Weitere ähnliche Inhalte Ähnlich wie LibreOffice Conference 2014 Bern, Switzerland Report (in Japanese) (20) Mehr von Naruhiko Ogasawara (18) Kürzlich hochgeladen (11) LibreOffice Conference 2014 Bern, Switzerland Report (in Japanese)2. 2
はじめに
今回はコワーキングスペース茅
場町 Co-Edo の会場ご提供で
お届けしております。
http://www.coworking.tokyo.jp/
ご協力ありがとうございます!
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)
3. 3
LibreOffice Conference について
LibreOffice の年次カンファレンス
毎年秋に開催される
今年はちょっと早かった(2014/9/3 〜5)
The Document Foundation (TDF) 発足の2011 年から
行われているので、今年で4 回目
ヨーロッパでの開催(決まっているわけではない)
2011 :パリ、2012 :ベルリン、2013 :ミラノ、2014 :ベルン
参加者は開発者・コミュニティメンバー、サポート企業
/団体、エンドユーザー
エンドユーザーは残念ながらまだ少数
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)
4. 4
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)
会場について
Bern, Switzerland
スイス第4 の都市
ドイツ語圏
チューリヒから鉄道で1 時間
http://en.wikipedia.org/wiki/Bern
University of Bern
今回の会場
なかなか歴史がある建物でス
テキ
サブイベントも大学の附属施
設で開催
6. 6
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)
今回の内容
三日間を一回のトークで話すことは不可能
ぶっちゃけじきに商用媒体にレポート掲載されます
まだ媒体名や具体的な公開日なんかは一応秘密
ぼくのTwitter or Facebook をウォッチしといてちょ
なので今回は個人的に面白かったのを適当にピック
アップ
さらっとしか紹介しないので詳しくは質疑応答タイム
にてよろしく!
7. 7
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)
QA 大盛り上がりの巻
Bugzilla をfdo からTDF インフラに引っ越し作業中
BSA = Bug Submission Assitant
http://ja.libreoffice.org ▶ ヘルプ ▶ バグ提出アシスタント
https://www.libreoffice.org/get-help/bug/
質問に答えていくと割とカンタンにバグ報告できるツール
フランスコミュニティはこれをローカライズしてML に投稿できる
ようにして使ってる
日本でもどう? 欲しい?という提案
bibisect (binary bisect)
git にコンパイル済みバイナリを入れておいて不具合混入時点を
二分探索する仕組み
よさ気なのでいつか関東オフかどこかでやり方紹介する予定
8. 8
QA 大盛り上がりの巻(その2)
バグトリアージについての話とか
バグはちゃくちゃくと解決している
けど、新規バグについてはほぼ一定数のまま(うーむ……)
トリアージをやるにはオフラインイベントが効果的
大学なんかと一緒にイベントやるといいのでは
MozTrap
手動テストケース/テスト結果管理ツール
http://manual-test.libreoffice.org/results/runs/
なかなか広く活用されてるとは言いがたい
ローカライズしたらいいのかなーみたいな検討
by-weekly QA Call
電話からIRC になった→英語苦手な人も参加してね!
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)
9. 9
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)
Coverity!
スタンフォード大コンピュータシステム研究所の成果
から生まれた静的解析ツール
C++ 、Java でサポート
商用ソフトウェアだがFLOSS コミュニティには無償の解析を提供
LibreOffice では2012 年からCoverity のサポートを受
け、現在は検知数は0.08% まで低下
100 万行を超えるFLOSS の平均: 0.67
同等のサイズの商用ソフトウェアで0.71 ぐらい
Red Hat のCaolan McNamara が主導して取り組み
コピペコードとかの検知とかにも役に立ってる
http://blog.coverity.com/2014/09/16/libreoffice-improving-quality-coverity-scan-service/#.VClQ5R_Rc8o
10. 10
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)
自動テストの話とか
tinderbox
LibreOffice の自動クリーンルームビルド&ユニットテスト環境
https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Tinderbox
自動で結果を通知してくれる
http://tinderbox.libreoffice.org/MASTER/status.html
ビルド結果がdaily build http://dev-builds.libreoffice.org/daily/
いろんなテストコードインフラがある
とにかくバグ直すたびにテスト書け!ってKohei さんも言ってた
新たなインフラ
次世代tinderbox 3 ( tb3 )の導入準備中
Docker を使って一撃で手元でtb環境を作れるよ!
git pull してmake ; make setup-all
11. 11
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)
開発ネタいろいろ
コンパイラは怖くないよ!な話
今のLibreOffice のビルドシステムは互換性を考えたりしてちょっ
と古い
Linux版はRHEL5 !
C++03は辛い
次期バージョン(現master )からC++11 に移行!
開発者的には嬉しい機能が増えてありがたい
今どきの外部ライブラリはC++11の機能を使ってる奴も多い
LibreOffice ビルドTips
分散ビルドシステムicecream を使おう( --enable-icecream )
同僚にバレないようにicecream を仕込んで並列ビルド!
コミット時にビルド通るかだけ確認したかったら -O0 -g0
……
12. 12
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)
LibreLogo!
個人的な趣味です :)
Writer でタートルグラフィックを描けるプログラミング
環境LibreLogo が相変わらずの大進化
専用サイトオープンしたよ! http://www.librelogo.org
FSF.hu によるスポンサー
Wikipedia にも詳細な記述があるよ!
http://en.wikipedia.org/wiki/LibreLogo
ハンガリーでは書籍も刊行されたよ!
Free Software Competence Centre の事業の一つ
13. 13
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)
いろんな3D
Impress 3D モデリングサポート
4.3 から入った新機能
三つのサポート形式
Collada - メインフォーマット
gltf – ランタイム向け(解析が軽いって話だったかな)
KMZ – Zipped Collada, Web配布向け
3D Warehouse https://3dwarehouse.sketchup.com/
3D Chart
従来の3D グラフとは違う、動的に視点移動とかできるグラフ
OpenGL による動的レンダリング
今master に入ってる
もうちょっといろんなグラフサポートしたいな、だそうです
14. 14
楽しかったよ!! みんなありがと!!
… じき公開のカンファレンスレポートも読んでね
All text and image content in this document is licensed under the Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 License
(unless otherwise specified). "LibreOffice" and "The Document Foundation" are registered trademarks. Their respective logos
and icons are subject to international copyright laws. The use of these therefore is subject to the trademark policy.
関東LibreOfceオフラインミーティング(#18)