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教育委員会、次の10年に向けて 
PMI日本フォーラム2014 
PMI日本支部教育員会 斉藤 学 
取組み実績から見えてきた大学等教育機関向けPM教育の必要性と今後の可能性
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社外秘 取扱注意 
1 
自己紹介 
斉藤 学(さいとう まなぶ) 
スカイライトコンサルティング株式会社 ソーシャルイノベーション・ラボ シニアマネージャー 
PMI日本支部教育委員会 委員長 PMI日本支部において、大学院・大学等の教育機関を対象としたPM・PBL教育 プログラムの推進を行っている。 
非営利団体活動: NPO等、非営利団体へのPM啓発・活用活動も実践中。 
NPO法人ギフターラボ(発達障害児学習支援) 
一般社団法人新興事業創出機構(ソーシャルビジネス、企業連携支援) 
一般社団法人プラネット協会(次世代農業人材育成に関するデジタル教育事業) 
非常勤講師: 北海道大学、早稲田大学、広島市立大学、広島修道大学、 神奈川県産業技術短期大学、等
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社外秘 取扱注意 
2 
PMI日本支部教育委員会について 設立経緯 
2005年、北海道大学のPM関連カリキュラム新設に対する支援をきっかけに、設立。 
日本でのPMに関する早期教育ニーズに対応すべく、約30名の委員を中心に教育機関との連 携によるPMに関する早期教育を実践中。 ミッション 
産業界、学術界におけるプロジェクトの現場で活躍する実務者を中心とした講師陣と、 PMBOK® ガイドを基本としたPMに関する、実践的教育プログラムの提供 
実社会におけるさまざまなプロジェクトで活躍できる人材を社会に送り出すことを目指す 主な活動分野 
本会は教育分野におけるPMの普及と啓発を目的とした教育活動を行なっている。 
① PM教育に関する啓発・普及活動 
② PM教育プログラムの開発・提供 
③ PM関連研修への講師派遣 
④ PM教育に関する「知の結集」の取り組み 組織の位置づけ 
グローバルでのPM普及団体であるPMI(Project Management Institute)の日本支部にお ける次世代人材向けPM教育の啓発・普及活動を行っている部会
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社外秘 取扱注意 
3 
イントロダクション 
就業経験のない学生に プロジェクトマネジメントを教える ということの意味とは?
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教育の現場に求められるPM知識体系 社外秘 取扱注意 
これからの未来を支えるマネジメント人材の早期育成の必要性 
社会インフラ構築 
科学技術・研究開発 
「就職活動」 
「学園祭・文化祭」 
「ゲーム攻略」 
国際イベント 
世の中の多くの活動がプロジェクトによって行われているという現実 
社会人として働く 
学生として生活する 
「サークル・学生団体」 
計画 
段取り 
目標定義 
チーム 
ワーク 
作業管理 
4
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社外秘 取扱注意 
教育手法としてのPMとPBLの関係性 
教育効果を高める手法から実学としてのPM素養を獲得する機会の提供へ 
PBL (Project-Based Learning) 
PM (Project Management) 
目的 
特徴 
適用範囲 
適用事例 
教育界での 認知度 
課題解決型学習と呼ばれ、教育効果 教育手法の一つとして利用される 
産学官で幅広く行われる実践活動の マネジメント手法として利用される 
疑似プロジェクトに参加しながら学 ぶ実践型・参加型の教育 
特に教育手法としての位置づけはな く実学のひとつとして教授される 
ジュニア教育から社会人教育まで幅 広く適用されている 
実社会にてプロジェクト活動を必要 とする領域に適用される 
グループ学習、体験型学習、課外活 動、etc 
ソフトウェア開発、共同研究、etc 
10年ほど前から導入が進み、一定の 認知度がある 
体系化されたカリキュラムは少なく、 認知度は低い 
高度教育に進むにつれプロジェクト活動に“馴れる” という視点から“マネジメント”するという視点へ 
5
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社外秘 取扱注意 
6 
提供プログラムの特徴 実務経験豊富な講師を派遣 
PMP(Project Management Professional)を中心とする実務経験者 
大学等教育機関関係者 柔軟性の高いカリキュラムを提供 
提供先毎にプロジェクトチームを設置し、講義の設計・開発・実施をコミット 
米国PMIおよびPMI教育財団のPM教育ナレッジを活用 “疑似体験”を重視した講義の実践 
身近な話題をテーマした小課題の実施 
企業、組織を題材としたケーススタディの採用 
グループ演習による疑似体験の重視 社会貢献を重視 
教育分野へのサービス提供を原則とする方針 
グローバルで通用する知識体系×実務経験豊富な講師による実践的講義の提供
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社外秘 取扱注意 
プログラム名 
プログラム内容 
北海道大学 プロジェクトマネジメント講座 
プロジェクトマネジメント特論(全15講義)、パーソナル スキル特論(全15講義)の実施。 
神奈川総合産業高校 SSHプロジェクトマネジメント 
SSHプログラムの一環として開講されているプロジェクト マネジメント授業の実施支援。 
# 
1 
2 
広島市立大/広島修道大 プロジェクトマネジメント講義 
遠隔システムを利用したキャリア教育プログラムとして PM講義を実施、三菱総研、NTTデータと共同実施。 
3 
産業技術大学院大学 PMプロフェッショナルスクール 
社会人向け履修証明プログラム。基礎、実践、応用の3プ ログラム。講師派遣、プログラム運営支援を実施。 
4 
神奈川県立産業技術短期大学 
プロジェクトマネジメント授業 
情報技術学科1年生向けの基礎授業としてPMを学習。講師 派遣、プログラム運営支援を実施。 
5 
これまで提供してきたプログラム(継続中含む) 
社会人大学院からSSH指定高校まで幅広くご協力しております 
慶応大学大学院(SDM) 英語によるPM講座 
SDM大学院生を対象にしたオール英語によるPM講座。 
グローバルプロジェクトに精通した講師陣が講義。 
6 
芝浦工大大学院 システムマネジメント特論 
工学部大学院向けのリーダシップ講座への講師派遣。 
7 
7
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社外秘 取扱注意 
北海道大学大学院情報科学研究科 
文科省助成を得て2005年度から開催 
ITプロジェクトに関するPM基礎理論 として実施 
プロジェクトマネジメント特論と パーソナルスキル特論の2科目を提供 
実務経験豊富な社会人がオムニバス形 式で登壇 
知識解説とグループ演習を組み合わせ た講義を実施 
企業におけるITプロジェクトをテーマにしたプロジェクトマネジメント講義 
8
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社外秘 取扱注意 
(参考)PM特論の講義内容 
9 
プロジェクト マネジメント特論 
プロジェクト マネジメント概要 (第1回~第4回) 
第1章 企業環境の変化 
第2章 今後、企業に求めれる人材像 
第3章 プロフェッショナルとして働くとは? 
第4章 ITサービス業界の動向 
第5章 プロジェクトとプロジェクトマネジメント 
第6章 企業向けITプロジェクトとは? 
PMBOK概要 (第5回~第7回) 
第1章 序論(PMBOKガイド、プロジェクトとは) 
第2章 プロジェクト・ライフサイクルと組織 
第3章 プロジェクトマネジメント・プロセス 
ITプロジェクト概要 
(第10回~第11回) 
第1章 ITシステム開発のライフサイクル 第2章 ITプロジェクトに求められるPMスキル 第3章 ITプロジェクトの特徴 第4章 ITプロジェクトの課題 第5章 事例研究 
演習 (第8回~第9回、 第12回~第13回) 
演習Ⅰ プロジェクトマネジメント計画書の作成 
演習Ⅱ プロジェクト事例研究
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社外秘 取扱注意 
広島市立大学・広島修道大学 
キャリア教育を兼ねたグローバルプロジェクトマネジメント講義 
広島県の人材育成プログラムとして㈱ 三菱総合研究所、㈱NTTデータ中国と の共同で実施 
経済のグローバル化における企業活動 のトレンド変化 
グローバルITプロジェクトにおけるマ ネジメントスキル 
講義では統計データとケーススタディ を多用した実践的内容を提供 
10
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社外秘 取扱注意 
(参考)グローバル人材育成プログラム紹介パンフ 
11
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神奈川県立産業技術短期大学 社外秘 取扱注意 
社会人に求められるプロジェクトワークの基礎を学ぶ 
12 
 情報技術科の実践型事業として2007 
年度から実施 
 プロジェクトマネジメントの基礎講義 
とグループによる総合演習から構成 
 学生目線に主眼を置いたカリキュラム 
構成 
 卵シェルター、ペーパータワー等の体 
験型ワークショップの採用
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社外秘 取扱注意 
(参考)2015年度入学案内 
13 
学科紹介ページの中で講義の様子を紹介 
【先生の所感】 
他の授業では、どの授業でもプログラミングを不得手とする 学生のモチベーションが下がる傾向にあるが、この授業はプ ログラミングが苦手な学生も等しく参加できた。 【学生からの評価】 
昨年度の1年生=今年度の2年生のうち、IT系に就職しない 学生は、進学希望者が2名・他の業種が複数名いるが、彼ら にも役立つ考え方だったと評価されている。 
講義に関する評価
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社外秘 取扱注意 
プログラム提供に関する振り返り 
これまでの活動を通じて 
提供プログラムは総じて好意的な評価を頂いている。 - 通常の講義では聞く事ができない実務的な話が聞けた - 社会人として働くイメージが沸いてきた、等 
良いプログラムというのは、教育機関側の積極的な連携なくして成立しない。 - 長期プログラム:PMIJのアカデミックスポンサー、関係者が教育委員会のメンバー 
教訓(Lessons Learned) 
継続的に学習効果を高めるには学術研究者と実務経験者ハイブリッドでの プログラム提供が不可欠 - 講義内容・評価基準の一貫性確保、関連する他の科目との整合性や連続性の確保等 
キャリア教育との結びつきを強調することが学生の理解促進に繋がる - 「人生を豊かにする」という視点でプロジェクトマネジメントを考えてもらう 
14
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社外秘 取扱注意 
キャリア育成とPM教育の融合 
社会人として働く上での基礎素養としてPM 
スキル・経験、情報を活用する 
多様な価値観をもったメンバーか らなるチーム 
役割に基づく権限 (プロフェショナル指向) 
リーダー (市場価値を重視) 
スペシャリスト/専門家 
動的ワークグループ 
Do Right Things (正しいこと行う) 
これから 
資源=ヒト・モノ・カネの活用 
同質的な価値観を持ったメンバー からなるチーム 
地位に基づく権限 (管理者指向) 
管理者 (内部価値を重視) 
営業/SE 
固定的な階層型組織 
Do Things RIGHT (正しく行う) 
従来 
「正しいことを、正しく行う」ためのスキルとして PMはこれからの社会人に求められる必須スキルとなる! 
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社外秘 取扱注意 
海外動向とPMIの取り組み 
PM教育の体系化に向けた取り組みがグローバルで進んでいる グローバルでのPM教育の取り組み 
世界全体で過去20年間で700件以上の教育プログラムが提供されている 
中国、韓国では国策としてPM教育の提供を推進中 PMI GAC(Global Accreditation Center for Project Management) 
PM学位プログラムを対象とする世界有数の専門分野別認定機関です。高等教育 機関で提供される学士・修士および博士レベルのPMプログラムを対象に認定。 
2013年末時点で40以上の教育機関が認定を受ける PMI教育財団(PMI Educational Foundation) 
プロジェクトマネジメントのエッセンスを活用したキャリア 教育、自ら行動する力、物事を達成する力、チームで遂行す る力の向上に向けた活動をグローバルな視点で展開。 
公式サイト(http://pmief.org/)にて過去に提供された教 材・資料を公開 
16
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社外秘 取扱注意 
次の10年へ向けて! 
現場志向・実践重視の方針を堅持し、実務者ならでは価値提供を追求する 
啓発活動の強化 
知の結集 
適用領域の拡大 
目標 
活動方針 
教育機関・関係組織に 対する認知度の向上 
セミナー、ワーク ショップ等の対外的な 情報発信強化 
様々な実務経験者が活 動に関わる環境づくり 
蓄積コンテンツの体系 化、講義実施ナレッジ の整理および形式知化 
ジュニア教育からキャ リア教育まで柔軟に対 応できる体制づくり 
教育機関、関連機関等 とのコラボレーション、 PMIEFの活用 
人口減少社会への対応として、PM教育を通じて実務者が早期から 次世代人材の育成に関われる環境を整備する 
17
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社外秘 取扱注意 
10周年記念イベントの開催 
7/4、札幌にて北大での記念講義とPM教育セミナーを開催! 
18 
PM特論特別講義 (北海道大学) 
PM教育セミナー (教育関係者・地元PM向け)

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【PMIJF2014】教育委員会、次の10年に向けて

  • 1. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 教育委員会、次の10年に向けて PMI日本フォーラム2014 PMI日本支部教育員会 斉藤 学 取組み実績から見えてきた大学等教育機関向けPM教育の必要性と今後の可能性
  • 2. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 1 自己紹介 斉藤 学(さいとう まなぶ) スカイライトコンサルティング株式会社 ソーシャルイノベーション・ラボ シニアマネージャー PMI日本支部教育委員会 委員長 PMI日本支部において、大学院・大学等の教育機関を対象としたPM・PBL教育 プログラムの推進を行っている。 非営利団体活動: NPO等、非営利団体へのPM啓発・活用活動も実践中。 NPO法人ギフターラボ(発達障害児学習支援) 一般社団法人新興事業創出機構(ソーシャルビジネス、企業連携支援) 一般社団法人プラネット協会(次世代農業人材育成に関するデジタル教育事業) 非常勤講師: 北海道大学、早稲田大学、広島市立大学、広島修道大学、 神奈川県産業技術短期大学、等
  • 3. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 2 PMI日本支部教育委員会について 設立経緯 2005年、北海道大学のPM関連カリキュラム新設に対する支援をきっかけに、設立。 日本でのPMに関する早期教育ニーズに対応すべく、約30名の委員を中心に教育機関との連 携によるPMに関する早期教育を実践中。 ミッション 産業界、学術界におけるプロジェクトの現場で活躍する実務者を中心とした講師陣と、 PMBOK® ガイドを基本としたPMに関する、実践的教育プログラムの提供 実社会におけるさまざまなプロジェクトで活躍できる人材を社会に送り出すことを目指す 主な活動分野 本会は教育分野におけるPMの普及と啓発を目的とした教育活動を行なっている。 ① PM教育に関する啓発・普及活動 ② PM教育プログラムの開発・提供 ③ PM関連研修への講師派遣 ④ PM教育に関する「知の結集」の取り組み 組織の位置づけ グローバルでのPM普及団体であるPMI(Project Management Institute)の日本支部にお ける次世代人材向けPM教育の啓発・普及活動を行っている部会
  • 4. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 3 イントロダクション 就業経験のない学生に プロジェクトマネジメントを教える ということの意味とは?
  • 5. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 教育の現場に求められるPM知識体系 社外秘 取扱注意 これからの未来を支えるマネジメント人材の早期育成の必要性 社会インフラ構築 科学技術・研究開発 「就職活動」 「学園祭・文化祭」 「ゲーム攻略」 国際イベント 世の中の多くの活動がプロジェクトによって行われているという現実 社会人として働く 学生として生活する 「サークル・学生団体」 計画 段取り 目標定義 チーム ワーク 作業管理 4
  • 6. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 教育手法としてのPMとPBLの関係性 教育効果を高める手法から実学としてのPM素養を獲得する機会の提供へ PBL (Project-Based Learning) PM (Project Management) 目的 特徴 適用範囲 適用事例 教育界での 認知度 課題解決型学習と呼ばれ、教育効果 教育手法の一つとして利用される 産学官で幅広く行われる実践活動の マネジメント手法として利用される 疑似プロジェクトに参加しながら学 ぶ実践型・参加型の教育 特に教育手法としての位置づけはな く実学のひとつとして教授される ジュニア教育から社会人教育まで幅 広く適用されている 実社会にてプロジェクト活動を必要 とする領域に適用される グループ学習、体験型学習、課外活 動、etc ソフトウェア開発、共同研究、etc 10年ほど前から導入が進み、一定の 認知度がある 体系化されたカリキュラムは少なく、 認知度は低い 高度教育に進むにつれプロジェクト活動に“馴れる” という視点から“マネジメント”するという視点へ 5
  • 7. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 6 提供プログラムの特徴 実務経験豊富な講師を派遣 PMP(Project Management Professional)を中心とする実務経験者 大学等教育機関関係者 柔軟性の高いカリキュラムを提供 提供先毎にプロジェクトチームを設置し、講義の設計・開発・実施をコミット 米国PMIおよびPMI教育財団のPM教育ナレッジを活用 “疑似体験”を重視した講義の実践 身近な話題をテーマした小課題の実施 企業、組織を題材としたケーススタディの採用 グループ演習による疑似体験の重視 社会貢献を重視 教育分野へのサービス提供を原則とする方針 グローバルで通用する知識体系×実務経験豊富な講師による実践的講義の提供
  • 8. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 プログラム名 プログラム内容 北海道大学 プロジェクトマネジメント講座 プロジェクトマネジメント特論(全15講義)、パーソナル スキル特論(全15講義)の実施。 神奈川総合産業高校 SSHプロジェクトマネジメント SSHプログラムの一環として開講されているプロジェクト マネジメント授業の実施支援。 # 1 2 広島市立大/広島修道大 プロジェクトマネジメント講義 遠隔システムを利用したキャリア教育プログラムとして PM講義を実施、三菱総研、NTTデータと共同実施。 3 産業技術大学院大学 PMプロフェッショナルスクール 社会人向け履修証明プログラム。基礎、実践、応用の3プ ログラム。講師派遣、プログラム運営支援を実施。 4 神奈川県立産業技術短期大学 プロジェクトマネジメント授業 情報技術学科1年生向けの基礎授業としてPMを学習。講師 派遣、プログラム運営支援を実施。 5 これまで提供してきたプログラム(継続中含む) 社会人大学院からSSH指定高校まで幅広くご協力しております 慶応大学大学院(SDM) 英語によるPM講座 SDM大学院生を対象にしたオール英語によるPM講座。 グローバルプロジェクトに精通した講師陣が講義。 6 芝浦工大大学院 システムマネジメント特論 工学部大学院向けのリーダシップ講座への講師派遣。 7 7
  • 9. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 北海道大学大学院情報科学研究科 文科省助成を得て2005年度から開催 ITプロジェクトに関するPM基礎理論 として実施 プロジェクトマネジメント特論と パーソナルスキル特論の2科目を提供 実務経験豊富な社会人がオムニバス形 式で登壇 知識解説とグループ演習を組み合わせ た講義を実施 企業におけるITプロジェクトをテーマにしたプロジェクトマネジメント講義 8
  • 10. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 (参考)PM特論の講義内容 9 プロジェクト マネジメント特論 プロジェクト マネジメント概要 (第1回~第4回) 第1章 企業環境の変化 第2章 今後、企業に求めれる人材像 第3章 プロフェッショナルとして働くとは? 第4章 ITサービス業界の動向 第5章 プロジェクトとプロジェクトマネジメント 第6章 企業向けITプロジェクトとは? PMBOK概要 (第5回~第7回) 第1章 序論(PMBOKガイド、プロジェクトとは) 第2章 プロジェクト・ライフサイクルと組織 第3章 プロジェクトマネジメント・プロセス ITプロジェクト概要 (第10回~第11回) 第1章 ITシステム開発のライフサイクル 第2章 ITプロジェクトに求められるPMスキル 第3章 ITプロジェクトの特徴 第4章 ITプロジェクトの課題 第5章 事例研究 演習 (第8回~第9回、 第12回~第13回) 演習Ⅰ プロジェクトマネジメント計画書の作成 演習Ⅱ プロジェクト事例研究
  • 11. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 広島市立大学・広島修道大学 キャリア教育を兼ねたグローバルプロジェクトマネジメント講義 広島県の人材育成プログラムとして㈱ 三菱総合研究所、㈱NTTデータ中国と の共同で実施 経済のグローバル化における企業活動 のトレンド変化 グローバルITプロジェクトにおけるマ ネジメントスキル 講義では統計データとケーススタディ を多用した実践的内容を提供 10
  • 12. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 (参考)グローバル人材育成プログラム紹介パンフ 11
  • 13. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 神奈川県立産業技術短期大学 社外秘 取扱注意 社会人に求められるプロジェクトワークの基礎を学ぶ 12  情報技術科の実践型事業として2007 年度から実施  プロジェクトマネジメントの基礎講義 とグループによる総合演習から構成  学生目線に主眼を置いたカリキュラム 構成  卵シェルター、ペーパータワー等の体 験型ワークショップの採用
  • 14. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 (参考)2015年度入学案内 13 学科紹介ページの中で講義の様子を紹介 【先生の所感】 他の授業では、どの授業でもプログラミングを不得手とする 学生のモチベーションが下がる傾向にあるが、この授業はプ ログラミングが苦手な学生も等しく参加できた。 【学生からの評価】 昨年度の1年生=今年度の2年生のうち、IT系に就職しない 学生は、進学希望者が2名・他の業種が複数名いるが、彼ら にも役立つ考え方だったと評価されている。 講義に関する評価
  • 15. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 プログラム提供に関する振り返り これまでの活動を通じて 提供プログラムは総じて好意的な評価を頂いている。 - 通常の講義では聞く事ができない実務的な話が聞けた - 社会人として働くイメージが沸いてきた、等 良いプログラムというのは、教育機関側の積極的な連携なくして成立しない。 - 長期プログラム:PMIJのアカデミックスポンサー、関係者が教育委員会のメンバー 教訓(Lessons Learned) 継続的に学習効果を高めるには学術研究者と実務経験者ハイブリッドでの プログラム提供が不可欠 - 講義内容・評価基準の一貫性確保、関連する他の科目との整合性や連続性の確保等 キャリア教育との結びつきを強調することが学生の理解促進に繋がる - 「人生を豊かにする」という視点でプロジェクトマネジメントを考えてもらう 14
  • 16. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 キャリア育成とPM教育の融合 社会人として働く上での基礎素養としてPM スキル・経験、情報を活用する 多様な価値観をもったメンバーか らなるチーム 役割に基づく権限 (プロフェショナル指向) リーダー (市場価値を重視) スペシャリスト/専門家 動的ワークグループ Do Right Things (正しいこと行う) これから 資源=ヒト・モノ・カネの活用 同質的な価値観を持ったメンバー からなるチーム 地位に基づく権限 (管理者指向) 管理者 (内部価値を重視) 営業/SE 固定的な階層型組織 Do Things RIGHT (正しく行う) 従来 「正しいことを、正しく行う」ためのスキルとして PMはこれからの社会人に求められる必須スキルとなる! 15
  • 17. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 海外動向とPMIの取り組み PM教育の体系化に向けた取り組みがグローバルで進んでいる グローバルでのPM教育の取り組み 世界全体で過去20年間で700件以上の教育プログラムが提供されている 中国、韓国では国策としてPM教育の提供を推進中 PMI GAC(Global Accreditation Center for Project Management) PM学位プログラムを対象とする世界有数の専門分野別認定機関です。高等教育 機関で提供される学士・修士および博士レベルのPMプログラムを対象に認定。 2013年末時点で40以上の教育機関が認定を受ける PMI教育財団(PMI Educational Foundation) プロジェクトマネジメントのエッセンスを活用したキャリア 教育、自ら行動する力、物事を達成する力、チームで遂行す る力の向上に向けた活動をグローバルな視点で展開。 公式サイト(http://pmief.org/)にて過去に提供された教 材・資料を公開 16
  • 18. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 次の10年へ向けて! 現場志向・実践重視の方針を堅持し、実務者ならでは価値提供を追求する 啓発活動の強化 知の結集 適用領域の拡大 目標 活動方針 教育機関・関係組織に 対する認知度の向上 セミナー、ワーク ショップ等の対外的な 情報発信強化 様々な実務経験者が活 動に関わる環境づくり 蓄積コンテンツの体系 化、講義実施ナレッジ の整理および形式知化 ジュニア教育からキャ リア教育まで柔軟に対 応できる体制づくり 教育機関、関連機関等 とのコラボレーション、 PMIEFの活用 人口減少社会への対応として、PM教育を通じて実務者が早期から 次世代人材の育成に関われる環境を整備する 17
  • 19. ©PMI Japan Chapter, 2014. Copyright and all rights reserved. 社外秘 取扱注意 10周年記念イベントの開催 7/4、札幌にて北大での記念講義とPM教育セミナーを開催! 18 PM特論特別講義 (北海道大学) PM教育セミナー (教育関係者・地元PM向け)