索サイト キジサク
Yahoo! JAPAN
SNS
MIXI 価格比較サイト
モバゲータウン SBM 価格コム
キヌガサ ショッピング ECナビ
Facebook サイト @コスメ
楽天
MySpace
Yahoo!ショッピング
ニッセン
Buzzuri(ECナビ) セシール
はてなブックマーク モバイルサイト
一休マーケット
Yahoo!みんなのトピックス ポンパレ
Choix Travelzoo 資料:吉越事務所
24
- 23. 2.NPOについて
・4マス広告からネット広告へ
・web3.0、Mobile2.0時代へ進化
■ 消費マインドの変化 ・情報への感性と対応力で浮沈する
メディア
・消費者の嗜好
環境激変 ・規模大小は無関係
・商品の品質 情報スピード力 ・極小点でも巨大に発展
・顧客満足の高度化 ×拡散力
企業競争激化の
多様性時代への 影響でグローバル化
感性&対応力 Webサイトで広聴
・アンケート
・消費者モニター
革新的な
コミュニケーションの
展開
消費者の
情報発信力強化 消費者マインドの
急増ブロガーの 変化&高感度
質・影響度競争
旧メディア
・広告より口コミを信頼
× ・他人より自分での判断
・ブロガーの専門性向上
・ブロガーの品質向上 新ネットメディア
・ブロガーの評価力進化 との統合・融合 ・双方の利点で相乗効果
・革新的手法の研究開発
資料:吉越事務所
25
- 24. 2.NPOについて
■ NPOが備えるべき新たなメディア機能 ・戦略的ビジョンと計画
・リーダーシップ能力
・マネジメント能力
・優秀な人材
政策提言型・シンクタンク型NPO 独自の ・プログラム遂行能力
企業と対等な立場で発言を行うNPO メディア露出
的確でわかりやすい
情報の伝達
ノウハウ&リスク情報 NPO
&人脈など
パートナーシップ
(社会貢献活動=共同事業) 一般生活者
企業 NPOを信頼する生活者
メディア離れする生活者
ニュース情報・話題 一般生活者
リレーションズ推進 リレーションシップ
メディア
NPOを情報源とする
資料:株式会社電通
メディア
26
- 25. 3.コミュニケーションについて
■ 上司と部下の会話
上司 最近、成績が伸び悩んでいるけど、どうしたんだ・・・。
部下 自分なりには、頑張ってはいるんですけど・・・。
A B
頑張るのは、当たり前じゃ 君が頑張っているのは僕
ないか。君のやり方が悪 もわかっているよ。それを
上司 いんじゃないか?もっと、 上司 結果に繋げるために、こ
死ぬ気になってやってみ うやってみてはどうだろう
ろよ・・・。 か・・・。
「伝える」と「伝わる」は違う! 「こころの能力」を
こころへの届き方が違う! 高める!
27
- 26. 2.コミュニケーションについて
■ 「こころの能力」理論
1990年、2人のアメリカの心理学者:ピーター・
サロベイ博士(エール大学)とジョン・メイヤー博 ビジネスに成功した人は、ほぼ対人能力
士(ニューハンプシャー大学)が、仕事ができる に優れている。自分の感情の状態を把
人たちが持っている「人間的魅力」や「人間力」 握し、それを上手に管理調整するだけで
を、「Emotional Intelligence=感情の知 なく、他者の感情の状態を知覚する力に
力」と名付けて、論文を発表。後に、この理論 長けている
はEQとして論じられるようになった。
Emotional Intelligence Quotient=EQ=情動知能指数=こころの知能指数
ス IQ=思考能力
アプリケーションソフト (先天的な能力)
キ
I ル 知
Q 経
識 験 EQ=こころの能力
(学習と訓練で高められる能力)
EQ=こころの能力 OS基本システム
28
- 27. 2.コミュニケーションについて
■ 「こころの能力」のチェック
1.自分が何を感じているかを、いつも理解することができる
2.自分の気持ちに変化が生じた時、それを敏感につかむことができる
3.話をしている相手の表情の変化にすぐ気付くことができる
質問:A群 4.表情や態度から、その人の気持ちを察することができる
5.しぐさや表情で、自分の感情を相手に伝えることができる
6.話をしていて、相手が自分に何を言ってほしいかわかることが良くある
1.集中して物事を行うために、自分の気持ちをコントロールすることができる
2.課題解決のために、その場のムードを適切に変えることができる
3.物事を始める時に積極的な気持ちを作り出すことができる
質問:B群 4.新しい業務に就いても、何とかやっていけると思える
5.相手が感じていることを、自分のことのように感じることができる
6.映画やドラマの登場人物と一緒に泣いたり、笑ったりすることが良くある
1.相手が怒っているとき、その理由がわかる
2.相手の感情がどのように変化していくかが予測できる
3.相手がなぜそのような言動をとるのか、その動機を理解できる
質問:C群 4.「イラ立ち」と「怒り」の違いを説明できる
5.嬉しいと感じたとき、なぜそのように感じているかを説明できる
6.さまざまな状況に応じて、人の感情がどのように変化するかという基本的な動きを知っている
1.自分が感情的になった時、どのように対処したらよいかと考え、実行できる
2.人間関係のトラブルを、相手の気持ちに配慮しながら解決できる
3.相手や状況に応じて、自分の感情をコントロールできる
質問:D群 4.人間関係で問題が起こったとき、一方的に相手を責めるようなことはしない
5.感情が高ぶっている相手に働きかけて、落ち着かせることができる
6.どれだけ感情が高ぶっても、感情のまま行動することはない
29
- 28. 2.コミュニケーションについて
■ 「こころの能力」のチェック
A群
①感情の識別能力
自分自身の感情や、周囲
の人たちがどのように感じ
ているかを識別する能力
D群 B群
④感情の調整能力 ②感情の利用能力
他者の感情に効果的 EQ 状況判断や課題
に働きかけるために、 こころの 達成のために自
自分の感情を調整し、 能力 分の感情を作り出
コントロールする能力 したり、相手に共
感することができ
C群
る能力
③感情の理解能力
自分や他者にその感情
がなぜ起きて、どのよう
に変化するかを理解す
る能力
30
- 29. 2.コミュニケーションについて
■ 「こころの能力」の評価
自分や相手の感情状態を的確に認識できるため、その場の空気を読むことがうまく、周囲とのコミュニケーショ
高い人
ンも上手です。営業や商談、あるいは会議の席上などでも表情やしぐさなどから相手の感情を把握する能力が
高いため、その場をうまくまとめたり、話題を切り替えることで場をリードすることができます。
感情の識別能力
人の気持ちを読もうとしないか、また読めないために、相手が迷惑がっていてもお構いなしに物事をすすめるな
ど、強引さや押しつけがましさが行動に出がちです。また、自分がどう思われているかに無頓着なことが多いた
低い人 め、周囲の人たちが期待する良好なコミュニケーションができず、知らず知らず、周りから浮き上がった存在にな
りかねません。
相手の立場に共感できるため、相手にやる気をおこさせたり、同調させるなど、周囲を巻き込んで物事を進める
高い人
ことができます。また、失敗しても自分を励まして再チャレンジするなど、積極的に行動する力を持っています。
例えば、締め切りまで残り3日しかなくても、「まだ3日ある」と前向きに考えられる人です。
感情の利用能力
自分をモチベートすることが苦手です。締切日まで残り3日になると「あと3日しかない」と後ろ向きで考えがちで、
そのため必要以上に焦ったり、投げ出したりする傾向にあります。他者に共感したり、相手の立場で物事を考え
低い人 ることが苦手なため、深いコミュニケーションを敬遠しがちで、よくいえばマイペース、ややもすると「自己中心
的」「自分勝手」と見られがちです。
相手の気持ちを読み取って先手を打ったり、相手の話をよく聞き、相手の感情に合わせた説得ができます。こ
高い人 のため周囲からは「親しみやすい人」「信頼できる人」との評価を受けることも多くなります。
感情の環境能力
自分の言動によって周囲の人がどういう感情になるかを的確に把握することが丌得意です。そのため相手がイ
低い人 ライラしているのに、火に油を注ぐような物言いをして激怒させたり、深刻な会議の席上で場違いな冗談を言っ
てその場の空気を凍らせたりするタイプです。
高い人 感情が高ぶっても、それを上手に調整し、相手や状況に応じた関わり方ができるなど、良好な対人関係を築く
ことができます。周囲からは「大人」「人格者」とみられることも多くなります。
感情の利用能力
非常識とみられる行動をしたり、人と衝突したりすることが多い人です。感情をそのまま言動に表しやすく、極
低い人 端な場合には怒鳴ってひんしゅくを買ったりもします。「子供っぽい」「非常識」と見られがちです。
31
- 30. ■ あなたの「こころの能力」は?
A群の合計点
1.ほとんどできない 30
2.あまりできない
3.普通 25
4.できるほうだ
5.よくできる 20
質問:A群 15
1 2 3 4 5 6 計
10
5
質問:B群 D B
1 2 3 4 5 6 計 群 群
の の
合 合
計 計
質問:C群 点 点
1 2 3 4 5 6 計
質問:D群
1 2 3 4 5 6 計
C群の合計点