MMAで行ったネットワーク講習のスライドです

1. ネットワーク講習

2. 前回の続きです

3. 前回はどこまでやったか

4. • OSI参照モデル
• LAN
• Ethernet
• TCP/IP

5. 前回の内容を軽く
説明し直すところから
始めます

6. IP

7. Internet Protocol

8. 前回の講座では

9. ネットワークをまたいで
パケットを送信する
プロトコル

10. と説明しました

11. この時、IPは

12. IPアドレスという
IPネットワーク上での
識別番号を用いて
通信します

13. IPアドレスの具体例
173.194.38.68
130.153.9.10
など

14. ICMP

15. Internet Control
Message Protocol

16. IPの機能を助けるための
プロトコル

17. ルーター内で
想定外の処理が起きた際に
このプロトコルで
通知される

18. またネットワークの
テストにも使われる

19. pingやtraceroute
などのコマンドは
このプロトコルを
利用している

20. メッセージには
たくさんの種類が
あります

21. 詳しい説明をしていると
時間がないので
興味がある人は
調べてみてください

22. TCP

23. Transmission
Control Protocol

24. OSI参照モデルで言う
トランスポート層の
プロトコル

25. 前回で

26. 確実にパケットが届くこと
を保証している

27. という説明がありました

28. このときTCPは
ソケットと呼ばれる
エンド・ポイントを
作成します

29. エンド・ポイント

30. End Point

31. 終点、末端

32. 今回では…
!
IPネットワークの末端に
接続されたコンピュータ
の事を指す

33. 作成したソケットが
主に保持しているもの

34. • ホストのIPアドレス
• ポート(port)

35. ポート(port)

36. CLとかssh講習とかで
22とか打ったあれ

37. 16bitの
ローカルなソケット番号

38. 1023番までは
Well-Known Port
として予約されている

39. Well-Known Port
を管理しているところ
↓
IANA

40. UDP

41. User Datagram
Protocol

42. これもOSI参照モデルの
トランスポート層の
プロトコル

43. TCPと異なる点

44. TCPではコネクションを
確立する必要があった

45. 対してUDPは
コネクションの確立は
必要ない

46. また、転送速度は
TCPより高いが
信頼性は劣る

47. まとめると

48. TCP UDP
転送速度 低い 高い
信頼性 高い 低い
コネクションの
確立の有無 必要 必要なし

49. こんな感じ

50. だいたいこんなものだと
思っておけば
いいと思います

51. DNS

52. Domain Name System

53. 大抵の人は

54. 173.194.117.226
↑
google.com

55. と分かる人はあんまり
いないと思います
(IPアドレスは
スライド作成時)

56. しかもIPアドレスは
覚えにくい

57. そこでDNS

58. 簡単にいえば
ホスト名 IPアドレス
の相互変換を行うシステム

59. ホスト名からIPアドレスを
求めたり
その逆を行うことが出来る

60. 現在のDNSサーバーの
ほとんどはBINDという
ソフトウェアが
使われている

61. ホスト名について

62. アドレスなどをよく見ると

63. .comだったり
.jpだったり
.milだったり

64. みなさんも一度は
聞いたことがあると
思います

65. これを
レベルトップドメイン
と言います

66. そしてこのドメイン
好きな文字を
指定していいわけではなく

67. ICANN
(Internet Corporation
for Assigned Names
and Numbers)

68. この組織によって管理され
ています

69. DHCP

70. Dynamic Host
Configuration Protocol

71. インターネットに一時的に
接続する通信機器にIPアド
レスなどの必要な情報を
割り当てるプロトコル

72. 文字だけではわかりにくい
↓
図にしよう

73. DHCP Server
Computer

74. この時Computerは
IPアドレスを持っていない
とします

75. IPアドレスがないと
通信ができない

76. そこでDHCPサーバーに
IPアドレスなどの情報を
要求します

77. DHCP Server
Computer
IPアドレスくれ∼＞

78. 要求を受信した
DHCPサーバーは
開いてるアドレスを
返します

79. DHCP Server
Computer
このアドレスをやるよ＞

80. だいたいこんな感じ

81. Routing

82. ほとんどの場合

83. 送信元
送信先

84. このように目的地まで
複数の経路があります

85. この複数の経路から
どの経路が一番最適かを
自動的に判断すること

86. これをRoutingと言います

87. 例えば先程の図で

88. 送信元
送信先
停電で
繋がらなくなった

89. このときルーターは
そのことを感知して
自動的に別ルートを
判断します

90. 送信元
送信先
停電で
繋がらなくなった
じゃあこっちを
通ろう

91. こんなかんじで
最適な経路を
判断しています

92. とりあえず今回はここまで

93. 今回やったこと
• IP
• ICMP
• TCP
• UDP
• DNS
• DHCP
• Routing

94. 来週(？)は多分WWWと
HTTPらへんをやります

95. ありがとうございました

96. アイコンの画像は
http://www.iconspedia.com/icon/
mycomputer-12454.html
を使わせていただきました