SlideShare ist ein Scribd-Unternehmen logo
1 von 18
Confidential © 2022 LayerX Inc.
1
社内資料
『開発速度が速い #とは』
2022/02/21 @mosa_siru
Confidential © 2022 LayerX Inc.
2
LayerXは
開発速度が速いと言われることがあります
(手前味噌ですが…)
Confidential © 2022 LayerX Inc.
3
そう言っていただける理由は?
Confidential © 2022 LayerX Inc.
4
「優秀なエンジニアがいるから」
☓
Confidential © 2022 LayerX Inc.
5
そもそも開発速度って何?
Confidential © 2022 LayerX Inc.
6
機能の開発
(アウトプット)が速いこと
☓
Confidential © 2022 LayerX Inc.
7
顧客への価値提供
(アウトカム)が速いこと
○
Confidential © 2022 LayerX Inc.
8
アウトカムを最大化するために
重要なこと3つ
Confidential © 2022 LayerX Inc.
9
使われないものを作らない
Confidential © 2022 LayerX Inc.
10
使われないものを作らない
・顧客の価値提供につながらないものは作らない
・バシバシやらないことを決める。
・作ったものは必ず負債になり、作るほど後の”開発速度"を落とす。
・作るなら、作るに値するものを作る。
 ・顧客・ドメインエキスパートの声を聞く(紙芝居, 高速でβ版を開発)
 ・体験にこだわりぬいて作る。
※大きめの新機能は不確実性が高いので、作らない罠にはまらないよう注意。トライす
る不確実性を下げるのが大事。
Confidential © 2022 LayerX Inc.
11
仕様をシンプルにする
Confidential © 2022 LayerX Inc.
12
仕様をシンプルにする
・複雑なものは伝わらない、使われない
・複雑な仕様は開発が大変、負債も巨大
・複雑な仕様は品質が低くなる
複雑な仕様は何かが間違っているという嗅覚
もっと工夫して考えれば、それに準じた体験を満たせるはず。
仕様をシンプルにすることは妥協ではない。
Confidential © 2022 LayerX Inc.
13
言われた通り作らない
Confidential © 2022 LayerX Inc.
14
言われた通り作らない
・顧客の本当のお気持ち、真のペインを解決するものを作る
 ・例「バクラク申請の申請日時で、古い順にソートしたい」 => なぜ?
  =>よくよく深ぼると、承認者への催促機能が本当にほしいものだった
・そもそも、その業務フロー・使い方はあるべき姿か?
・複数の要望を抽象化して満たせるものを作る
 ・カスタマイズをしない
・使われるものを、シンプルに作る(重要なので2回)
Confidential © 2022 LayerX Inc.
15
そのためには・・・
Confidential © 2022 LayerX Inc.
16
皆様がいただいている要望が宝です。
いつもありがとうございますmm
Confidential © 2022 LayerX Inc.
17
これからも
「お客様はなぜその機能がほしいのか?」
その本当のお気持ちを教えて下さいmm
Confidential © 2022 LayerX Inc.
18
おまけ、”機能開発速度” について
・”機能開発速度”が速いと、早く失敗できる、早く修正できる
・短期と長期の”機能開発速度”は、しばしばトレードオフがある
 ・その中でも守るものを決める
  ・例:DB設計/APIインターフェース/命名/セキュリティにこだわる
 ・フェーズによって重心を変える
  ・例:立ち上げからちゃんとしすぎない
  ・例:PMF後に、品質へ重心を移していく

Weitere ähnliche Inhalte

Was ist angesagt?

SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」
SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」
SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」Takuto Wada
 
ネットストーカー御用達OSINTツールBlackBirdを触ってみた.pptx
ネットストーカー御用達OSINTツールBlackBirdを触ってみた.pptxネットストーカー御用達OSINTツールBlackBirdを触ってみた.pptx
ネットストーカー御用達OSINTツールBlackBirdを触ってみた.pptxShota Shinogi
 
Dockerfile を書くためのベストプラクティス解説編
Dockerfile を書くためのベストプラクティス解説編Dockerfile を書くためのベストプラクティス解説編
Dockerfile を書くためのベストプラクティス解説編Masahito Zembutsu
 
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021Hiroshi Tokumaru
 
本当は恐ろしい分散システムの話
本当は恐ろしい分散システムの話本当は恐ろしい分散システムの話
本当は恐ろしい分散システムの話Kumazaki Hiroki
 
マイクロにしすぎた結果がこれだよ!
マイクロにしすぎた結果がこれだよ!マイクロにしすぎた結果がこれだよ!
マイクロにしすぎた結果がこれだよ!mosa siru
 
組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術
組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術
組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術Takuto Wada
 
Redisの特徴と活用方法について
Redisの特徴と活用方法についてRedisの特徴と活用方法について
Redisの特徴と活用方法についてYuji Otani
 
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルド
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルドBuildKitによる高速でセキュアなイメージビルド
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルドAkihiro Suda
 
CEDEC2019 大規模モバイルゲーム運用におけるマスタデータ管理事例
CEDEC2019 大規模モバイルゲーム運用におけるマスタデータ管理事例CEDEC2019 大規模モバイルゲーム運用におけるマスタデータ管理事例
CEDEC2019 大規模モバイルゲーム運用におけるマスタデータ管理事例sairoutine
 
DockerとPodmanの比較
DockerとPodmanの比較DockerとPodmanの比較
DockerとPodmanの比較Akihiro Suda
 
PlaySQLAlchemy: SQLAlchemy入門
PlaySQLAlchemy: SQLAlchemy入門PlaySQLAlchemy: SQLAlchemy入門
PlaySQLAlchemy: SQLAlchemy入門泰 増田
 
それはYAGNIか? それとも思考停止か?
それはYAGNIか? それとも思考停止か?それはYAGNIか? それとも思考停止か?
それはYAGNIか? それとも思考停止か?Yoshitaka Kawashima
 
Dockerからcontainerdへの移行
Dockerからcontainerdへの移行Dockerからcontainerdへの移行
Dockerからcontainerdへの移行Kohei Tokunaga
 
Dockerからcontainerdへの移行
Dockerからcontainerdへの移行Dockerからcontainerdへの移行
Dockerからcontainerdへの移行Akihiro Suda
 
Grafana LokiではじめるKubernetesロギングハンズオン(NTT Tech Conference #4 ハンズオン資料)
Grafana LokiではじめるKubernetesロギングハンズオン(NTT Tech Conference #4 ハンズオン資料)Grafana LokiではじめるKubernetesロギングハンズオン(NTT Tech Conference #4 ハンズオン資料)
Grafana LokiではじめるKubernetesロギングハンズオン(NTT Tech Conference #4 ハンズオン資料)NTT DATA Technology & Innovation
 
例外設計における大罪
例外設計における大罪例外設計における大罪
例外設計における大罪Takuto Wada
 
PostgreSQLアンチパターン
PostgreSQLアンチパターンPostgreSQLアンチパターン
PostgreSQLアンチパターンSoudai Sone
 
ユーザーインタビューするときは、どうやらゾンビのおでましさ
ユーザーインタビューするときは、どうやらゾンビのおでましさユーザーインタビューするときは、どうやらゾンビのおでましさ
ユーザーインタビューするときは、どうやらゾンビのおでましさYoshiki Hayama
 

Was ist angesagt? (20)

SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」
SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」
SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」
 
ネットストーカー御用達OSINTツールBlackBirdを触ってみた.pptx
ネットストーカー御用達OSINTツールBlackBirdを触ってみた.pptxネットストーカー御用達OSINTツールBlackBirdを触ってみた.pptx
ネットストーカー御用達OSINTツールBlackBirdを触ってみた.pptx
 
Dockerfile を書くためのベストプラクティス解説編
Dockerfile を書くためのベストプラクティス解説編Dockerfile を書くためのベストプラクティス解説編
Dockerfile を書くためのベストプラクティス解説編
 
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021
SPAセキュリティ入門~PHP Conference Japan 2021
 
本当は恐ろしい分散システムの話
本当は恐ろしい分散システムの話本当は恐ろしい分散システムの話
本当は恐ろしい分散システムの話
 
マイクロにしすぎた結果がこれだよ!
マイクロにしすぎた結果がこれだよ!マイクロにしすぎた結果がこれだよ!
マイクロにしすぎた結果がこれだよ!
 
組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術
組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術
組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術
 
Redisの特徴と活用方法について
Redisの特徴と活用方法についてRedisの特徴と活用方法について
Redisの特徴と活用方法について
 
WayOfNoTrouble.pptx
WayOfNoTrouble.pptxWayOfNoTrouble.pptx
WayOfNoTrouble.pptx
 
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルド
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルドBuildKitによる高速でセキュアなイメージビルド
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルド
 
CEDEC2019 大規模モバイルゲーム運用におけるマスタデータ管理事例
CEDEC2019 大規模モバイルゲーム運用におけるマスタデータ管理事例CEDEC2019 大規模モバイルゲーム運用におけるマスタデータ管理事例
CEDEC2019 大規模モバイルゲーム運用におけるマスタデータ管理事例
 
DockerとPodmanの比較
DockerとPodmanの比較DockerとPodmanの比較
DockerとPodmanの比較
 
PlaySQLAlchemy: SQLAlchemy入門
PlaySQLAlchemy: SQLAlchemy入門PlaySQLAlchemy: SQLAlchemy入門
PlaySQLAlchemy: SQLAlchemy入門
 
それはYAGNIか? それとも思考停止か?
それはYAGNIか? それとも思考停止か?それはYAGNIか? それとも思考停止か?
それはYAGNIか? それとも思考停止か?
 
Dockerからcontainerdへの移行
Dockerからcontainerdへの移行Dockerからcontainerdへの移行
Dockerからcontainerdへの移行
 
Dockerからcontainerdへの移行
Dockerからcontainerdへの移行Dockerからcontainerdへの移行
Dockerからcontainerdへの移行
 
Grafana LokiではじめるKubernetesロギングハンズオン(NTT Tech Conference #4 ハンズオン資料)
Grafana LokiではじめるKubernetesロギングハンズオン(NTT Tech Conference #4 ハンズオン資料)Grafana LokiではじめるKubernetesロギングハンズオン(NTT Tech Conference #4 ハンズオン資料)
Grafana LokiではじめるKubernetesロギングハンズオン(NTT Tech Conference #4 ハンズオン資料)
 
例外設計における大罪
例外設計における大罪例外設計における大罪
例外設計における大罪
 
PostgreSQLアンチパターン
PostgreSQLアンチパターンPostgreSQLアンチパターン
PostgreSQLアンチパターン
 
ユーザーインタビューするときは、どうやらゾンビのおでましさ
ユーザーインタビューするときは、どうやらゾンビのおでましさユーザーインタビューするときは、どうやらゾンビのおでましさ
ユーザーインタビューするときは、どうやらゾンビのおでましさ
 

Ähnlich wie 開発速度が速い #とは(LayerX社内資料)

LayerXのQAチームで目指したい動き方 (社内資料)
LayerXのQAチームで目指したい動き方 (社内資料)LayerXのQAチームで目指したい動き方 (社内資料)
LayerXのQAチームで目指したい動き方 (社内資料)mosa siru
 
大規模プロジェクトの制作裏話〜改善から成し遂げるまでのプロセス〜
大規模プロジェクトの制作裏話〜改善から成し遂げるまでのプロセス〜大規模プロジェクトの制作裏話〜改善から成し遂げるまでのプロセス〜
大規模プロジェクトの制作裏話〜改善から成し遂げるまでのプロセス〜HatakeyamaAkihide
 
アジャイル開発の中の設計
アジャイル開発の中の設計アジャイル開発の中の設計
アジャイル開発の中の設計Takuya Okamoto
 
Cloud Festa 2021 Winter 「デザイナー、データサイエンティスト、 クラウドエンジニア、で実現する共創の世界」
Cloud Festa 2021 Winter 「デザイナー、データサイエンティスト、 クラウドエンジニア、で実現する共創の世界」 Cloud Festa 2021 Winter 「デザイナー、データサイエンティスト、 クラウドエンジニア、で実現する共創の世界」
Cloud Festa 2021 Winter 「デザイナー、データサイエンティスト、 クラウドエンジニア、で実現する共創の世界」 Tsuyoshi Hirayama
 
CSI Driverを開発し自社プライベートクラウドにより適した安全なKubernetes Secrets管理を実現した話
CSI Driverを開発し自社プライベートクラウドにより適した安全なKubernetes Secrets管理を実現した話CSI Driverを開発し自社プライベートクラウドにより適した安全なKubernetes Secrets管理を実現した話
CSI Driverを開発し自社プライベートクラウドにより適した安全なKubernetes Secrets管理を実現した話Katsuya Yamaguchi
 
VMware Horizon へ YubiKey を使って認証をキメる話
VMware Horizon へ YubiKey を使って認証をキメる話VMware Horizon へ YubiKey を使って認証をキメる話
VMware Horizon へ YubiKey を使って認証をキメる話Wataru Unno
 
DDD Alliance レガシーなコードにドメイン駆動設計で立ち向かった5年間の軌跡
DDD Alliance レガシーなコードにドメイン駆動設計で立ち向かった5年間の軌跡DDD Alliance レガシーなコードにドメイン駆動設計で立ち向かった5年間の軌跡
DDD Alliance レガシーなコードにドメイン駆動設計で立ち向かった5年間の軌跡BIGLOBE Inc.
 
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」Developers Summit
 
OSC 2021 Osaka IT運用自律化を支援する「運用レコメンドプラットフォーム」においてKeycloakを用いて認証を実装した話
OSC 2021 Osaka IT運用自律化を支援する「運用レコメンドプラットフォーム」においてKeycloakを用いて認証を実装した話OSC 2021 Osaka IT運用自律化を支援する「運用レコメンドプラットフォーム」においてKeycloakを用いて認証を実装した話
OSC 2021 Osaka IT運用自律化を支援する「運用レコメンドプラットフォーム」においてKeycloakを用いて認証を実装した話Takuya Naito
 
マイノリティ(少人数)な内製エンジニア組織の生存・成長戦略
マイノリティ(少人数)な内製エンジニア組織の生存・成長戦略マイノリティ(少人数)な内製エンジニア組織の生存・成長戦略
マイノリティ(少人数)な内製エンジニア組織の生存・成長戦略Osamu Kawachi
 
クラウド利用者として考えるサステナビリティ
クラウド利用者として考えるサステナビリティクラウド利用者として考えるサステナビリティ
クラウド利用者として考えるサステナビリティHiroki Moriya
 
KDDIが考える顧客へ本当の価値を届けるための開発手法
KDDIが考える顧客へ本当の価値を届けるための開発手法KDDIが考える顧客へ本当の価値を届けるための開発手法
KDDIが考える顧客へ本当の価値を届けるための開発手法Tsubasa Hirota
 
RapidMinerのご紹介(ラピッドマイナーの5つの重要ポイント)2013年12月
RapidMinerのご紹介(ラピッドマイナーの5つの重要ポイント)2013年12月RapidMinerのご紹介(ラピッドマイナーの5つの重要ポイント)2013年12月
RapidMinerのご紹介(ラピッドマイナーの5つの重要ポイント)2013年12月ossanalytics
 
社内認証基盤用のVault Pluginを作るメリット
社内認証基盤用のVault Pluginを作るメリット社内認証基盤用のVault Pluginを作るメリット
社内認証基盤用のVault Pluginを作るメリットKatsuya Yamaguchi
 
de:code2018 登壇資料
de:code2018 登壇資料de:code2018 登壇資料
de:code2018 登壇資料Hiroshi Senga
 
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化gree_tech
 
API and Modern App Security for Microservices
API and Modern App Security for MicroservicesAPI and Modern App Security for Microservices
API and Modern App Security for MicroservicesNGINX, Inc.
 
数値回帰モデル作成アプリケーション 「ReNomRG」の紹介
数値回帰モデル作成アプリケーション 「ReNomRG」の紹介数値回帰モデル作成アプリケーション 「ReNomRG」の紹介
数値回帰モデル作成アプリケーション 「ReNomRG」の紹介ReNom User Group
 
静的解析ツールKlocwork によるCERT-C/CWE対応
静的解析ツールKlocwork によるCERT-C/CWE対応静的解析ツールKlocwork によるCERT-C/CWE対応
静的解析ツールKlocwork によるCERT-C/CWE対応Masaru Horioka
 

Ähnlich wie 開発速度が速い #とは(LayerX社内資料) (20)

LayerXのQAチームで目指したい動き方 (社内資料)
LayerXのQAチームで目指したい動き方 (社内資料)LayerXのQAチームで目指したい動き方 (社内資料)
LayerXのQAチームで目指したい動き方 (社内資料)
 
大規模プロジェクトの制作裏話〜改善から成し遂げるまでのプロセス〜
大規模プロジェクトの制作裏話〜改善から成し遂げるまでのプロセス〜大規模プロジェクトの制作裏話〜改善から成し遂げるまでのプロセス〜
大規模プロジェクトの制作裏話〜改善から成し遂げるまでのプロセス〜
 
アジャイル開発の中の設計
アジャイル開発の中の設計アジャイル開発の中の設計
アジャイル開発の中の設計
 
Cloud Festa 2021 Winter 「デザイナー、データサイエンティスト、 クラウドエンジニア、で実現する共創の世界」
Cloud Festa 2021 Winter 「デザイナー、データサイエンティスト、 クラウドエンジニア、で実現する共創の世界」 Cloud Festa 2021 Winter 「デザイナー、データサイエンティスト、 クラウドエンジニア、で実現する共創の世界」
Cloud Festa 2021 Winter 「デザイナー、データサイエンティスト、 クラウドエンジニア、で実現する共創の世界」
 
CSI Driverを開発し自社プライベートクラウドにより適した安全なKubernetes Secrets管理を実現した話
CSI Driverを開発し自社プライベートクラウドにより適した安全なKubernetes Secrets管理を実現した話CSI Driverを開発し自社プライベートクラウドにより適した安全なKubernetes Secrets管理を実現した話
CSI Driverを開発し自社プライベートクラウドにより適した安全なKubernetes Secrets管理を実現した話
 
VMware Horizon へ YubiKey を使って認証をキメる話
VMware Horizon へ YubiKey を使って認証をキメる話VMware Horizon へ YubiKey を使って認証をキメる話
VMware Horizon へ YubiKey を使って認証をキメる話
 
DDD Alliance レガシーなコードにドメイン駆動設計で立ち向かった5年間の軌跡
DDD Alliance レガシーなコードにドメイン駆動設計で立ち向かった5年間の軌跡DDD Alliance レガシーなコードにドメイン駆動設計で立ち向かった5年間の軌跡
DDD Alliance レガシーなコードにドメイン駆動設計で立ち向かった5年間の軌跡
 
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」
【18-A-2】ゲーミフィケーション・エバンジェリストが見る「あなたの技術力が“ワクワクするサービス”に変わる未来」
 
OSC 2021 Osaka IT運用自律化を支援する「運用レコメンドプラットフォーム」においてKeycloakを用いて認証を実装した話
OSC 2021 Osaka IT運用自律化を支援する「運用レコメンドプラットフォーム」においてKeycloakを用いて認証を実装した話OSC 2021 Osaka IT運用自律化を支援する「運用レコメンドプラットフォーム」においてKeycloakを用いて認証を実装した話
OSC 2021 Osaka IT運用自律化を支援する「運用レコメンドプラットフォーム」においてKeycloakを用いて認証を実装した話
 
マイノリティ(少人数)な内製エンジニア組織の生存・成長戦略
マイノリティ(少人数)な内製エンジニア組織の生存・成長戦略マイノリティ(少人数)な内製エンジニア組織の生存・成長戦略
マイノリティ(少人数)な内製エンジニア組織の生存・成長戦略
 
クラウド利用者として考えるサステナビリティ
クラウド利用者として考えるサステナビリティクラウド利用者として考えるサステナビリティ
クラウド利用者として考えるサステナビリティ
 
Infrastructure as Code (IaC) 談義 2022
Infrastructure as Code (IaC) 談義 2022Infrastructure as Code (IaC) 談義 2022
Infrastructure as Code (IaC) 談義 2022
 
KDDIが考える顧客へ本当の価値を届けるための開発手法
KDDIが考える顧客へ本当の価値を届けるための開発手法KDDIが考える顧客へ本当の価値を届けるための開発手法
KDDIが考える顧客へ本当の価値を届けるための開発手法
 
RapidMinerのご紹介(ラピッドマイナーの5つの重要ポイント)2013年12月
RapidMinerのご紹介(ラピッドマイナーの5つの重要ポイント)2013年12月RapidMinerのご紹介(ラピッドマイナーの5つの重要ポイント)2013年12月
RapidMinerのご紹介(ラピッドマイナーの5つの重要ポイント)2013年12月
 
社内認証基盤用のVault Pluginを作るメリット
社内認証基盤用のVault Pluginを作るメリット社内認証基盤用のVault Pluginを作るメリット
社内認証基盤用のVault Pluginを作るメリット
 
de:code2018 登壇資料
de:code2018 登壇資料de:code2018 登壇資料
de:code2018 登壇資料
 
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化
 
API and Modern App Security for Microservices
API and Modern App Security for MicroservicesAPI and Modern App Security for Microservices
API and Modern App Security for Microservices
 
数値回帰モデル作成アプリケーション 「ReNomRG」の紹介
数値回帰モデル作成アプリケーション 「ReNomRG」の紹介数値回帰モデル作成アプリケーション 「ReNomRG」の紹介
数値回帰モデル作成アプリケーション 「ReNomRG」の紹介
 
静的解析ツールKlocwork によるCERT-C/CWE対応
静的解析ツールKlocwork によるCERT-C/CWE対応静的解析ツールKlocwork によるCERT-C/CWE対応
静的解析ツールKlocwork によるCERT-C/CWE対応
 

Mehr von mosa siru

KYC and identity on blockchain
KYC and identity on blockchainKYC and identity on blockchain
KYC and identity on blockchainmosa siru
 
マイニングプールの収益配分と攻撃手法
マイニングプールの収益配分と攻撃手法マイニングプールの収益配分と攻撃手法
マイニングプールの収益配分と攻撃手法mosa siru
 
Payment Channel Introduction
Payment Channel IntroductionPayment Channel Introduction
Payment Channel Introductionmosa siru
 
Go, memcached, microservices
Go, memcached, microservicesGo, memcached, microservices
Go, memcached, microservicesmosa siru
 
ニュースパスのクローラーアーキテクチャとマイクロサービス
ニュースパスのクローラーアーキテクチャとマイクロサービスニュースパスのクローラーアーキテクチャとマイクロサービス
ニュースパスのクローラーアーキテクチャとマイクロサービスmosa siru
 
lua_nginx_module JSON-RPC 2.0 Batch Request
lua_nginx_module JSON-RPC 2.0 Batch Requestlua_nginx_module JSON-RPC 2.0 Batch Request
lua_nginx_module JSON-RPC 2.0 Batch Requestmosa siru
 
Elasticsearch for Hackadoll
Elasticsearch for HackadollElasticsearch for Hackadoll
Elasticsearch for Hackadollmosa siru
 
捗るリコメンドシステムの裏事情(ハッカドール)
捗るリコメンドシステムの裏事情(ハッカドール)捗るリコメンドシステムの裏事情(ハッカドール)
捗るリコメンドシステムの裏事情(ハッカドール)mosa siru
 
Twitter SmartList (第5回若手webエンジニア交流会)
Twitter SmartList (第5回若手webエンジニア交流会)Twitter SmartList (第5回若手webエンジニア交流会)
Twitter SmartList (第5回若手webエンジニア交流会)mosa siru
 
コミュニティ分類アルゴリズムの高速化とソーシャルグラフへの応用
コミュニティ分類アルゴリズムの高速化とソーシャルグラフへの応用コミュニティ分類アルゴリズムの高速化とソーシャルグラフへの応用
コミュニティ分類アルゴリズムの高速化とソーシャルグラフへの応用mosa siru
 
how to make twitter list automatically
how to make twitter list automaticallyhow to make twitter list automatically
how to make twitter list automaticallymosa siru
 

Mehr von mosa siru (11)

KYC and identity on blockchain
KYC and identity on blockchainKYC and identity on blockchain
KYC and identity on blockchain
 
マイニングプールの収益配分と攻撃手法
マイニングプールの収益配分と攻撃手法マイニングプールの収益配分と攻撃手法
マイニングプールの収益配分と攻撃手法
 
Payment Channel Introduction
Payment Channel IntroductionPayment Channel Introduction
Payment Channel Introduction
 
Go, memcached, microservices
Go, memcached, microservicesGo, memcached, microservices
Go, memcached, microservices
 
ニュースパスのクローラーアーキテクチャとマイクロサービス
ニュースパスのクローラーアーキテクチャとマイクロサービスニュースパスのクローラーアーキテクチャとマイクロサービス
ニュースパスのクローラーアーキテクチャとマイクロサービス
 
lua_nginx_module JSON-RPC 2.0 Batch Request
lua_nginx_module JSON-RPC 2.0 Batch Requestlua_nginx_module JSON-RPC 2.0 Batch Request
lua_nginx_module JSON-RPC 2.0 Batch Request
 
Elasticsearch for Hackadoll
Elasticsearch for HackadollElasticsearch for Hackadoll
Elasticsearch for Hackadoll
 
捗るリコメンドシステムの裏事情(ハッカドール)
捗るリコメンドシステムの裏事情(ハッカドール)捗るリコメンドシステムの裏事情(ハッカドール)
捗るリコメンドシステムの裏事情(ハッカドール)
 
Twitter SmartList (第5回若手webエンジニア交流会)
Twitter SmartList (第5回若手webエンジニア交流会)Twitter SmartList (第5回若手webエンジニア交流会)
Twitter SmartList (第5回若手webエンジニア交流会)
 
コミュニティ分類アルゴリズムの高速化とソーシャルグラフへの応用
コミュニティ分類アルゴリズムの高速化とソーシャルグラフへの応用コミュニティ分類アルゴリズムの高速化とソーシャルグラフへの応用
コミュニティ分類アルゴリズムの高速化とソーシャルグラフへの応用
 
how to make twitter list automatically
how to make twitter list automaticallyhow to make twitter list automatically
how to make twitter list automatically
 

開発速度が速い #とは(LayerX社内資料)

  • 1. Confidential © 2022 LayerX Inc. 1 社内資料 『開発速度が速い #とは』 2022/02/21 @mosa_siru
  • 2. Confidential © 2022 LayerX Inc. 2 LayerXは 開発速度が速いと言われることがあります (手前味噌ですが…)
  • 3. Confidential © 2022 LayerX Inc. 3 そう言っていただける理由は?
  • 4. Confidential © 2022 LayerX Inc. 4 「優秀なエンジニアがいるから」 ☓
  • 5. Confidential © 2022 LayerX Inc. 5 そもそも開発速度って何?
  • 6. Confidential © 2022 LayerX Inc. 6 機能の開発 (アウトプット)が速いこと ☓
  • 7. Confidential © 2022 LayerX Inc. 7 顧客への価値提供 (アウトカム)が速いこと ○
  • 8. Confidential © 2022 LayerX Inc. 8 アウトカムを最大化するために 重要なこと3つ
  • 9. Confidential © 2022 LayerX Inc. 9 使われないものを作らない
  • 10. Confidential © 2022 LayerX Inc. 10 使われないものを作らない ・顧客の価値提供につながらないものは作らない ・バシバシやらないことを決める。 ・作ったものは必ず負債になり、作るほど後の”開発速度"を落とす。 ・作るなら、作るに値するものを作る。  ・顧客・ドメインエキスパートの声を聞く(紙芝居, 高速でβ版を開発)  ・体験にこだわりぬいて作る。 ※大きめの新機能は不確実性が高いので、作らない罠にはまらないよう注意。トライす る不確実性を下げるのが大事。
  • 11. Confidential © 2022 LayerX Inc. 11 仕様をシンプルにする
  • 12. Confidential © 2022 LayerX Inc. 12 仕様をシンプルにする ・複雑なものは伝わらない、使われない ・複雑な仕様は開発が大変、負債も巨大 ・複雑な仕様は品質が低くなる 複雑な仕様は何かが間違っているという嗅覚 もっと工夫して考えれば、それに準じた体験を満たせるはず。 仕様をシンプルにすることは妥協ではない。
  • 13. Confidential © 2022 LayerX Inc. 13 言われた通り作らない
  • 14. Confidential © 2022 LayerX Inc. 14 言われた通り作らない ・顧客の本当のお気持ち、真のペインを解決するものを作る  ・例「バクラク申請の申請日時で、古い順にソートしたい」 => なぜ?   =>よくよく深ぼると、承認者への催促機能が本当にほしいものだった ・そもそも、その業務フロー・使い方はあるべき姿か? ・複数の要望を抽象化して満たせるものを作る  ・カスタマイズをしない ・使われるものを、シンプルに作る(重要なので2回)
  • 15. Confidential © 2022 LayerX Inc. 15 そのためには・・・
  • 16. Confidential © 2022 LayerX Inc. 16 皆様がいただいている要望が宝です。 いつもありがとうございますmm
  • 17. Confidential © 2022 LayerX Inc. 17 これからも 「お客様はなぜその機能がほしいのか?」 その本当のお気持ちを教えて下さいmm
  • 18. Confidential © 2022 LayerX Inc. 18 おまけ、”機能開発速度” について ・”機能開発速度”が速いと、早く失敗できる、早く修正できる ・短期と長期の”機能開発速度”は、しばしばトレードオフがある  ・その中でも守るものを決める   ・例:DB設計/APIインターフェース/命名/セキュリティにこだわる  ・フェーズによって重心を変える   ・例:立ち上げからちゃんとしすぎない   ・例:PMF後に、品質へ重心を移していく