課題解決PJ

1. 日本マイクロソフト株式会社
チーム名 マーベリック
『OFF』
を
生きるまち
1

2. 2
あなたの人生に新たな選択肢を。
我々は『OFF』を生きるsmart cityを提案します。
日本の有給取得率は...
世界ワースト3位

3. INDEX
❶ テーマ解釈
❷ 現状分析
❸ 課題設定
❹ サービス提案
❺ 社会ビジョン
❻ 参考文献
3

4. 4
1.テーマ解釈
地元じゃなくても移住したくなるような
新しいスマートシティの形を提案してください

5. 5
1.テーマ解釈
「地元じゃなくても移住したくなる」とは
我々の地元とは＝東京(オンの社会)
Merit Demerit
• ビジネスの中心地
• アクセスがいい
• 賃金が高い
ン
• 自然環境が少ない
• 都会の喧騒
オフの欠如
オン

6. 6
1.テーマ解釈
そもそも「オン」とは＝「労働市場」を中心とする社会である
「オン」
「労働市場」を中心とする社会と定義
仕事 義務感 時間の束縛 喧騒

7. 7
1.テーマ解釈
では、一方、「オフ」とは＝「リラックス」できる社会である
「オフ」
「リラックス」できる社会と定義
自然環境 ゆとり コミュニティ 適度な人口

8. 8
1.テーマ解釈
我々が地元じゃなくても移住したくなるまちとは
端的に
「デメリット(オフの欠如)が解消されたまち」
つまり…

9. 9
1．テーマ解釈
「地方暮らし」に関心がある人が増加
コロナによる影響もうかがえる
40％
2017 2020 2021
48％
56％
58％
2017年度比
10％
増加
https://www.trustbank.co.jp/newsroom/newsrelease/press431/
https://www.trustbank.co.jp/newsroom/newsrelease/press340/
地方暮らしに関心がある人の割合

10. 10
出典：「過疎地域への移住者に対するアンケート調査」（総務省）
https://www.soumu.go.jp/main_content/000529976.pdf
1.テーマ解釈
地方へ移住する人の大半は
地方の「自然環境」という「オフ」の
魅力を重要視
移住する理由は…「オフ」
課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。

11. 11
1.テーマ解釈
スマートシティとは
デジタル技術を活用して都市機能を最適化・高度化し、
人々の快適性や利便性の向上を目指す都市
https://job.mynavi.jp/start/project/theme_01-2/company/

12. 12
1.テーマ解釈
我々が目指す「スマートシティ」とは
ICTを用いて地方の魅力を最大化させ、
誰一人取り残さない持続可能性のある社会の実現を図る手段
と解釈した

13. 13
1.テーマ解釈
地元じゃなくても移住したくなるような
新しいスマートシティの形を提案してください
ICTを用いて、地方の魅力である「オフ」を最大化し、
誰一人取り残さない持続可能性なまち
我々のテーマ解釈とは…

14. 14
我々はテーマ解釈を経て、地方の魅力である
「オフの創出」が重要であると考えた。
しかし、都会という「オン」の社会に「オフ」を取り入れる
アプローチはすでに行われている
EX)企業における健康経営、都会のリラクゼーション施設
2.現状分析
類似ビジネス分析

15. 15
2.現状分析
「オフの創出」を果たす既存サービス・アイデア①＝健康経営
健康経営
01
similarity
植物の配置 健康的なランチ提供 ストレスチェック
2021年 NPO法人健康経営研究会
健康経営とは「企業が従業員の健康に配慮する
ことによって、経営面においても 大きな成果
が期待できる」との 基盤に立って、健康を経
営的視点から考え、戦略的に実践することを意
味する。
具体的な取り組みとして…
＝
「健康経営®」は、ＮＰＯ法人健康経営研究会の登録商標です。
課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。

16. 16
2.現状分析
健康経営を行う企業は増加
年々増加傾向にある
2014年度比
511％
増加
2014 2016 2018 2020
493
2523
726
1800
0
健康経営度調査回答数
健康経営に関するデータ（経済産業省）
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/
healthcare/kenko_keiei.html
課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。

17. 17
2.現状分析
リフレッシュ
施設
02
similarity
ワーケーション 温泉施設 マッサージ
ワーケーションをはじめとして、仕事とリフ
レッシュ環境の両立が近年注目を浴びている。
さらにカプセルホテルなどがついた温泉施設や
サウナなども人気になっている。
＝
「オフの創出」を果たす既存サービス・アイデア②＝リフレッシュ施設
具体的な取り組みとして…

18. 18
2.現状分析
ワーケーション市場は拡大が予測されている
コロナ禍を契機に拡大
2022年度比
466％
増加予測
2022 2023 2024 2025
777
3622
1077
1704
0
国内ワーケーション市場規模予測
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2677
(億円)

19. 2.現状分析
単純に自然が好きだから
人は、もともと都会よりも地方のよ
うな自然に囲まれた環境が好みであ
る。内閣府による世論調査によると、
「自然についてどの程度関心がある
か」という問いに対して、8割以上の
人が関心があると答えた。また、都市
規模別に見ると、「関心がある」と回
答した者の割合は大都市で高くなって
いる。しかし、「仕事場が都会だか
ら」「都会の方が住みやすいから」
「都会の方が賃金が高いから」といっ
た他の要因が都会には存立しているた
めに都会に住み続ける人々がいる。
⇒このような人たちは「オフ」と「オ
ン」が両立した街に来てくれるだろう
顕在層。
19
そもそも、なぜ「オフ」が求められているのか？
https://survey.gov-online.go.jp/h18/h18-sizen/2-1.html
https://www.ac-illust.com/
課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。

20. 2.現状分析
仕事の効率を上げられるから
植物の効果を取り入れて副交感神経
が優位な状態を作ることで、作業効率
のアップが期待できる。エクセター大
学の研究によると、「オフィスにいく
つかの観葉植物を置くことで、従業員
が活動的に働くようになり、生産性が
15％上昇すると判明した」という。つ
まり、自然を取り入れることによっ
て、我々は「ストレス減少」「作業効
率＆生産性UP」「集中力UP」「CO2
吸収による体調改善」などのメリット
を享受することができる。それであれ
ば、自然環境に興味がないような人で
あってもこれらのメリットは効果的で
ある。
⇒「オン」との両立が可能になるまち
に移住を促せる。潜在的なターゲット
を獲得。
20
そもそも、なぜ「オフ」が求められているのか？
https://studyhacker.net/office-green
画像元︓https://jp.freepik.com/author/rawpixel-com

21. 21
3.課題設定
根本的な「オフ」の創出

22. 22
3.課題設定
今までの「オフ」とは
健康経営等は、
「オン」の社会に「オフ」を組み込んだに過ぎない
これまでの「オフ」は、来るべくして来る「オン」に備えているだけ
結局は、「オン」が主軸・「オン」の社会へ回帰してしまう

23. 23
3.課題設定
「根本的」である必要性
根本的な「オフ」の創出
主軸が偏らない
「オン」と「オフ」が完全に両立した社会を実現

24. 24
4.サービス提案
根本的な「オフ」を創出するには、
労働市場「オン」に縛られない環境の構築が必要
労働市場「オン」から解放されるアイデアとして
ベーシックインカム(BI)がある

25. 25
そもそも、BIは「オン」からの解放に過ぎず、
「オフ」の創出にはならない。
しかし財源の問題を抱える
ベーシックインカムとは
国民に対して政府が最低限の生活を送る為に必要な額の現金を定期的に支給する政策
4.サービス提案

26. 26
4.サービス提案
「オン」からの解放＆「オフ」の創出を実現する
「生きていくうえでの最低限の食糧が保障されている」
BF
Basic Food
[ ベーシックフード ]
我々が提案するのは

27. 27
4．サービス提案
BFの実現
労働の必要性をなくす・労働市場からの脱却
「オン」に縛られない本当の自由(オフ)を得られる
この社会を実現する「まち」こそが、、、

28. 28
4.サービス提案
『OFF』
を
生きるまち

29. 29
4.サービス提案
「オフ」ではない「OFF」とは
OFF
Optional Free Food
[ 選択的 自由 食糧 ]
オンとオフの選択権が与えられ、労働市場からの自由を実現する食糧

30. 30
4.サービス提案
「OFF」を実現する手段となるのが農業のICT化
ICT技術を利用し、
農業を誰でも簡単にできるようにすることで
スマートなまちを実現する

31. 31
4.サービス提案
Microsoftの参入
クラウド×農業
スマホで作物の写真を撮り、
クラウド上にアップロードす
る事で、AIが自動で画像解析
し、収穫の最適な時期を予測
して伝える。
畑や田んぼに低コストのセンサを設
置し、クラウド上にデータを収集・
分析することによって、作物の生育
状況の把握や異常検知を可能にす
る。

32. 32
4.サービス提案
Microsoftの参入
MR×農業 MRとは、
左側には完全なリアルな空間が、
右側にはバーチャルな空間が作り出されるものである。
今まではVRで剪定学習が行われていたが、農業が初心者の人
に提供するものであるから、バーチャル空間での学習動画を見
ながら、すぐに実際の自分の田んぼや畑でアウトプットできる
MRは農業初心者の効率良い学習に繋がる。

33. 33
4.サービス提案
Microsoftの参入
赤外線×農業
マイクロソフトの顔認証を行う赤外線
のノウハウを利用し、作物の水分量や
タンパク質の含有量を推定
課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。
https://icooon-mono.com/

34. 34
4.サービス提案
Microsoftの参入
センサ×農業
センサを田んぼや畑に設置し、土壌水分を管理する。また、気
象予報や蓄積されたデータをもとに作物の成⾧に合わせた水分
を提供するようにAIに指示する役割を担う事で、知識不足で
作物が枯れる事の心配を解消する事を可能にする。

35. 35
4.サービス提案
全ての人が簡単に送れる1日
8:00 9:00 13:00 14:00
情報把握
AIによって気象予報やセンサ
の情報に基づいて作物の育成
状況や異常についての情報を
把握する。
朝食
自らの農地で収穫した食材で
朝食を堪能
自分の時間
BFによって創出された「オ
フ」の時間を有意義に使用で
きる。自分のしたいことに注
力できる。
農業
MR HMDを装着し、自分の育
てたい作物の育て方を学修・実
践。端末で作物を映し出し、赤
外線で情報を得て収穫

36. 36
5.社会ビジョン
「OFF」を創出したスマートシティによって、
Oneness Full Future
(調和が満たされる未来）
を目指す
「オン」と「オフ」の調和が満たされている未来を形成する社会

37. 37
6.参考文献
https://www.soumu.go.jp/main_content/000529976.pdf
https://job.mynavi.jp/start/project/theme_01-2/company/
211006_kenkokeiei_gaiyo.pdf (meti.go.jp)
ワーケーション市場に関する調査を実施（2020年） | ニュース・トピックス | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所
(yano.co.jp)
Microsoft Customer Story-農業支援 IoT ソリューション「みどりクラウド」の安定的な規模拡大を、Microsoft Azure によってもたらす
HoloLens 2—概要、機能、仕様 | Microsoft HoloLens
Windows Hello 顔認証 | Microsoft Docs
農業インテリジェンスを身近に: Azure FarmBeats の概要 | Azure のブログと更新プログラム | Microsoft Azure
https://www.reshot.com/
https://kenkokeiei.jp/whats
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2677
https://survey.gov-online.go.jp/h18/h18-sizen/2-1.html
https://studyhacker.net/office-green
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/686468/2