2. 今日話すこと
1.自己紹介
2.Living in Peaceについて
3.私たちの寄付プログラムについて

3. I.自己紹介：慎 泰俊（しん・てじゅん）

4. 1981年10月1日東京生まれ

5. 3歳、夢は正義の味方

6. 18歳、アイロンパーマ。夢脱線。

7. 朝鮮大学校卒業後

8. 2年間フリーター

9. ニート時に参加した演劇を通じ夢かなう

10. その後

11. 入院

12. 早稲田大学大学院

13. 職歴

14. 2007年11月～2010年6月

15. モルガン・スタンレー

16. 2010年7月～

17. 投資ファンド勤務

18. 高校時代の二つの原体験
•学校の悪習の廃止
•貧富の差が運命を変える現実

19. 学んだこと
•他人のために何かをすることは
楽しい
•貧困への怒り

20. II.Living in Peaceについて

21. 最後のきっかけは「貧困の終焉」
無知はアクションを
止める理由ではない

22. LIPは完全パートタイムNPO

23. 目的1：機会の平等で貧困削減

24. 目的２：パートタイム組織革命

25. やるべき活動の選び方
意義がある
少数派 得意

26. 教育プロジェクト
マイクロファイナンスプロジェクト

27. マイクロファイナンスプロジェクト
すべての人に、チャンスを。

28. 日本初のマイクロファイナンスファンドを
どの証券会社よりも早く企画

29. 教育プロジェクト
すべてのこどもに、チャンスを。

30. なぜ、子どもの貧困なのか

31. 貧困率(OECD)
メキシコ 18.4%
トルコ 17.5%
アメリカ 17.1%
日本 14.9%
アイルランド 14.8%
スペイン 14.1%
ポルトガル 12.9%
ギリシャ 12.6%
オーストラリア 12.4%
カナダ 12.0%
イタリア 11.4%
ドイツ 11.0%
ニュージーランド 10.8%
ベルギー 8.8%
スイス 8.7%
イギリス 8.3%
ルクセンブルグ 8.1%
オランダ 7.7%
フィンランド 7.3%
ハンガリー 7.1%
フランス 7.1%
ノルウェイ 6.8%
オーストリア 6.6%
チェコ 5.8%
スウェーデン 5.3%
デンマーク 5.3%
0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 16.0% 18.0% 20.0%

32. 子ども貧困率(OECD)
1990年 代 2000年代 変化
中盤 中盤
デンマーク 2.0% 2.7% 0.8%
スウェーデン 2.5% 4.0% 1.5%
フィンランド 2.1% 4.2% 2.1%
ノルウェイ 3.7% 4.6% 0.9%
オーストリア 0.1% 6.2% 6.0%
フランス 7.4% 7.6% 0.3%
ハンガリー 10.3% 8.7% -1.6%
スイス 8.2% 9.4% 1.2%
ベルギー 10.7% 10.0% -0.8%
イギリス 13.6% 10.1% -3.6%
チェコ 8.6% 10.3% 1.7%
オランダ 10.6% 11.5% 1.0%
オーストラリア 13.0% 11.8% -1.2%
ルクセンブルグ 7.9% 12.4% 4.5%
ギリシャ 12.3% 13.2% 0.9%
日本 12.1% 13.7% 1.6%
ニュージーラン 12.7% 15.0% 2.3%
カナダ 12.8% 15.1% 2.2%
イタリア 18.9% 15.5% -3.4%
ドイツ 11.2% 16.3% 5.1%
アイルランド 14.0% 16.3% 2.3%
ポルトガル 16.6% 16.6% 0.0%
スペイン 15.4% 17.3% 1.9%
アメリカ 22.3% 20.6% -1.7%
メキシコ 26.0% 22.2% -3.8%
トルコ 19.6% 24.6% 5.0%

33. 15%
イタリア ドイツ
フランス
対 10% スウェーデン
高
齢 日本
者 デンマーク
支 イギリス
出 アメリカ
5%
カナダ
0%
0.0% 1.0% 2.0% 3.0% 4.0% 5.0%
対家族・子ども向け支出

34. なぜ、児童養護施設なのか

37. 施設入所理由
2008年時点
その他
14% 親の放任、怠
惰、虐待、酷
使、捨子、養育
親の就労、破産 拒否
33%
等の経済的理由
17%
親の入院、精神
疾患、死亡、行
方不明、拘禁、
離婚
36%

38. 豊かな生活
つらい環境

39. 努力
自己肯定感
人間への信頼

40. 大学進学率
2005年
50.0% 47.3%
9.3%
0.0%
児童養護施設 全国平均

41. 高校中退率
2005年、1年当たりの数字
10.0%
7.6%
2.1%
0.0%
児童養護施設 全国平均

42. 施設退所者の正規雇用の割合はかなり低い
全国平均男性 75.3%
全国平均女性 64.1%
施設退所者男性 56.5%
施設退所者女性 33.9%
0% 50% 100%

43. 特に中退者の正規雇用率が低い
その他(2.8%) 33.3%
4年生大学卒(3.7%) 75.0%
短大卒(3.0%) 76.9%
専門学校卒(9.1%) 56.4%
高校卒(60.1%) 46.5%
中学卒(21.2%) 29.7%
0% 50% 100%

45. 1.自己紹介
2.児童養護施設支援の具体的内容
・月次寄付プログラム
・キャリア支援

46. 土屋亮（つちやあきら）
ドメ思考 海外志向
大学入学
高校まで地元育ち
大学で海外志向（？）に目覚める

47. 足あと
U.S. – Nigeria – London&Paris
Tibet-Nepal-India
Jordan-Israel・
Thailand・
・Cambodia
Ghana-Togo・
Auckland ・

48. 土屋亮（つちやあきら）
ドメ思考 海外志向
大学入学
高校まで地元育ち
大学で海外志向（？）に目覚める
そのおかげで（？）外資系金融機関に就職
色んな人がいるけど、殆どは外部環境に影響さ
れた「運」みたいなものだ
日本国内に存在するチャンスの不平等に違和感

49. ＜海外分野＞
発展途上国のマイクロファイナンス機関向け
資金調達スキームの構築や調査、現場報告 ＜国内分野＞
主に児童養護施設向けの教育環境改善、進学支援

50. 寄付プログラム
Chance Maker
2009～

51. 虐待

52. 職員1人当たりの子どもの数

53. 施設改築を通じた
養育環境の整備

57. キャリア支援

59. 本当は・・
・公的支援は行政の役割
会社に勤めている人間は本業でしっかり稼い
でその分多く税金を納め、行政が使えるお金
を増やせるように資するべき。
だけれど・・
・子どもには選挙権が無い
・短期的リターンは見込めない
→政治家が手を動かすインセンティブが働きに
くい

60. 他人事？自分事？