Weitere ähnliche Inhalte
Ähnlich wie Japanese 2022 Jan27_Monthly Update.pdf (14)
Mehr von Tsuguo Nobe (11)
Japanese 2022 Jan27_Monthly Update.pdf
- 9. 8
米国の動向
◼ 2025年までに13のバッテリーギガファクトリーが米国で稼働 – 米国バッテ
リー生産の新時代に導く
➢米国でのEVの生産が増えるにつれ、バッテリーセルの生産も米国で行われることが重要。
✓ Teslaとパナソニックのギガファクトリーネバダは、Tesla Model 3とModel Yの生産にバッテリーセルを供給し
ているが、米国での他のバッテリーセル生産は大きくない
✓ Teslaはオースティンのギガファクトリーテキサスにバッテリーセルの生産能力を配備しつつあり、100 GWhを
超える計画容量を備え、世界最大のバッテリーセル工場の1つになる可能性がある。
65
- 10. 9
中国の動向
◼ 2022年に向けた中国の予測
➢外国企業のための新しい章の始まり: 2022年に、中国はすべての海外乗用車メーカーが資本比率
100%で事業することを許可する。
✓ 2018年にNEVメーカー、2020年に商用車メーカーに対し外国企業所有制限を廃止
➢自動車の所有率は米国の1/4とまだ低く、急激に拡大しているため、2060年カーボンニュートラルを達
成のために、EVの普及が更に重要になる。
✓ 2021年の中国でのNEV販売台数は、2020年の2倍以上の約300万台に達すると予測されている。
✓ これらの車の約75%は個人消費者が購入し、2/3は登録時にEVへ優遇がない都市で販売されている。
✓ 2022年は、EVに対する政府の購入補助金が実施される最後の年になる予定。
▪ 2022年EVの納入台数は500万台、2030年までに2,000万台に達すると予想されている。(China EV 100)
▪ トヨタは、 2025年までに中国でのNEVの販売を50%増の270万台、30以上のモデルを投入する目標?
➢中国の自動車メーカーは、コバルトやリチウムなどの原材料だけでなく、自動車の熱管理システムで使用
される冷媒や、EVモーターに必要な耐摩耗性の高いベアリング鋼の輸入に依存してる。
✓ 2040年までに中国の道路で約3億台のNEVを見込むため、供給ラインを強化する多くの政策イニシアチブ
が期待される。
78
- 11. 10
中国の動向
◼ 中国における2021年のEV出荷台数比較、トップ10
➢中国ではEVの販売と納入が引き続き好調で、EV化のイノベーションの主要な拠点となっている。
➢第一位から順番に、SAIC、Tesla、BYD、Lynk & Co.、Great Wall、XPeng、NIO、Li Auto、WM Motors、
Zeekr。
✓ Geelyは、タイプ別内訳を提供していないため、リストから除外
✓ 2021年のZeekr 001セダンの納入台数は約6000台(10月下旬に納入開始)で、Zeekrは2022年に7万台、
2025年に65万台を目指しており、注目の1社。
✓ WM Motor(Weltmeister)は、それよりも少し歴史が長いが、ここ最近大きく拡大している。2021年の納車台
数は44,000台強で、過去3年間の合計に迫る勢い。2021年は2020年に比べて200%増
✓ SAICは2021年564万台を生産し、そのうち73万台がNEV。
✓ Teslaは2021年少なくとも47万台を生産。
✓ BYDの2021年のBEV生産台数は32万台。
7, 24, 72
◼ 中国でプラグインカーの市場シェア19%
➢最近の中国ではプラグイン車が大流行しており、11
月の登録台数は前年比106%増の41.3万台。
✓ プラグイン車は19%の市場シェアを獲得した。
✓ BEVだけでも、市場シェア15%。
✓ 11月中国だけで世界のプラグイン登録の半分以上。
- 15. 14
Teslaの動向
◼ TeslaのFull Self-Driving (beta)の‘assertive’モードでは滑空して止まる
事が可能 (通常Tesla車はワンペダル走行)
➢Teslaの完全自動運転(FSD)ベータ版では、道路上の状況に対してクルマがどのように反応するかを決
める「プロファイル」を3つから選ぶことができる。
✓ この機能は2021年10月のバージョン10.3アップデートに含まれていたが、信号機左折に関する問題のため、
ロールアウトを開始してから2日後に撤回された。
✓ リリースノートでは、“ローリングストップ、速度によって異なる車線変更、追従距離、黄信号に対する挙動制
御”として説明されている。
➢「Chill」、「Average」、「Assertive」と、積極性(と潜在的な安全性)が異なるモードがある。
✓ Assertiveモードでは、車両が “追従距離を短くし ”、 “より頻繁に車線変更を実行する ”、”追い越し車線か
ら出ない”、”ローリングストップを行うことがある“との説明がある。
✓ Chillモードでは、車両が車両は “より大きく追従距離をとり、車線変更は少ない"との説明がある。
➢こうしたモードにより、ドライバーとして、どこまで気を引き締めておくべきかが、自分で選べる点が重要
✓ 今後他社も同様な設定を用意する必要性が生まれる可能性がある。
14
- 16. 15
Teslaの動向
◼ Plaid Track Modeをリリースし、サーキット走行性能を異次元に引き上げる
➢もともとModel 3パフォーマンス向けに、「Track Mode」をリリースしていた
✓ サーキット走行性能を向上させるためにダイナミック制御を微調整するもの
➢「Plaid Track Mode」は、スタビリティコントロール、ハンドリングバランス、回生ブレーキを個別に調整でき
るようにして、レーストラックでの車両制御の権限をドライバーに与える新たなソフトウェア。
✓ 3モータープラットフォームと1,000馬力以上のパワーを最大限に活用するために開発された
➢パワートレイン冷却の最適化
✓ サーキット走行では、バッテリー、モーター、ブレーキに膨大な熱が発生する。
✓ この熱を管理し、できるだけ低温に保つことで、サーキット走行の耐久性を最大限に高める
✓ 減速時のエネルギーをより多く回収し、摩擦ブレーキへの負荷を減らして熱管理を向上させる
➢ラテラルトルクベクタリング
✓ リアアクスルに加えられたトルクは、ノーズをコーナーに向けるのを助け、フロントアクスルに加えられたトルク
は、車をまっすぐに引っ張るために回転を抑える。これを利用して、横方向のトルクベクタリングを可能にする。
➢Plaid Track Modeでは、ビークル・ダイナミクス・コントローラー(VDC)がステアリング角、アクセル、ブレー
キペダルの入力を評価し、ドライバーが車をどこに置きたいかを判断し、タイヤの滑りを許容してトルク配
分を自動調整し、高速コーナリング時にドライバーにさらなる制御性能と俊敏性を提供。
✓ ハンドリングバランス、スタビリティアシスト、回生ブレーキは、ドライバーのスキルレベルや好みに応じて個別
に変更することができる。
25
- 20. 19
Teslaの動向
◼ Model 3とModel Sを約50万台リコール
➢1つ目のリコールには、119,000台のModel Sに影響し、フロントトランクのラッチが誤って組み立てられ
た可能性があり、運転中に開いてしまうことがある。
➢2つ目のリコールは、356,309台のModel 3に影響し、バックカメラのハーネスが正しく組み立てられてい
ない可能性があり、損傷して機能しなくなる可能性がある。
◼ テキサス州のスーパーチャージャーステーションに、CCSコネクターを設置
➢Teslaはこれまで、北米のスーパーチャージャーステーションで独自のコネクタしか使用していなかったため、
これはTeslaにとって重要な意味を持つ。
✓ Tesla社は4つの異なる新しいスーパーチャージングステーションに対して$375Kから$500Kの政府助成金を
申請している。
▪ 助成金を受けるステーションには、CHAdeMOとCCSのコネクターをそれぞれ少なくとも1つ以上設置することが求め
られている。
◼ Elon MuskはSpaceXで大気中CO2をロケット燃料にしたいと考えている
➢SpaceX社はテキサス州で天然ガス掘削を計画しており、そのガスを宇宙船やロケットの動力として使用
する可能性もある。
57, 70, 100
- 28. 27
BMWの動向
◼ クルマの色を変える印刷技術E-Inkを発表
➢E Inkを搭載したBMW iX Flowの表面コーティング
✓ マイクロカプセルが何百万個も含まれており、マイナスに帯電した白色顔料とプラスに帯電した黒色顔料が
含まれている。
✓ このマイクロカプセルを電界で刺激すると、白色または黒色の顔料がマイクロカプセルの表面に集まり、車の
ボディに希望の色合いを与える。
➢強い日差しや高い外気温による車両や客室の加熱は、外装を明るい色に変更することで軽減できる。
41
- 30. 29
BMWの動向
◼ 走行範囲280マイルのデュアルモーターのパフォーマンスEV IX M60を発表
➢811lb-ftの瞬間的トルクを発揮し、0-60mph 3.6秒、ネット106.3kWhの大容量バッテリー、250kWの
DC急速充電器対応。
➢iX M60の2つのモーターにはレアアースを使用せず、「電流通電同期機」の原理で作動する。
✓ 最高速度である155mphまで、加速はほぼ一定に保たれる
➢BMWは、2030年までに販売台数の50%を達成する目標のため、今後数年間で数多くのEVを発表する。
✓ 今年末には、最大300マイルの航続距離を持つEVセダン「i4」を発売する予定で、また、5シリーズと7シリー
ズ、SUVのエントリーモデルであるX1のEV版も開発中。
▪ 米国で最も人気のあるBMWの3シリーズのBEVバージョンは、すでにテスト用のカモフラージュで目撃されている。
45
- 31. 30
GMの動向
◼ 2021年第4四半期、Bolt 25台、Hummer 1台の出荷
➢米国EVで第二位をFordに受け渡した
✓ GMは2025年までに世界で30車種の新型EVを投入することを約束している
✓ 今後は、Cadillac LyriqやGMC HummerなどのGMブランドのEVや、新たに発表されたChevroletのSilverado、
Equinox、BlazerなどのEVモデルも加わる
▪ これまで、BoltのおかげでEV全体の販売台数は十分に確保できていた。
▪ しかし、最近のリコール問題により、今期はEVの生産がストップしており、GMは年末に向けて苦境に立たされてた。
✓ しかし、新しいEVを発表したからといって、生産規模を拡大しタイムリーな納入を実現できるわけではない。
26
◼ GMC Hummer EVの最初の出荷
➢12月17日、最初のGMC Hummer EVを生産(前に、オークションで$2.5mで落札されたVIN001がある)
✓ 今回のGMC Hummer EV初版は通常の$110,295で、最大1,000馬力と11,500lb-ftのトルク。
✓ Hummer EVの安価なバージョンは、今後2年間で徐々に発売される予定。
- 34. 33
GMの動向
◼ 400マイル走行のSilveradoでEVピックアップ市場に参戦
➢GMC Hummer EVに続く、GMにとって2車種目のEVトラック。最大350kWのDC高速充電に対応しており、
10分間の充電で約100マイルの走行が可能になる
✓ 「Silverado」は、GMが$35Bを投じて推進するEV事業のフラッ
グシップカーのひとつ
✓ 0から60マイルまで4.5秒以内で加速
➢2023年春の発売で、競合のFord F-150 Lightningに1年遅れ
となるが、GMは航続距離と牽引力がより大きくなるとしている。
✓ Fordは、既存のF-150トラックのフレームにバッテリーを組み
込んで、早く販売を開始した。
✓ GMはまずUltiumバッテリーパックを開発し、航続距離の長い車
を作った。
▪ Hummer EVピックアップと同じバッテリーパックとプラットフォーム
を使い、SilveradoはHummerよりも作業用トラックに修正
▪ RST (Rally Sport Truck)初代モデルは485kW(664馬力、希
望小売価格$105,000
▪ ワークトラックのベースモデルは$39,900からで、生産が本格化
した後は、$50,000~$80,000でさまざまなバージョンのトラッ
クが販売される予定。
31, 38
- 37. 36
Fordの動向
◼ F-150 Lightningの大きな需要を利用し、$30,000もの追加支払いを求め
るディーラも出た
15, 55
➢米国のディーラー販売では異なる販売店間で同じ車両の価格が大きく
異なり、問題がある。(Teslaは直販なので、そうした問題はない)
◼ F-150 Lightningの市場導入を利ざや稼ぎに邪魔
されたくない
➢米国では自動車が入手困難な時、一部のディーラーでは、独自に購入
希望者から数万ドルの追加料金を請求することがある。
✓ FordのEVは、競争相手が少ないこともあり、来年いっぱいは需要が高
い状態が続く可能性がある。
▪ 今年のCESで発表されたGMのEV「Silverado」は、2023年春まで生産が
開始されない。
▪ 現在も予約注文を受け付けているRivianは、拡張バッテリーを搭載したモ
デルが2023年まで遅れることを最近発表
▪ TeslaのCybertruckはまだ発売日が確定していない
➢Fordはディーラーが自ら価格を上げようとしないよう警告している。
✓ ディーラーが顧客に余分な保証金や支払いを求めると、2022年に
Lightningを受け取れなくなる可能性があると警告している
- 42. ◼ Citroën Berlingo, Peugeot Rifter, Opel
ComboをEVのみとし、ICEと決別
➢CESでChrysler新型EVクロスオーバー「Airflow Concept」
を公開し、2028年までに100%EVにすると約束。
✓ その数日後、Stellantisはその目標達成に向けて、欧州
モデルのCitroën Berlingo, Opel Combo Life, Peugeot
Rifterのエンジンモデルを止め、全てBEVとなると発表。
➢EVバンとして、「ë-Berlingo」は、ICEと同じ室内容積と人
荷役能力を備え、136psのEVモーターは「頭出しから使え
41
Stellantisの動向
るトルクのおかげでスムーズなスタートが可能」で、最高速度は130km/h。
✓ 50kWhのリチウムイオン電池を搭載し、航続距離は280km、100kWの充電器で30分以内に80%まで充電で
きるとしている。
◼ ソフトウエア人材を求め、シリコンバレーとの戦いに挑む
➢自動車メーカーは、半導体に直接アクセスして、顧客を魅了するクールな自動車機能のソフトウェアを開発
し、デジタルな混乱の中でもブランドを存続させたいと考えている。
➢ソフトウェアデイは、株価を上げるために投資家や記者を魅了するだけでなく、ソフトウェアエンジニアの採
用イベントとしても機能している。
50, 103
- 43. 42
Rivianの動向
◼ Rivianの2021年の生産台数は1,000台強
➢9月に生産を開始して以来、R1T EVピックアップトラックを中心
に1,015台生産したと発表。納入は920台。
✓ 9月に生産を開始した後、2021年内に約1200台の生産を
計画していた。
✓ Amazon向けの何台かのEV配送バンと少数のR1S SUVもある
が、ほとんどはR1T EVピックアップトラックであると予想される。
◼ ジョージア州に新たに$5BのEV工場を建設
➢2022年夏に建設が開始され、2024年に新工場で生産を開
始する予定。
✓ 完成すると、年間最大40万台の車両を生産できるようになる。
✓ 最近承認された新しい623,000平方フィートのイリノイ州ノー
マル市への投資も継続する。
◼
2, 90
◼ RivianはAmazonの独占的EVバン納入者ではなかった
➢1月5日Amazonが、StellantisからEVバンを購入すると発表したことで、Rivianの株価は下落し、Stellantis
の株価は11%上昇した。
✓ Rivianは、今年末までに1万台、10年後までに10万台のバンをアマゾンに納入する義務を負っているが、投資
家が注目しているのは、Rivianが約束したバンを提供できるかどうかだ。
- 44. 43
Apple Carの動向
◼ Apple Car要職者の退職が増えており、2022年は運命を左右する
➢Apple Carはリーダーチームのシャッフルの連続になっている。
✓ このプロジェクトは、元FordのエンジニアでiPhoneとiPodの幹部に転向したSteve Zadesky氏の指示で2014
年に開始された。
✓ その後、元ハードウェア部門の責任者であるDan Riccio氏、その後、昨年引退した前任者のBob Mansfield氏
の手に渡った。元Teslaの幹部であるDoug Field氏は、2018年から9月まで指揮を執っていた。
✓ Field氏が会社を辞め9月にFordに移り、プロジェクトはKevin Lynch氏の手に渡った。
▪ Appleのプロジェクトのためにハードウェアを運営していたMichael Schwekutsch氏がすぐに続いた。
▪ 辞任したのはトップマネージャーだけではない。最近、バッテリー技術、駆動列システム、自動運転センサーに取り組ん
だ少なくとも3人の主要なエンジニアが去った。
✓ Lynch氏以前の4人のリーダーとは異なり、Lynch氏はTeslaを運転するが、ハードウェアリーダーシップの専門知
識も自動車業界の歴史もなく、彼の経験はソフトウェアにとどまる。
▪ Lynch氏は、Apple Watchを明確な目的のない製品から、何千万人ものユーザーの通知とヘルスモニタリングに不可
欠なデバイスに変えた。
➢Apple Carにはビジョンはあるが、すべてを機能させるには、適切な人材を採用して維持する必要がある。
73
- 45. 44
Volvoの動向
◼ ‘人の監視無し’での高速道路自動運転モード「Ride Pilot」(Level3)を発表
➢他社と異なり、Level3を目指しており、 LuminarとVolvoの子会社であるZenseactと協力してVolvo Carsの
エンジニアによって開発された。
✓ 車両はLumiarのIris LiDARを含み、24を超える包括的なセンサー群を持つ
▪ 他社の多くは、自動運転技術をオーナーカーでなく、ロボットタクシー (Level4) として導入することを計画している
➢Ride Pilotは、カリフォルニア州の顧客を対象に、サブスクリプションサービスとして提供される予定。
✓ 今年後半に発表される予定のVolvoのEV SUV(名称未定)は、Ride Pilotを搭載した最初の車両になる
▪ 昨年の夏に公開されたVolvoのConcept Rechargeは、Luminarのルーフライダが設定されていた
2021年夏に初公開されたVolvoのEV SUV「コンセプト・リチャージ」
38
- 46. NIOの動向
◼ NIO Day 2021: 1000kmの走行範囲を持つET5を蘇州で発表、同時に2025
年までに世界市場拡大も発表 (12月18日)
➢ET5は自動運転を念頭に置いて設計されており、NIO Autonomous Driving(NAD)、NIO Aquila Super
Sensing、NIO Adam Super Computingにより、高速道路、市街地、駐車場、バッテリー交換などのシナリオで
安全な自動運転を徐々に実現される。
✓ 自動運転機能は検証後に徐々に展開され、月額680人民元($107)のサブスクで追加できると述べた
➢ET5の抗力係数0.24、CLTC範囲で75kWh バッテリーで550+km、150kWhで1,000 km以上走行。4.3秒で
0から100 km/hまで加速し、33.9mで100km/hから完全停止。
✓ 内部には、NREALと開発したAR/VR技術を搭載したパノラマデジタルコックピットのPanoCinemaが付属
➢バッテリー交換バージョンで$41,000未満の価格設定で、Teslaの強力な競争相手となる可能性がある。
➢既に米サンノゼを拠点とするNIO USAのビジネスデベロップ、ユーザーインフラ系の求人が46件ある。
68, 80
45
- 48. 47
Huaweiの動向
◼ Huawei AITO M5の受注5日で6,000台超え
➢AITOは、HuaweiとSeres(Sokon)が共同で作成した高級自動車
ブランド
✓ 両社は2021年初めにパートナーシップを締結し、Huaweiは
HuaweiストアでSeresのSF5を販売していた。
✓ その後、両社は新ブランドとしてAITOを立ち上げ、今その最初
のクルマとしてAITO M5が生まれた。
▪ AITO M5は、2層の積層遮音ガラスと床のLASD液体音響減衰材
とサイレントタイヤを使用し、80 km/hの速度で約56.9dBに車内
騒音を制御する。
➢Huaweiの戦略は車両の脳と中枢神経系(HarmonyOSと
DriveOne)を構築し、Sokonのような自動車ベンダーが設計や機
構等の基本に集中できるようにする事
✓ Huaweiはこうした関係をBAICのArcfoxやXpeng、GACとも組ん
でいる。
➢Huawaiのジレンマは、HuaweiがEVメーカーへの技術サプライ
ヤーであり、自動車メーカーは、サプライヤーが競合他社になるこ
とを望んで居らず、Huaweiは自動車メーカーになりたくないとい
う主張を行っている(売れては困る)。
56
- 58. 大型EVトラックの動向 (Kenworth/Paccar)
◼ CESで670馬力のKenworth T680E EVセミ(K Whopper)が走行範囲150マ
イルでデビュー
➢標準的Kenworth T680には、ターボ付き直列6気筒ディーゼルエンジンが搭載されており、ピーク時には
405馬力を発揮するが、T680Eは265馬力高い。
➢既存の(ICEの)アクスルマウントを利用することで、電動化することを容易にしている。
✓ このパワーとトルクは、モーターとアクスルを一体化したMeritorの14Xe "epowertrain "によって得られる
✓ https://youtu.be/GvImwPIsGUM
57
19
- 59. EVトラクターの動向
◼ John DeereはラインアップをEV化する為にKreisel Electricを買収
➢12月15日、John DeereはKreiselの株式の過半数を取得したことを発表した。
➢Kreisel Electricは、高密度・高耐久性のEVバッテリーモジュールおよびパックを開発しており、同社の特許
取得済みバッテリー技術を使用した充電インフラ・プラットフォーム(CHIMERO)を開発している
✓ オーストリアを拠点とする新興企業で、55kWhのバッテリーパックを搭載したVW e-Golf、$1Mのクラシックポル
シェ910、Arnold Schwarzeneggerのために製作したEV(Mercedes GクラスとHammerのカスタムEV化)など、
印象的なEVの改造で知られている。
58
97
➢John Deereが今後のEVをサポートするために、
充電インフラにも参入することを検討している。
✓ EV化は、自動化を実現する重要な要素
✓ お客様が定置式と移動式の両方の急速充電
ソリューションを必要とすると認識している
✓ 今後3年から5年の間に、バッテリーの価格が
低下し、充電ステーションが充実することで、
EVの利便性が向上することもわかっている
✓ 電池式車両のコストが下がれば、当社のお客
様はますます電池式マシンを求めるようにな
ると考えている
- 61. 60
自動運転の動向 (Tier-IV)
◼ Foxconnオープンソースプラットフォーム「Mobility in Harmony」(MIH) で、
自動運転EVの為にAutoware Open AD Kitを提供
➢現状、EVの購入者はプレミアムカー購入者であることが多く、ある程度の自動走行機能を期待する。
✓ これまでは、MIHはEVスケートボードのシャーシを提供していただけだった。
✓ Autowareも、それ自身がオープンソースのプラットフォーム
▪ Autowareとは、東京大学/名古屋大学の加藤慎平氏によって開発されたオープンソースAIプラットフォームで、最大
級の自動走行オープンソースコミュニティに支えられており、GitHubでは2,300のスター、Slackでは500以上のアカ
ウント(主張)が存在する。
➢Autoware Open AD Kitは、商用の自律走行ソリューションにおけるSoftware Defined Vehicle(SDV)開
発のためのリファレンスフレームワークを提供している
✓ AutowareはMIH Open EV PlatformのAD/ADASに統合される。
▪ LG、トヨタ(自律走行の研究グループであるTRI-ADを通じて)、Tata、TomTom、ARM、Apex.ai、米国運輸省などが
Autowareを利用している。
➢CESで開催された2回目のIndy Autonomous Challengeでも、ラスベガスモータースピードウェイで幾つか
のチームがAutowareを使い、AIの高速性能が観客を驚かせた
✓ https://youtu.be/ws1lxTBb13o
5
- 63. 62
自動運転の動向
◼ TuSimple (本社米国) は人間が全く介在しない、80マイルの完全自動運
転(Lv4)の大型トラック(クラス8)の公道テストを12月22日成功裏に行った
➢アリゾナ州ツーソンからフェニックス都市圏の配送センターまで、一般道と高速道路を80マイル以上走行。
✓ 車内に安全管理ドライバーが居ないだけでなく、遠隔監視もしていない。
▪ 走行中に信号、ランプのオン/オフ、緊急車線、高速道路の車線変更などを、道路上の他の車両と自然にやり取りし
ながらうまく走行している
✓ その走行開始から終了までを映す1時間20分の動画を公開した。
➢ただし、この試験走行はアリゾナ州運輸局や地元警察と密接に連携して行われ、先行車が5マイル先を、
警察が半マイル後を走行した。
➢2022年、さらに大規模な試験を行う予定という。
58
- 65. 64
EV充電の動向
◼ Volvo, Daimler, Traton (VW)は共同で欧州でのEVトラック用高性能充電
ネットワーク設置・運用に€500Mを投資
➢5年以内に高速道路や重要拠点の近くに少なくともブランドにとらわれない1,700箇所の充電ポイントを
設置し運用する計画で、€500M(約$593M)を投資する。
✓ 2050年までにカーボンニュートラルな貨物輸送をゴールとするEUのグリーンディールの目標を達成することを目
的としている。
94
- 78. 77
Qualcommの動向
◼ Volvo、ホンダ、Renaultと新規契約でオートモーティブプラットホームを拡大
➢昨年、自動運転半導体を構築するためのソフトウェアを完成させるため、$4.5BでVeoneerを買収
➢現在Qualcommは、Qualcomm Digital Chassisと総称される自動車プラットフォームの完全なスイートを
持ち、既にBMW、GM、Hyundaiなどの他の主要な自動車メーカーと取引を行っている。
✓ スイートには、「ドライバー支援と自動運転技術を提供するSnapdragon Ride
✓ 複数のディスプレイやオーディオ/ビデオ/マルチメディアを駆動するSnapdragon Cockpit
✓ LTE・5G・Wi-Fi・GPSソリューションを提供し、自動車をインターネット、クラウド、およびその他の車両に接続
するSnapdragon Auto Connectivity
✓ 車両とユーザーの分析に加えて、セキュリティ機能と無線アップデートと有料サービスを追加するためのプラッ
トフォームを提供し、自動車メーカーがより多くの車両を収益化できるようにするSnapdragon Car-to-Cloud
Services」が含まれる。
➢技術の選択は、顧客(自動車メーカー)側にある。
✓ 例えば、今回GMとの大きな自動運転半導体契約を獲得したものの、
GMは独自のソフトウエアを持っているため、Qualcommのソフトウェア資
産は含まれない
✓ しかし、あらゆる自動車メーカーに対してQualcommは自動運転システ
ムのすべての部品を準備する必要がある (Qualcomm)
▪ さまざまな自動車メーカーが、さまざまなレベルの準備段階にいることに気
づきはじめている
22, 46
- 98. CES 2022でのその他のEV系技術
◼ Hesai Lidar
➢長距離を認識する新しい高度な車上センサー・スイートを展示
✓ 彼らは、Lyftなどのいくつかの企業と提携し、システムの能力を高めている。
✓ Elon Musk氏はかつて「LiDARは愚かな行為だ」とコメントしたが、Hesaiは、彼らのシステムは非常に大きな安
全性をもたらし、Musk氏のコメントはずいぶん前のことだと主張している。
97
20