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釜石リージョナルコーディネーター採用説明会
Date: 2015.02.18 Wed
Open: 19:00~(18:30より受付)
Place: fune (ちよだプラットフォーム1F)
復興と地方創生のあいだ。
~釜石リージョナルコーディネーター活動報告・採用説明会~
page. 2
目次
3.釜援隊の活動紹介
1.開会
2.基調講演
「どうしたら『復興』したと言えるのか?
~阪神・淡路大震災の経験から~」
5分
20分
20分
4.「復興」一言談義 35分
5.募集要項・エントリー方法説明 10分
6.質疑応答
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目次
1.開会
3.釜援隊の活動紹介
2.基調講演
「どうしたら『復興』したと言えるのか?
~阪神・淡路大震災の経験から~」
4.「復興」一言談義
5.募集要項・エントリー方法説明
6.質疑応答
5分
20分
20分
35分
10分
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基調講演
どうしたら
「復興」
したと言えるのか?
〜阪神・淡路大震災の経験から〜
立木 茂雄
page. 5
立木 茂雄(Tatsuki Shigeo)
❏役職
同志社大学社会学部 教授
❏略歴
1955年兵庫県生まれ。同志社大学社会学部教授。専門
は福祉防災学・家族研究・市民社会論。とくに大災害から
の長期的な生活復興過程の解明や、災害時要援護者支
援のあり方など、社会現象としての災害に対する防災学
を研究。
阪神・淡路大震災時には、関西学院救援ボランティア委
員会を組織し、約3ヶ月間で延べ7,500名の学生ボランテ
ィアのマネジメントにあたった。1997年から2005年まで被
災者復興支援会議メンバーとして被災者の自立支援を目
的とした被災者・支援者との直接対話や、生活復興に向
けた政策・施策の提言活動を続けてきた。
どうしたら「復興」したと言えるのか?
~阪神・淡路大震災の経験から~
2015年2月18日
同志社大学 社会学部
立木茂雄
目次
• 生活再建7要素
• 生活再建に至る2通りの道すじ
• 東日本大震災の被災者に当てはまるか?
生活を再建するとは
どういうことか?
生活を立て直すための7つの要素
1999年神戸市生活再建草の根検証検討会
(神戸市震災5年検証)
立木茂雄・林春男「TQM法に
よる市民の生活再建の総括
検証-草の根検証と生活再
建の鳥瞰図づくり」『都市政
策』104、2001, 123-141.
市民の生活再建実感
(神戸市草の根検証ワークショップ結果、99年7月~9月)
①すまい
②つながり
③まち
④こころとからだ
⑤そなえ
住宅被害 様々な
仮住まい先
すまいあって
の生活再建
自分が支援され
る立場になった
つながりから
理解・共感が
生まれた
新しいつながり
が生まれた
自律と連帯が
つながりの鍵
まちの全般的復
興はまだまだ
ハード先行の
復興。でもソ
フト面は?
活かしたい花・
緑・文化・そなえ
心の傷は今でも 心のケアは
今でも必要
対処資源の
利用
被災体験を意味
づけたい
個人でそなえるよ
うになったこと
地域でのそな
えには課題が
今後への提言
⑦行政の対応
タテ割り、融通な
さ、後見人的態度
への不満
広域避難者に情
報を、全国共通
の対応を
感謝や要望
⑥景気・生業・
くらしむき
景気の落ち込み、
地域経済の停滞
個人の生業への
影響
くらしむきは戻
ったが、余裕は
ない
からだの治療は
終わったが...
489
407
197
154 154
138
84
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
500
すまい まち そなえ
(30.1%)
(25.1%)
(12.1%)
(9.5%) (9.5%)
(8.5%)
(5.2%)
全体N=1623項目
生活再建構造の分野別カード枚数
行政との関わり
社会調査から見る
被災者の生活再建過程
1999年・2001年・2003年・2005年
兵庫県復興調査
生活復興過程の鳥瞰図
(2005年生活復興調査結果の概要)
震災体験の評価
震災の影響
生活復興感
公・共・私型の
社会意識
地域活動
地域における
人間関係の
豊かさ
復興過程
震災体験の評価
(⑧意味づけ
⑨継承・発信)
震災の影響
生活復興感
②つながり
公共への市民の参画・協働の芽生え
被害の緩和
復興過程
⑤そなえ
①すまい
⑥くらしむき
③まち
(地域活動)
④こころと
からだの
ストレス
-
+
+
-
+
+ +
+
+
+
+
重要他者と
の出会い⑦行政との
関わり
+
-
生活復興過程の鳥瞰図
(2005年生活復興調査結果の概要)
震災体験の評価
震災の影響
生活復興感
公・共・私型の
社会意識
地域活動
地域における
人間関係の
豊かさ
復興過程
震災体験の評価
(⑧意味づけ
⑨継承・発信)
震災の影響
生活復興感
②つながり
公共への市民の参画・協働の芽生え
被害の緩和
復興過程
⑤そなえ
①すまい
⑥くらしむき
③まち
(地域活動)
④こころと
からだの
ストレス
-
+
+
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+
+ +
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重要他者と
の出会い⑦行政との
関わり
+
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生活復興過程の鳥瞰図
(2005年生活復興調査結果の概要)
震災体験の評価
震災の影響
生活復興感
公・共・私型の
社会意識
地域活動
地域における
人間関係の
豊かさ
復興過程
震災体験の評価
(⑧意味づけ
⑨継承・発信)
震災の影響
生活復興感
②つながり
公共への市民の参画・協働の芽生え
被害の緩和
復興過程
⑤そなえ
①すまい
⑥くらしむき
③まち
(地域活動)
④こころと
からだの
ストレス
-
+
+
-
+
+ +
+
+
+
+
重要他者と
の出会い⑦行政との
関わり
+
-
2003年神戸市・2004年兵庫県
生活再建草の根検証検討会
(神戸市・兵庫県震災10年検証)
生活再建を進める上で重要だと指摘された意見群の変化:
震災5年目検証と10年目検証ワークショップの結果から
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
99年神戸市ワークショップ結果
03年神戸市ワークショップ結果
04年兵庫県南部地域ワークショップ結果
東日本大震災
被災地での取り組み
名取市生活再建検討
市民ワークショップ
(2013年1月27日)
プレハブ仮設
みなし仮設
在宅
住宅再建済み
生活再建を進める上で重要なこと
(投票によって重みづけた意見分布)
0
10
20
30
40
50
60
70
(2013年1月27日実施)
復興の教科書(fukko.org/)
2001年・2003年・2005年兵庫県復興調査の解説サイト
参考文献
• 立木茂雄(2011). 「1 被災者の生活再建 1.1 概説-基本的視点」(130-131)、「1
被災者の生活再建 1.4 暮らしの再建支援方策」(140-141)、ひょうご震災記念21
世紀研究機構災害対策全書編集企画委員会編『災害対策全書③復旧復興』、ぎ
ょうせい.
• Shigeo Tatsuki (2007). Long-term life recovery processes among survivors of the
1995 Kobe earthquake: 1999, 2001, 2003, and 2005 life recovery social survey
results, Journal of Disaster Research, 2, 6, 484-501.
• 立木茂雄・林春男・矢守克也・野田隆・田村圭子・木村玲欧(2004). 「阪神・淡路大
震災被災者の長期的な生活復興過程のモデル化とその検証:2003年兵庫県復
興調査データへの構造方程式モデリング(SEM)の適用」『地域安全学会論文集』,
6, 251-260.
• 立木茂雄(2004). 「神戸における「自律と連帯」の現在」『都市政策』(神戸都市問
題研究所)116号,, 88-105.
• 立木茂雄(2001).TQM法による市民の生活再建の総括検証-草の根検証と生活
再建の鳥瞰図づくり-『都市政策』 (神戸都市問題研究所)第104号, 123-141.
(著者ホームページ: www.tatsuki.org/)
page. 23
目次
1.開会
3.釜援隊の活動紹介
2.基調講演
「どうしたら『復興』したと言えるのか?
~阪神・淡路大震災の経験から~」
4.「復興」一言談義
5.募集要項・エントリー方法説明
6.質疑応答
5分
20分
20分
35分
10分
page. 24
釜石リージョナルコーディネーター(通称:釜援隊)
⇓ ⇓
「地域の 調整役」
page. 25
釜援隊プロフィール
No. 氏名 性別 年齢 担当(派遣先等) 前住居地 学歴 前職等
1 荒木淳 男性 52 マネジメント/デマンドバス 東京 東京工業大学
交通計画系コンサルタント、
自営業(一級建築士)
2 大林正英 男性 50 産業育成センター 東京 慶應義塾大学
銀行、システムセキュリティ系社
団法人
3 二宮雄岳 男性 48
平田地区/
マネジメントサポート
神奈川 東京農業大学 銀行(中小企業診断士)
4 黍原豊 男性 37 三陸ひとつなぎ自然学校 岩手 岩手大学
岩手県立児童館いわて子どもの
森、岩手子ども環境研究所
5 前川智克 男性 36 鵜住居地区 岩手 盛岡カレッジ・オブ・ビジネス 自営業(人材派遣)
6 手塚さや香 女性 35 釜石地方森林組合 岩手 立教大学 新聞社
7 齋藤学 男性 34 マネジメント/KamaPro 北海道 東海大学 流通研究所、NPO法人ねおす
8 山口政義 男性 32 唐丹地区 福井 東京大学大学院 テレビ番組制作、まちづくり企業
9 鹿島卓弥 男性 31 観光交流課 東京 日本大学 広告代理店
10 常陸奈緒子 女性 30
@リアスNPOサポートセン
ター
岩手
北海道教育大学、
アラスカ州立大学(留学)
青年海外協力隊(セネガル)
11 茨木いずみ 女性 28
マネジメントサポート/
広報
東京
一橋大学、
パリ政治学院(留学)
教育関連企業
12 加藤愛 女性 28 平田地区 東京 中部ファッション専門学校 マーケティング関連企業
13 中村博充 男性 28
マネジメント/
キリン絆プロジェクト
東京 兵庫県立大学 商社
14 下川翔太 男性 26 おはこざき市民会議 大阪 国際基督教大学 銀行
page. 26
釜援隊の概観
• 平成25年度より、復興支援員制度を活用した「釜援隊」を市事業として開始
• 釜援隊は釜石市より委嘱を受け、協議会と業務委託契約を結ぶ個人事業主の集合体。
市内NPOやまちづくりの議論をおこなう団体・市関係機関などを支援し、連携を促す
• 隊員の目標設定やリソースマッチングなど、マネジメント機能を内包する体制が特徴
A団体/地域 B団体/地域 C団体/地域
釜援隊
釜石市役所
RCF復興支援
チーム
企業
他地域
NPO・個人
連
携 連
携
支援
市内
市外
page. 27
大船渡市
三陸ひとつなぎ
自然学校 鵜住居
まちづくり協議会
産業育成センター
@リアス
おはこざき市民会議
平田地区
生活応援センター
唐丹地区
生活応援センター
観光交流課
森林組合
テーマ軸
地域軸
釜援隊の派遣先(活動エリア)
page. 28
@リアスNPO
サポートセンター
鵜住居まち協
唐丹地区生活応援センター
産
業
育
成
セ
ン
タ
ー
平田地区生活応援センター
地域軸
テーマ軸 産業・観光
コミュニティ・
まちづくり
生活・福祉
鵜住居
東部
平田
(嬉石・松原)
唐丹
観
光
交
流
課
三陸ひとつな
ぎ自然学校
釜援隊の協働先(エリア×テーマ)
釜
石
地
方
森
林
組
合
おはこざき市民会議
page. 29
❏買物弱者対策
岩手県立大学と連携して、復興公営住宅の
集会室にて無人販売実験。
【地域】住民の身近な課題を解決する・合意形成を促す
❏NPO・まちづくり協議会等の活動支援
各種会議の運営支援や、高台造成工事視察の
企画サポートなどを実施。
page. 30
【地域】コミュニティ内部・地域間の交流促進
❏スカットボール大会
地域対抗のスポーツ大会を行い、仮設住民と
地域住民間の交流を生むとともに、健康増進の
一環として練習を定期的に開催。
❏子どもと地域の関わりづくり
町内会、漁協、学校等と協力し、津波で流され
た卒業アルバムを自主制作してプレゼント。
また、海での遊びが疎遠になってしまった子ども達
に、シーカヤック体験や漁業見学などを通して
海と接する機会を増やす。
page. 31
❏馬文化再生プロジェクト
「馬と共に暮らす生活文化の再生」を通した、
ホースセラピーによる子どもケアや、
ホーストレッキングツアー等を企画中。
【観光】地域の資源を活かしたプログラム作り
page. 31
❏民泊&グリーンツーリズム
都市部からの観光客を対象とした民泊体験や
グリーンツーリズムで、地域内だけではなく地域外
との交流を促進。
page. 32
❏視察・取材の受入れ調整
小泉復興大臣政務官の視察の様子。
六次化プロジェクトの説明や、隊員との意見交
換、活動現場の視察をコーディネート。
【マネジメント】外部への窓口・内部の調整役
❏釜援隊の組織運営
各隊員の目標設定のサポート、協働先とのすり合
わせの他、チームで働く体制づくり、ミッション・ビジョ
ン等の策定、長期戦略の検討などの舵を取る。
page. 33
• 魅力を伝える
• 交流人口を
増やす
• 地域-行政の
コミュニケー
ション量を増やす
• 未来の担い手を
育てる
• 新しい生業を
創造する
• 国際化に寄与する
• ソトからの目線を
取り入れる
• 伝統を形にする
釜石の
DNAを
再認識する
釜石らしい
価値を
生み出す
釜石に
誇りを
もつ
釜石の
まちづくり
に関わる
人
釜援隊のビジョン&ミッション
なりわい
・住民の身近な課題を解決する
・住民間の合意形成を促す
page. 34
釜援隊のミッションとKPI
ビジョン
釜石のDNAを
再認識する
ミッション 本年度のKPI
• 伝統を形にする • 震災前の祭で再開を支援する祭の数2件
• 震災後再開した祭の参加団体増加数10団体
釜石らしい価値
を生み出す
• あたらしい生業を創造する • 地域資源を活用した新規事業数5件支援
• 事務局体制を整え地域内連携を5件支援
釜石に誇りを持
つ
釜石の
まちづくりに関わ
る
• 国際化に寄与する • 外国人の受け皿を用意する実績を2件支援
• 外国人受け入れ人数50人
• 魅力を伝える
• 交流人口を増やす
• Facebookにおいて釜石外のファン数を60%へ
• イベント前の情報発信・取材受付を10件実施
• 地域外を対象とした交流プログラムを20回実施
• 計200人の参加者へ釜石の情報を発信
• 地域間のコミュニケーション量
を増やす
• 未来の担い手を育てる
• コミュニケーションの場の創出、
及び質的向上を5カ所実施
• 釜石の雇用機会の説明会を都心で10回開催
• 説明会で系300人に雇用機会の情報を発信
• その結果30人の働き手を外部から呼び込む
• 住民の身近な課題を解決する
• 住民間の合意形成を促す
• 住民のQOL向上に繋がる事業を2事業支援
• 自治組織の設立・再編を支援すべく、5カ所の住民組
織の集まりに参画
復興支援員として
のミッション
page. 35
釜援隊の基本理念は中越から学び、釜石で磨いたもの
経済が右肩上がりの時代と右肩下がりの
時代では、「復興」の意味が異なる
年
GDP/人口
1945 1964
復旧=復興
発災
発災
復旧≒復興
2004 2020
復興活動に関わってきた者ほど、
ハード復旧後に「復興」を実感している
出所:『震災復興が語る農山村再生-地域づくりの本質-』p.54,62を元に作成
1
10
21
18
82
44
1
0
2
3
7
5
7
45
37
11
38
4
3
3
6
4
10
1
0% 20% 40% 60% 80% 100%
その他
関係ない
わからない
あまり積極的に参加しな…
まあまま参加した
積極的に参加した
その他
関係な
い
わからな
い
あまり積
極的に
参加し
なかった
まあまま
参加し
た
積極的
に参加
した
復興したと感じる 1 10 21 18 82 44
復興したと感じない 1 0 2 3 7 5
関係ない 7 45 37 11 38 4
非回答 3 3 6 4 10 1
復興したと感じる 復興したと感じない 関係ない 非回答
<アンケート調査2012年8月、復興プロセス研究会><イメージ図>
中越地震は右肩下がりの時代の復興を、
日本ではじめて定義した震災。
中越での学びが釜援隊にも生きている。
page. 36
釜石市における釜援隊の役割と、その可能性
• コミュニティの活性、セクター間連携
• 民間ノウハウ×ソトモノのモチベーション
によるチャレンジ誘発
(0から1を生み出す機会)
• キャリア形成の機会
• 社会貢献欲の充足
• 外部人材活用の先行事例
• 都市と地方における人口移動
釜援隊の可能性釜石市における釜援隊の役割
震災によって拡大
した公領域の補完
原型復旧にとどまらない
「復興」の実践
○ “半官半民のコーディネーター”
× “役場/地域のお手伝いさん”
To 釜石
To 隊員
To 他地域
釜援隊は単なる“支援員”ではなく、釜石の新たな復興まちづくりを推進する存在。
マネジメント機能を強化し、外部人材を活用した地域づくりのモデル形成を目指す。
page. 37
釜石での暮らし①
外食も充実♪おすそ分けもすごいんです。 女子1人でも
入りやすい♪
お米カフェ
目指せ全店制覇!
釜石ラーメン
期間限定!
さくら牡蠣パスタ
スープも残さず…
帰宅したら…
ワカメがどっさり!
page. 38
釜石での暮らし②
釜石ならではのレジャーが盛りだくさん!
時には仮設で
鍋を囲み…
郷土料理を
教わったり…
女子力UP…!?
時には雪玉を手に
共に戦い…
釜石の料理名人
page. 39
釜石での暮らし③
日常に必要な施設もひと通りそろっています。
page. 40
目次
1.開会
3.釜援隊の活動紹介
2.基調講演
「どうしたら『復興』したと言えるのか?
~阪神・淡路大震災の経験から~」
4.「復興」一言談義
5.募集要項・エントリー方法説明
6.質疑応答
5分
20分
20分
35分
10分
page. 41
「復興」一言談義
page. 42
中村 博充(Nakamura Hiromitsu )
❏所属
釜石リージョナルコーディネーター
マネージャー
❏活動内容
市内各所と連携して釜石の復興課題解決に取り組む為
に、釜援隊の活動目標の設定や、採用活動まとめ等の組
織運営を担当。
また、外部企業と市内外のリソースのマッチングを実施。
別途、専属で担当しているプロジェクトとして、水産業の
6次化・活性化に向けて、市内事業者の連携と新製品の
開発支援を担当。
半導体商社勤務を経て現職。
page. 43
登壇者紹介
山口 政義
❏恊働先
唐丹地区生活応援センター
❏活動内容
唐丹地区の住民主体のまちを目指
し、住民や地域同士の連携促進、
住民と行政の関係構築を行う。
地域づくりの法人をを経て現職。
齋藤 学
❏恊働先
釜援隊マネージャー
❏略歴
釜援隊の現場隊員の業務が上
手く回るよう、業務の検討や恊働
先との調整を担当。
NPO法人を経て現職。
手塚 さや香
❏恊働先
釜石地方森林組合
❏活動内容
林業従事者の育成やUIターン
者の増加に向けて、森林組合の
林業スクールの企画、運営を担
当。新聞記者を経て現職。
page. 44
談義1.一言で言うと
自分が釜石に
提供している価値とは?
page. 45
一言談義1. 自分が釜石に提供している価値とは?
ヨソモノ視点
メディア視点
岩手県内視点
バランス
地域に今までなかった役割
を担っている山口:
手塚:
齋藤:
page. 46
談義2.一言で言うと
釜援隊とは何か?
page. 47
一言談義2. 釜援隊とは何か?
セミプロ集団
でこぼこ
結果が出た時に
判断してもらえばいい山口:
手塚:
齋藤:
page. 48
談義3.一言で言うと
どうしたら
復興と言えるのか?
page. 49
一言談義3. どうしたら復興と言えるのか?
多くの人が「震災で失ったもの
は大きかったが、得たものも
あった」と思えるようになったら
皆が言わなくなった時
客観的にはまわりが
忘れた時、主観的には
いつまでも終わらない
山口:
手塚:
齋藤:
page. 50
目次
1.開会
3.釜援隊の活動紹介
2.基調講演
「どうしたら『復興』したと言えるのか?
~阪神・淡路大震災の経験から~」
4.「復興」一言談義
5.募集要項・エントリー方法説明
6.質疑応答
5分
20分
20分
35分
10分
page. 51
観光 地域コミュニティ
アシスタント
(マネジメント)
今回募集するポジションは3つ。
page. 52
職種・領域 業務内容 背景
【ミッション】 観光客数・単価↗
• ターゲット選定~地域資源を生かした
ツアープログラム企画~プロモーション
• ボランティアガイド会の育成・コーディネート
• 観光プレーヤー間の連携促進 等
【ミッション】 市民力↗
• 住宅再建によって形成される新たな
コミュニティにおける自治力の強化
• 観光・産業領域で活動するコーディネーター
との協働による、地域活性プロジェクトの
企画・実施 等
【ミッション】 釜援隊の組織基盤強化
• 釜援隊全体のプロモーション
• 総務関連事務
• 個別プロジェクト
観光
地域
コミュニティ
アシスタント
(マネジメント)
コ
ー
デ
ィ
ネ
ー
タ
ー
今回募集するポジション
• ユネスコ世界遺産登録(2015)、
ラグビーワールドカップ開催(2019)
などの大いなる機会
• 震災後にボランティアなどを通じて関係
性を育んできた分厚い交流人口
• 被災された方々の物理的移動に伴い、
新たなコミュニティ形成が求められる
• 社会的課題として、地域のことは地域
で決めるという住民自治を推進していく
必要
page. 53
求める人物像
マインド
その他
• ストレス耐性
… 慣れない環境(土地・人・仕事)に順応する
• ポジティブ思考
… できない理由より、やれる方法を
• 巻き込み力
… チームをつくる、市内外の資源をつなげる
• ITリテラシー
… Word, Excel, PowerPoint, SNS利用など
• 応募職種に関連する「なにか」
• 普通自動車免許
• いつも笑顔で
スキル
page. 54
募集要項
• 最大4名
• 釜援隊協議会との業務委託契約(フリーランス)
• 平成27年5月~平成28年3月(毎年4月更新・最長5年)
• 年間報酬約300万円(12分割にて報酬支払い)
• 住居・車両を無償で貸与 (市外から転入される方)
• 活動経費・交通費支給
• 各種研修制度
• 原則週休2日制(業務状況に応じて、自由に設定)
• 年齢20歳以上、65歳未満の心身ともに健康な方
• 生活の拠点を釜石市に移すことができる方
• 普通自動車運転免許を有する方
募集人数
契約期間
待遇
応募条件
休日・休暇
page. 55
採用プロセス
説明会開催 エントリー
書類選考
面接試験
合否連絡 勤務開始
本日 3月1日〆切 3月12日~16日頃 3月20日頃 5月~
下記3点を提出。
・「エントリーシート」
・「履歴書」
・「職務履歴書」
提出先は、
saiyou@kamaentai.org
提出書類は市HPより
ダウンロード
http://www.city.kamai
shi.iwate.jp/index.cfm/
7,33610,118,html
説明会に参加しなく
てもエントリー可
個別または集団で
面接実施。
会場は東京or釜石
メールor電話にて
連絡
開始時期は相談可
お問い合わせは
info@kamaentai.orgまで
page. 56
目次
1.開会
3.釜援隊の活動紹介
2.基調講演
「どうしたら『復興』したと言えるのか?
~阪神・淡路大震災の経験から~」
4.「復興」一言談義
5.募集要項・エントリー方法説明
6.質疑応答
5分
20分
20分
35分
10分

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