水風呂道
- 5. サウナと水風呂の関係
■ 最近、サウナブームですね
– 「サ道」という言い方もされます。
– 「サウナ – 水風呂 – 外気浴」というルーチンで楽しまれると思います。
– だけどね、水風呂だけでも「ととのう」事はできるんです
■ サウナと水風呂と「ととのい」
– サウナで体温を上げ、水風呂で表面を冷却することで、解放感を味わいます。
所謂「ととのい」。
■ これ、実は日本だけっぽいです。フィンランドでは水風呂自体が無かったりするよ
うです。
これ、サウナに入らないとととのわないのでしょうか?
- 8. サ道と水風呂道の違い(2)
体感も違います
■ サウナととのい
– 休憩時に「ととのう」
– 外気浴で体内の温度を体表面に移している感じ
– 内部→外部 への、広がりを感じる熱の伝わり方
– 熱の放散なので、10分くらいあれば体温は元に戻ることができる
■ 水風呂道
– 水風呂内で「ととのう」
– 体の芯まで冷やすので、外部から温度を取り込む感じ
– 外部→内部 への、外気に体が解ける感じ
– 外部から熱を取り込むので、休憩に非常に時間がかかる
– 滝行と同じ感じ。
- 11. (LTの時間が無いはずなので)簡潔に
■ 掛水してから入ろう
– 「急に水風呂に入ると冷たくて気持ちいい」という人もいますが、身体負荷が
高いので掛水で体を慣らしてから入りましょう
■ 足先→大腿部→胴体→左右腕部→胸部→頭部、にかけるのがお勧めです。
■ 末端から、順次慣らしていくのが重要
■ 低体温症に気を付けよう
– 一般財団法人 海技振興センター「船員の低体温症対策ガイドブック」
http://www.maritime-forum.jp/et/pdf/h28_Guidelines_for_Controlling_Hypothermia_at_Sea_jp.pdf
■ 体温が35度以下になると、軽度低体温症です。
■ 震えが止まらない、思考力・判断力の低下、等が起きます。
■ ここまで行く前に、出ましょう。
■ 特殊な訓練を積むまでは、やりすぎないように。
■ 体の反応を確認しましょう
– 心を落ち着かせ、水の音やサウナの香りを楽しみましょう
– 次第に、呼吸が暖かく/冷たく感じ、周囲の音が澄んで聞こえるタイミングが
あります。これをととのいと私は呼んでいます。(悟りともいう)
– 徐々に体が動かなくなるので、出ましょう。最初は早めに上がりましょう。
- 18. LTでお話しできなかった、細かい事
■ サウナ水風呂と水風呂道は、感じ方が違う
– サウナ水風呂:体内で生まれる熱が、体表に向かって流れて、平滑化する
– 水風呂道:外気から熱を得て、体表から深部に流れ、平滑化する
■ 冷えすぎて自分の熱で体を温められない?
■ 水風呂は、危険
– 急に入るのは危険
■ 心停止するよ?
– 長く入るのも危険
■ 低体温症になる可能性が高い。自部で水風呂から出られなくなる。RIP。
■ 限界を攻めてはいけない。長く入るからえらい、悟れるからえらい、は無い。
■ 水風呂道
– 低体温による、死との彷徨いにより、悟りを開く事。
– なので、限界を超えると、三途の川を超えます。そうなっても僕は知らないよ。
■ サウナ含めて
– ととのわなくてもいいのです。周りを不快にさせず、自分が楽しめればよい。
– フィンランドではととのいは無い。Repeat after me “フィンランドではととのいは無い”