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関東支部第42回大会
                                                        2012年12月2日
       企画セッション~ソーシャルセンタードデザインを考える

       ユーザー視点で捉える Social Centered Design




                              千葉工業大学 デザイン科学科
                               Chiba Institute of Technology Department of Design

                               安藤 昌也
                               ando@sky.it-chiba.ac.jp
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1




              1
                        『“社会的な”関わりへのシフト』
                             という確信




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2

   はじめに~“確信”としてのSocial


                      企業    消費者




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3

   はじめに~“確信”としてのSocial


                      企業                  消費者




                            Social
                            なんらかの社会的な要素




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4

   価値共創                     (Prahalad & Ramaswamy,2004)




                            Co-Creation
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5

   価値共創                       (Prahalad & Ramaswamy,2004)


                                          価値の土台をなす          共創経験の中心
                            価値は消費者と
          前提                              のは共創経験で           にあるのは個人で
                            企業が共創する
                                             ある                ある



         消費者と企業の関                         多種多様な関わり           共創経験の
     意味合い わりから価値が                         を基に、多彩な共          パーソナル化が
           共創される                          創経験が生まれる             進む



                                            経験環境の
                            消費者との関わり                        経験ネットワーク

                             Co-Creation
          結果                               イノベーションに
                            の質に注目する                         に焦点を合わせる
                                            力を入れる


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6

   マーケティング3.0 (Kotler & Kartajaya, 2010)




                                  (画像出所: http://superhit.jp/suggest-05)
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7

   共創される価値~My Starbacks Idea




    製品
   アイディア



  サービス
  アイディア

  社会貢献
  アイディア


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8

   企業から観たSocial ~ Co-Creation


                      企業                     消費者


                        Co-Creation



                             Social
                               なんらかの社会的な要素


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9




              2
                  ユーザーから観たソーシャルとは?




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10

   変化する消費者~社会的課題へのアプローチ
    ミュージックセキュリティーズ(株)
              – マイクロファンディングのプラットフォームを提供。
              – 被災地応援などのファンドも運営。




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11

   変化する消費者~社会的課題へのアプローチ
    新たな寄付の形
                ボルヴィック 1L for 10L   ブラザー グリーンサイコロ




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12

   人の“ニーズ”は利己的なものだけなのか?
    人の欲求は多様で、利己的欲求のみならず “誰かのた
     めに”という利他的欲求こそ、ソーシャルの基盤にある。
                            様々な欲求理論の整理 (牧野ら, 2010)




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13

   ユーザーから観たSocial ~ Cooperative Solution


                      企業                     消費者


                        Co-Creation   Cooperative
                                       Solution


                             Social
                               なんらかの社会的な要素


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14




              3
                            協調的問題解決のための
                                SCD




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15

   本田技研 「通行実績情報マップ」
    東日本大震災の際、ホンダのインターナビ登載車の通
     行実績をGoogleと協力していち早く公開。




                            (画像出所:http://www.honda.co.jp/internavi/awards/)
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16

   クラウドで蓄積される情報を社会的課題の知恵へ
    ユーザーの様々な情報は、クラウド化によって蓄積され
     つつある。そこでの知見を社会的課題解決に繋げること。
                       オムロン Wellnesslink




                                           地域特性などを考慮した
                                           生活習慣の見直しなど
                                           知恵化に期待


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17

   情報のモデル (Shedroff, 1999)




                            データ   情 報   知 識                知 恵




                                        (画像出所: http://www.xenogenic.com/viz/u-s.htm)
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18

   協調的問題解決としてのSCDのイメージ

                                  フォーラムとしての        社会的企業
              企業                  問題解決の仕組み          NPO
                            共創     協調的問題解決        共創



                                  個人
                                             個人
                             個人
                                       個人         個人


                     一種のサービスデザイン=仕組みづくりとして
                   企業価値を高め・社会的課題にも貢献する枠組みづくり
Copyright ©   Masaya Ando
19

   まとめ
    「Social Centered Design」の着想は、
     企業と消費者の関係のさらなる関係の変化の示唆
      – 企業と消費者の「Co-Creation」のさらなる深化

    消費者(ユーザー)側からは、社会的課題への新しいアプ
     ローチに期待
     – 企業や社会的企業家などが主導し、協調的に課題解
       決する仕組みが求められる

    企業など組織のリソースの価値を捉えなおし、社会的課
     題にアプローチする“共創サービスデザイン”こそ、あらた
     なチャレンジ
Copyright ©   Masaya Ando

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ユーザー視点で捉えるSocial Cetnered Design

  • 1. 関東支部第42回大会 2012年12月2日 企画セッション~ソーシャルセンタードデザインを考える ユーザー視点で捉える Social Centered Design 千葉工業大学 デザイン科学科 Chiba Institute of Technology Department of Design 安藤 昌也 ando@sky.it-chiba.ac.jp Copyright © Masaya Ando
  • 2. 1 1 『“社会的な”関わりへのシフト』 という確信 Copyright © Masaya Ando
  • 3. 2 はじめに~“確信”としてのSocial 企業 消費者 Copyright © Masaya Ando
  • 4. 3 はじめに~“確信”としてのSocial 企業 消費者 Social なんらかの社会的な要素 Copyright © Masaya Ando
  • 5. 4 価値共創 (Prahalad & Ramaswamy,2004) Co-Creation Copyright © Masaya Ando
  • 6. 5 価値共創 (Prahalad & Ramaswamy,2004) 価値の土台をなす 共創経験の中心 価値は消費者と 前提 のは共創経験で にあるのは個人で 企業が共創する ある ある 消費者と企業の関 多種多様な関わり 共創経験の 意味合い わりから価値が を基に、多彩な共 パーソナル化が 共創される 創経験が生まれる 進む 経験環境の 消費者との関わり 経験ネットワーク Co-Creation 結果 イノベーションに の質に注目する に焦点を合わせる 力を入れる Copyright © Masaya Ando
  • 7. 6 マーケティング3.0 (Kotler & Kartajaya, 2010) (画像出所: http://superhit.jp/suggest-05) Copyright © Masaya Ando
  • 8. 7 共創される価値~My Starbacks Idea 製品 アイディア サービス アイディア 社会貢献 アイディア Copyright © Masaya Ando
  • 9. 8 企業から観たSocial ~ Co-Creation 企業 消費者 Co-Creation Social なんらかの社会的な要素 Copyright © Masaya Ando
  • 10. 9 2 ユーザーから観たソーシャルとは? Copyright © Masaya Ando
  • 11. 10 変化する消費者~社会的課題へのアプローチ  ミュージックセキュリティーズ(株) – マイクロファンディングのプラットフォームを提供。 – 被災地応援などのファンドも運営。 Copyright © Masaya Ando
  • 12. 11 変化する消費者~社会的課題へのアプローチ  新たな寄付の形 ボルヴィック 1L for 10L ブラザー グリーンサイコロ Copyright © Masaya Ando
  • 13. 12 人の“ニーズ”は利己的なものだけなのか?  人の欲求は多様で、利己的欲求のみならず “誰かのた めに”という利他的欲求こそ、ソーシャルの基盤にある。 様々な欲求理論の整理 (牧野ら, 2010) Copyright © Masaya Ando
  • 14. 13 ユーザーから観たSocial ~ Cooperative Solution 企業 消費者 Co-Creation Cooperative Solution Social なんらかの社会的な要素 Copyright © Masaya Ando
  • 15. 14 3 協調的問題解決のための SCD Copyright © Masaya Ando
  • 16. 15 本田技研 「通行実績情報マップ」  東日本大震災の際、ホンダのインターナビ登載車の通 行実績をGoogleと協力していち早く公開。 (画像出所:http://www.honda.co.jp/internavi/awards/) Copyright © Masaya Ando
  • 17. 16 クラウドで蓄積される情報を社会的課題の知恵へ  ユーザーの様々な情報は、クラウド化によって蓄積され つつある。そこでの知見を社会的課題解決に繋げること。 オムロン Wellnesslink 地域特性などを考慮した 生活習慣の見直しなど 知恵化に期待 Copyright © Masaya Ando
  • 18. 17 情報のモデル (Shedroff, 1999) データ 情 報 知 識 知 恵 (画像出所: http://www.xenogenic.com/viz/u-s.htm) Copyright © Masaya Ando
  • 19. 18 協調的問題解決としてのSCDのイメージ フォーラムとしての 社会的企業 企業 問題解決の仕組み NPO 共創 協調的問題解決 共創 個人 個人 個人 個人 個人 一種のサービスデザイン=仕組みづくりとして 企業価値を高め・社会的課題にも貢献する枠組みづくり Copyright © Masaya Ando
  • 20. 19 まとめ  「Social Centered Design」の着想は、 企業と消費者の関係のさらなる関係の変化の示唆 – 企業と消費者の「Co-Creation」のさらなる深化  消費者(ユーザー)側からは、社会的課題への新しいアプ ローチに期待 – 企業や社会的企業家などが主導し、協調的に課題解 決する仕組みが求められる  企業など組織のリソースの価値を捉えなおし、社会的課 題にアプローチする“共創サービスデザイン”こそ、あらた なチャレンジ Copyright © Masaya Ando