第4回 データベース
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AlphabetBootCamp説明用資料 データベースについて
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第4回 データベース
- 2. アジェンダ データベースとはなにか RDBとはなにか SQLとは？ 実際に試してみる
- 3. データベースとはなにか？ データベースとは、複数の主体で共有、利用したり、用途に応 じて加工や再利用がしやすいように、一定の形式で作成、管理 されたデータの集合のこと。[1] [1] e-word 「データベース」 http://e-words.jp/w/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9.html
- 5. なぜデータベース(DBMS)が必要なのか？ 大量のデータを効率的に管理するため データの一元管理・整合性を保つため 統一的な操作を行うため 複数ユーザから利用できるようにするため
- 6. データベースの種類 データベースの種類はおおまかに２つ リレーショナル・データベース（RDB） → 多くの企業で利用されており、一般的にDBと呼ぶとだいたい リレーショナルデータベースを指すことが多い。 NoSQL(Not Only SQL) →RDBではないDBの総称 IoTやビッグデータの台頭に伴い、大量のデータが非定形な形で発生 するようになったため、ある部分に特化したDBが必要となったため 生まれた。 ※ 今回はリレーショナル・データベースが対象のため、NoSQLは割愛
- 7. リレーショナルデータベース（RDB)とは？ 複数の表（テーブル）を関連付けることができる(関係モデル) SQL（Structured Query Language)によって操作 ２次元表の形式で管理
- 8. テーブル（表）とは？ ユーザID 名前 職業 性別 1 ヨシヒコ 勇者 男 2 ダンジョー 戦士 男 3 ムラサキ 素人の女 女 4 メレブ 魔法使い 男 … … … … ユーザ情報 列(カラム) 行(レコード) 属性
- 9. 関係モデル 例 ユーザ ID 名前 職業 性別 1 ヨシヒコ 勇者 男 2 ダンジョー 戦士 男 3 ムラサキ 素人の女 女 4 メレブ 魔法使い 男 … … … … ユーザ ID 職業 1 勇者 1 アイドル 1 勇者 1 盗賊（ルパン） 1 勇者 ユーザ情報 転職履歴 結合条件 複数の表を結合して、一つの表として扱うことができる。
- 11. Tips！代表的なRDBの製品 製品名 概要 Oracle Database Oracle社の製品 SQL Server Microsoft社の製品 DB2 IBM社の製品 MySQL オープンソースの製品 PostgreSQL オープンソースの製品
- 12. SQL(Structured Query Language)とは 関係データベース管理システム (RDBMS) において、データ操 作や定義を行うためのデータベース言語（問い合わせ言語）,ド メイン固有言語である。[1] [1] SQL – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/SQL
- 13. SQLの種類 SQLは3種類に分類できる。 DDL(データ定義言語: Data Definition Language) →データベースやテーブルを作成、更新、削除を行う。 DDM(データ操作言語: Data Manipulation Language) →テーブルのデータを追加、取得、更新、削除を行う。 DCL(データ制御文: Data Control Language) →権限の付与・剥奪や、変更の確定、キャンセル（トランザク ショション）などを行う。
- 14. SQLの種類 SQLは3種類に分類できる。 DDL(データ定義言語: Data Definition Language) →データベースやテーブルを作成、更新、削除を行う。 DDM(データ操作言語: Data Manipulation Language) →テーブルのデータを追加、取得、更新、削除を行う。 DCL(データ制御文: Data Control Language) →権限の付与・剥奪や、変更の確定、キャンセル（トランザク ショション）などを行う。 今回はDDMのみ対象
- 15. SQLで重要な４つのコマンド SQLにおいて、よく使うのはたった４つのコマンド！ コマンド 用途 SELECT データを取得する。 INSERT データを追加する。 UPDATE データを更新する。 DELETE データを削除する。
- 16. SELECT 用途 データを取得するために使う 構文 SELECT 取得する列名(*で全ての列) FROM 表名 Example SELECT 名前 FROM ユーザ情報 ⇒ ユーザ情報テーブルから、名前を取得する。
- 17. INSERT 用途 データを追加するために使う 構文 INSERT INTO テーブル名(列名1, 列名2…) VALUES (列名1に追加する値, 列名2に追加する値…); Example INSERT INTO ユーザ情報(名前) VALUES(‘ヨシヒコ’); ⇒ ユーザ情報テーブルに、１件追加する。
- 18. UPDATE 用途 データを更新するために使う 構文 UPDATE テーブル名 SET (列名1 = 列名1に追加する値, 列名2 = 列名2に追加する値…); Example UPDATE ユーザ情報 SET (職業 = ‘盗賊’); ⇒ ユーザ情報テーブルの職業を盗賊に更新する
- 19. DELETE 用途 データを削除するために使う 構文 DELETE テーブル名; Example DELETE ユーザ情報; ⇒ ユーザ情報テーブルのレコードを削除する
- 21. 条件の指定 ある条件を満たすデータに対して、 なにかしたい場合はWHEREを使う！ たとえば 勇者のみ取得したい場合 SELECT * FROM ユーザ情報 WHERE 職業 = ‘勇者’; 魔法使いだけ削除したい場合 DELETE ユーザ情報 WHERE ‘職業’ = ‘魔法使い’
- 22. 条件の指定（WHERE) 条件の指定は複数指定することもできる！ SELECT * FROM ユーザ情報 WHERE 性別 = ‘男’ AND 職業 = ‘戦士’
- 23. WHEREで使える演算子（一部） 演算子 説明 例 = 等しい 職業 = ‘戦士’ > 大きい 年齢 > 20 < 小さい 年齢 < 20 >= 大きい、もしくは等しい 年齢 >= 20 <= 小さい、もしくは等しい 年齢 <= 20 !=, <> 等しくない 名前 <> ‘ヨシヒコ’ LIKE パターンに一致 名前 LIKE ‘ヨシ%’ ※ 前方一致:ヨシで始まる 名前 LIKE ‘%ヨシ%’ ※ 部分一致:ヨシが含まれる 名前 LIKE ‘%ヒコ’ ※ 後方一致: ヨシで終わる 値は’’(シングルクォーテーション）で囲む必要があるのに注意してね！
- 25. 実際に試してみよう！② このテーブルの中に、自分を追加してみよう。 ちなみに僕の場合 INSERT INTO `users` (`name`, `furigana`, `mail`, `sex`, `age`, `birth_day`, `blood_type`, `prefecture`, `phone`) VALUES (‘澤田 諒’, ‘さわだ まこと’, ‘makoto.sawada@el- ltd.co.jp’, ‘F’, 25, ‘1991-03-10’, ‘B’, ‘愛知県', ‘0120828828');
- 27. おすすめ本 「SQL 第2版 ゼロからはじめ るデータベース操作」 価格:2,030円(Kindle版: 2,030円) ※ Amazonの販売価格 おすすめポイント ・お値段も比較的安い！ ・ベンダーに依存しない標準SQLで書か れているのが◎ ・著者もDBで有名な人なので安心 （「プログラマのためのSQL」の翻訳 者！）