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Slack の Incoming Webhookで簡易なフィードバック管理
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Developers Summit 2020 KANSAI / 2020-8-27 / Yusuke Kojima
© DENSO CORPORATION All RightsReserved.
Slack の Incoming Webhookで
簡易なフィードバック管理
2020/9/7
Serverless LT初心者向け #3
小島 優介
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Developers Summit 2020 KANSAI / 2020-8-27 / Yusuke Kojima
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自己紹介
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名前:小島 優介
業務:
C#でのツール開発業務のエンジニアリングマネージャー
Twitter:@kojimadev
https://twitter.com/kojimadev
コミュニティ運営:
「Serverless LT初心者向け」
https://serverlesslt.connpass.com/
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はじめに
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Slack の Incoming Webhook を用いて
アプリに対するユーザーからの要望や不具合報告などの
フィードバック管理を簡易的に実現する方法の紹介
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アプリを公開する際、フィードバックを管理したい
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Webサービスであっても
Android/iOSアプリであっても
ユーザーからの要望や、不具合報告など
ユーザーからのフィードバックを管理したいことは多い
個人開発のアプリやサービスなら
なおさらユーザーからのフィードバックを元に改善したい
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DB(Firebaseなど)にデータを登録するのは面倒
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ユーザーからの要望や不具合報告登録をDBに登録する場合
登録したデータを検索したり、表示したりするために
管理機能の開発が必要(面倒)
また、DBに登録されたことを通知する機能も欲しい(面倒)
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そこで Slack の Incoming Webhook
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Slack の Incoming Webhook を使えば
指定したチャンネルに要望や不具合報告を投稿可能
Slackなので、検索もしやすいし、通知にもなる
フリープランでも、直近10,000件まで投稿が記録できるので
アプリのユーザー数が多くなるまでは、簡易的な管理として十分
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実現方法は簡単
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1. フィードバック管理用のSlackのワークスペースを作成する
2. Incoming Webhook を用いてURLを取得する
(こちらのリンク先参照)
3. 上記URLを用いてSlackに投稿する機能を持つ
Web API を Azure Functions などで作成する
4. 上記の Web API を Webサービスやアプリから実行する
3. についての詳細を以降で解説
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C#でSlackに投稿(とても簡単)
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メンションの有無を設定
メッセージと投稿者名と
チャンネル名を設定
SlackのAPIに送信できる形式に変換
Slackに投稿
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Azureのアカウントを作成して、Visual Studioから
メニューを実行するだけで Web APIを作成可能
詳細はこちらのリンク先参照
C#でAzure Functionsを作成(とても簡単)
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新規作成するだけで雛形となるメソッドが作成される
実装はこれを少し変更するだけで良い
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実装変更は赤枠の2箇所を変更するだけ
Azure FunctionsからSlackに投稿する
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リクエストボディから
パラメータ取得
Slackに投稿するメソッドを
呼び出す
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Web APIの実行結果
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Web API のリクエストボディに json形式で
メッセージ、チャンネル名、メンション有無を指定して実行
#error_reportチャンネルに下図のように投稿される
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ユーザーフィードバック管理の例
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不具合報告、要望などの
用途ごとにチャンネルを分ける
不具合報告の例
問題を特定するための
情報を送信
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まとめ
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Slack の Incoming Webhook と
Azure Functions を用いることで
フィードバックの管理を簡単に実現できる
本発表で紹介したソースコードは以下のリポジトリで公開
https://github.com/kojimadev/SlackIncomingWebhook