課題解決PJシーズン2

1. 犯罪VR
⼤学名
中央⼤学
1
1
チーム名
こどもたち
SECOMのデータを改めて防犯として利⽤
テーマ提供企業
セコム株式会社
課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。

2. ▶あなたは犯罪の場⾯に遭遇したとき、適切な⾏動がとれると思いますか？
/
YES NO
2
突然ですが、あなたに質問です。

3. ▶これまで受講した防犯講習の内容を覚えていますか？
/
YES NO
3

4. ▶防犯講習は⽇常⽣活に活かせていますか？
/
YES NO
4

5. がひとつでもあった⽅へ
NO
▶
SECOMのデータを改めて防犯として活⽤した
犯罪VRサービス
を提案します
5

6. 犯罪VRサービスの提案
概要
・サービス
→SECOMが管理するカメラのデータをもとに、
犯罪が起きた現場をVRで再現し、
防犯において気を付けるべき点、取り組むべき
課題をVRを⽤いた防犯講習会、薬物乱⽤防⽌室、
いじめ・虐待防⽌教室で解説する
・⽬標
①記憶に残りやすい講習の提供
②防犯意識の向上
③SECOMのセキュリティ事業以外の新しいイメージの獲得
これまでにない“楽しく新しい”防犯講習会の実施
前提
→セコムは「あらゆる不安のない社会の実現」の
ために受動的でなく、能動的に社会の変化に
先駆けて社会サービスシステムの準備をし、
実⾏すること
・セコムの⽬標
・テーマ
・視点
→遊び⼼のある新サービス
→顧客となった時に「利⽤したいのか」
ということを最優先に考える
6

7. 提案
現状分析
テーマ・
SWOT分析
アウトライン
7
まとめ 参考⽂献

8. 提案
現状分析
テーマ・
SWOT分析
アウトライン
8
まとめ 参考⽂献

9. テーマ分析
あなたの“少し先の”⽇常の課題に、新しい当たり前となるようなセコムの遊び⼼ある新サービスとは
座学からVRの「体験型」の、つまらない防犯講習から⼼を動かすものへ
→VR市場は2017年から倍々で成⻑していき、2025年までには全ての
スマートフォンユーザーへVRシステムがいきわたると予測されている。
⼦供も安⼼して使えるVRの普及も
主にゲーム機器として浸透しているVRを活⽤することで、
幅広い世代が楽しいものとして使⽤する
少し先の
⽇常の課題
新しい当たり前
遊び⼼のある
9
座学中⼼の学習を⾏ってきた学⽣たちが
緊急時に⾃分から動くことができないという課題
→根本から防犯教育を⾒直すべき

10. この課題解決にあたり、
SECOMのどのような資源を活⽤できるのか？
10
SWOT分析を⾏う

11. SWOT分析
S
O
W
T
・巨⼤なデータセンサー
・センサーと⼤量のデータによる
情報把握の迅速さ・正確さ
・SECOMの防犯に対する知識
・前もって犯罪を防ぐサービスがない
（ホームセキュリティは事後サービス）
・真新しいサービスがない
・犯罪の巧妙化
・競合他社の存在
→差別化が必要
セキュリティ事業以外の価値を⾒出す
SECOMの防犯に対する知識を
ビジネスとして活⽤する
・セキュリティ市場規模3兆3,547 億円
・セキュリティ以外の事業でも
伸びしろがある
教育現場や防犯講習の現場をターゲットに、
防犯意識を向上させるサービス
11
セキュリティ事業以外でも
利益が⾒込める

12. 提案
現状分析
テーマ・
SWOT分析
アウトライン
12
まとめ 参考⽂献

13. これまでの防犯講習会
13
現実
座学からVRで「体験する」教育として、より魅⼒的なものに
面白味に欠ける受動的な学び
• 座学中⼼で受動的な学びになってしまう
• 記憶に定着しづらい
→いざというときに適切な対処が出来
ない
• リアリティや⾯⽩味に⽋ける
現実
実践的な安全教育に
• 体験型で主体的な学びに
• 記憶にも残りやすい
→いざというときに適切な対処が出来る
• リアリティや⾯⽩さも兼ね備える
課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像の修正しております。

14. アンケート調査
実状の裏付け
14
▪実施形態 ：Googleフォーム
▪実施期間 ：2021年11⽉7⽇〜9⽇
▪回答者数 ：110⼈
▪回答者の年齢層：10代40⼈、20代65⼈、30代〜60代5⼈
▪回答者の性別 ：男性50⼈、⼥性59⼈、未回答者1⼈
「学⽣時代の防犯に関する講習についてのアンケート」

15. 15
約４割
5.5%
3.6%
アンケート結果

16. 16
約８割
アンケート結果

17. 17
約８割
アンケート結果

18. ▪講習の内容を覚えていない⼈が半数近く存在する
▪講習を⽇常⽣活に活かし適切な⾏動をとることができる⼈が少ない
18

19. 提案
現状分析
テーマ・
SWOT分析
アウトライン
19
まとめ 参考⽂献

20. アイデア詳細
受講者の防犯意識の向上が可能
リアルな視点から体験可能
体験型による⾼い学習効果
実際の⼿⼝を忠実に再現
⼈は２Dの画像よりもVRを⽤いたとき、
より情報を記憶できる
実際に現場に遭遇した際に対処しやすい
20
犯⼈の⼼理がわかり対策しやすい
ターゲット ⼩学校・中学校・⾼校など教育現場、防犯講習の現場

21. アイデア詳細
サービスの流れ
21
①講習会募集サイトで
講習会を⾏う募集をかける
②SECOMが開催地に出向く ③VRを⽤いた
体験型防犯講習を⾏う
④講習会の報酬を得る

22. M a y
5 2 0 3 2
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
A中学校
B⾼校
2032年5⽉13⽇(⾦) VR薬物乱⽤防⽌教室 A中学校
14:20 ⽣徒集合
14:30 学年主任による挨拶・講師紹介
14:40 VR講習
・VR貸し出し
・注意事項説明
・VR体験
・VR返却
・薬物の危険性に関する講義(10分間)
15:40 ⽣徒代表によるお礼の⾔葉
15:45 学年主任によるお礼の⾔葉・講師退場
15:50 閉会
実際の講習会の流れ(例)

23. VR体験型防犯講習の内容
23

24. 取り扱う犯罪の例：禁⽌薬物
ストーリー
価値
注意点
画⾯は薬物使⽤者主観で禁⽌薬物を使⽤した際
にあらわれる幻覚や幻聴を体験するVR。
酔ってしまう恐れがある。
幻覚体験の場合、周りの安全確認と⾒守る⼈の配置が
必要である。
「禁⽌薬物の怖さ」を肌感覚で認識してもらう。
リアルな歪んだ世界の体験はVRでしか出来ない。
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課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。

25. 取り扱う犯罪の例：空き巣、強盗
ストーリー
価値
注意点
実際に起きた事件現場を再現したVR。
画⾯は被害者主観で、残された⼿掛かりや痕
跡をもとに、どういった⼿⼝で侵⼊されたか
を推理する、ゲーム性のある内容。
荒らされた部屋や実際の巧妙な⼿⼝を再現することで、
恐怖⼼をあおり、犯罪⼼理の理解、防犯意識の向上を
狙う。
こういった犯罪を助⻑してしまう可能性も。
罪の重さも理解してもらう必要がある。
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26. 取り扱う犯罪の例：幼児虐待
ストーリー
価値
注意点
過去に起きた児童虐待事件を再現したVR。
画⾯は被害者主観で、⽬の前で加害者である
両親から暴⾔・暴⼒を加えられる内容。
「児童虐待の早期発⾒」を促す。
虐待についての認知と、周りの注意⼒と意識を⾼める
ことができる。また早期発⾒につながる。
ストーリーには衝撃的な内容も含まれるため、
VRを体験する⼈に対して⼊念な配慮が必要である。
例）体験前の警告 アプリケーション中断⽅法の説明
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27. 取り扱う犯罪の例：いじめ
ストーリー
価値
注意点
学校内のいじめを再現したVR。
被害者主観で、プレイヤーはいじめられている学校の⽣
徒として⽣活する。登校から帰宅までの描写を⾏い1⽇を
通して様々ないじめを体験する。
より鮮烈にいじめがどういうものであるかを理解しても
らう。「いじめられる」という少しショッキングな体験
をすることで、いじめの残虐性を⼼に留めながら学⽣⽣
活を送ってもらうことを促す。
過去にいじめられた経験があり、VR体験をしたくない⽣
徒も存在する可能性がある。そういった⽣徒への配慮が
必要である。
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28. 提案
現状分析
テーマ・
SWOT分析
アウトライン
28
まとめ 参考⽂献

29. 利⽤者にとってのメリット
既存の講習
「あの時の講習のおかげで緊急時に対処できた」
という体験ができない
犯罪VRの登場
VRの物珍しさ・楽しさ
×
⽣々しい描写
講習会が⾮⽇常的な存在となり、印象的に
対処法を本気で考えることで⽇常⽣活に活かせる
犯罪VRを使うことで⽣徒に良質な教育を提供できる
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肌感覚で犯罪の恐ろしさを体験できる
犯罪に対する危機感や防犯意識が向上
体験学習により講義形式よりも集中して楽しんで取り組め、記憶にも残りやすい
講習主催者
利⽤者

30. SECOMにとってのメリット
既存のイメージ 新たなイメージ
◦新たなイメージを獲得することで次の事業を広げていくことが容易に
◦新規顧客の獲得につながる
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31. まとめ
サービスが世の中に浸透した将来像
○犯罪VRサービスが世間⼀般に知れ渡ることで、
誰もが犯罪への対処法を以前よりも⾼いレベルで⾝に付けられるようになる
○⽇本の犯罪被害者数減少に繋がる
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地域
いじめ・虐待のない環境へ 強盗や空き巣を防ぐ防犯意識の向上で
安全な地域の確⽴

32. 提案
現状分析
テーマ・
SWOT分析
アウトライン
まとめ 参考⽂献
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33. 参考⽂献
・「乱⽤薬物ごとの中毒症状」
OPERATION BLUE WIND - 乱⽤薬物ごとの中毒症状 (hokenkai.or.jp)
⼤東京防犯ネットワーク −防犯ボランティア応援サイト− (tokyo.lg.jp)
・「⼤東京防犯ネットワーク」
写真素材なら「写真AC」無料（フリー）ダウンロードOK (photo-ac.com)
・引⽤画像
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防犯対策やセキュリティ、警備ならセコム株式会社
(secom.co.jp)
・「セコムHP」