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2017年ブランディング戦略のための四大トレンド
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本文の版権は東方線上研究グループに属します。
2017 年ブランディング戦略のための四大トレンド
東方線上 Associate Director 楊少夫(Ethan)
2017 年の幕開け。今こそ経営責任者は大きく舵を切り、果敢に新戦略を打ち出すべきだ。
東方線上は消費者動向研究データを用い、2017 年の消費行動の二大変化および市場の四
大トレンドを導き出した。これはマーケティング、ブランディング、そして企業経営にとっても見逃せ
ないチャンスだ。
消費者心理の変化:友達のいいね!が生む安心感
国立政治大学企業管理研究所の別蓮蒂教授は、東方線上のデータベースに基づく研究か
ら、現在の消費者行為を「遠方からの参与」と表現した。消費行動は独立した個人の行為だ
が、実際は遠くにいる友達の意見によって生まれた大衆の力が、購買意思決定に影響を及ぼ
しているという。
東方線上研究グループの一つ東方快線が 11 月に行ったインターネット調査では、4 割もの
人々が「遠方からの参与」の影響を感じており、買い物やイベントの様子を SNS にアップまたはシ
ェアして他人に褒められることに喜びを感じている。20~50 代の 1000 名のうち 4 割近くは、二者
択一式の質問で「自分の服装が SNS で友達から褒められると嬉しい」、「友人と一緒の写真を
SNS で発信するのが好き」と回答した。「遠方からの参与」の影響はこれだけにとどまらない。実に
25%以上の人々が「街で洋服を買う際に LINE で友達の意見を聞いてから決める」と答えたの
だ。
東方線上はこの現象を「個衆効果(Individual & Collective)」と名づけた。つまり台湾の消
費者はソーシャルメディアの強い影響力の下、人々の消費行為(個)がネット上の友達の意
見(衆)の影響を受けやすくなっている。
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本文の版権は東方線上研究グループに属します。
与えているのだ。
4. 揺らぐブランド価値。SNS の力で無名ブランドに道が開ける
・ 「人気商品」の再定義
一時期台湾で流行したカラオケマイクやスニーカーの「NMD」などは、全てターゲット層の間で
多くの高い評判の声が生まれ、消費者に「流行ってる」「買わなきゃ」「自分もほしい」と思わせた。
東方快線の調査によれば、85%が「Facebook で同じ商品を何度も眼にすれば、それが友達の
間で流行している商品だと判断」し、71.9%が「聞いたことのない新商品でも、多くの人が『人気』
と言えば、単なる特定のニッチ市場の人気商品だとは思わない」と答えている。
・ 新規ブランドの突破口
「Everything Live」と「群衆の力」の流れによって、新規ブランド参入の可能性はこれまで以上
に広がる。名もないブランドでも、友達の評価であれば消費者は先入観なく誠実に目を向けてく
れる。新規ブランドにとっては大きなチャンスだ。最も直接的なブランド選択を見ても、80%近くの
人は「知らないブランドや食品でもネット上で友達の薦めがあれば試してみたい」と答えている。