第1回三重合同懇親会で発表したLTのスライドです。 細かい設定内容はブログで紹介していきます。

1. Blog=
Pelican+BitBucket+Docker
＠MGK2015
2015/3/21
まどべんよっかいち 青木 宣明 (@kumar0001)

2. ところで…
ブログを書いてますか？

3. ブログのツール
ブログサービスの利用
• はてな, Livedoorなど
ブログサーバの構築
• WordPress, BlogEngine.NETなど
CMS（コンテンツ管理システム）の構築
• Drupal, OrchardCMSなど
コンテンツの動的表示
コンテンツの動的表示
独自記法
データの囲い込み

4. 問題① PGを書く立場での理想
テキストファイルで記事を作成
• 特定環境に依存した記法は避けたい
• 実行環境を選ぶブログエディタは避けたい
バージョン管理
• 複数の下書きの管理
• 修正履歴の管理

5. 問題② 動的なWebサイトの表示
ブログでは不要
• 記事を書いた時点で内容が固定される
• 動的に作成すべき記事はないはず
アクセス負荷への対応
• PVが増えたら負荷が高まり、動的な表示は
不利

6. 問題③ 複数のブログサイト運営
複数のブログサイト
• テーマごとにブログサイトを分けたい
• 各ブログサイトは簡単に構築したい
ブログサイト構築のコスト
• 手軽にブログサイトを増やしたい

7. Blog=Pelican+BitBucket+Docker
①Pelicanを使ったMarkdownでの記事の執筆
②Gitのブランチを使った記事のリリース管理
③Hookを使ったGit PushによるPelican起動
④Dockerでのコンテナ化

8. Pelican
Pythonで書かれたHTMLジェネレータ
Markdownなどで記事を作成

9. Pelican
コマンドで静的なHTML/CSSを生成
• Pelican 入力元 -o 出力先 -s 設定ファイル
• makeがあると便利

10. 処理の流れ
Pelican
Markdown
ファイル
Gitリポジトリ
①Push
②Pelicanを起動
ブログサイト
ConoHa VPS
ブログサイト
③アップロード
アップロードが面倒

11. BitBucket
Gitでのバージョン管理
Hookでの外部システムとの連携

12. 処理の流れ
Pelican
Web AP
Markdownファイル
Gitリポジトリ
①Push
②Hookを起動
③Gitから
Markdown をPull
④Pelicanを起動
ブログサイト
ConoHa VPS

13. 外部との接点
④HookのWeb APのポート番号
③ブログ公開用Webサーバのポート番号
②ブログシステムの
ホスト名(FQDN)
①Gitリポジトリ名
これの4点をパラメータにして
ブログシステムをDockerコンテナに
パッケージ化

14. Dockerコンテナ
Markdownファイル
Gitリポジトリ
①Push
ブログサイト
ConoHa VPSブログシステム
コンテナ
②Hookを起動
④Pelicanを起動
③Gitから
Markdown をPull

15. まとめ
PG開発と同じ手順でブログを作成・投稿
• Markdownファイルを作成して、Git Commit & Push
• ファイル作成は普通のテキストファイルで
Gitによる下書き・バージョン管理
• 下書きはブランチで管理
• 複数人による執筆にも対応

16. 課題
予約投稿
• 指定した日付にブログが処理させたい
Webからの記事の投稿
• スマートフォンからの投稿が現状では厳しい
Dockerコンテナの改善
• ブログシステムのテーマ・設定ファイルをコンテ
ナ外部から変更しやすいようにする